材料の珪砂があんまり取れないから

割れるし…

細川ガラシャだから

ざいりょうがない

>材料の珪砂があんまり取れないから
いや、島根とか岐阜だと普通に取れるし一つの産地でしか取れないものが流行るケースはそこそこあると思うが…

土器陶器陶磁器ｻｲｯｷｮガラスとか胡人がつくる割れやすいアレじゃんの中華文化圏にかすってる東アジア国家だから

やっぱ陶器のせいなのかな？
実用品としても陶器で出来ることばかりでガラスいらないじゃんと衰退して

湿気多いから湿気吸わず風を通さないガラス窓だと不都合があって
地震が多いから落として壊れやすくて美術品としても向かないとかだったのかも

>土器陶器陶磁器ｻｲｯｷｮガラスとか胡人がつくる割れやすいアレじゃんの中華文化圏にかすってる東アジア国家だから
実際陶磁器である伊万里焼なんかは対欧の強力な輸出品だったし陶器が強かったのは確か

風鈴とか時代劇にも出てくる印象あるけど

>湿気多いから湿気吸わず風を通さないガラス窓だと不都合があって
>地震が多いから落として壊れやすくて美術品としても向かないとかだったのかも
とはいえ過去の祭事には日本産のガラスが使われてるって記録も残ってたりするし全く作られなくなり江戸時代まで技法や存在が失伝してしまうのはミステリーではあると思う

ワビサビを感じないからって利休が言ってました

>風鈴とか時代劇にも出てくる印象あるけど
江戸時代後半にはガラス製の風鈴があるがそれより前は全部鉄か銅

>やっぱ陶器のせいなのかな？
>日本のガラス製造技術は、江戸時代まで普及することはありませんでした。 その理由は、ガラス以外の製品の製造技術が高かったからだと言われています。Japanは漆器、Chinaは陶磁器を意味する時代があったように、当時からアジアの製品技術は高かったようです。そのため器などを作るためのガラス技術に困らなかった、という訳です。 加えて江戸時代には約200年間鎖国していたこともあり、ガラス技術が日本にやってくることはありませんでした。 しかし17世紀、元禄時代になると南関東地震やデフレが原因で、日本は不況に陥ります。 この困難を打破すべく、大阪の商人が雑貨として国産のガラス開発・販売を始めました。 日本独自に編み出されたこのガラスは「和ガラス」と呼ばれましたが、当時は厚手で脆い製品しか作れませんでした。 ですがガラス食器や眼鏡レンズは高級品として人気を集め、和ガラスも高級ギフトとして長崎や江戸、京都などに流通し始めました。
という解説によるなら陶器技術ツリーが遙か先行ってたのかねぇ

大陸と違って産業や職能になるレベルの技術がなかっただけじゃないの

奈良時代辺りには国産のガラスが作られてたけど貴族のパトロンなんかもいなくなって衰退していったのかな
とはいえ宗教的にガラスを使うケースもあったにそれすら廃れるのは凄いと思うが

江戸時代に入ると舶来のビードロが人気出てるよ
自分らで作るのはもうちょい後になってから

ガラスが美しい器になるとか窓によいとかは事後の考えであって
玻璃という素材とだけ考えてかつ既に器は陶器の高品質のものがあるとなれば
きっかけがなければ技術ツリーが進まないこともあるかも

裸足で歩くのが普通だったっぽいし割れたとき大惨事になりそう

陶磁器より燃料の消費が多いとか？

技術自体は大陸から入ってきてるのに廃れたのはガラス以外なら弩もだな
あれもなぜか一気に廃れた

>江戸時代に入ると舶来のビードロが人気出てるよ
>自分らで作るのはもうちょい後になってから
これを見る限りガラスが人気になる土壌は既にあるんだよな…
じゃあなんでガラスが廃れたのかといえば不人気だからではなくもっと別の理由がありそう

