二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1731842814295.png-(1151848 B)
1151848 B24/11/17(日)20:26:54No.1254156126そうだねx5 21:27頃消えます
インデックス614フェーズ3出来ました
fu4261833.txt
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/11/17(日)20:27:07No.1254156254+
「……ごめんね!」
楽音の左腕に、沈静化プログラムが打ち込まれる
「ウぁ…く…!からダ…ウご…!ア゛ァ゛っ゛!」
彼女の動きがわずかに鈍るが、楽音は変わらずもがいたままだった
「ラクネ…大人しくしてくれ…!」
「沈静プログラムが効いてないのか…?教授!」
『ふむ…想定よりも効き目が薄い…もう一つ投与してみてくれ。』
ユウの指示で、司は彼女の首筋にインジェクターを使用した。
「ぁ………ぅぅ……………」
規定量の二倍の沈静化プログラムを投与されたためか、彼女の体から力が抜け、少しぐったりとしだす。
「離しても…大丈夫…かな?」
その様子を見て、皆は楽音の拘束を緩め始めた。
雪奈の魔術が解け、動けるようになった優華子は楽音の背後から正面へと移動し、正面から抱きつくように彼女を拘束した。
224/11/17(日)20:27:20No.1254156362+
「ユカコ、そこじゃ危ないんじゃないか?」
メルヴァモンは楽音の左腕を離し優華子の方を見た。
「そんなこと百も承知ですことよ。何より………その程度の覚悟で、この場に立ってはおりませんわ」
「そうか…頼んだぞ。」
司も楽音の左腕を離した。バングルを交換するには、彼女の左腕を拘束しておくことはできないからだ。
「うまく行ったようだね。雪奈、こっちに来てくれ。」
「あ…はい!」
舞い降りたホーリーエンジェモンは雪奈を呼び寄せた。
「雪奈、これが新品のバングルだ。ガイドに従えばいい。頼むよ。」
「…はい!やってみせます!」
幾本もの針がついている物々しい機器を手に、彼女はブリーフィングの説明を思い出していた。
「あの…これって…かなり痛いんですよね?少しでも…和らげてあげることって出来ないんですか?」
『その質問には僕が答えよう。ホーリーエンジェモンはオーセンティケーションモードの準備に専念してくれ。』
「了解です教授。」
324/11/17(日)20:27:33No.1254156482+
『それで…痛みの抑制だが…端的に言って無理だ。彼女の継続した抑制には神経に直接コネクトする必要がある。その針は薬剤投与と神経接続のためのもので…神経接続の過程で単純に針が刺さる以上の痛みをもたらす。その痛みは…仮に彼女に麻酔が効いたとしても緩和はできない。』
「そう…ですか」
『もう少し別の形式も考えてはいるんだけどね…今回は急いで新品を用意しなきゃならなかったから改良する暇がなかったんだ。ともかく、君が気に病む必要はないよ。』
「教授、起動準備できました。」
『よし…始めよう。覚悟はいいね?』
「はい。」
「バングルが外れた瞬間が最も力が強くなる。みんな気をつけてくれ。」
ホーリーエンジェモンはバングルに手を添えながら、皆に注意を促した。
424/11/17(日)20:27:55No.1254156681+
「おやおや…ゴグマモンもだいぶ捌けてきましたね…」
ネオデスモンは影に広がることで、自らの軍勢の減少を感じていた。
「灰庭音糸、撤退を許可しましょう。報酬はいくら欲しいですか?」
「複数の指定口座に合計で10億Bit、じゃ。…「またね」の方がいい?」
彼は自軍のオブリビモンに指示を出し、銀行のシステムをハッキング、支払いを完了させた。
「では、また、どこかでお会いしましょう。」
彼は通信を終了させた。
「さて…私はもっと面白いことをしますか。」
524/11/17(日)20:28:17No.1254156885+
「オーセンティケーションモード起動。緊急コード、KM-HA。」
ホーリーエンジェモンの声に呼応し、デジヴァイスバングルの画面が緑色に光った。
故障していようと、この機能はちゃんと働いているようだ。
バングルから光が放たれ、ホーリーエンジェモンをスキャンする。
「Designated Digicore authenticated. Unlock and detach the bangle?」
無事に認証は成功したようで、バングルは取り外しの待機状態へと移行した。
しかし、そのまま上手く行くわけもなかった。
「はぁぁッ!!」
624/11/17(日)20:28:28No.1254156986+
辺りに地響きが轟く。
「我が主の玩具を弄ってもらっては困る。死影の名の元…タクティモン、参る!」
「死影…アイツもネオデスモンの配下か!」
司の予想は正しかった。そこに現れたのは、タクティモン:影備え。ネオデスモンの配下の中でも強力なデジモンだった。
「…ここで邪魔されるわけにはいかない。私たちは端末の交換に専念する。向こうの対処は君たちに任せた」
ホーリーエンジェモンは少し焦った様子を見せていた。
「了解、行くぞメルヴァモン!」
「ズワルトとアローもアタシ達と一緒に来てくれ!」
「わかった!」「了解!」
724/11/17(日)20:28:42No.1254157166+
続きはtxtからどうぞ
824/11/17(日)20:41:36No.1254164688+
怖いなぁ死のスピリット!?
924/11/17(日)20:43:57No.1254166074+
ということでフェーズ4後始末開始です
楽音に自分が何をしたのかちゃんと教えてあげましょう
https://docs.google.com/document/d/1XaIyb9_OanX5MUzkdCUw4vuhusO2UPpOSiNWq-6PlDc/edit?tab=t.0
1024/11/17(日)21:01:37No.1254174753+
優華子ちゃん…男だぜ
1124/11/17(日)21:02:51No.1254175276+
当面の危機はさったようで一安心…あとは後始末か
1224/11/17(日)21:13:34No.1254180324+
楽音ちゃんひとまず助かってよかった…
後始末どうしようかな…?
1324/11/17(日)21:21:53No.1254184419+
なんならうちの子も隣で正座させた方がいい気がしてきた


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