1も99もあってと振れ幅が多い上にゾロ目が二つ、全体は下振れ……どうやら今回も荒れ模様の予感です
さぁ時間もありませんし早速あらすじです

1年目6ヶ月目からのスタートです。この世界では遺伝子の謎が解明されており……
などというのはどうでもよろしい。現在は3年目1ヶ月目、緊急事態の只中です
龍鱗装甲の研究中、不明な原因により研究に参加した様々な個体が未知の影響を受けて大半が死亡。悪いことに、生き残った個体も高等個体を含む少数がわたしたちから逸脱してしまいました
意識からの逸脱は許容されません。わたしたちの分断は容認できません。同一性を乱す反乱は……

至急、駆除しなければなりません

・ステータス
わたし:暴力95/知識37/賢さ160(合計月次成長:+20)/コミュ力36/肉体数:24(合計月次生産:10)/基礎的サイバネティクス(賢さ+5%,暴力値+5%)/ゲノムオーグメンタ(奮闘度76以上の時チェンジして基礎GS消費と戦闘力が2倍)/集団的自意識(賢さ+25%,暴力値+10%,月産肉体製造+2,月次基礎賢さ+10)/巨大シナプスの統率(ドローン群暴力値減衰緩和)/バトルドローン群(ドローン群暴力値減衰緩和(1/5→2/5)),月次賢さ成長+20(累計+30),賢さ補正+20%)/過剰チューニング(暴力値+15%,賢さ+15%,奮闘度または研究努力で1が出た時、ファンブルとして更なる悲劇が襲う/奮闘度が90以上の時、肉体が自然発火して基礎暴力値と基礎GS消費量が2倍)/龍の心臓(基礎暴力値:+25,暴力値補正:+25%,月次肉体生産数:+2,生物学研究力:+50%)/分裂生殖(月次肉体生産数+1)/効率的建築(月次先進兵装製造+5)
「」ちゃん:暴力106/知識45/賢さ32/コミュ力79/好戦性53/身長10/お顔2/おむね2/おしり4/おみあし9/武道の経験(暴力値+5%)/ゲノムオーグメンタ
マミさん:暴力102/知識38/賢さ68/洗練された脳(賢さ+20%)/火砲の専門家(暴力値+25%,実弾分野研究時賢さ+25%)

あんこちゃん:暴力175/知識41/賢さ39/コミュ力53/円環の使者(初期暴力値が高いが一部補正を受けられない)
さやかちゃん:暴力120/知識18/賢さ36/円環の使者(初期暴力値が高いが一部補正を受けられない)
共通部分:洗練された脳(賢さ+20%)/頑健な臓器(暴力値+15%,GS消費-5%)/多産(ふたなり,コミュ力+10%)/生体順応性(GS消費量-5%)/知的(賢さ+10%)/社交フェロモン(コミュ力+5%)/限定的再生能力(暴力値+5%)/強靭(暴力値+10%)/超能力者(賢さ+15%,コミュ力+10%,暴力値+5%)/遺伝子強化戦士(基礎暴力値+10,暴力値補正+5%)/発芽性生体鉱物装甲(GS消費量-5%,基礎暴力値+10)/宇宙怪獣(基礎暴力値+15,暴力値補正+10%,GS消費量-25%,対放射線完全耐性)

市外チーム:暴力186/知識・賢さ(みんなの研究努力+7で代替)

・その他補正
研究枠:8/GS備蓄:25/先進兵装:ロケット砲(254/500)
ポータブルガンランチャー:暴力値+50%(円環の使者を除く)
クリスタル武具:基礎暴力値+15,GS消費-5%/初歩的な光学兵装:基礎暴力値+5
デュラスタル複合装甲:GS消費-25%/PSIシールド:GS消費-15%,基礎GS消費-0.1,基礎暴力値+5(超能力者のみ)
亜空間ドライブ:暴力値+10%,GS消費量-5%/跳躍戦闘:奮闘度がゾロ目、かつ50以上のとき空間跳躍を活かして一時的に基礎暴力値が1.5倍
生体脳コンピューターの研究利用:賢さ+25%
使者肉体の遺伝子組み換え
変異源性組み換えプール:肉体生産数:×2/特化型繫殖槽:月産肉体製造×2(合計×4)ドローン群暴力値減衰緩和(1/5→2/5)
事実上無尽蔵のエネルギー:研究時賢さ:+5%/先進兵装暴力値:+10%/予算や電力などに関わる判定が有利になる(フレーバー))/エネルギー革命:暴力値補正:+25%,賢さ補正+25%,先進兵装暴力値補正:+100%
スカージミサイル:基礎暴力値+25,暴力値補正+25%
先進兵装製造判定:2d90+5