一旦伝わって製造されてたのにめっきり失伝して数世紀経ってからようやくまた流行り出すってのが面白いよね

透明で綺麗以外の考えがないなら土固めて作ったもんで事足りちゃうからなぁ

正倉院には和製のガラス玉が収められてるが器とかは輸入だけらしいので
やはり「人造の水晶みたいな石」概念のまま必要がなかったので放置されてたんじゃないか

吹きガラスの技法までは入って来なくて衰退したんじゃね？

まあ作るのが難しくて技術レベルも低いからその当時の器より脆いとかだったらわざわざガラスに移行しよう！とはならんわな

ガラスの材料自体はそこまで国産で揃えるのも問題ないからゴムみたいに日本じゃ材料ないからそもそも作れないって訳でもなさそう
fu3506627.jpeg

ガラスっ子大虐殺ってのがあってね

日本の環境だと窓ガラス作ろうって気にもならんだろうしな

>吹きガラスの技法までは入って来なくて衰退したんじゃね？
それはあるっぽい
ガラス玉からガラス器・ガラス窓等へのパラダイムシフトが国内では自然発生しなかった

>弩
メンテナンス性と連射速度かなあ

まず医学や科学の土壌が無いと無用の長物

ガラス質の材料なんていくらでもありそう

漆器はそれこそ輸出するぐらい作ってたしな

釉薬はガラスみたいなのもあるし素材としては認識はしてたんじゃないかなあ

前言われてたのが社稷や宗教儀式で使われなかったからだんだん求められなくなっていったって説

あれ
じゃあ眼鏡も舶来品オンリー？

作ってた時代はあるから技術と知識はあったのになんか知らんけど廃れた

>>弩
>メンテナンス性と連射速度かなあ
律令国家の時代は普通にあったのにね
一気に平安以降になんか廃れた

昔のガラスって割れやすそうな偏見知らんけど

障子や襖や陶器は破れたり割れても補修する技術が確立してる
後発のガラスはコスト高そうだし割れたり壊れたら補修無理じゃない？
今まで使ってたものをあえてガラスにするメリットないよねーって結論だったんでは

仏教全然ガラス使わないなそういや

やはり江戸っ子文化大虐殺はあったんだ！

明確な理由が出てこな過ぎて推測するしかない
多分陶器のほうが凄いと言われたのとパトロンがいなかったからだと思うが

>仏教全然ガラス使わないなそういや
仏像の目玉にはガラスが使われてたりする

>作ってた時代はあるから技術と知識はあったのになんか知らんけど廃れた
玉以外のガラスも作られてたの？

陶器は形作ってから焼けばできるけど
ガラスって熱した状態で形整えないとだから製造が難しかったんじゃない？

なんで欧州でガラスが流行してたのかと言えばステンドグラスを教会が求めて協会や領主がパトロンになったからでは？と聞いたことはある

>仏像の目玉にはガラスが使われてたりする
玉眼だな九州国立博物館の特別展で詳しい構造解説やってるの見たけど水晶使ってた

>じゃあ眼鏡も舶来品オンリー？
メガネはザビエルが日本に持ち込んだ

歴史的に鏡も磨いた銅鏡だからなぁ中華圏

日本は木と水が豊富で障子が普及していた面はあるかもしれん

>やっぱ陶器のせいなのかな？
>実用品としても陶器で出来ることばかりでガラスいらないじゃんと衰退して
磁器ですら戦国時代終わった…て時期に朝鮮に攻め込むまで技術伝わってないんだよな…

昔のガラス窓を使う主な理由って適度に遮光しつつ部屋を明るくする為で
日本だと同様の働きができる障子があるからわざわざ変える必要がない

燃料になる木が建材やら鉄製品とか陶器の方に持ってかれてガラスなんて作ってる余裕なくなったとか
いやでも割と余裕はありそうか…

>>仏像の目玉にはガラスが使われてたりする
>玉眼だな九州国立博物館の特別展で詳しい構造解説やってるの見たけど水晶使ってた
水晶はガラスじゃなくね…？

逆に古くからガラスが普及してた国ではなぜそうなったのかってのも考えたほうがいい気がするな

仏像の眼球はガラスじゃなくて磨いた水晶の板だってさ

ギヤマンって知らんか

へうげものの知識しかないけど秀吉が海外出兵するまで焼き物するにも登り窯すらなかったんでしょ
しかも登り窯で1300度しか出ないのにガラスって1700度必要じゃん

純粋にコストに対するメリットが…って思うけど
ある程度高級にできる茶器にガラスを使おうとしなかったのが不思議

焼き物に使う釉
薬ってガラスなんだよね？

>水晶はガラスじゃなくね…？
うんそういうニュアンスで言った

>>メンテナンス性と連射速度かなあ
>律令国家の時代は普通にあったのにね
>一気に平安以降になんか廃れた
弩は複雑な機構を持った工業製品なのでコストがかかるのと外国の脅威が減ったことで律令制の軍団制と共に廃止された

