わかってるってば！あたしもあたしで…いろはちゃんと合流するちょっとの間くらいはさ（ぎゅっ）
……デート気分？ってのを味わってもいいよね？

（腕にしがみついてくる青髪ＪＣカノジョさんだ）

さ…さややや…！
ヨロコンデー！！！

ええっと待ち合わせはあの桜だからな…じゃあ行くか！

（工匠区から移動を開始するホントバカップルである…中央区、水名を通り参京区を抜けて新西区へ…）
（みかづき荘の前には長いピンク髪の少女が立っている）

いえーすっ！（ｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲ）
…神浜の街かぁ、こうして流して歩いてみるとさ？
思ったより長い付き合いになっちゃったよね…「」っしーもあたしもさ

そうだなぁ…神浜へは俺の仕事の関係もあったけれども
マミさんと音信不通になった…と思ったらホーリーになって姿を現した時なんて本当にどうなるかと…

まあそう言うご縁もあるからな
あとひと月頑張ろうと思うよ

そうそう！「」っしーなりのケジメって奴だよね！

>まあそう言うご縁もあるからな
>あとひと月頑張ろうと思うよ
まさかこうして道を歩けばたくさんの魔女とたくさんの魔法少女に当たるレベルだなんて聞いてなかったわよー？
こんだけ大きな街なんだから当然なのかもだけど…見滝原だってこんなに魔法少女が多くなかったもんね？

左様…何やら大事になってしまったが！
後悔はあれど悔いのないけじめをつけたい！

あはは…なんか抗争だか戦争みたいな事にもなってたからね…
一時はどうなる事かと思ったよ

そして死亡フラグとかは立てたくないけども…さやか（立ち止まる成人男性）
俺も色々と…けじめをつけて、この戦いが終わったら……（じっ…）

……終わったら？

（見つめ返してくるさやかちゃんの青い髪が夜風にさらさらと揺れる）

終わったら…ステーキだ！！！

「」さん…こんな時間にそんなものを…？(後ろから困り笑顔が迫ってくる)

え…ええーー？？ステーキって…あれはやっぱり本当だったの？！

くすっ…あはは！なによもー！それ！
ステーキか…うん、いいよね…ステーキ！分厚くてジューシーなやつ！

うわっ！？いろはちゃん？！
こ、こんばんは〜

やわらかくてジューシーな奴だ！奮発するぞ！
>「」さん…こんな時間にそんなものを…？(後ろから困り笑顔が迫ってくる)
アイエッ！？

相変わらず仲良しですね！ちょっと羨ましくなっちゃうくらいに！

い、今から食べるわけじゃないから！この戦いが終わったら…
ってお約束のやつだから！

もう…みかづき荘からちょっと離れたところでふたりして立ち止まって
なんだか見つめ合っちゃってるから…ふふっ（困り眉笑顔♡）

あっ…そのええっと！いろはちゃんはどこ行くつもりなんだっけ？（あせあせっ）

万年桜の木です…なんか桜子ちゃんに避けられてるみたいで
怒らせたってわけでもない感じなのに…

あ、そうでした…「」さんもさやかちゃんも、お疲れさま！（にこっ）
「」さんはお仕事、さやかちゃんは「」さんのお迎え
…だっていうのに私の用事に付き合わせちゃってなんだか申し訳ないなって…

しっかし桜子がねぇ？…いろはちゃんやねむ達には
絶対に何があっても味方をするタイプにさ、あたしには見えたけども

万年桜か…ちょっと遠い感じもするけども！
大丈夫だろうか？

灯花ちゃんねむちゃん、ういと一緒に行ってみたりもしたんですが…
それでも中に入れてくれなくて…

その桜子ちゃんもですね、「」さん達がみことちゃんをサルベージした時から…
うん、なんというかキモチたちから拒絶されてアクセスできてないんじゃないか…って感じなんです

いいんだ…それに桜子ちゃんの様子も気になるし（夜闇に沈む山を見上げる「」）
あの子のくれた苗木が今の自動浄化システムの効果のマーカーポイントになってるんだから

>万年桜か…ちょっと遠い感じもするけども！
>大丈夫だろうか？
足にお困りかしら賢者殿…！（ジープに乗っているリズ）

ええっ！？リズさんなんで？！

本陣はもう北養に移転したわよ…いろは本人たっての願いでね

わ、それって…ジープですか！？
私始めてみたかも…やちよさんもなんだか凄いトラックを運転してたことありますけど

あ…そういえば北養の山に避難する計画だったねいろはちゃん
それに合わせたんだな

フェントホープの跡地に行こうと思っていたんです
あそこなら大きな魔女が出ても街には被害が及ばないだろうし…

あなたのソウルジェムも気になってね…以前見せてもらった時は中心がくり抜かれたように透明になっていたでしょう？
灯花に曰く、魂の質量の半分とされる10.5グラムだけ普通のジェムよりも軽くなっていたと…あれから変わりはないのよね

