先程の情事から十数分後。 コウは所持してる中で比較的な汚れや破れの少ない白いTシャツと黒い短パン。 ヒメヤは胸元と背中の大きく開いた青いタイトミニのドレス。 2人ともお色直しをして玄関に立っていた。 「服は大丈夫?忘れ物は無いかしら?」 「うん!行こ!ヒメ姉ちゃん!」 お互いの肉体を使って性欲を最大限満たし合う関係にある男女とは思えぬ微笑ましい会話。 ここだけ切り取ればまるで仲良し姉弟の様である。 「俺が先に出るね」 「ええ、お願いねコウくん」 狭い玄関口でコウは建て付けの悪いドアノブをガチャガチャと何度か回して玄関を開ける。 下らない事だがぼさぼさ頭の少年の中にある少しでも良いから後ろに居る美女をエスコートしたいという可愛い見栄がそうさせていた。 「行こ!ヒメ姉ちゃん!っおわっ!あっ!…」 「コウくん!!」 歩き出したコウはいきなり前につんのめってバランスを崩してしまう ヒメヤは持ち前の運動神経でそんなコウを後ろから抱き抱える様にして転倒を阻止した。 吃驚するコウの足元を見ると普段から履いている靴が裂けてコウの小さな足の指が見えてしまっていた。 「大丈夫?コウくん?…ケガは無い?」 「大丈夫…ごめん…靴壊れちゃって…んっ」 恥ずかしげに申し訳無さそうにするコウにヒメヤは優しくキスをする。 先程までの貪るキスとは違う優しい口付け。 「…良いのよコウくん…ありがとう…でも、その靴だとまた転けちゃいそうで危険だわ…だから…ふふふ…動かないでね…んしょっ」 「うおわ!…ちょっとヒメ姉ちゃんっ…これっ!…恥ずかしいよぉ…」 ヒメヤはコウの身体を軽々と持ち上げてしまう。 いわゆるお姫様抱っこと言う体勢である。 本来は男が女性にする行為だが平均より身長が高くジムで鍛えているヒメヤと逆に同年代の平均より低い身体も細いコウではその限りでは無かった。 顔を真っ赤にするコウに優しく微笑むヒメヤ。 しかしコウが赤面しているのはまた違う理由だった。 「ヒメ姉ちゃん…おっぱい当たってる…」 「あら?…嫌かしら?さっきもいっぱい揉み揉みしてくれたじゃない?…うふふ…おちんちん押し付けてる」 ヒメヤの規格外の爆乳故、この状態だとコウの身体にそれが密着する。 しかも丁度彼の股間に下乳が当たってしまうという状況だった。 「ヒメ姉ちゃん…俺…我慢できない…やわらけ…あっ…ふ…気持ちい…やば…」 「ぁんやぁん…コウくんったら腰振っちゃって…いけない子…」 下半身に支配され無意識に出っ張ったズボンを爆乳に押し付ける情けない少年の姿を優しく見つめてヒメヤはぼそりと囁く。 「おズボン脱いで…このまま挟んじゃおっか?」 ヒメヤの魅力的すぎる提案と淫靡な表情を受けたコウは無言で鼻息を荒くさせてお嬢様抱っこのままズボンから張り詰めた肉棒を「ぶるん」っと露出させる。 「素直ねコウくん…熱い…はい…谷間にご招待…気持ちいい?」 「うん…めっちゃ気持ちいい…超好き…ヒメ姉ちゃんのおっぱい…」 「えっちそれじゃ…このまま私の車まで行きましょうね」 上半身を揺らして位置を調整し肉棒を深い谷間に挿入するヒメヤ。 彼女自身もほんのり汗ばんでおり今の状況に興奮していた。 カツ…カツ…カツ…カツ 「ん…やば…もうちょっ…ゆっくっり…歩いて」 「あら?…どうしちゃったの…うふふ」 ニヤけるヒメヤは解っていた。 歩く振動で胸が揺れて谷間に居る肉棒が小さな刺激に跳ね回り更にそれで肉棒に快楽を与えている事を。 