「…どうやら来るみたいね。」
「あんなに多くのテイマー達がここに集うとは…とんだ騒ぎデスね。」
「まったくよ…でもね…」
「？」
「いつもの観測者とは違う立ち位置で、こんなお祭り騒ぎを特等席で見られるなんて…ちょっとワクワクしてもいるの。」
「…その割に慌てて守り固めていたように思うんデスけど…」
「あはは！まあそれはそれってことでね？頼りにしてるから！…さて、と」
―彼らはどんな物語を見せてくれるのかしら―
―すいませんジンジャーエールのL1つ下さい―
「「わ゛ーーーー！？！！」」

映画館ではお静かに。No Kicking No Lifeですよ。
「物騒な人生デスね…」
「というかアナタ確かナンバー498の…新篠アイリちゃんだったかしら?」
ワタシのことをご存じとは中々Ω高い。α安いお値段税込み880円。 お買い得ですよどうですか?
「ですってエンデスちゃん。」
「ワタシに押し付けないで！…しかしよくもまぁこんなにも早くここに辿り着いたものデスね。 誰かの手引きでもあったんデスか?」
豚7牛3くらい？
「それは合い挽き」
この小ボケに瞬時に反応を返すとは中々の瞬発力。さては履いてますね？瞬足。
「ないよ！？」
ご謙遜を。さてそんなお2人には特別にここまでの道程をお答え致しましょう。大技林に掲載予定なのでオフレコでお願いしますね。
「とっくの昔に廃刊になってるんデスよ…」
「自由な子ねぇ…」

1.入口の扉から入ってすぐに出る。出た直後にしゃがむ（猶予フレーム1ｆ）と少し地面に埋まる。
2.１を何度も繰り返すと地面をすり抜けて落下するので、そのまましばらく落ちていくとモノクロ店に着地する。
3.辿り着いたモノクロ店でプレミアムポップコーンのポルチーニ＆バターフレーバーを購入しそのまままっすぐ退店する。
4.スプシ図書館のシアタールームに出てくる
こんなかんじ。
「完全にバグ技！！」
RTAに必須のグリッジなのでマスターしておいてくださいね。目指せRTAinDW。
「もう修正したわよ」
なんと手早い修整対応。チャートの練り直しが必要だ。おのれ。
「はぁ…まさかこんなトンチンカンなルートでここまでやってくる子がいるなんて…想定外だったわ」
我が前に道はなく我が背に道は在り。新篠·ロードローラー·アイリです。

「…それで？あなたは何がお望みなのかしら？」
ジンジャーエールのLをお願いします。もう口の中がポルチーニとバターでモッサモサなので。一口どうぞ美味しいですよ。ﾓｼｬﾓｼｬ
「ほう！これは中々良いお味デス」ﾓｼｬﾓｼｬ
「あらホント！さすがプレミアムってだけあって」ﾓｼｬﾓｼｬ
「じゃ！な！く！て！」
（完全に流されてますね）ﾓｼｬﾓｼｬ
「…あなたはここにある何が知りたいのかしら？過去？それとも未来？あるいは違う…」
今度の中間テストの回答ってあります？
「「カンニング！？」」
まあ人聞きの悪い。ちょっと未来の答案で予習をしておこうと思っただけなのに。
「それがカンニングって言うんデスよ！」
「そんなことでここまで…」
いやはやこちらとしても死活問題なのです。お母さんに今度のテスト点数が悪かったら今後小遣い無しとのお達しを受けまして。手段を選んではいられんぞといった具合なものです。
「まじめに勉強しなさいな…」
「バイトとか…」

いやはやこちらとしても死活問題なのです。お母さんに今度のテスト点数が悪かったらこん
「あーもうわかったわかった！…ちょっと待ちなさい」
「いいんデス？」
「ここまでたどり着いたのは事実ですもの。情報をどうするかはあの子自身の問題よ」
寛大なお言葉ありがとうございます。あとはここらで一杯のジンジャーエールLが怖い。
「ずぶとい子ねぇ…はいこれ。あなたのお望みのものよ」
ありがとうござぇますだお奉行様。これで無事今年も年を越せますだおかだ。
「その前にこの映像を見て頂戴」ﾋﾟｯ

おや随分スプラッターな映像ですね。美術の教科書で見たことがありますよ。我が子を食らうさとるくんでしたっけ？
「サトゥルヌスね。これはあなたがカンニングをした未来の映像よ。この後どんなルートを通っても最終的にお母さんにカンニングがばれて人生で体験したことがないくらいボコボコに怒られるわ」
ほうほうなるほどこりゃあ大したもんだ。我が母ながら凄まじい観察眼。前世は銭形平次でもやっておられたので？
「母は強しってやつねぇ…」
あのこれって
「カンニングした時点でこのルート確定よ〜」
なるほど。

「…」
「…」
…
「試験範囲になりそうな部分のピックした参考書ならあげるけど…どうする？」
「ワタシもそれがいいと思いますよ？」
じゃあそれで。
「ハイどうぞ〜スマホで見られるからね〜」ﾋﾟﾋﾟｯ
とんでもねえマーキングの量。そういう柄かな？
「扉の前まで送ってあげるわ。勉強頑張ってね〜」
お見送りありがとうございます。あとはここらで一杯のジンジャーエールLとホットドッグが
「外の出店で買ってきなさい」ｼｭﾝｯ
「…はぁ〜！なんか…」
「まだまともに戦闘も発生していないのにドッと疲れたデス…」
「あの子の担当スプシモンから異動願い出てたのなんか分かった気がするわ…」

「取り合えずワタシは迎撃準備してくるデス…あっ」
「どうしたの？」
「あの子図書館内うろついて色んな人にちょっかい掛けてますよ」
「帰って勉強しろよ…」

以上です。ありがとうございました

ちょっと存在として強すぎるなアイリちゃん…
胡乱な方向で

>1.入口の扉から入ってすぐに出る。出た直後にしゃがむ（猶予フレーム1ｆ）と少し地面に埋まる。
>2.１を何度も繰り返すと地面をすり抜けて落下するので、そのまましばらく落ちていくとモノクロ店に着地する。
>3.辿り着いたモノクロ店でプレミアムポップコーンのポルチーニ＆バターフレーバーを購入しそのまままっすぐ退店する。
>4.スプシ図書館のシアタールームに出てくる
こいつ現実侵食してくるタイプの狂人かぁ…

おなかいたい

自由の化身だ…

デジタルな世界だからバグ技使って抜けられるのは盲点だった

ケツワープでもやってらっしゃるデス？

破壊不能属性をいろんなものを犠牲にしてどうにかした忍者が道化に見えてきて笑いが止まりません

どう見てもこっちが道化だよ！