二次元裏@ふたば

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181326 B24/11/10(日)20:11:21No.1251856817+ 21:11頃消えます
私はお姉ちゃんが大好きだ。小さい子供のころから、毎日のようにそう言っている。
昔は私の言葉を顔を綻ばせながら受け入れてくれていたお姉ちゃんは、いつしか笑わなくなった。
自由に走れなくなって、ターフを先頭で駆け抜けられなくなって、同期の活躍を喜べなくなって。
私のお姉ちゃんは、あの日から壊れた。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/11/10(日)20:11:42No.1251856971+
悔しかった。お姉ちゃんはとっても強いのに。私は小さいころ、かけっこでいつも負けていた。
誰よりも速く、強いはずなのに。体格も筋肉も、私より恵まれていたのに。
『今度の新人ウマ娘すごいよなあ!姉はああなっちまったけどな』
『全然似てないよね、脚壊さなきゃいいんだけど』
私は走った。ずっと走ることが好きだったけど、次第に私は別の意味を込めて走っていた。証明だ。
妹の私が走ることで、姉のあなたの強さも証明して見せる。私が負けなければ、あなたの強さも高まる。
挫折もあった。失敗もあった。アクシデントもあった。でも私は、最後には勝利することができた。
無敗三冠。G17勝。あなたが挑めなかった、挑む権利すら奪われたレースを私は先頭で駆け抜けた。
その先にはいつもお姉ちゃんがいた。昔のように笑って、私を置いてけぼりにするお姉ちゃんが。
これでお姉ちゃんは帰ってくる。そう思った。
224/11/10(日)20:11:55No.1251857081+
お姉ちゃんは戻らなかった。むしろ、私を見る目つきがより険しくなっていった。
『ディープ、私なんかに構うな。お前はもっと輝いた場所にいるべき人間なんだ』
『もう…私を一人にしておいてくれ…お前は私とは違う』
なんでだろう。何を間違えたんだろう。私の栄光と勝利は、全部あなたのためのものなのに。
姉妹なのに、なんでこんなに心が遠いんだろう。
どうすればまた なかよくなれるのかな。
324/11/10(日)20:12:24No.1251857342+
そんな時だった。トレセン学園の近くにあるアパートの一室の噂を聞いたのは。
なんでも一部のウマ娘たちが女の子同士で…そういう関係になっていて、そういう子たちの共同生活の場なのだとか。
私は「親子」を自称している子たちに話を聞いてみることにした。
ダービーウマ娘の先輩、スペシャルウィークさん。ダブルティアラウマ娘、ブエナビスタちゃん。そして私の同期、シーザリオ。
年齢も違うし生まれも育ちも親も違うのに、3人はお互いを家族と称している。そして実際、とても仲がいい。
シーザリオの最も仲のいい友達と言えばラインクラフトだと思っていたけど、それでも敵わないくらいの親密さだった。
「ザリオすっごい幸せそうプイね!」
「うん!私今とっても…幸せなの」
「そういえば、毎日3人でどんな感じで過ごしてるんだプイ?」
「………見る?」
そして3人はお互いにスマホを取り出して、淫靡な顔をして嗤った。
424/11/10(日)20:13:18No.1251857805+
その夜、私はお姉ちゃんの部屋に入った。ソファに座ってテレビを見ている、そう見えるけど、その意識は画面にない。
横に座ると、いつも通り…いや、それ以上に接近する。手を握り、半身をぴったりと寄せる。
いつもと違う動きに少し身じろぎするけど、結局お姉ちゃんはそのまま座っている。暖かい。
練習していた通りに、私はお姉ちゃんを捕まえる。突然腕を掴み、押し倒す。身体は馬乗りになって抑え込む。
私は拍子抜けした。隙を突いたとはいえ、あまりにも簡単に抑え込めたからだ。
「でぃ、ディープ…?何してるんだ…?」
お姉ちゃんの戸惑うような声。弱々しくて頼りない、でも私の大好きなお姉ちゃんの声。身体の奥が燃え上がった。
私はお姉ちゃんの唇を奪った。
「んむうううっ!?」
「んむっ…んっ…」
柔らかい唇をいっぱいに吸う。心の奥から気持ちが湧き上がってくる。好き。好き。好きだ。
524/11/10(日)20:14:09No.1251858290+
「ぷはっ!えへへ、お姉ちゃん♪」
「ディープっ!?一体何するんだ…」
「何って、ずっと前から言ってるでしょ?私は、お姉ちゃんが好き」
「それは姉妹だから…」
「違うよ。"こういう"意味で好きなの」
いつからか私の中に生まれた思い、あるいは欲望。大好きなお姉ちゃんを私のものにしたいという、それ。
