二次元裏@ふたば

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119952 B21/09/22(水)23:27:56No.848658309+ 00:28頃消えます
URA制覇、という大きな目標を走り切る。足に抱えた爆弾を共に二人三脚で気遣いながら達成したそれは、まさに二人の集大成でもあった。喝采の歓声を受けると、不思議と動く体に違和感を覚えながらそれに応え地下バ道へ戻る。そこには発光せずに微笑んでいるトレーナー君が私の帰りを待つかのように佇んでいた。汗の匂いも気にせずに頭を撫でてもらってから、少しだけぎゅうと抱き締め合う。何ら変わりのないいつものルーティンを終えてから、レースのフィードバックをしてライブまでの時間を潰す。最早やることもほぼなく、ドリームリーグに上がってWDTを目指すのみになっていくと必然なのかトレーナー君と一緒に居る時間が徐々に増えていった。最初は昼ごはんを食べさせてもらうだけだったのが、朝食や夕食にまで広がっていき、果てには就寝以外ほぼ共に過ごすようになっていくようになっていったが特に違和感も抱かず、トレーナー君も嫌そうなそぶりを見せてなかったのでこれで良いと思い日々を浪費していく。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/09/22(水)23:28:14No.848658425+
そうしたある日、ふとトレーナー君がトレーナー室で眠りこけているところを発見して悪戯でもしてやろうかとこっそりと忍び寄った。すると突然起き上がったトレーナー君に腕を掴まれ、そのまま捕まる。
「おや、起きてたのかい。邪魔しちゃったかな?」
「もとから邪魔する気だったろ。…どうかしたか?」
「いやなに、パートナーを少し弄ぼうかなと思ってね。」
「捕まっていちゃ世話ないな。」
そう言いつつ、頭を優しく熱が通り過ぎる。これをされるとどうも自分は弱いみたいで、すぐに猫のように丸く収まり尻尾を揺らす。これだけは何故か辞められない、癖になるものだ。
「…と、そうだタキオン。卒業後についてなんだが」
「当然、君と一緒に居るよ。君だってそうだろう?」
「…まあ、そうだな。」
221/09/22(水)23:28:37No.848658569+
傍から見れば愛の囁き合いに見えるのかもしれない。けれどこれは決定事項の復唱に過ぎず、ただただ当たり前の事柄を呟いているに過ぎないのである。胸の中で踊る謎の気持ちがなければ、の話ではあったが。
相当前から私はトレーナー君に好意を寄せている。いつ頃からこれが現れたのかは定かではないが、そんなことはもはやどうでもよかった。トレーナー君の隣にいるだけで、後の難しいことはまた次に考えればいい。そう思いながら、トレーナー君の体に指を這わせる。
「…タキオンは俺の事、どう思ってるんだ?」
突然、冷や水をかけるようにトレーナー君がそんなことを聞いてきた。そう言われてみると、案外形容しづらいもので、実験動物としてのモルモット君なのか、トレーナーとしてのトレーナー君なのか、恋人としての君なのか。取っ散らかった考えと答えを繋ぎ合わせてもうまくいかずに、うんうんと頭を唸らせてどうにか答えをはじき出す。
「憎からず思っている、と言えば大体は分かるんじゃないかい?逆にモルモット君はどう思ってくれてるのかな?」
321/09/22(水)23:28:57No.848658701+
抱く力が強くなっていくのを感じ取りながら、おなかに回されたトレーナー君の男らしい腕に胎のあたりを擦られる。艶めかしくとくんとくんと熱を送られるような気がして、私の体全体を熱く焦がせる。
「…タキオンのことは、愛しているなんて陳腐な言葉じゃ足りないぐらいに想ってる。これまでも、これからも。」
耳元でそう囁かれると、熱を持つ体はそれを求めて身をよじらせる。けれど自身の頭の中では、自制をするために脳がセーフティをかけていた。私はまだ学生の身分で、未成熟に一方的なことを考えがちだ。それを整理して清算してから、こういうことは始めたい。そういう願望が胸の内でぐるぐると回り続け、トレーナー君の熱意を一度は振り払った。
「…じゃあ、待っててくれるかい?」
「ああ。何年たっても待ち続けるよ。」
「大袈裟だなあトレーナー君は。そういうところも、好きだけどね。」
そんな言葉を交わしてから、お互いにセーブを続けようと暗黙の了解で約束を取り付ける。冷めていく熱と確かに宿る気持ちに嘘をつくのは辞めようと、私は自身の影にそう告げた。
421/09/22(水)23:30:02No.848659124+
WDTは快速の足をうまく使い、並み居る強豪を押しのけて1着をもぎ取ることが出来た。URA制覇の時よりもすごい喝采を受けながら、これまでの競争生活に別れを告げるべく最後のライブに臨む。滞りなく終わり、WDT覇者という称号を首から下げて学園に凱旋した。以降はレース生活に別れを告げ、ただ来る卒業をトレーナー君と過ごしながら待つ。たまにスカーレット君のトレーニングを見てあげたりしながら過ごしていると、桜が似合う行事がやってきた。泣きじゃくるスカーレット君を何とか宥めつつ、卒業式に堂々と挑む。と言っても流石に年も経てば私の酷いところもある程度鳴りを潜め、外から見れば大人っぽく見えていることだろう。数々の思い出を学園に飾ってから、トレーナー君の待つ桜の木の下に向かった。にこやかに笑いながら、木の下で両腕を広げる彼のもとに飛び込んで捕まるように抱かれる。