今日丸一日かけてすべて移転したわ
明日の決戦への準備は万端よ

なるほど……しかしこの山はなにかとデカい決戦場になるな！

イブにえぐられた後もまだあるしねー…うん…

（リズのジープに乗せられて北養まで…）
（いつの間にか魔法少女やその関係者たちが集結している）

その…魂…って、呼んで良いものかはわかりません
でも、なんとなくわかるんです…感じるんです
象徴の魔女をおびき寄せるためには、私は欠けた私の一部を取り戻して『私』に戻らないといけない

ここにいる私も、私だからこそ…はぐれちゃった自分の一部を迎えに行かないと

うん？あの荒馬のような機械の音はリズの車なのだ！
おおーいさやかに「」！待っておったのだ！（かもレと打ち合わせ中のトヨが手を振る！）

いろはちゃんも一緒だよ！
ふみゃうみゃーうっ！！（ぴょんこぴょんこ！）

やあみんな！
ちょっとこれから山に用事できてね
もちろん虫よけスプレーは用意してあるから大丈夫だ

いろは！！遅いわよ！（ふんっ！と胸を張るレナ！豊満がたゆんと弾む！）
これから山に登って桜子のやつに会いに行くんでしょ？
あんま待たせてたらあいつまた拗ねちゃうわよ

レナちゃん…うん、気をつけるよ！（レナの手を握るいろはである）
ありがとう！行ってくるね！

な…何よ……ってかいろは！なんか距離が近いわよ！？
アンタそういうとこよほんと！

じゃあ行ってらっしゃい…
賢者殿とさやかは帰ってきたら私がここから見滝原まで送ってあげるわ…

ありがとリズさん！じゃあ行ってくるね〜！

賢者殿…わかっていると思うけれど(じっ…への字口が近い)
今のいろははせいぜい魔力探知ができる程度の女子中学生よ…ある意味あなたよりも弱々しい存在だということは忘れずに

>ちょっとこれから山に用事できてね
>もちろん虫よけスプレーは用意してあるから大丈夫だ
ふゆぅ〜…ヤブ蚊ももちろんだけど、マムシなんかにも気をつけないとダメだよぉ「」さん？
もし噛まれちゃったら大変なことになっちゃうから！

（万年桜のある広場を目指して歩く三人…「」は山用シューズに履き替えて準備万端であった！）

それじゃ、変身して一気に山を…（ｶｯ！と変身するさやか！はためく白マント！）
…あっ、そうだった…いろはちゃんは今、あたしみたいには…

あ、あはは……お世話かけちゃってごめんね？

大丈夫ですよ？普通の人よりはやっぱり頑丈なんです
それよりも「」さんは大丈夫ですか？

（鬱蒼とした道ではあるが…以前よりはどこか整備されたような一つの道になっている…）

(現在のいろはちゃんはあらゆる魔法を行使する能力を失っている…浄化システムから強引に分離した後遺症である)
(そういうわけで無理に変身しようとすると胸にジェムを付けただけの全裸の痴女になってしまうのだ)

>ふゆぅ〜…ヤブ蚊ももちろんだけど、マムシなんかにも気をつけないとダメだよぉ「」さん？
>もし噛まれちゃったら大変なことになっちゃうから！
って…麓でかえでちゃんから言われたが！
夜の山ってマジで危ない！実際足元が見えない！（ｻﾞｯｻﾞｯと登る「」）
さやかもいろはちゃんも気をつけて！光る目みたいなものが見えたら警戒を！

ﾆｮﾛﾆｮﾛ……（ライトに照らされた足元の土の上で何かが動くのがチラリと視界に入る）

（万年桜の広場…いつものように桜が咲いている）

ところでどうして「」っしーを誘ったのさ？

みかづき荘のみんなが桜子ちゃんの結果に行きやすいように
ちょっとは歩きやすくしてくれてるけれど…暗くて前がよく見えな
わぷっ！（＞3＜）
ひゃああ！？か…顔に蜘蛛の巣が…っ！
>ﾆｮﾛﾆｮﾛ……（ライトに照らされた足元の土の上で何かが動くのがチラリと視界に入る）
ひっ…！？（ライトの光を向けるいろは！その先には！）

ﾓｯｷｭ!

