クラウドラモン(完全体) その身に雲を纏う天竜型デジモン クラウドラモン独自のネットワークを構築しクラウドラモン同士で知識を共有しており知識の引き出しは究極体ですら及ばないといわれている。 一度クラウドラモンに進化するとクラウドネット上にバックアップデータが自動でアップロードされるようになり、 例えロストしてデジタマに戻っても紐付けされたバックアップを元に進化条件を無視して任意でクラウドラモンへと再び至る事ができるらしい。 デジタルワールドの遥か上空で積乱雲のような巨大な巣を構築しており、野生のクラウドラモンたちが集ってクラウドネットを管理して知識をため込んでいるという。 必殺技は……「クラウドネットワークにちなんだ技が何も思いつきません雲で包んでカミナリ浴びせるとかくらいしか思いつきません」 ウェザードラモンディザスターズ 気象衛星に蓄積された世界各地の異常気象や気象災害のデータの中から生まれた新たなるデジタルハザード。 現在のところ、日照り干ばつのヒデリュウモン、大嵐のテンペストドラモン、氷雪災害のブリザードラモン、暴風竜巻等の風害を基にしたトルネードラモンが確認されている。 ヒデリュウモン 真っ赤で二本足で立つ王道ないでたちの日照の化身たるドラモン。シルエットのイメージは「火(リザードン)」 気象衛星に侵入したコンピューターウィルスが蓄積された膨大な日照災害のデータと交わった結果生まれた新たなるデジタルハザード。 ヒデリュウモンのテリトリーに踏み入るとたちまち乾燥により肌が荒れるといい、さらに進むと熱中症や肌割れ等と徐々に熱に侵され水分が失われて身体への影響は徐々に深刻さを増すだろう。 だが、そのヒデリュウモンの近くでは太陽に由来する力を持つデジモンたちであれば普段よりも活発になるといわれ、デジモンが放つ火炎系の攻撃の威力も向上する。 必殺技は任意の視点を中心に球状範囲一帯から水分を消滅させる「ドラウハードサンバーン」 単純な乾燥の力を用いることで保存食を作るのに便利。 得意技 ・マグマボム ・インフィニティバーン ・トレマー テンペストドラモン メタルシードラモンにも匹敵する長身を備えた大嵐の化身たるドラモン。シルエットのイメージは「天(二股尾の和竜)」 気象衛星に侵入したコンピューターウィルスが蓄積された膨大な大嵐のデータと交わった結果生まれた新たなるデジタルハザード。 前身の細かな鱗は見る角度によっては光を飲み込む漆黒であったり、深い青のグラデーションを魅せるとも言われている。 常に暴風雨を身に纏っており並大抵の攻撃はその風雨に掻き消され、肉弾戦を挑もうともクロンデジゾイドの装甲をも浸食する威力の雨粒に襲われてその身を削り取られるだろう。 必殺技は強力な弾丸のように叩きつける暴風雨で相手を拘束し雷撃が穿つ「ディバインパニッシャー」と、 轟く咆哮に風雨を乗せ直線状にある全てを粉砕する「ミルスブラスト」だ。 湿気が多く保存食を作るのには不向きであり、発生する雨水も飲用には向かないだろう。 得意技 ・ティアドロップ ・サンダージャスティス ・バスターダイブ(追加効果あり) ブリザードラモン 四つ足ながらスラっとした、爪の生えた馬のような姿の雪氷寒冷の化身たるドラモン。シルエットイメージは「氷(くしゃるだおら)」 気象衛星に侵入したコンピューターウィルスが、蓄積された膨大な雪氷災害のデータと交わった結果生まれた新たなるデジタルハザード。 元々極寒の地域に引き篭もりがちなためその影響は分かりにくいが、 大いなる寒冷の力を受けた者は氷の像として一生を終える……などと生易しいものではなく、瞬時に凍結粉砕され存在した痕跡すら残すことはないだろう。 また、機械系のデジモンがそのテリトリーに侵入すると超電導が発生し身体機能に誤作動を生じさせるとも言われている。 必殺技は「アバランチブレス」。雪崩そのものを口から吐き出し放射範囲を圧倒する。 また、得意技のアイススタチューを隙無く任意の咆哮へ連発させる「アイススタチュー100連発」は1対1の戦闘において無敗を誇るという。 フリーズドライを用いることで保存食を作るのに便利。 得意技 ・アイススタチュー ・ダイナマイトキック ・フルポテンシャル トルネードラモン クロンデジゾイドの刃も通さない体毛で全身を覆われた暴風の化身たるドラモン。シルエットイメージは「竜(メギドラモンみたいな腹筋ムキムキ、腹筋から続く下側の尾の内側は蛇腹)」 気象衛星に侵入したコンピューターウィルスが、蓄積された膨大な暴風や竜巻など風害のデータと交わった結果生まれた新たなるデジタルハザード。 圧倒的質量をも感じさせる風圧によって全てを吹き飛ばし更地へ変えるといわれる。 全身の体毛はさらさらと美しく超高級毛皮のように手触りがよさそうだが、静電気を生じさせるもので時にメタルグレイモンをスカルグレイモンに見せるほどの電圧をため込むためむやみに触ると命の保証はない。