「トレーナー君、私の最後の晴れ舞台はどうだったかな?上手くやれてただろう?」
「ああ、とても女性らしくなった。」
「なんだいそれは、馬鹿にしているのかい?」
「いいや、もっと魅力的になったってことだ。…あの時よりも、な。」
521/09/22(水)23:30:17No.848659232+
熱っぽい視線と言葉が私の神経を刺激し、あの時のように下半身に熱を宿らせる。互いに目を合わせながらも、ここではまずいと一度トレーナー君の家に向かうことになった。車に乗り、車窓から流れる景色をぼんやりと見ながら、これから行うであろうことに期待が高まり、ずくずくと胸を刺激する。トレーナー君が新しく買ってたであろう新居では段ボールが散乱し、らしくないほどにズボラな印象を受けた。けれどそれもなんだかおもしろくて、トレーナー君が腰を抱き寄せてキスするまではどういじくってやろうかと考えているところだった。腰に手が回り、潰されるように抱かれるも胸がバネのように邪魔をして中々舌が絡まない。業を煮やしたのか、それとも興奮したのか、固い熱を胎にこすり付けながら玄関だというのにお尻をがっちりと揉んでくる。甘い声を出さないように我慢しつつも、奥に進むにつれて徐々に遠慮がなくなった。ベッドに転がされると、鋭く私を捉えるトレーナー君がふとこんなことを口にした。
621/09/22(水)23:30:52No.848659499+
「…タキオン、好きだ。愛してる。…結婚しよう。」
「ムードもへったくれもないのか君は…」
「タキオンが可愛すぎるのが悪いよ。」
「…まあ、嫌とは言わないけどんむっ!?」
その言葉を遮るようにキスを落とし込まれる。抵抗するように身じろぎしていたが、次第に力が抜けて恋人つなぎをしながらひたすらに唾液を送られそれを飲み込まされる。ぷは、と息を入れる頃にはお互い興奮しきってただの男と女になっていた。
「…はやく…くれ…♡」
「今日は絶対、寝かせないからな…っ!」
「んぐぅっ♡」
突きこまれる熱、暖かい体、それになにより愛し合っているというのが伝わるぐらいのねっとりとした絡み。とん、とんと奥を突くたびに漏れる声が、トレーナー君を余計に興奮させていく。
721/09/22(水)23:31:09No.848659626+
「タキオンッ…!出るっ!」
「ひぐっ♡あっ♡お゛っ♡とれっなあっ♡ぐうんっ♡」
「俺の子供孕め…っ!」
「ひぎゅっっ?!♡」
私のお尻に強く指を喰い込ませ、それと同時に奥に密着する熱から迸る種を飲み下しながら最初の逢瀬を終わらせる。一息入れようと深呼吸しようとすると、中で固くなったままもう一度大きく突かれ声が漏れた。
「お゛っ!?!?♡」
「…絶対今日で孕ませるからな。」
「だからっ♡てえっ♡まだいぐっ♡」
その日、始まった夕方の時間から何度も姿勢を変えながらも執拗に胎の奥に種を擦りつけられ、完全に堕とされていく。気づいた頃にはちゅんちゅんと鳥の声が鳴っていたが、お構いなしにトレーナー君は行為を続け、また私もそれに応えた。終わったのはそこから数時間後、お互いの体力が切れたころ。こぽこぽと零れるトレーナー君の白濁を感じながら伸びていると、その様子を見たトレーナー君がまたしても覆いかぶさった。
821/09/22(水)23:31:37No.848659843+
「…君もたいがい、へんたいだね…」
「タキオンが悪いっ・・・よっ!」
「ひぐぅっ♡」
そうした逢瀬は長い間続き、お腹がトレーナー君ので膨れて見えるほどに注ぎ込まれる。後日受診した産婦人科によれば、お腹には二人ほどが宿っているらしい。精力の強さを上げる薬まで投与した覚えはないんだけどね、とジョークをかましたところ出産後間髪入れずに3,4人目を仕込まれたのはまた別の話だろう。
921/09/22(水)23:32:05No.848660064そうだねx4
っていうシチュで抜いた
タキオンはエロいと思う
1021/09/22(水)23:37:56No.848662393そうだねx1
イチャラブぴょい良い…
1121/09/22(水)23:40:30No.848663431+
ワシもそう思う
1221/09/22(水)23:40:43No.848663528+
僕も
1321/09/22(水)23:40:55No.848663620+
アタイも!
1421/09/22(水)23:41:01No.848663652+
俺も
1521/09/22(水)23:41:10No.848663722+
拙者も!
1621/09/22(水)23:41:22No.848663807+
おいどんも
1721/09/22(水)23:41:39No.848663907+
タキオンのえっちな怪文書増えてほしいと切に願う
でも叶わなさそう
1821/09/22(水)23:42:52No.848664423+
予も
1921/09/22(水)23:43:24No.848664632+
我も
2021/09/22(水)23:47:55No.848666409+
卒業イチャぴょいありがたい…
2121/09/22(水)23:48:24No.848666584+
朕も
2221/09/22(水)23:48:40No.848666691+
某も
2321/09/23(木)00:05:43No.848673417+
ワガハイも


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