「気持ち良くて…おっぱい…イき…イキそう」 「歩いてるだけでおちんちんお漏らししそうなの?情けないわよコウくん…可愛い」 「そんなだって…気持ち…い…」 「それじゃあ車までイッちゃうの耐えたら…そこでセックスしましょ?…いっぱい犯してね」 ついさっきまで好きに体を扱われた意趣返しと言わんばかりに国宝級の美貌をニヤけさせるヒメヤ。 赤面したまま黙り込むコウを見て承諾したと判断しわざと大袈裟に歩いたり左右に胸を揺らしたりして快楽を肉棒に塗りつけていく。 「はっ…はっ…う…はっ…はっ…あ…は…」 コウは何も対抗出来ず犬のように息を吐き快楽の逃げ場を作るしか無かった。 「もう少しね…コウくん…どう?堪えられそう?…えっちなお顔しちゃってる」 野外で少年を抱き抱えつつその滾る肉棒を自慢の胸で挟んで顔を上気させる。 どの要素を抜き取っても社会的な死から免れられない現状。 しかしヒメヤはコウの為に奉仕することを至上の幸福とすら感じていた。 「ほら…もうすぐよコウくん…私の車…もうすぐセックス出来るわね」 「う…うん…セックスしたい!…あっ…やば…」 車を停めていた空き地に踏み入れジャリ…ジャリ…と足音が変わる。 もう少しとコウは油断した時に瞬間は訪れた。 ビュッ!ビューッ! ヒメヤの谷間から打ち上げられた白い快楽花火。 「あは…凄い勢い…コウくんのおちんちん元気…歩きながらパイズリされるの気持ちよかった?…ふふふ…はい…下ろすわよ…やん…おちんちんまだ勃ってる」 ヒメヤはゆっくりとコウは地面に下ろすと谷間に飛び散った精液を手で掬い上げて無駄にすまいと舐め取っていた。 「ヒメ姉ちゃん!…俺セックスしたい!もう我慢出来ない!する!ゴム付けて!セックス!セックスする!」 数秒間静止した後にコウはヒメヤに抱きつき腰を振って懇願する。 端から見れば見苦しいがヒメヤにはこれ程効果的なおねだりは存在していなかった。 「もぉ我慢出来たらセックスしてあげる約束って言ったのに…仕方ないわねぇ…じゃあ…いっぱい射精出来た御褒美セックス…しましょうね…んちゅ…ん…」 体を屈ませてコウに視線を合わしてねっとりしたディープキスをするヒメヤ。 慣れた手付きでコンドームを装着させてセックスの準備を行う。 「はい…おちんちんも準備出来たわ…私はずっと準備出来てたから…おいでコウくん」 ボンネットの上で仰向けに寝転がり脚を開くと既に愛液でぬるぬるになり使い物にならなくなった赤いレースの下着を更にズラしてコウ専用の蜜肉穴を見せつけるヒメヤ。 背中に感じる金属の冷たさは気にならなかった。 目の前に居る雄の熱狂的な視線と性欲を浴びているだけで彼女の肉体は熱く火照っていたからだ。 コウはそんな美女の痴態を魅せつけられて堪えられる訳もなく飛びかかる様にヒメヤに抱き着いてピンク色の避妊具で覆われてなお強烈な雄臭を放つ肉棒を勢い良く挿入する。 「うん!挿れる!…あ…はいっ…やば…めっちゃイイ…やっぱセックス…好き……まんこキモチイっ!まんこっ…!好き!」 くっちゅくっちゅと言う粘着性のある水音が夜の空き地に響き渡る。 野生の動物であっても交尾はもっと人目に付かない場所で行うだろうと言いたくなるくらいに明け透けな性行為であった。 「コウくんっ気持ち良いっ…私のおまんこっ好きにして…あん」 「ヒメ姉ちゃんの身体全部気持ちいい!…好きにする!大好きなヒメ姉ちゃんの身体全部好きにする!ずっとする!…ん…ちゅ…ん」 お互い愛情なのか性欲なのか分からない様な言葉を囁き合いながら快楽を相乗効果で高めていく。 