二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1721921405802.jpg-(121111 B)
121111 B24/07/26(金)00:30:05No.1214991773そうだねx4 03:52頃消えます
遅い時間にイモゲンチャーお疲れ様です。
怪文書の続き書きましたのでお願いします。

本文fu3773111.txt
竜馬とアマネfu3773106.jpg
生徒会の人(会話はちょっとでごめんなさい)fu3773108.jpg
次の人fu3773110.jpg
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/07/26(金)00:30:40No.1214991940+
どうしてこのような無謀を選んだのかをアマネは自答する、まず格上であり到底太刀打ちできない実力差を持っていると噂で知っている相手に戦いを挑んだ、もしかしたら噂は噂ということを少し考えた、しかしそんな甘い考えはすぐに壊された、自分とバンチョーレオモン、今はローダーレオモンだがともかくパートナーとのコンビネーションもそれなりのものだと思っていたが相手はそれ以上だ、予想はできていたのに突っかかるように戦いを挑んだ、何故そんなことを私はしたのかと冷静な脳内が言っている。しかしと激情が叫ぶ、戦わなければならなかったとそう言っている。それがなぜかと考える、やっと思いつくことがあった、ちっぽけなプライドだ、トキオとカケルと自分とでデジタルワールドで戦いを経たのだと世界を救うほどではなかったかもしれないがそれでも命をかける程の冒険だった、まだ成長期の頃に成熟期相手に逃げたことも、頭を使い作戦勝ちしたことも、得たものも喪失したものもある、
224/07/26(金)00:30:55No.1214991999+
そんな冒険を経て自分自身を構築する精神的な何かがただただなれ合うというやり方をひどく嫌がっていたのだ、昔の自分なら竜馬の加入はもろ手を挙げて喜んでいたはずなのに今はどこか拒絶するようなあるいは何か自分に納得を求める様に戦いを求めている、苦笑いが起きそうになった、思っている以上に破天荒なパートナーに影響を受けているのかもしれない、一本木で自身の在り方を疑うようなことのないバンチョーレオモンの生き様が移っていたらしい、一度戦い互いの力を見せ合わなければ相手を受け入れられないと言うのは心が狭いようにも思えるが、しかしアマネにとって重要なことだ、やっとわかった、矜持だ、アマネが冒険の中で作り上げた矜持が立ち向かうことを選択させたのだ。後で謝らなければならないなと思った、大それた口上を生徒会に述べて、あるいは竜馬にももっともらしいことを言って、結局はパートナーに感化された自分が戦い相手を見極めてみたいという極々自分の信条の下に動いているという事実は本来のグループ行動にそぐわない、しかし、だからこそ今この瞬間だけは全力をぶつけねばならない、そうでなければ失礼だろう、既に失礼なことをしている以上。
324/07/26(金)00:31:17No.1214992092+
 どうしてこのような戦いを受けたのだろうと竜馬は思う。本来この戦いは避けうるはずだった、あるいは自分が断ればよかっただけのはずなのに戦いのさなかに自分を置いた、デジタルワールドで嫌というほど戦ってきてリアルワールドに戻ってきても結局のところ戦いを行っている。正直に言えば最初に提案された時に面食らった、到底戦いとは無縁そうな相手が自分との戦いを望んできたのだから仕方がない、たとえ他の面子でもきっとそうなっていたと思う。特に慎平だったらきっと冗談はよせと流していたのではないかと思う。そんな中で戦いを自分は受けた、あるいは受けてしまったと言ってもいいだろう、無意味とは言わないがあまり益のある行為ではないと理解しているはずなのに気づけば受けていた、
424/07/26(金)00:31:27No.1214992138+
少しばかりこれについて思い当たることがある、戦いが好きではない、必要ならばやるが自分から吹っ掛ける様なことは早々とない、しかし戦いという手段を選ぶ人間になっていたということなのだろう。生きる中に闘争という手段が入り込んでいる。それが気づけば受けさせていたと、そう考える。しかし、と内心で思う。本当にそうなのだろうかと、暴力を肯定する人間になってしまったのだろうか、それは断じてないと考える。
 だがどうしようもなく戦えと叫んでいる自分も確かに存在してるのだ。戦いは何時までも自分に取りつている。それが自分そのものであるかのように。それが余計に自らに対しての認識を
