ウマ娘とヒトの違いは何かと問われれば耳であると考える方は多いのではないでしょうか ヒトにはない尖った耳と尻尾は紛れもない彼女たちのチャームポイントでありタキオンに限らず全てのウマ娘のプロフィールに耳と尻尾に関する情報があることもその証左であると思います
さてタキオンの場合その項目がどうなっているかと言いますと「耳やおでこに触れられることは断固拒否する」とありますがこれは中々奇妙な記述であると言えるでしょう ヒトとウマ娘は完全に同一な存在ではありませんが我々人間でも頭のデリケートな部位である髪の毛や額を無闇に触れられるのは気分の良いものではありません そう考えるとなぜタキオンはこのような当たり前のことが態々プロフィールに記されているのかという疑問が生じてくるわけです

ここからは完全に私の推測となりますが幼少期のタキオンは今のような可愛らしい顔立ちに無邪気な振る舞いを兼ね備えた知的好奇心に溢れる実にかわいい少女だったのではないでしょうか 誰かが自分の世話をしてくれるとナチュラルに思うようになるくらいにはその姿は両親やいるかもしれないお姉様を含めたあらゆる人を虜にしたことでしょう
甘えん坊のタキオンとしては黙っていれば誰かが世話を焼いてくれるのはよいのですがそのかわいさにすっかり脳をやられた人に膝の上に乗せられて頭を撫でられて猫可愛がりされることもしばしばだったのではないでしょうか そういうわけで大人になったタキオンはまるで親戚の子供にもみくちゃにされた猫のように耳をいじられることを拒否するようになったと私は考えております

さて話は変わりますがタキオンとモルモットくんの関係性の良さのひとつとしてはモルモットくんはタキオンに脳をジュージューに焼かれているタキオンよりヤバい目付きをした狂人なのにタキオンを盲信することなくむしろタキオンの非常識な振る舞いに対しては容赦なくツッコミを入れるし自我を出していく気安さがあることだと思います
とすると育成を経て深い仲になったあとのタキオンとモルモットくんはさらに気安い間柄になっていてお互いがお互いにちょっとしたからかいや悪戯を仕掛けるくらいは日常茶飯事だといいなと思うんですよね
そういうわけだからある日タキオンとモルモットくんが一緒のソファーで寛いでいるとモルモットくんの手が何も言わずに伸びてきて本に熱中しているタキオンの耳をこっそり触ろうとするなんてことも起こり得るのではないでしょうか

しかしタキオンは流石の反射神経でモルモットくんの指が触れそうになる寸前でしゅっと耳を避けるわけです
最初はいたずらされそうになってむすっとしてたタキオンなんですが触らせてもらえないモルモットくんがそれ以上に拗ねた表情をしていたのを見ると「おやおや？随分と残念そうな顔をしているが…どうしたのかな？」と一転してにやにや笑いながら煽ってくるんですよね
そんな子供丸出しの挑発をするタキオンもそれに乗るモルモットくんも子供っぽくてお似合いだと思うんですがその後はムキになったモルモットくんがなんとかして撫でてこようとするのを同じくムキになったタキオンが避けるみたいなじゃれ合いが見られると思います

最初のうちは余裕の表情でいなしては止せばいいのにモルモットくんをいちいち挑発するからモルモットくんもどんどん後に引けなくなっていってるんですよね
なので息を切らせながらも決して諦めないモルモットくんにタキオンは自分の方が有利な状況のはずなのに追い詰められてるような感覚を覚えてどんどん余裕がなくなっていくんですよね
最終的には猫ミームの猫みたいに頭を抱えて丸くなりながら尻尾を身体に巻き付けて必死の抵抗をするタキオンが見られるのではないでしょうか
でもいよいよ撫でられると思ってタキオンが身構えていてもいつまでたってもモルモットくんの手は伸びてこないんですよね
おずおずとガードを解いて目を開けるとモルモットくんはちょっと可笑しそうに微笑んでいていつの間にか手に持っていた櫛で優しく耳の毛を梳かしてくれるんですよね