ヒメヤの肉穴はコウの肉棒の形をしっかり覚えて狭く柔らかく圧迫し少年を股間から快楽で塗り潰していく。 極上の雌の淫臭に充てられたコウは目の前でたぷたぷ揺れる乳房に赤ん坊の様に吸い付きヒメヤの肉体を独占する。 ピストンは段々激しくなり結合部はヒメヤの愛液がかき混ぜられて泡立っていた。 「んぅ…ぅあ!無理出る出る出る!あー…」 「出して…やん…あぁっ出て…わかる」 ドビュル!ドビュ!ビュッビュッ! ヒメヤの強烈な雌肉御奉仕とコウの濃厚な雄欲独善的交尾にお互い腰を押し付けて同時に絶頂する。 コウは膝を震わせて涎を垂らしながら射精の快楽を享受していた。 「はぁはぁ…セックス気持ちよかった?」 「うん!…やっぱヒメ姉ちゃんとのセックス最高!」 「うふふ私もよコウくん…キスしましょ?…ん…んん」 射精しきったのを見計らってコウの頭を撫でるヒメヤの姿は月明かりに照らされて本当に下界の人間を救う天使の様に錯覚すらする程の美貌だった。 そんな天使を己の愛欲の為に利用できる少年は夢中で天使の口内を舐め回していた。 「ふふふ…いっぱい出てるゴムの中身パンパンよ…いただきまーす」 コウの肉棒のゴムを抜き取り先端に貯まった精液を嬉しそうに見ながら舌を出してゴムを逆さにして「精液待ち」を行う。 「いつもコウくんの濃いから全然落ちてこないのスゴいわね…あら?どうしたの?おちんちん舐めて欲しいの?」 濃度が高すぎてゴムから落ちてこない精液を待ってるとコウが恥ずかしそうに勃起した肉棒をヒメヤに向けてきた。 「このままヒメ姉ちゃんの舌に射精したい…」 「うふふ…ゴムの中の自分の精液に嫉妬しちゃったのかしら…可愛い良いわよ…いっぱいかけて」 「ありがとヒメ姉ちゃん…めちゃくちゃ出すからね!」 ヒメやはゴムから落ちてくる精液を受け止める顔を見られながら目の前でオナニーが始まる事実にとても興奮していた。 己の顔を性玩具どころかティッシュペーパー扱いされている屈辱。 数分前の自分にすら嫉妬するコウの独占欲。 彼女の肉体も再び絶頂への階段を駆け上がっていた。 「はぁはぁはぁはぁ…出る!」 ビュッビュッビュッビュッビュッビュッ! コウはヒメヤという極上の生オカズを使いその口と舌に発射した。 「あっひゅご…あん…ほっひも(こっちも)…はえへふ(垂れてる)」 一瞬後にゴムの中の精液がトロリと落ちてヒメヤの舌に着地する。 「んん…すごっイイ…二回分の精液美味しっ…やんまだ喉に残ってるんっ…んん」 大好きな少年の精液を飲みながら身体を震わせ静かに絶頂するヒメヤ。 その姿は天使はおろか淫魔ですら敗けを認めかねない淫靡さだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「コウくん大丈夫?疲れたなら寝ててもイイのよ?」 「大丈夫!…ヒメ姉ちゃんと居るとずっと元気!」 「あら…女を喜ばせるのが上手くなったわね…うふふ」 2人は夜のドライブデートを満喫していた。 コウの住むアパートからヒメヤの持つ別荘まで大体2時間程度。 その2時間であっても無駄にはしなかった。 「また信号…今日は良く引っ掛かるわね」 「ヒメ姉ちゃん!チューして!」 「もぉ…信号止まる度にキスしたがってえっちね…ちゅ…」 ヒメヤの言う通り毎回信号待ちになるとコウはキスをせがんでくる。 彼女も口ではこう言っているがこれなら信号待ちも幾つあってもイイなとすら思っていた。 