石英ガラスもあるからどうだろ

ガラスは呼び名が違うんだよな昔は

>日本は木と水が豊富で障子が普及していた面はあるかもしれん
ヨーロッパでもそもそも透明な硝子を当時作るのが難しかったから
ステンドグラスは着色でいいので都合がよかったって聞いた
下手な未熟技術のガラス窓より障子のほうがよかったかも

まぁ石器時代は天然ガラスな黒曜石の石器使ってたんだけどな！

ガラスの成分の違いで日本で作れるものは脆いガラスだった
日用品としては陶器のほうが優れてるから
ガラスを珍重するパトロンがいなかったから職人が全員死んだんじゃないかな

実用品じゃないけど勾玉とかに使われてた翡翠がある時期からさっぱり使われなくなる…ってのも歴史の謎としてあるよね

破れた障子貼りかえるの簡単だけどガラス割れたら面倒だもんな…

>破れた障子貼りかえるの簡単だけどガラス割れたら面倒だもんな…
障子紙作るのもコストかかるんで一般家屋だと木の戸板が普通なんじゃない？

>実用品じゃないけど勾玉とかに使われてた翡翠がある時期からさっぱり使われなくなる…ってのも歴史の謎としてあるよね
情報化社会じゃないにしろ流行り廃りは驚くほどの速度で進むこともあるからなぁ

そもそも平ガラスって昔のヨーロッパでもかなり高級品では

でかいガラス作れないまま壊れやすくて物納税制に組み決めなくなって廃れた

ガラスを吹いて整形するためには鉄の筒が必要で
高くて用意できないんじゃない？

タイムトラベラーによるガラス職人大虐殺があったのさ

そもそも欧州でだって秘匿技術だよお

>ガラスを吹いて整形するためには鉄の筒が必要で
>高くて用意できないんじゃない？
鉄砲作るよりは楽だと思う

ガラス溶かすくらいなら陶器や鍛治に燃料使いたいよな…

中華圏で珍重されてる璧玉もなんか日本ではあんま使われてない感じか

>仏像の目玉にはガラスが使われてたりする
仏像にガラス玉が使われるのは装飾品など飾りに

湿気で結露するから明り取りに使うのは向いてないだろうね

>ガラスは呼び名が違うんだよな昔は
びーだま

確かに考えてみると需要ねぇな昔のガラスって…

高級路線の民芸品みたいなのは
職人の秘伝とかだろうし
パトロンつかなくて死んだらそれっきりとかだよね

>中華圏で珍重されてる璧玉もなんか日本ではあんま使われてない感じか
美意識の関係で珍重されないとかはありそうよね

温度計がないなら放射温度計を使えばいいじゃない

ハシボソガラスとハシブトガラスは昔からいた…！

>確かに考えてみると需要ねぇな昔のガラスって…
戦国時代が落ち着いて美の方面にも目を向けるようになったら需要が出てくる感じだな日本だと

別にガラスに限らず1番は金じゃね
江戸時代はそれまでそこまで作られてなかった昆布が琉球・清に売れるから一気に輸出量増えた
明治では紡績
日本でガラス製品を大量輸出してボロ儲けできた時代って聞いた事ないしな

ヒスイは新潟とかで結構採れるのにな

>中華圏で珍重されてる璧玉もなんか日本ではあんま使われてない感じか
ヘキはマジでよくわからん…
放射線の温かみを感じてる疑惑の変なドーナッツとかが至上の宝扱いだったり…

