デジヴァイスValにほむらの生きたいと強く願う心が注ぎ込まれることで、ブラックシャウトモンが進化した新たなる境地。 テイマーとの強いリンクにより、頭部がほむらを思わせるようなカラーリングになっている。 この姿に進化するには、上述の通りテイマーの強い想いや錬金術、後述のAmp因子など様々な要素が絡みあう必要があるため、ほぼ奇跡と言っても良いだろう。 背面にはブラックシャウトモンの時から愛用するマクフィルド社製ギターの『La Bella Guerra』(ラベラゲッラ)をマウントするため、ベレンヘーナは2丁とも足にマウントしている。 また、La Bella Guerraには彼がその場の勢いで作ったFatal Errorのロゴが刻印されている。 デジヴァイスValの機能で展開されたライブステージに相手を引きずり込むことで無理矢理ライブの観客にすることが可能であり、ステージ上では各種能力は4096倍にまで上昇する。 ギターの音色には様々な効果があり、味方の鼓舞から対象の沈静化まで行うことが可能。 得意技は、錬金術と音楽理論を融合させることにより編み出された、 火・水・風・土・エーテルの五大元素を操り様々な効果を発揮する「エレメンタルコード」。 ブラックシャウトモン時代からお馴染みの破壊的な歌声「メロディア・デストラクション」と、 ギターを斧のように使い敵を叩きのめす『ブレイクディアブロッカー』が必殺技だ。 また『天沼矛の戦い』においては、FE社アイドル部門が制作していたスピーカー内蔵ドローンを使用し、オールレンジでの音波攻撃や術者の技量を超える広範囲での錬金術を使用する姿や、 ヘヴィーメタルドラモンのギター状の翼を展開し飛行する姿が目撃されている。 ・Amp因子 別世界の人物である琴吹彩音とほむらが接触した際、 彼女がパートナーとしているオメガモンの変種からデジヴァイスValが自動的に収集していた特殊な因子。 この因子はデジモンの姿をより鋭角的で攻撃的な姿に変化させる作用を持つが、 元々そのオメガモンが持っていたものではなく、彩音の世界にオメガモンが流れついた事により新たにその世界に定義された結果、 FSAmplifiedというカテゴライズがなされたことで生まれたものであるようだ。 Valが採取した因子はオメガモンも気づかないほどごく僅かではあったものの、 ブラックシャウトモンの場合、アンプリファイドという単語の持つ音量を増幅すると言う意味合いもあってか非常に相性が良く、 全身が通常のベルゼブモンからかけ離れた見た目になるほど劇的に作用した。