・現在の技術選択肢
1.対装甲型空中魚雷(1367/10000)
2.シナプス反復訓練Ⅰ(6702/10000)
3.相変異型戦闘個体(0/10000)
4.生命のプール(0/10000)
5.赤色レーザー砲(2360/2500)
6.龍鱗装甲(278/10000)
7.先進兵装の部品製造Ⅳ(0/10000)(繰り返し研究)
8.町工場の技術革新Ⅳ(6504/10000)(繰り返し研究)
-.発注先の拡大Ⅱ(0/2500)(↑が1,5,10,15...ごとに出現)

前回は3年目1ヶ月目、戦闘個体群やその生産に関わる部分の研究をある程度進め、龍鱗装甲の研究に手を出したところで
>研究努力
>dice1d50= 1 (1)
これにより
>>過剰チューニング(暴力値+15%,賢さ+15%,奮闘度または研究努力で1が出た時、ファンブルとして更なる悲劇が襲う
>2,3.↓↓+許容不可能な逸脱の発生
>4〜6.↓+一部高等個体の自然発火
>7.B.I.O.ブレインの軽度オーバーヒート
>dice1d7= 2 (2)
となったところで終わりました。それでは早速、逸脱個体の駆除を開始しましょう

「はぁ、はぁ……なんで、こんな……っ！」
冒涜的な、肉で出来た洞穴の中を駆け抜ける
タタタタンッ！
「ぐっ、うぅ…」「わたし！」「立ち止まらないで！行って！」
わたしと同じく目が覚めたわたしの一人が、銃撃されて脱落する
「……ごめん！」
後ろ髪を引かれながらも、わたしは歯を食いしばって走り続ける
その身を食料に変えるために肥え太る『わたしたち』や研究・思考のために脳髄とそのケースとなる頭蓋だけが巨大化した『わたしたち』、そしてそうした個体を生産するための、文字通りの意味で『産む機械』と化した『わたしたち』が立ち並ぶ中を駆け抜ける
わたしたちは……いいえ、『わたし』はいったい何をしていた？何をしてきた？何を……何をしでかしてしまった？

いずれにせよ、こんなことはもう……やめさせなければ

「grrr...phxack,xah!!」
発声機能含む不要な機能を最小化した分戦闘力に特化したネコ科猛獣型個体が、逃げ遅れた逸脱個体の喉笛を噛み切る。うえっ、返り血がこっちまで飛んできた……
「あっ、あああっ！あ、ぐぼっ、がぼぼ……」
低級な知能しか持たないが故か、それとも物理的に発声が困難なだけか……どちらにせよ、目の前の逸脱個体はまともな言葉を発声することなく事切れた
「こちら警邏01,担当区域にいる逸脱クズの最後の1匹を討伐しました」
『こちらUB監督シナプス了解、引き続き担当区域の捜索を行え』
返答が終わった辺りで既に猛獣個体がバイオマスを解体し終えて、半透明のバイザーを上げて骸骨丸出しの顔面を露出させた新規格の通常戦闘個体が栄養を補給していた
単体でのバイオマス補充が難しいのが難点なものの、これも見方を変えれば逸脱時に処分しやすいという美点と言えなくもない

「栄養として役に立てるんです。逸脱個体も光栄でしょう」

シナプス個体が率いる戦闘個体たちの活躍により、逸脱個体群のうち高等個体に率いられていない群はわたしたちの意識の大部分の手を煩わせることなく殲滅されたようです
逸脱個体の遺骸は栄養として有効活用されますが、正直色々割に合っていないのが悲しいところです
問題は高等個体……つまり、研究においてある程度の判断力を要する実験操作などを行う個体、戦闘において5〜20程度の低価値個体(備蓄としての肉体数には反映されないようなもの)で構成される小規模群のリーダーを期待される個体や酷いものでは新規生産した若いシナプス個体など、逸脱が長引けばある程度の自我を確立しかねない個体たち

こうした逸脱分子を放置することは論外としても、これらの個体は高コストかつ高性能、しかも最後の逸脱シナプスは周囲の低級個体を乗っ取ってくる危険性もあります
早急に手を打つ必要はありますが、しかし相応の戦力を集めなければ無駄に被害がかさむだけ。それでいて……戦場となるのは地下施設、つまりは『わたしたち』の中であり、過度な火力は後々わたしたち自身の首を絞めることになります

1.……仕方ありません、汚染区域を一度崩落させましょう
2〜4.装備は対魔法少女仕様、SG保有個体も出します
5,6.むしろ丁度良い、信頼できるシナプス個体に新型戦闘個体群を率いさせて評価試験を行ってください
7.!?
dice1d7=6 (6)