お昼にザリオちゃんたちが見せてくれた映像…三匹の獣の淫らな交わり。そして確かに溢れていた愛情。
私はそれを観てようやく気付いた。私がずっとお姉ちゃんに抱いていた想い、その正体を。
「私ね、お姉ちゃんに昔みたいに笑って欲しかったんだ」
「…ディープ」
お姉ちゃんの顔。私を見るその顔に、昔の影が一瞬戻った。
「お姉ちゃんは私の憧れで、ヒーローだったから…でもわかったの」
624/11/10(日)20:14:34No.1251858525+
「私はお姉ちゃんが好き。昔みたいにかっこよくて強くて頼れるお姉ちゃんじゃなくなっても、私の、私だけのものにしたい」
私は今、どんな顔をしているのかな。
「一つになろう?お姉ちゃん」
「や」
言わせない。次の言葉を紡ぐ前に、私は唇をまた塞いだ。返事なんていらない。
右手は胸のボタンを外して服を開く。左手は脚の間に滑り込み、太ももをさすり脚の付け根に近づいていく。
私があなたを裸に剥いていく。私も裸になっていく。肌と肌が触れ合う。
夜が更けるまでは、あまりにも長い時間があった。
724/11/10(日)20:15:22No.1251859016+
鳥の声で目を覚ますと、傍らには裸のお姉ちゃんが眠っていた。いつも早起きなお姉ちゃん。寝顔を見たのは久しぶりだ。
夢の中では、苦しい思い出も忘れられるのかな。わからないけど、その寝顔はとても穏やかだった。
何かわからない液体の乾いた跡が幾筋も走る顔を、私はやさしく撫でる。
「お疲れ様、『お姉ちゃん』。これからは私…『ディープインパクトのお嫁さん』として、ゆっくりしようね」
カーテンとブラインドの隙間から差し込んだ朝日に照らされた、その顔がわずかにほほ笑んだように見えた。
824/11/10(日)20:16:29No.1251859599そうだねx4
プイプイと姉上のインモラルが度々話題になるので書いてみたくなりました
924/11/10(日)20:16:55No.1251859821そうだねx3
もうやめろ…私はお前が…
1024/11/10(日)20:18:06No.1251860441そうだねx5
>もうやめろ…私はお前が…
(塞がれる唇)
1124/11/10(日)20:20:31No.1251861692+
気味が悪かった
1224/11/10(日)20:22:01No.1251862489+
プイプイの名前自体はインパクトの方だから姉者が名前呼ぶならディープ呼びはおかしくねえか?
1324/11/10(日)20:22:11No.1251862566+
>気持ちが悪かった
1424/11/10(日)20:24:48No.1251864027そうだねx5
>プイプイの名前自体はインパクトの方だから姉者が名前呼ぶならディープ呼びはおかしくねえか?
まあそれは昔の幻覚からそうだったからで納得しておこう
1524/11/10(日)20:28:56No.1251866249そうだねx2
>私が悪かった
だから私に生まれて来た意味を植え付けるなディープ…
1624/11/10(日)20:29:58No.1251866786そうだねx2
とうとう派生したか…
1724/11/10(日)20:30:41No.1251867140+
>>私が悪かった
>だから私に生まれて来た意味を植え付けるなディープ…
原作でキタサンブラック出してる時点で手遅れプイ
1824/11/10(日)20:31:06No.1251867341+
こんなものの為に生まれたんじゃない…
1924/11/10(日)20:31:47No.1251867697そうだねx3
プイプイは冠名関係なしに『ディープインパクト』で一つの名前だからディープ呼びでも全然おかしくないぜ
2024/11/10(日)20:33:16No.1251868429そうだねx4
ディープの冠名は別の人の所だからな
2124/11/10(日)20:34:21No.1251869036そうだねx1
👀…
2224/11/10(日)20:35:06No.1251869424+
>原作でキタサンブラック出してる時点で手遅れプイ
お前の子ではない…
2324/11/10(日)20:41:43No.1251873154そうだねx3
きっききき危険な配ごごごごご
2424/11/10(日)21:06:35No.1251884848+
赤字なので言いますがもっとプイタイ欲しいです…
2524/11/10(日)21:08:48No.1251885918+
👻…


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