恐らくヒメヤが過去に付き合ってきた男性全員との総回数を足してもコウとしたキスの回数には遠く及ばないだろう。 ヒメヤはコウとキスをする度にこの少年をもっともっと自分に夢中にさせたくて仕方なくなってくる所まできていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ヒメ姉ちゃん見て…」 「どうしたの?…やん…もう!おちんちん出しちゃ駄目じゃない」 コウが突如ズボンを下ろして肉棒を露出する。 「ヒメ姉ちゃんが悪いんだよ!あんなチュー沢山するから!ムラムラしちゃったんだもん!」 キスをせがんで来たのは全てコウなので明らかに見当違いな話だがヒメヤは嬉しそうに答えた。 「やん…私とのキスでおちんちん勃起しちゃったのねなら責任持ってスッキリさせてあげないと駄目ね可愛い…」 ヒメヤは舌なめずりしながらスポーツカーを邪魔にならない所に停めてコウの方に向き直す。 「コウくんの元気なおちんちん…お口で気持ち良くなってね」 「うん!フェラチオして!」 「いただきまーすはぁむ…ん…れろれろ…」 亀頭をまず咥え込みながら舌で唾液をまぶしていく。 「やっぱフェラチオ…イイ…好き…」 早速悶える少年を見ながらそのまま唾液たっぷりにした口内で根本まで含みピストンを続ける 「んふっんふっんふっ」 「やっ…くっ…気持ちイイ…ヤバい…やっぱすご…」 ヒメヤの口内奉仕に身体をくねらせる少年。 ヒメヤの唾液は口の端から垂れてコウの玉袋の皺にまでぬるぬるとしっとり絡み付きそれすら快感へと変えられていく。 「ちゅぽっ…初めてした時に比べたらホントにおっきくなったわねコウくんのおちんちん…血管もこんなしっかり浮いちゃって…素敵…れぇろ」 1度口から離して頬擦りをしつつウットリするヒメヤ。 竿回りを舌先でねろねろと舐め回す。 「それはっ…いっぱいヒメ姉ちゃんとセックスしたりしたから…あはっ…ん…」 半年前のコウの肉棒は年齢相応か少し小さめだった。 しかしヒメヤとのセックス漬けの日々を送った結果今では発達した肉棒は成人男性に引けを取らない大きさになっていた。 「コウくんのおっきいおちんちん大好きよ…美味しくて気持ちイイもの…じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ」 再度根本まで咥え込み今度は更に激しくディープなピストンを始める。 両手でコウの内腿を撫でながら快楽を溜め込ませていく。 「あっ…無理!出る!出る!」 ビュクッ!ビュクッ!ビュクッ! 「んぅ…んぐんぐんぐ…」 口内で射精を受け止めるヒメヤ。 そのままゴクゴクと特濃精液を飲み干していく。 「ヒメ姉ちゃん…こっちも飲んで…」 数秒間の射精の後 コウが悪い顔をしながらヒメヤにそう呟いた。 コウのおねだりの意味を理解した彼女は射精後の少し柔らかくなった肉棒を再度根本まで咥え込み右手でOKのサインを出した。 ジョロロロロロロロ… コウはヒメヤの口内で放尿を始めた。 通常ならあり得ない忌避されるであろうこの行為。 ヒメヤはそれすら受け入れてゴクゴクと暖かい排泄物を喉を鳴らしてコウの尿を飲み干していく。 「女性:富河原姫弥」で手に入れた財産や名声よりも「雌:ヒメヤ」としてのコウに蹂躙され必要とされる事が大切な彼女にとって何より大切であり価値のある事であった。 「ん…んん…ごくごくごく」 ヒメヤはコウの尿を嚥下しながらコウの雌である幸福と快楽を謳歌していた。