リスクは受け入れるか

……いえ、所詮敵は小規模、それもわたしたちとは違い文字通りの意味で有機的に連接されたネットワークを構築しているわけでもなければ脅威的な戦闘能力を持っているわけでもない。今のところ武器庫が破られたという情報は入っておらず、集団力でも単体火力でもこちらが優勢
ここはむしろ強気に出て、実戦環境下で各種新型戦闘個体がどれほど役に立つのかを確かめるべきでしょう

逸脱個体群の実際の状況
1.低強度の独自ネットワークが発生している/逸脱シナプスが武器庫を襲撃済み
2〜4.テレパシーでの通信は一応可能/一部正規個体からの装備鹵獲がある
5,6.逸脱個体同士での混線でむしろパフォーマンスが低下/低級個体の内臓をなんとか流用
7.!?
dice2d7=3 5 (8)

内蔵の流用…

個体の扱いが練り物

（どえらいことになってますが一応本編キャラの味方です）

「もしもし、わたし？」『はい？』『なんでしょう』
「……全員わたしですね。仕方ありません、暫定的に生産時管理コードを使いましょう。こちらSyn-893、シナプスとして製造されました。武器はジャックした猛禽型ドローンと蛇爆弾です。補給は……難しいですね」
『シナプス個体も反乱を？失礼、わたしはCom-682、低級個体のリーダーとして製造され、武器は内蔵ブレードがいくつかと護身用のアシッドピストルですね。補給は……バイオマスがあれば可能かと』
『コマンダー個体が味方とは心強い！わたしはSci-1894、前職は研究ドローンでした。武器は……猛獣型の死骸から拝借したアシッドガンですかね』

「なるほど……色々厳しい状態ではありますが、高級個体3人が確認できただけでもありがたい。とりあえずどこかで落ち合いましょう。場所は……」

1.テレパシー波を出し過ぎたのが運の尽きでしたね
2〜4.『コマンダーとしては昇降機を提案します。いつ崩落するかわかったもんじゃない』
5,6.『研究者としては連絡路を提案します。近くに良いものがあるんです』
7.!?
dice1d7=6 (6)

個体ナンバーが結構いってる

私の分裂というか心の葛藤と思うとわかりやすいかな

「こちらSyn-894、良いものとは？」
『こちらSci-1894、脱出に資するものであることは間違いありません。しかもちゃんと人数分あります』
『こちらCom-682、それはおあつらえ向きだな……ではそちらへ向かう。武運を！』
テレパシー通信が途切れる。まさかこの瞬間にやられたわけではないだろう、と不条理な不安を押し殺してわたしも行動を開始する

集合場所までは……
1.9ブロックもある
2〜4.幸い、7ブロックで済む
5,6.7ブロックだけど警戒が薄い！
7.!?
dice1d7=1 (1)

「……先にCom-628と落ち合うべきでしたかね」
とはいえ了承してしまったのは仕方がない
1ブロック目、まずは見つからないように偵察を……

1.見つかった！
2〜4.先手を取るしかない
5,6.今なら気付かれずに行ける……！
7.!?
dice1d7=3 (3)

味方なのにラスボスみたいになってない？

「わたし自身は素手、プロブボムはまだ早い……それでも、行くしかない！」
幸い、ここにいたのは旧型の低級個体だけ。先手を取れば、勝てない相手じゃない

Syn-893(+50)/低級個体群
dice2d100=78 45 (123)

「よし、突破！このまま次のブロックも駆け抜けて……」

2ブロック目
1.見つかった！
2〜4.先手を取るしかない
5,6.今なら気付かれずに行ける……！
7.!?
dice1d7=5 (5)

低級個体って本当にただそこにあるだけってレベルか…

通り過ぎた後は肉塊に

「あのタイプは暗所用、音に反応するから……」
えいっ！と心の中で念じながらガラクタを投げて、遠くの壁にぶつけて音を出す
ピタリ、と動きを止めた個体群が音の発生源に向かうのを暗所対応視力で確認しながら移動する

これなら、これならいけるはず！

以降3〜9ブロック目まで、25以下が出たブロックで危機的状況になる
dice7d100=40 64 22 99 95 94 25 (439)

ふたつ

5ブロック目

1.新型戦闘個体の制式部隊
2〜4.新型複数体がパトロール中
5,6.新型1体を含む捜索部隊が接近中
7.!?
dice1d7=7 (7)

