マッジ・ペンローズさん！

ﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘ…

>ﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘﾒｱﾘ…
そういや元ネタだったな…

片目が黄金瞳なのか

ポーが推理小説という概念の祖
ドイルが名探偵というキャラクター性の確立者なら
この人は推理小説という様式を確立した祖って感じ

>マッジ・ペンローズさん！
スレ画はそちらと違ってガチだから…

>この人は推理小説という様式を確立した祖って感じ
大体クリスティがやってる
がわりとマジ

このトリック斬新…クリスティがやってる？そう…

金田一のじっちゃんの方の作者である横溝正史がクリスティファンだったのは有名な話だが
孫の方も実はかなりクリスティ作品を下敷きにしたネタが多い

多作の化け物でもある

こないだNHKでドラマやってたけど「なぜエヴァンズに頼まなかった？」が
好奇心旺盛お嬢様素人探偵と振り回される幼馴染男ってテンプレが完成されてて驚いたよ
後に結婚するから気ぶり派もニッコリ

トミーとタペンスもいいぞ!

トリックも斬新なのが多いがタネわかってから読んでも人間描写が面白いから困る

いいですよね五匹の仔豚
あらゆる意味で美しい…

>トミーとタペンスもいいぞ!
親指のうずき好き

>>トミーとタペンスもいいぞ!
>親指のうずき好き
あの犯人？マジで怖いんですけど！
犯行動機がそれまでの所業を悔い改めたからってのが特に

ポアロマープルじゃない話も面白いよね
終わりなき夜に生まれつくとかクィン氏とか

本人失踪事件含めて完成されすぎてる

>ポアロマープルじゃない話も面白いよね
>終わりなき夜に生まれつくとかクィン氏とか
何ならミステリじゃない話もいいぞ！
オラッ春にして君を離れ！

春にしては名作だけど読み返すのには勇気がいる

>金田一のじっちゃんの方の作者である横溝正史がクリスティファンだったのは有名な話だが
>孫の方も実はかなりクリスティ作品を下敷きにしたネタが多い
異人館ホテルや首吊り学園はモロだよね
トリックのパクリとかではないんだけど
あとフォロー入れるなら時代による要素もあってキンダニのほうが使い方洗練されてたりもする

あの…一族が遺産争いでギスギスしてる話好き

月曜夕方にBSでポワロ放送中

>春にしては名作だけど読み返すのには勇気がいる
ウェストマコット名義のはどれもそんな感じ
とりあえずこれらをラブロマンスと銘打つのは詐欺だと思います

>あの…一族が遺産争いでギスギスしてる話好き
該当するやつ多くね?

>あの…一族が遺産争いでギスギスしてる話好き
数十作あるな…

人間描写がやっぱすげえなとなる人
アクロイド殺しの麻雀シーンみたいなくだらねえ会話かかせると映える

>ウェストマコット名義のはどれもそんな感じ
>とりあえずこれらをラブロマンスと銘打つのは詐欺だと思います
暗い抱擁とか愛の旋律はギリ入るかもしれない

ミステリーといえば遺産争いみたいなとこあるよね

動機が情愛のもつれとかじゃなくて金！金！金！なのが多いくて良い

ミステリーの女王というか創始者レベル
変化球含めたあらゆるミステリー作品の祖型が網羅されてるように感じる
悪く言えばすべてがスレ画の模倣に見えてくる
ミステリー作品の歴史自体がスレ画の予告犯罪のようなもので後継者達がそれを実行してる

>動機が情愛のもつれとかじゃなくて金！金！金！なのが多いくて良い
愛のために改心しました！
愛する人のために金が欲しいので殺しました！

プロファイリングがメインなのがいい

悪魔の手毬唄の後に読むそして誰もいなくなった

後年あまりよしとされてないトリックとか記述方式とかがこの人にだいたい書かれてる

マザーグースの引用タイトルいいよね

そして誰もいなくなったしか読んだことないけど
愛着が湧く程度に登場人物にキャラ立たせてるけどサクサク後味スッキリに殺していく

>あの…一族が遺産争いでギスギスしてる話好き
『葬儀を終えて』はドラマ版も好き

クリスティー文庫は手放さないシリーズのひとつだわ

>動機が情愛のもつれとかじゃなくて金！金！金！なのが多いくて良い
そっちのほうが一周回って珍しいから目立ってるけどそれ以外も多いぜ
分かりやすくおつらい事情での復讐が動機なのは確かに少なめだが

