・遊び人 グラ:D 25歳♀ 声:うるわし 性格:セクシーギャル 明るさの中にどことなく色気と包み込むようなオーラを感じさせる大人のお姉さん。 昔から勇者の事を妹分だと公言して可愛がってくれていた。 基本的にはルイーダの酒場でウェイター兼コンパニオンとして働いている。 普段の態度から感じさせないが、接客においては巧みな話術を誇る。 意外にも話題のジャンルは非常に幅広く、深い教養や知識を必要とする会話にも難なくこなす事ができる。 また貴族のタブーにも詳しい為、豪商や貴族などからの人気も高い売れっ子。 勇者が旅立つ際にはその広い人脈を活かして、自信を含む適切な仲間を集めてきた。 戦闘ではあまり役に立たないが、その持ち前の話術と交渉術を持って新しい街に辿り着いた時に活躍してくれる。 元々は「きれもの」の学問を貴ぶ他国の貴族階級出身。 幼少の頃から神童と称えられ続け、将来は賢者に至るのも間違いなしと有望視されていた。 しかし、称えはされるが他者を寄せ付けぬ氷の様な冷えた態度によって、友人と呼べる者は一人もいなかった。 それでも、そんな自分とは違い明るく純粋な妹が、お姉ちゃんお姉ちゃんと慕ってくれていたので他は全て不要だった。 …だが、自身に過失は無いが、原因の一旦となる形で最愛の妹を失う。 それを切欠に杖を折り本を破り、家も名前も捨てて流れ流れ落ちて世界の田舎であるアリアハンに1人辿り着く。 そこでかつての自分を多い被すように、妹にもっとこのような触れてやればよかったと思う仮面を被って刹那的に暮らしていく。 このまま、この世界から忘れられた僻地で、魔王の手による破滅が何時か訪れるその時を待とう……。 そう思っていたのに彼女は見つけてしまった。 かつての妹の様な明るく純粋な子を。 そしてその明晰な頭脳で悟ってしまった。 …この子は  何時か  壊れる。