 どうしてどうなってしまうのか、それを見極めたいと竜馬は思っている。
524/07/26(金)00:31:52No.1214992251+
ローダーレオモンが吠える。魂が己の在り方を見せるように咆哮を上げている。相手ははるか上にいた、同じ完全体だ、怠けていたわけでもない、しかしそれ以上の力の差が相手のトリケラモンと存在している。だからこそ挑みがいがあった、己の戦いは常に劣勢にこそある。立ち向かうことこそが漢の戦いだと信じている。最初の戦いはどうだったか、確か成長期の頃に成熟期に挑んだ時だった、あの頃はまだアマネもいない頃だった、結局のところずっと戦いのさなかに生きていた、レオモンになって初めてアマネと出会った時アマネはどんな人間だったか、ただ身を潜めおどおどするように生きている女だった、そんな人間が自分のパートナーになるなど思ってもいなかった、しかし気づけば今最良の相棒になっている。見た目と持っている内心は別のものだ、アマネはその精神の中に激情を秘めていた、戦いの渦中で何もできないかと思えば体を張り不条理に身を舞いこませていく。その生き方と共にあるうちに認めたのだ、アマネのことを。そして今そのアマネがまた戦う目をしていた、
624/07/26(金)00:32:03No.1214992301+
ならば自分に斃れるという選択肢は存在しなかった、生きるとはそうだ、獅子とはそうだ、命が果てるまで常にそうあるべきなのだ。
「ghooooooooooo!!!!」
 これがデジタルワールドであれリアルワールドであれば空を揺らす叫び。共に飛ぶ。鬣は少しばかり欠けている。掘削のためのデータの詰まった鬣がトリケラモンの装甲に砕かれていた、これでいいと思った。普通のトリケラモン相手ならば既に決着はついていた、こちらの勝利で、しかし相手がそれを覆すならどれほどの研鑽を積み、そしてそれを今さらに覆えし返すならばどれだけの力を求めねばらないのか、果てを求めればきりがないというのにさらに前へと歩を進める。敵は岩盤、切り出し圧縮した星そのもののような力を持つ相手、目を見る。そこにはただ自信だけが存在している、自らの価値を信じてやまぬその視線、ならば目にモノを見せつけてやらねばならない。
724/07/26(金)00:32:22No.1214992400+
(嗚呼……まだ世界にはこんなにも気持ちいい奴らがいたんだな)
 ローダーレオモンを見て思う。かつてはただの成長期だった己が竜馬と共に研鑽を積みトリケラモンになるころに数えるほどにしか敵はいなくなった、究極体に至るころにはすでに敵と呼べるものもほとんどいなくなった、そして挑むものもまたいない、既に戦った相手は竜馬が勝つことを見ただけで知り、挑む根気すらも奪いつくしてしまっていた、寂しく思う。可能性の在り方とはそんなものかよと、百歩譲って野良デジモンならまだわからなくもないがテイマーの居るデジモンは、あるいはそのタッグが挑まないという選択肢を取らなくなっていく毎に、畏怖の視線で見られる毎に何故挑まないのかと可能性を絞り出さないのかと思ってしまう。自らと竜馬に出来たことがなぜ相手にもできないのかとどこかで思っていた心の淀みを今目の前の相手はまさに晴らさんとしている。そうだ、それでいいんだよ、
824/07/26(金)00:32:34No.1214992467+
だってそうだろう、人とデジモンには無限の可能性ってものが秘められているのだから、ならばそれを手にしたならば開花させねばならないだろ、トリケラモン自身は何の特別なデジモンではない、むしろ種族で言えば普遍的な存在ですらある、仰々しい伝説のデータを取り込んでいるわけでもなければ世界を滅ぼしかねない力を持っているわけでもない、きわめて普遍的なデジモンでしかない。素質という点で言うのならば今は別のところにいる仲間であるクロウのルドモンのほうがよっぽどその素質は自身より高い。しかし自信を持って言える、まだ彼らより自分は強いのだと。
924/07/26(金)00:33:03No.1214992618そうだねx1
 跳ねるなどと生易しいものではない、掘削機のうねりと共に機械の四肢を爆ぜさせてローダーレオモンが奔る。鈍重さを一切感じさせない動きはそれだけでその馬力をわからせる。しかしデータとして取り込んだ重さはリアルワールドの数十トンクラスに相当する。それがぶつかれば本来ならば岩と言う存在ならば一切の抵抗なく崩れ去っていたはずだった。トリケラモンが受ける、予想通りの状況、これはつい先ほどのぶつかり合いと同じ様相を出している。しかし、と、今のアマネに一切の妥協はない。
「ローダーレオモン……抑え込んで!!」