「ちょっと跳ねてたから気になって」って何事もないかのように言うモルモットくんにタキオンは自分だけ変に意識しちゃってたような気になってむっとしながらも何も言い返せずに頬をふくらませることしかできないんですよね
でもそうしてすっかり油断して手を降ろしているとモルモットくんは急にタキオンをぎゅっと抱きしめて今度は手で直接もう片方の耳を優しく撫でちゃうんですよね
タキオンは突然のことでびっくりするんですけど優しく耳の毛を整える指もちょっと情熱的に腰を抱く手つきも心地よくて無理やり離れる気にもなれなくてせめて顔を見られないようにモルモットくんの胸に埋めながら「抱きしめる意味はあったのかな」って拗ねてるの丸出しの口調で咎めることしかできないんですよね
そうして「…したかったから」ってちょっと照れくさそうに答えるモルモットくんを何も言わずにぎゅっと抱きしめ返して耳のお手入れをされてるタキオンはたいへん可愛らしいものだと思います

そんなことがあった夜にモルモットくんが寝床に入ると先に寝てたはずのタキオンがもぞもぞと近くに寄ってきてモルモットくんの耳を触ってくるんですよね
「ふぅん…改めて見ると随分と奇妙な形だね」と嘆息するタキオンに「くすぐったいよ」ってモルモットくんは言うんですけど「きみに拒否権があると思っているのかな？」とすっぱり言い切るタキオンにちょっと微笑ましい気分になりながら黙ってなすに任せてるんですよね
そしてさっきの自分と同じようにこっちの頭を抱きしめているタキオンに「抱きしめる意味は？」って聞くのも忘れないんですがタキオンはむすっとした声音で「きみが逃げないようにだよ」って言ってくるんですよね
それを聞いて嬉しそうにくすっと微笑んで「逃げないよ。タキオンからは」って穏やかに呟いてタキオンに頭を寄せるモルモットくんとますます拗ねたような顔をしながらもモルモットくんを抱きしめるのはやめないタキオンの幸せな時間をずっと見ていたいんですよね

私の発表は以上です
では蓄光に戻ります

今回は一段と眩しいな

>では蓄光に戻ります
ここまで読んだ

あいつ

よしなよ

口では拗ねてたくせにこの後からお風呂上がりに「ん」って耳を出すようになるんだよね

こいつら甘々なんだ！

耳を梳かすのができないから代わりに耳かきの後ろのボンボンで撫でるように遊ぶようにするタキオンはいると思いました

>耳を梳かすのができないから代わりに耳かきの後ろのボンボンで撫でるように遊ぶようにするタキオンはいると思いました
ひとしきりくすぐって遊んだ後に何も言わずに甘えるようにくっつきあってほしい

カタログが眩しいと思ったら

今日はキレが悪いな…

相変わらず眩しい

ハグされたまま耳でぺちぺちモルモットくんの鼻先をくすぐる拗ねタキオン

わざと目に留まるように耳飾りを変えたのにモルモットくんがいつまでも褒めてくれないからおこなタキオンとかも見たい

久々に光ってるとこ見た

ぺたんって耳を寝かせてお手入れ待ちのタキオンいいよね

毛のある分触覚が伝わりにくいから耳にキスしたときはモルモットくんのほうがいい反応をするし味を占めたタキオンがいっぱいキスするようになったらいいなと思いました

そういやバレンタインのチョコは耳飾りデザインだったな

じゃあつまりおでこキスしながら耳を撫でるのが最強ってことか

可能性とか実験とか言うワードを多用し始めたら照れてる証拠なんだよね

>可能性とか実験とか言うワードを多用し始めたら照れてる証拠なんだよね
（ああまただな）って察して生暖かい微笑みを浮かべるモルモットくんになんだいまた光らせてあげようか?ってムキになるタキオン

モルモットくんはきっとイケボなんだろうねぇ