需要ない状態だとスキルツリー伸ばす理由がないからな…

一応戦国時代に朝倉義景がガラス職人を招聘して生産させてたけど滅亡してからは音沙汰が無くなった辺り途絶えたっぽい

吹きガラスと板ガラスのスキルツリー解放されるまであんまり大したもん作れんからな
木材や布や食い物税金がわりの時代でそれはきつい

すぐ割れるし陶器でいいよな
綺麗以外の利点がない

確かに翡翠の使い道って勾玉しか知らない…

宗教儀式で使われないのは確かにそうだな

古代南米で車輪が発明されなかったようなものか

>温度計がないなら放射温度計を使えばいいじゃない
そもそも温度計ってつくるの割と大変なんだよ整形したガラスの棒に水銀とかまで入れる必要があるし、なんならこの時代摂氏とか華氏が存在してない時代
だからまず基準となる温度を作り上げる必要もあるし実際10年以上かけて作り上げていざ布教しようかと思ったらびっくりするくらい流行らなかった

民間だと陶器と漆器で十分って言われたらまぁそうね…

木材取り尽くしてて燃料無駄に使えないのもありそう
高熱の釜は木材ガンガン使う

>すぐ割れるし陶器でいいよな
>綺麗以外の利点がない
庶民向けの素焼きの器なら窯が無くても作れるしな

西洋もでかい一枚のガラスはなかなか作れなかったから
吹きガラスの底広げた〇を合わせて使うロンデルガラス使ってたりしてたな
無職転生で描かれる家の窓がこれでちょっと感心した記憶

>古代南米で車輪が発明されなかったようなものか
初めから無かったわけじゃなくて伝わってきたけど使わなかったパターンだからちょっと違う

翡翠は時代が下ると根付とかの装飾品で結構使われるけどさすがに江戸時代だから下りすぎだな

>綺麗以外の利点がない
しかも当時の技術だと別に透明でもなくて濁ってる

欧州〜中東だとガラスの工芸品の需要あったけど東アジアだとそんなに

スレ画のもツリー作り直してるから馬鹿みたいに金掛かりそう

>翡翠は時代が下ると根付とかの装飾品で結構使われるけどさすがに江戸時代だから下りすぎだな
そこまで行くと平和だから文化が成熟して今まで見向きもされなかった素材にも目を向ける余裕が出来たってことだろうしな…

>>古代南米で車輪が発明されなかったようなものか
>初めから無かったわけじゃなくて伝わってきたけど使わなかったパターンだからちょっと違う
素材は伝わったがパラダイムシフトの部分が伝わらなかったので
必要がないがためにパラダイムシフトが起こらなかったという意味では同じだと思う

金になるなら嫌でも生産される

日本以前に中国朝鮮であんま求められてこなかったなら尚更日本だと失伝してくわな
内需もないわけだし

でも文明再興系の本だとガラスすげー便利だからネジとこれは最優先で作れよな！って言われるぐらいのマテリアルではあるんだ
ある程度技術ないとそもそも容器作れんけど

ガラス容器を作る為の技法が伝わらなかった事とガラス以外の製造技術が高くて
ガラスの技術ツリーを伸ばす必要性がなかった感じではある

フラスコとか研究用の需要は江戸時代あたりだとほぼ無さそうだしな

食事の部分だと思うよ
器として使おうとしたらあまりに相性が悪い

同じ画像と本文のスレを前に見たような

>スレ画のもツリー作り直してるから馬鹿みたいに金掛かりそう
材料は日本にあるもので作れるから高級路線として売ってる感じだね
ロストテクノロジーになったせいで物珍しいから売れた

宝石を使った身体装飾品があまり発展しなかったのと無理やりこじつけて考えると
日本人は昔あんまり透明で光るものいいと思ってなかったんだろうか…

ガラスはメソポタミア生まれなんだけど基本的に西側の産物でソーダを使ったガラス
中国とかのガラスは鉛やバリウムを使ったガラスで融点が低く透明度も高いんだけど
日本で同じ事ができるかっていうとできないだろうしニーズも少ないだろうなと思う

>でも文明再興系の本だとガラスすげー便利だからネジとこれは最優先で作れよな！って言われるぐらいのマテリアルではあるんだ
>ある程度技術ないとそもそも容器作れんけど
Dr.ストーンでも重要アイテムだったなガラス器

>同じ画像と本文のスレを前に見たような
この掲示板でそれ言ったらなにも建てられなくなると思うぞ…

ガラスの器は薬品とかの保存に必須のアイテムだけど
そういうのは現代知識があるうえのでRTA要素だよなあ

>>同じ画像と本文のスレを前に見たような
>この掲示板でそれ言ったらなにも建てられなくなると思うぞ…
いや…？

>同じ画像と本文のスレを前に見たような
何回か同じようなスレを見かけてる
頓珍漢な事言うナチオジがひたすらバカにされるときもあったし今回みたいに真面目に進行する時もあった