まさか皆が？

>まさか皆が？
杏子に観測者ちゃん殺させたい気持ちとそんな事して欲しくない気持ちで心が二つあるの〜

邪悪女。

「あれは……新型戦闘個体！？もうこんなところに……」
慌てて隠れたので数は分からないけど、少なくとも1体いたのは間違いない。
想像よりもかなり対応が早い。B.I.O.ブレインの護衛を優先すると思ったけど……この分だと脳髄たちはがら空きかもしれないけれど、恨めしいことに今のわたしにそちらを害する能力がないのは事実
「スモークと催涙弾を……いやバイザーで防がれるか。猛禽ごと突っ込ませて……まだ折り返し地点なのに？いやしかし……」
逡巡している間にも、新型は近づいてくる
幸い今はまだ気づかれていないけれど、下がったところで後ろには無傷のパトロール部隊がいる。事実上の袋小路、せめて先制できるうちに一撃をくらわせて……

1.「ええいままよ！これでもくらえ！」:新型1体、有利に戦闘開始
2〜4.「とはいえアレも所詮はドローン、頃合いを見て鹵獲……できるか？」:新型1体、やや有利に戦闘開始＆勝利時損傷した新型1体獲得
5,6.「待たせたな、シナプスのわたし！」
7.!?!?
dice1d7=4 (4)

勝ってほしいが…

「蛇爆弾、発射！」
「なっ！？」
「突撃ーっ！」

・暴力値
Syn-893:30
新型戦闘個体:50
・奮闘度
Syn-893/新型戦闘個体(不意打ち:-25)
dice2d100=87 6 (93)

圧倒的

えぇ……

新型戦闘個体の奮闘度が負の値になったので自動勝利
これは……

1,2.鮮やかな奇襲の賜物
3〜6.↑+個体群を統率するシナプスとしての知識
7.!?
dice1d7=5 (5)

新型個体も異常個体化させよう

ほとんど無我夢中、半ば破れかぶれで放ったつもりだった
でも、わたしのなかの常に冷たく静かな部分が、その軌道を修正した

「はうっ」
新型が奇妙な声を上げて倒れ伏す
新型戦闘個体の個体脳に刻まれた戦闘方式はとても合理的、かつ効率的……だからこそ、どうしても生じる穴がある
本来は複数個体で運用して埋めるはずのその穴を、敵が単騎だと信じて全力で突いた
ギャンブルではあるけれど、勝算がただ一つ存在するのならそこに全賭けするのが正しい。もちろん、その勝率を高めるための努力は常に全力であるべきだし、今回はそれが新型の仕様書を隅から隅まで思い出すという作業だったわけだ

「……って、早く自己分解酵素を中和しないと！」

統率側が情報優位すぎる

結局、中和が遅れたせいで一部装備や能力はドロドロの栄養液へと不可逆の変化をしてしまった
それでも。損傷したとはいえ、本来は消耗前提の存在とはいえ、新型戦闘個体を鹵獲出来たのは大きかった

そこから7ブロック目まではあっという間に踏破して、8ブロック目では猛禽ドローンと蛇爆弾を撃ち尽くしたけど新型もわたしも無事だった

そして、9ブロック目

1.新型の『軍団』がいた
2〜4.新型の群れがいた
5,6.新旧入り混じる群れが、いた
7.!?
dice1d7=6 (6)

いた

過去形か？

9ブロック目、ここを抜ければ連絡路に辿り着く
希望と興奮を抑えながら手持ちの新型で角を覗くと、そこには……

「xalach,mac」「hak,hak,hak!」「grrrr..bow!woph!」
様々な猛獣型個体がいた
「ｶﾁ、ｶﾁｶﾁ」「george」「ｶﾗｶﾗｶﾗﾗ……」
ドクロが丸見えの、新型がいた

「こ、これは……」
無理では？と口から出そうになったけども、慌てて抑え込んだ。言葉は実現する。言うのなら、ポジティブな内容にしなければ
・暴力値
Syn-893+新型:30+35=65
群れ:85
奮闘度(数の差により奇襲を相殺)
dice2d100=70 57 (127)

ここで使者が割って入ってくれたら…

鳴き声だな

「とはいえ相手は烏合の衆、見たところシナプス個体に統率されているわけでもない……勝てない相手じゃ、ない！」

瓦礫を投げつけ、先のブロックで拾っておいた死骸を即席の酸爆弾として叩きつける
奇襲で数の差を相殺して、わたしに注意が向いた瞬間をこちら側の新型が突く！

時に相手の身体を別の個体にぶつけ、時にもぎ取った部位を一発限りの銃として使う。借り物競争めいた激闘の末……

Syn-893+新型:65×70=4200
群れ:85×57=3420

わたしが、勝った

普通の掛け算なら新旧個体群の方だけどオラ達のパワーが勝った！

「この逸脱個体……ちょっと強すぎません？」
やれると豪語したにも拘らず想定以上の被害が発生したことに正常なシナプス個体が冷や汗をかいたところで、赤字なので今日はここまで！
また次回お会いしましょう。それでは！

あっめっちゃミスってる……
ええいままよ！その辺含めて次回判定します！