>ところでどうして「」っしーを誘ったのさ？
桜子ちゃんとは「」さんは色々話もしてたから…
それに最近「」さんは桜子ちゃんに会っていないでしょう？

>ﾓｯｷｭ!
おチビじゃないのさ？！もしかして迎えに来たとか？なんて！

ﾓｷｭﾓｯｷｭ!!（まるで三人を導くように道を進む小練り）

って、ちょっ！いろはちゃん！？
まさかマジでヘビか！？凶暴なマムシのエントリーか！？（身構える「」！）
>ﾓｯｷｭ!
な…なんだミニ練り物か……一瞬だけどもビビったぞ！？

>桜子ちゃんとは「」さんは色々話もしてたから…
>それに最近「」さんは桜子ちゃんに会っていないでしょう？
そう言われてみるとそうだな…うん…俺も避けてたわけではないんだが

んーーー…もしかしていろはちゃんはさ、桜子がホントに今はいろはちゃんを避けてたとしても
「」っしーが居たなら話を聞いてくれるかもって…期待してるとか？

なんとなく、って感じだけど…桜子ちゃんひとりで管理する浄化システムもあまり長くは持たないと思うんです
ういとわたしはみんなにシステムから遠ざけるようにされてるけど、それでも伝わってくるものがあって…(ｶﾞｻｯ)

万年桜の前には桜子が立っている
小練りはその方に駆け上がる

桜子ちゃん…

>（万年桜の広場…いつものように桜が咲いている）
着いた……（夜桜が咲き誇る結界の中にてぐいーっ…と大きく伸びをするさやかだ）
ここってさ、結界の外が夜だと中も夜になるんだよねぇ？
きれー…（しばし夜桜に見惚れる）

ﾊﾞﾁｯ！ﾊﾞﾁﾁﾁ…(桜の花がホログラムのように揺らぎ、時折幻影が現れる…)
…ｻﾞｻﾞ…ｻﾞｰ(ムカデのような影、２つをくっつけた人形のような影…入れ替わり立ち替わり像が浮かんでは消えていく)

>なんとなく、って感じだけど…桜子ちゃんひとりで管理する浄化システムもあまり長くは持たないと思うんです
>ういとわたしはみんなにシステムから遠ざけるようにされてるけど、それでも伝わってくるものがあって…(ｶﾞｻｯ)
そりゃあ君があっち行っちゃうからだろうね
そうなれば二度と戻ってこれないどころかみんなが君を記憶から忘れて行ってしまう…

桜子ちゃん…桜子ちゃーーん！！（手を振り、声を上げ呼びかけるいろは！）
ねぇ、どうして私を避けてるのかな…？

>桜子ちゃん…桜子ちゃーーん！！（手を振り、声を上げ呼びかけるいろは！）
>ねぇ、どうして私を避けてるのかな…？
｜いろはは…私を信用していないから…｜

｜いろは、貴女は魔法の力を取りに来たのでしょう？｜

キュインキュイン！(いい加減に返してあげてよ！)

｜返せばあなたはあれになってしまうつもり…｜

うん…取りに来たよ桜子ちゃん、私の一部を…
みんなが集めてくれた私の概念…そして、浄化システムの中にある私の魔法の力
私の一部…

>｜いろはは…私を信用していないから…｜
そんな事ないよ！どうして…？なにかあなたを傷つけるようなこと言ったかな？

｜貴女から取り上げたのは私…取り返してあなたは何をするつもり？｜

>｜貴女から取り上げたのは私…取り返してあなたは何をするつもり？｜
それは…！（口ごもるいろは）

桜子…あんたはいろはちゃんがあの姿にならないようにこんな事を…？

ｻﾞｻﾞｯ…(桜子の背後に展開されるのは過去スチル…この世界における不完全な浄化システムを構築した時の光景だ)
(魔法少女たち、ついでに「」に挿し込んだ触手から体液と魔力を吸い上げて基礎を作っているあの瞬間…)
(本来のコアたるいろはには他よりも多くの触手が巻きつき、過剰に魔力を吸い上げていのだ)

｜究極を言えば…もしもいろはがあれになっても私だけは会いに行ける｜
｜だから私としては何も問題は無い…いつでも会えるようになるし、きっと永久に消えることはなくなる｜
｜でも…これはもう私の役目、いろはと私たち、はじまりの5人だけの問題では無くなった｜

でも二度とこっちには出てこれないし会う事も出来なくなる…そしていつかは…

｜これは私の覚悟…そして役目｜

>桜子…あんたはいろはちゃんがあの姿にならないようにこんな事を…？
｜以前、最初に言った…これは私のわがままだって｜
｜昔の私はね…いろはやういたちさえ居ればそれでよかった、そういうウワサだから｜
｜でも…私は知ってしまった、それだといろはに会えなくなった人たちのことを考えてなかったって｜

桜子ちゃん…
…ううん、ぜんぜん違うよ(ｷｯとソウルジェムを構える)