相手が精神病院にいると永続で離婚できないのはクソだと思いました

動機を一言に集約すれば金だけど金！金！金！かと言うとそれはなんか違うってのも多いしね

俺の中でシェイクスピアと同じランクの人

なんだかんだで根底に明るさがあるのがいい

>愛のために改心しました！
>愛する人のために金が欲しいので殺しました！
愛で変わったけど性根までは変わらなかったのがリアルなやつ

過去に転生した女

>好奇心旺盛お嬢様素人探偵と振り回される幼馴染男ってテンプレが完成されてて驚いたよ
わざと車で事故って敵の屋敷に侵入するお嬢様無茶苦茶すぎる

>動機を一言に集約すれば金だけど金！金！金！かと言うとそれはなんか違うってのも多いしね
方向性は違うけど予告殺人と葬儀を終えてはどっちもそういう感じだな
特に葬儀を終えてはその考え方ができないと推理自体がドツボにはまる危険性まである

>ミステリーといえば遺産争いみたいなとこあるよね
登場キャラクター全員を容疑者にする手前
動機を一律で用意する方が良いからな
個別の動機を設定するとトリックやロジックでなくメタ読みから見当つけられかねないし

フランクフルトの乗客みたいなクソ作品書いてさすがにクリスティーも老いて終わったなって思わせといてそのあとに象は忘れないと復讐の女神っていう結構評価高い作品書き上げるのすごすぎる

>>ミステリーといえば遺産争いみたいなとこあるよね
>登場キャラクター全員を容疑者にする手前
>動機を一律で用意する方が良いからな
>個別の動機を設定するとトリックやロジックでなくメタ読みから見当つけられかねないし
それを逆手に取った葬儀を終えて
冒頭の容疑者一覧を兼ねた家系図がもう罠っていう

小学生の頃子供向けのクリスティの本読んでたけど果物買ったらその籠の底に宝石が入っててそれが盗まれた宝石で…って話が印象残ってる

ミスマープルは安楽椅子探偵の開祖とか言われてるけどかなり積極的に動き回るのでイメージだけ知ってる状態です読むとギャップがすごい

鏡は横にひび割れての動機がマジでいいんすよ…

ミステリー沢山見てきたわけじゃないんだけど最近映画化したポアロ3作見たら
あれ…？こんな感じのネタどこかで見たような…ってなって初めてなのに何故か新鮮さが無かった

料理の描写がすごくうまくて出てきた料理食べてみたくなる

>なんだかんだで根底に明るさがあるのがいい
人間に対する優しさと冷徹さが同居してる作家だと思う
春にして君を離れの穏やかな絶望感とか

>なんだかんだで根底に明るさがあるのがいい
そこら辺は犯人の邪悪さにすら出てる
何か良い奴や憎めない奴がその延長のノリのままあっけらかんと人殺す

>小学生の頃子供向けのクリスティの本読んでたけど果物買ったらその籠の底に宝石が入っててそれが盗まれた宝石で…って話が印象残ってる
日曜日には果物をだな

クリスティは分かりやすい
悪く言えば定型的で平易とも言われるが
犯人の描写は分かりやすくおかわいそうとか分かりやすくクズに当てはまらない奴も結構いる

古本屋以外で旧訳手に入るのかなあ
あっちのほうが好きなんだよなあ

そして誰もいなくなった今読んでも面白いね
最後のギミック？だけはよくわからないけど

犯人がめちゃくちゃ可哀想で…って話もあんまりない気がする
大抵自分の今後のためというか建設的な理由というか

翻訳がめちゃめちゃ読みやすかった気がする

>犯人がめちゃくちゃ可哀想で…って話もあんまりない気がする
>大抵自分の今後のためというか建設的な理由というか
それこそ鏡は横にひび割れてとかは復讐だけどあれもな…

シンプルなサイコが犯人だったU.Nオーエンはそれはそれで面白かった

邪悪の家の女とかABCの犯人とかクソカス犯人が好き

鏡は横にひび割れては過去の取り返しのつかないことへの復讐じゃん
しかも復讐したところで何も戻ってこないこと犯人もわかってるけどやっちゃう悲しい話

ひび割れては復讐ではあるけどあの犯人も結構実子養子に対して酷いし
夫の愛情の方が印象に残る話ではある

ベルギー人はポワロ嫌いって聞いてダメだった

>クリスティは分かりやすい
>悪く言えば定型的で平易とも言われるが
>犯人の描写は分かりやすくおかわいそうとか分かりやすくクズに当てはまらない奴も結構いる
捻った形で皮肉めいてるのもある
他人の人生めちゃめちゃにしてるクズを殺してえけど
殺しちゃったら物語的に幸せにになれねえ
そこに部外者がどんなにたくさん同情できない保身の動機でそのクズ殺してくれたのでみんなハッピー！
何が皮肉かというと別の作品ではその犯人に当たる枠がその自分は手を汚さず済んでハッピー！を享受してるという

キャラを好きにさせるの上手いよね
今でも通じるくらいなので昔の人は狂った

>ベルギー人はポワロ嫌いって聞いてダメだった
クリスティもポアロ嫌いだからセーフ！