>宝石を使った身体装飾品があまり発展しなかったのと無理やりこじつけて考えると
>日本人は昔あんまり透明で光るものいいと思ってなかったんだろうか…
その割に江戸時代以降は流行ってるし美的感覚が今と全然違うわけでもないと思うが

そもそも日本の薬品や化学物質への知識がなぁ

>日本人は昔あんまり透明で光るものいいと思ってなかったんだろうか…
無色透明なガラスは17世紀ぐらいにならないと…

あいつの名前出すなよ…思い出すだけでイラつく

綺麗ってだけでも古代だと特に需要は出ると思うから不思議だ

>でも文明再興系の本だとガラスすげー便利だからネジとこれは最優先で作れよな！って言われるぐらいのマテリアルではあるんだ
再興するからには既に技術の完成形が見えてる状態だからなぁ
リソースが乏しければ最優先でなんてやってられないし

古墳時代には副葬品でめちゃ使ってたのはわかってるけどそれ以外の何に使われてたのやら

そもそも現代のガラスに慣れ過ぎてプリミティブなガラスがどんなもんなのか実感がな湧かない

ガラス茶器を愛する有力者でも出てこないと技術を維持する理由も金も無いか

ガラスの色ってのは不純物の色だからな

朝倉家から出土したガラスはこんなの
fu3506754.jpeg

>朝倉家から出土したガラスはこんなの
>fu3506754.jpeg
普通に綺麗だな

>朝倉家から出土したガラスはこんなの
>fu3506754.jpeg
すげー！こんな綺麗なの作れたんだ！

>朝倉家から出土したガラスはこんなの
>fu3506754.jpeg
思ったよりちゃんとしたガラスのグラスだ…

焼き物とかの窯自体が産業保護のため各藩の許可制だったこともあるんじゃないの
それに鉄や金属を溶かすほどの高温は良からぬ加工ができてしまうのもよくない

>朝倉家から出土したガラスはこんなの
>fu3506754.jpeg
まともなガラス製品だ…

復元品って書いてない？

ごめん>fu3506754.jpegは復元版だった
正しくはこれ
fu3506761.jpeg
あと同時代に欧州からやってきたらしいガラス製品の破片
fu3506765.jpeg

こんなまともなガラス製品あったら有名な茶器とかより高値でもてはやされそうだが実際どうなん

>そもそも現代のガラスに慣れ過ぎてプリミティブなガラスがどんなもんなのか実感がな湧かない
いわゆるオリエントガラスは美術館や博物館でそういう企画展あればちょくちょく見られる
京都の京セラ本社内にある資料館で見た紀元前4世紀だったかの奴はあっすげえちゃんと透けてる！ってなった

復元版盛りすぎだろ

>朝倉家から出土したガラスはこんなの
めっちゃきれいに残ってんなと思ったら復元品か
後これヴェネチア産て出てくる…

白瑠璃碗
https://shosoin.kunaicho.go.jp/treasures?id=0000011989&index=7
ササン朝ペルシャの品物らしい
http://tripmode.g2.xrea.com/pn/pn01.htm
こういう物があって再現にはあまり熱が入らなかったのは不思議なんだけどそれだけ珍重されて人の目に触れなかったせいなのかも

ステンドグラスは文字が読めない層へ聖書の内容を分からせる意味でも西方では需要が高かった
対して中国や日本では識字率が高くてあんまニーズ無かったのよね
その差は紙というものの生産量が如実に絡むんだけども

茶器ばかり価値が高まってたからガラスは置いてけぼりだったのかしら

陶器の技術力って強度の他にデザイン力になるのかな

>復元品って書いてない？
「」は文字を読まない！

>ステンドグラスは文字が読めない層へ聖書の内容を分からせる意味でも西方では需要が高かった
>対して中国や日本では識字率が高くてあんまニーズ無かったのよね
>その差は紙というものの生産量が如実に絡むんだけども
あーあれそうああ意味合いもあったのか…
そりゃ文盲の人も多いだろうし教会は支援するわね

