魔物使い 男 17歳 アリアハン生まれのアリアハン育ち。勇者の幼馴染みで物心ついた頃から魔物が大好き。 しかしここ数年は大人しいと言われるアリアハン周辺の魔物まで凶暴になっており不審に思っていた。 勇者が王様に呼び出された際のやりとりを盗み見た彼は魔王バラモスのことを知り、バラモスのせいで魔物がおかしくなったのだと思い諸悪の根源たる魔王を倒して魔物を自然の状態に戻すために勇者に同行することになる。 彼は知らないが両親は魔王軍に襲われたテドンからアリアハンへと逃げ延びた難民であり、それゆえ両親は息子の魔物好きには理解がない。 魔物に関すること以外はバカ。 武闘家 女 15歳 カザーブ生まれのアリアハン育ちで勇者の幼馴染み。 父はカザーブの高名な武闘家だったが彼女が生まれてすぐに死んでしまい母親の出身地であるアリアハンへと移住することとなる。 父親のことは何も覚えていないが、むしろそれ故か父への憧憬が強く物心ついた頃から格闘技を学び自身が最強の武闘家になることによって父へと近づこうとしている。勇者に付いていくことにしたのはそのための武者修行と魔物使いに片思いしているためである。 格闘技に関すること以外は超バカ。 魔法使い 女 19歳 カザーブ生まれのアリアハン育ちで武闘家の姉。 生まれたときから微弱な魔力を帯びていて喋るよりも先に本を読んでいた秀才。非常に知識欲が強く好奇心旺盛だったため大人の目を盗んで村の外に抜け出すことも度々あったが、ある日モンスターに襲われて助けに来た父が自分の身代わりになって死んでしまう。父の死に自責の念を持っているためか、アリアハンに移住してからは活発さを失い部屋に籠って本を読むばかりの日々に。アリアハンの宮廷魔術師見習いとしての仕官が決まっていたが、妹が旅に出ると言い出したため仕官を辞退して妹だけは死なせまいと同行することにする。 チームの中ではぶっちぎりの常識人だが頭でっかちな面もあり天然ボケをかますことも多々ある。 なお、バハラタで風土病に罹り一時旅から離脱。その際に旅を続けるなら攻撃の魔法だけでなく癒しの魔法も必要だと実感することに。 商人 女 25歳 バハラタ生まれのバハラタ育ち。 バハラタからアッサラームを経てイシスへと至る交易路を開拓して一代で財を築いた大商人であり冒険家を祖父に持つ。祖父はあるホビットと親友になりアッサラームへと楽に抜けられる隠し道を交易路としていたが、次第に金欲に塗れるようになったことによりホビットと仲違いをして隠し道は封鎖されてしまう。そのせいで一家は没落、商人女の父も若くしてこの世を去ってしまいすっかり落ちぶれてしまう。そんな折、西からやって来たという勇者一行と出会い、ポルトガ王からの仕事を請けている彼らに金の匂いを嗅ぎ取って魔法使い女が熱病でダウンした代わりとして彼らの旅に無理矢理同行する。 彼女の夢は祖父が成し遂げられなかった海路での大交易路を作り上げて一大貿易拠点を作り上げることである。そのためか死ぬほど金にがめつい。