｜私の役目を取り上げるというのなら…容赦はしない…たとえいろはであっても｜

>桜子ちゃん…
>…ううん、ぜんぜん違うよ(ｷｯとソウルジェムを構える)
｜！｜
｜まさか…私と戦うつもり？いろは？｜
｜今のいろはじゃ私には勝てないよ…？｜

っ…！（いろはのジェムに光が集まる…！）

戦うつもりはないよ桜子ちゃん
それにね…あっちのねむちゃんに教えてもらったんだ
私の力では……届かないって

桜子ちゃんを邪魔するつもりはないの！お願い…信じてくれるかな？
その力は大事な事の為に使いたい…それだけなんだ

届かない…それって…

戦うつもりは無いだって！？いろはちゃん何を…！（焦りを見せる「」）
桜子ちゃんは今にも臨戦態勢になりそうだぞ……！？

>届かない…それって…
｜わかっているなら何故｜
>桜子ちゃんを邪魔するつもりはないの！お願い…信じてくれるかな？
>その力は大事な事の為に使いたい…それだけなんだ
｜どういう事？｜

それに桜子ちゃん…怒りと失望をわたしよりも感じてるんでしょ？
その桜の木の中…システムに閉じ込められている声はわたしにも聞こえるよ
小さな苗木に閉じ込められて、一つに戻るどころか約束を違えさせられて…みんなを解放してあげないともう！

>桜子ちゃんを邪魔するつもりはないの！お願い…信じてくれるかな？
>その力は大事な事の為に使いたい…それだけなんだ
｜いろはは、私を信用してない…ってわけじゃ、ないの…？｜
｜それじゃ、確認したい……いろはは、私に嘘をついていない？｜
｜力を渡した瞬間、裏切ったりはしない…？｜

ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷ…！
(いろはの気配を感知した瞬間、万年桜…いやその中に閉じ込められていたモノがやにわに活性化する！)

大丈夫…私のすることは…私の力は知っているよね？
だから桜子ちゃんの思いも、私を待っててくれる人の思いも裏切らないものにする
信じて欲しいな？

｜いろはの力？……いろはの、魔法……固有魔法｜
｜いろはの固有魔法は……｜（戦闘モードを解除する桜子）
>だから桜子ちゃんの思いも、私を待っててくれる人の思いも裏切らないものにする
｜……｜（差し出されたいろはの手を見つめる…）

｜いろは…あなたを信じているからね？｜（ｽｲと輝くいろはの幻影のようなものを解き放つ）

もちろん！さやかちゃんや「」さんの事も！
だから二人とも私の事を信じて欲しいな？

（いろはのフードを被った少女のシルエットがいろはの体へと重なる）

そこまで言うのなら…あたしも信じようじゃないのさ！約束だからね？
あたしは…やちよさんやももこさんにも頼まれてるんだ！

｜…服を脱いで｜(ﾎﾟｲｯとレオタードを放り投げる)
｜「」とさやかも…キモチに内側から攻撃されていて魔力が足りないから｜

>（いろはのフードを被った少女のシルエットがいろはの体へと重なる）
これからキモチを一つに戻すね？私の力…「巻き戻しの力」で！

わかったよ…そこまで言うならいっぱつ俺も信じることにする！
勘違いしないでよね！いろはちゃん消滅を受け入れたわけじゃないんだからねっ！

大丈夫です！だって私もステーキ食べたいですから！
（キモチの宝石がいろはの手の中に集まってくる！）

>これからキモチを一つに戻すね？私の力…「巻き戻しの力」で！
これは…君のあの力か！

きゃあっ！？だ…大丈夫だよ桜子ちゃん！！（手をブンブンして隠すいろは！）
キモチのみんなは今、私が落ち着かせるから…！

ｽﾞｵｵｵｵ…!（かつてのブレスレットの姿になってゆく宝石たち！）

>大丈夫です！だって私もステーキ食べたいですから！
それはちゃんとよく噛んで食べるって事よね？
約束したわよ！

桜子ちゃん…長い時間をかけていくのなら…絶対これは必要だよ？（ブレスレットを手にしている）ほら！

す、ステーキ……血の滴るステーキで…栄養をつけて〜…（ﾌﾟｼｭｰ…////）
って！あたしと「」っしーの間のシークレットワードのコトは今はおいといて〜…！
>ｽﾞｵｵｵｵ…!（かつてのブレスレットの姿になってゆく宝石たち！）
それって、キモチの石の腕輪！！

｜これを…私に…？｜

苗木にされた子たちも元に戻してあげようね…いい？桜子ちゃん

ﾄﾞｵﾝ!!!（ブレスレットを桜子に手渡そうとする瞬間
さやかの眼前が何かの壁に阻まれる！）

聳え立つ塔の如き何か！おお見よ！それは！

>ﾄﾞｵﾝ!!!（ブレスレットを桜子に手渡そうとする瞬間
>さやかの眼前が何かの壁に阻まれる！）
え…ウソ……！？