>茶器ばかり価値が高まってたからガラスは置いてけぼりだったのかしら
そんで透明でキラキラした器が侘び寂びの価値観に合わずガラスの器が盛り上がらなかった…ってのはありそう

>茶器ばかり価値が高まってたからガラスは置いてけぼりだったのかしら
茶が日本に入ってきた平安初期あたりにはもうガラス全く使われてなかったよ

>>朝倉家から出土したガラスはこんなの
>めっちゃきれいに残ってんなと思ったら復元品か
>後これヴェネチア産て出てくる…
基本的にローマ系かエジプト系で輸入品のガラスデザイン違うからな

宗教絡みにしても仏教ってそんなガラスバンバン使わんもんな

千利休とかがガラスの茶器で飲むなんて似合わないよな

千利休が一切をはめ込みガラスにするのがよろしいかとって言ってたら時代が来てた

>陶器の技術力って強度の他にデザイン力になるのかな
後はまあ歩留まり…焼成中にめっちゃ割れ倒すから…

今考えると今でも日本で現役な障子文化強いな

>陶器の技術力って強度の他にデザイン力になるのかな
あとは釉薬の調合とかでない？

へうげものであったけど当時の茶器って中国側から見たらどんな評価だったんだろう

ガラスの器で抹茶飲んでも良いじゃん涼しげだし！

>宗教絡みにしても仏教ってそんなガラスバンバン使わんもんな
仏像がたまに玉持ってるくらいか

まぁ土焼いたら出来る物のほうが流通するのは分かる

お高いせいで一部の権力者しか知らないから民間でも需要広がらないってのはあったかも

ミル貝ですまんが
>奈良時代から平安時代初期には、とんぼ玉は厨子の装飾に使用されるなど、仏教美術と深く結びついていた。その技法は秘伝とされ、とんぼ玉に接することが出来る人間も限られていたと言われている。
という記述を信用するなら宗教的観念として軽々しく扱うべきでないという認識が形成されて
それがトンボ玉を気軽に身につけたりそれを発展させて器にしたりの文化発展を妨げたのかも

何度も言われてるけどガラスは陶器に比べて必要な加工技術が複雑で高度な上
その高度な技術で作らないと脆いし大して美しくも無いわけで
陶器の技術が十分高ければ追及する意味自体が薄い

ガラスのキンキラ感は秀吉なんかわりと趣味合いそうな気がするけどそうでもなかったんかな

武家政権の時代が長かった上中央の権力が弱い時代が長く続いたのが中世日本だから
ガラスを作るだけの技術も需要も育たなかったのかしら
上に挙げられてる朝倉家みたいのが数少ない例外で

純粋に需要が無かったからって話なんだろな

大体西方で無色透明のガラスが作れるようになったのが1200年くらいで1600年半ばまで門外不出だったはず
ガラスという文化が生まれた土地でそれなのだから日本なんかでツリーが伸びるはずもなく…

>ガラスのキンキラ感は秀吉なんかわりと趣味合いそうな気がするけどそうでもなかったんかな
あの時代の名物にガラス製品はあったから信長からの南蛮好き武将など好きなやつは好きだった
ただ流通は南蛮商人頼りだし権力者が生産地を抑えて名物作らせて…ということが可能な作陶製品とは扱いが全然違うんだよね

>ガラスのキンキラ感は秀吉なんかわりと趣味合いそうな気がするけどそうでもなかったんかな
キンキラガラスが世界的に作れるようになるの多分1700年代とかだよ

水晶で代替できる程度の需要しかなかったんだろう
日本に限らず東アジア全体で

fu3506815.jpg
中国のだけど古いガラス製品探してきた

信長とかが金つぎ込んで開発したらできただろうけど
なんか綺麗だね以上の門がない状況でそんなことせんわな

後世からみてできるはずって言ってもできなかったやらなかった結果だけは残ってる

陶器があるからガラス技術が発展しなかった
は分かるんだけど途中で完全に途絶えるのが分からん

でも欧州なんかも中世の小道具って陶器出てくるまで金属器だよなあと思うと
実用で広まるのかなり最近になっちゃうのか？

>fu3506815.jpg
>中国のだけど古いガラス製品探してきた
後漢になると衰退し…とあるけど戦乱による国力衰退で生産技術が途絶えてそのまま国産需要が回復しなかったのかな