 張り裂けんばかりのアマネの声が響き渡る。迷いのない戦闘指示はかつて戦いに身を置いていたことを誰もが理解した、素早い支持は将に求められる資質の一つだ、不味くとも迷わず常に支持を出し続けられると言うのは頭が冷静で切れるからこそ行える。ローダーレオモンがアマネの指示に応えた、弾き飛ばされた時のようにはいかないとばかりに己の体を重しする。
1024/07/26(金)00:33:15No.1214992689そうだねx2
角が腹に当たる、機会のボディには精々かすり傷程度になるはずのトリケラモンの角が当然のように突き刺さってくる。デジコアを介して反応する痛覚がそのありえない状況に痛みを訴えてくる。抑えた、根性でその痛みをねじ伏せた。むしろそれを丁度いい杭の代わりにした、これならばもう弾き飛ばされることはない、この程度の痛みと交換で勝ちを拾いに行く目を作れるのならばそれは一切の躊躇いなど持ちえない、俺の望んだこの喧嘩、たとえ本来はアマネの望んだ喧嘩であったとしてもそれは心を共にする己の喧嘩そのものだ、そうなれば弱いあたりこそ無礼千万そのものと心得る、喰らえ……喰らえよ俺の魂を、戦いという不合理のさなかに生き甲斐を見つけている不条理の塊のような俺の心の内を見てくれよ、お前には取るに足らないものかもしれないが、それでも己の総てをかけてぶつけているのだ。
1124/07/26(金)00:38:37No.1214994261そうだねx3
そうだ、デジモン単体よりヤシャモンの方も使わせていただきましたかんしゃ!
1224/07/26(金)00:48:45No.1214996898+
良い…漢と漢の魂のぶつかり合い良い…
竜馬もアマネもナイスファイトだった!!ブラボー!!
1324/07/26(金)00:50:28No.1214997396+
(ここだけの話やだ…ウチのムッツリがめっちゃかっこよく戦ってる…素敵…
ウチの子を使ってくださってどうもありがとうございますんぬ!アマネちゃんとローダーレオモンもかっこよかったんぬよ!)
1424/07/26(金)00:52:06No.1214997848そうだねx3
トリケラモンの方が燃えてるの良いよね…
1524/07/26(金)00:52:14No.1214997887+
>良い…漢と漢の魂のぶつかり合い良い…
>竜馬もアマネもナイスファイトだった!!ブラボー!!
こんな時間にありがとう御座います!

>(ここだけの話やだ…ウチのムッツリがめっちゃかっこよく戦ってる…素敵…
>ウチの子を使ってくださってどうもありがとうございますんぬ!アマネちゃんとローダーレオモンもかっこよかったんぬよ!)
(ありがとうなんぬ!だけど本来はバンチョーレオモンでローダーレオモンは勝手に進化ライン捏造したんぬ、そこだけ注意で……)
1624/07/26(金)00:52:56No.1214998105そうだねx1
>トリケラモンの方が燃えてるの良いよね…
どっちかといえばこっちかなって…
1724/07/26(金)00:53:36No.1214998279+
あとトライホーンアタックの理屈捏造してこねくり回して公式ごめん!!
1824/07/26(金)00:55:11No.1214998741+
おぉう楓まで使ってくれるのねありがとうございます
颯乃ちゃんとの先輩後輩関係もいいもんですね
次楽しみにしてます
ちなみに楓は現在学校行ってないぞ!
世間から見れば中卒で剣振り回して世直ししてるヤベー奴だな!
1924/07/26(金)00:56:17No.1214999022+
>あとトライホーンアタックの理屈捏造してこねくり回して公式ごめん!!
(ここだけの話大丈夫ですんぬ!剣豪みたいでかっこいいんぬ!)
2024/07/26(金)00:58:29No.1214999585+
>おぉう楓まで使ってくれるのねありがとうございます
>颯乃ちゃんとの先輩後輩関係もいいもんですね
>次楽しみにしてます
>ちなみに楓は現在学校行ってないぞ!
>世間から見れば中卒で剣振り回して世直ししてるヤベー奴だな!
また設定の読み込み残しが……申し訳ねぇ!な、なんとか理由つけます!
2124/07/26(金)01:04:49No.1215001115そうだねx1
>また設定の読み込み残しが……申し訳ねぇ!な、なんとか理由つけます!
言及したの青石くんとのデート怪文書の時だし見落としあっても無理もないかと…
口調もブシアグモン相手と面被っている時以外は丁寧になります
まあ颯乃ちゃん相手なら後輩ってことでタメ口でもいいかもしれませんね
俺の世界ではこうなんだよの精神で頑張ってください!


fu3773106.jpg fu3773111.txt fu3773108.jpg fu3773110.jpg 1721921405802.jpg