>fu3506815.jpg
>中国のだけど古いガラス製品探してきた
中国産ガラス容器もほとんどがいわゆる交州のめっちゃ僻地からの出土が大多数なのはよくわからんな…
お偉いさんの需要がなければわざわざ作らないシロモノだろうに

>陶器があるからガラス技術が発展しなかった
>は分かるんだけど途中で完全に途絶えるのが分からん
綺麗なもの以上の実用性が無い(陶器で代替可能)から需要が無くてそのまま生産技術も廃れていったんだろう

紀元前数千年の四大文明の頃からガラス作ってたメソポタミア地域と日本じゃ後追いにも程がある

>ガラスっ子大虐殺ってのがあってね
割れたガラスの上を歩いた奴らが全滅したのかな？

流行りじゃなくなったから廃れたってのは嗜好品だとあるあるだしな

まぁガラスって割れやすいもんな
漆器があればいらねってなるのはわかる

上でも出てるけどガラス玉を寺院に奉納する工房もあって戦国時代はガラス工房自体は全国に転々とあったそうだ
https://avantdoublier.blogspot.com/2022/09/blog-post_09.html

嗜好品から実用品にスライドできないと残れないか…

>中国産ガラス容器もほとんどがいわゆる交州のめっちゃ僻地からの出土が大多数なのはよくわからんな…
>お偉いさんの需要がなければわざわざ作らないシロモノだろうに
南越王とか…

流行りっていうか縄文時代から平安時代ぐらいまではガラス製品作られてたって話だから当時でも相当な伝統技術だったかと思う

伝わり方残り方が仏具方面というのは今のガラスに対する感覚からすると意外でおもろい

実用品としては木製の器が現代でも割れないし軽いしで重宝されてる訳だしな…
後はテーブルマナーもあるんじゃない？
日本は割と器手に持つし

>は分かるんだけど途中で完全に途絶えるのが分からん
職人の秘伝の製法とかでやってんだから
需要減って来て職人死んだら終わる

細々と需要はあったけど実用的な需要は高すぎてなかったみたいな状態なんだろうか…

木造建築だしガラスは収れん火災の可能性があるとか？

>嗜好品から実用品にスライドできないと残れないか…
嗜好品でもステンドグラスのように宗教的権威といった権力層から強い需要があれば生き残れたんだろうけど東アジアはそうはならなかった
その辺は美意識の違いとか社会の構成要素の違いじゃね？って既に上で言われてるね

昔のガラス製品と言えばトンボ玉くらいしか知らない

用途が陶器と被る以上は既存のスキルツリー伸びてる陶器押しのけるだけの要素が必要な訳で
それがなかったんじゃないか

>木造建築だしガラスは収れん火災の可能性があるとか？
当時の扱いからするとそんな窓際に置いとくようなもんでなくない？

ガラスが日本で栄えて良かったよ
じゃないと虫嫌いの俺は死んでるところだった

じゃあガラス加工の発達した国では陶器は廃れたのかというとそうでもない

まずガラス製品って陶器に比べて厚くて重くない？現代の製品でも

『原始・古代の光技術(2) 玻璃玉と青銅鏡と炭』（藤原裕文）によれば、金属器やガラス器は官営工房があり、また唐に倣った律令制度で科学技術を保護奨励したことがガラス文化とは密接に関わりがありそうだ
延喜式の記述にも出雲の玉工からガラス玉を毎年朝廷に納めるよう定められていたらしい
そして「国家主導で多彩に展開された科学技術（ガラスを）は、950年ころの相次ぐ争乱により衰え、やがて官営工房での製造は途絶えてしまった。これは律令制度の崩壊を意味する」とのことで
主に国家が主導していた最新技術だったので引く手が消えてガラス玉以上の物を開発する原動力が失われてしまったのだろう

ギヤマンってのもガラス？

あの吹くとパンパン鳴る奴！

昭和のすりガラスも今は作れないし需要ないから消滅は不思議でもない

官営だったから律令制度と一緒にパァと…

吹きガラスとか最初に試しにやってみた奴死んだんだろなぁ

定期的にこの漫画のスレ立つけど内容云々より戦国時代の内情なんかの総合スレみたいになってない？楽しめるから嬉しいが