よりにもよって…

相手を見てやり方選べよ！？

当然ながら立ち振る舞いというものは一朝一夕では身に付かない。
そこで俺はトレセン学園に赴任する前に様々な映画を見たり実際に英国に赴き紳士に教えを乞うたりと、身体の芯まで立ち振る舞いを叩き込んだ。
その甲斐あって、今では何の恥じらいも無く芝居がかった口調と仕草が繰り出せるようになっている。

ちなみに、魔法使いさんという呼び方は俺が身に付けた手品に由来する。
伊達男たるものマジックの一つや二つは身に付ける必要があると思ったからだ。
そうして研鑽した技術をフジに披露したり、逆にフジが披露したコインマジックの種を見抜き彼女のポケットに仕込み返したりだとか、そういった事を繰り返しているうちにそう呼ばれるようになった。

勿論、トレーナー業を疎かにする事も無い。そこをトチったら本末転倒だしただの変人だ。

「次はどんな魔法を見せてくれるんだい？」
「魔法は今は品切れさ。だが、魔法が使えなくとも僕にできる事はある」
「へえ。一体何を見せてくれるのかな？」
「君に勝利をプレゼントしよう」

エイシンのトレーナーは逃げ切れなかったのか…

元よりフジは他人との距離感を保つのが上手な子だ。
正直この所作がどの程度効果を発揮しているのか不明なところだが、今のところ彼女の男性観に影響を与えるような事はしていないと思う。

そして、フジは強かった。
デビュー戦、OP戦、GI、GⅡ──出走したレースでは全て勝利を収めている。
彼女こそ次の三冠ウマ娘だと。期待の声は高まっていったし、俺も彼女もルドルフを超えるつもりで日々の練習に励んでいた。
全てが、順調に進んでいたんだ。

彼女が、脚を痛めるまでは。

>エイシンのトレーナーは逃げ切れなかったのか…
最終的に嘘バレて子どもに惚気てたからもう逃げ切るとかそういう次元の話でもなかったよ彼は

練習中、バランスを崩し転倒しかけた彼女を受け止める事が出来たのは奇跡だったかもしれない。

「フジッ！！」

恥も外聞もなく、みっともなく滑り込んで彼女の身体を受け止める。
今までの研鑽で身に付けた所作なんて直ぐに吹き飛んで、大の大人が大慌てで救急車を呼んだ。

復帰には長期の療養が必要。少なくともクラシック三冠は不可能だと、そう断言された。
彼女の状況は瞬く間に世間に広まり、三冠は幻と消えたと、そう口にされるようになった。

「……一年程度療養すれば復帰は可能だって。まだ先はあるから。君が気にすることじゃないよ」

何が。何が魔法使いだ、と。
この時に覚えた奥歯と手のひらの痛みは、きっと一生忘れる事はないだろう。

「君のキャリアまで不意にする事はない。新しい契約相手を探しなよ」

フジはそう言ったが、何か、何か俺に出来ることはないだろうか？
必死に頭を回しながら学園を歩いていると、ふと特徴的な声が耳に届いた。

「トレーナー！　いつボクを実家に案内してくれるの？」

声の主はトウカイテイオー。無敗のクラシック三冠を獲得したウマ娘。
それはフジが掴めなかったもので──いや、待て。
確か彼女は、ダービーの直後に脚を怪我していた筈だ。菊花賞は絶望的だとまで言われたのに奇跡の復活を遂げ、無敗の三冠となった彼女。

……だったら！　もしかしたら！

「すいません！　トウカイテイオーさんのトレーナーさん！　貴方に聞きたいことがあります！」

考えるよりも先に、身体が動いていた。地面に額を叩き付ける勢いで──というか、本当に叩き付けて土下座をした。
額から血を流しながら、俺は彼らに乞うた。

「テイオーさんの脚を治した方法を、教えていただけませんか！？」

廊下を赤く染めながら、額を床に擦り付け──その勢いに押されてか、彼らも首を縦に振ってくれた。

「あ、はい……とりあえず、保健室行きましょうか」

針、温泉、食事、マッサージ、オカルト的手法……etc。
トウカイテイオーと、そのトレーナーに教えてもらった内容を全てメモして、全て実践した。

「これは魔法じゃない。効果があるかもわからない。だけど、きっと！　諦めなければ、奇跡は起こせる！」
「……意外だね。君ってそういうノリもいけるんだ」

フジは苦笑いしながらも、俺の治療を受け入れてくれた。
トウカイテイオーに教わったマッサージは正直普段であれば躊躇うような内容でもあったが、全ては彼女の未来のため。

「さて。これは責任を取ってもらわないとね」
「勿論。これで効果が無かったら責任を取って俺はトレーナーバッジを返上する」
「……そうじゃないんだけどなぁ」

本当に効果があるのかは疑問だが、トウカイテイオーに教わった通り、彼女の足の甲に口付けをした。

ウワーッ！？

そうして俺は、ほぼ24時間に近い体制で彼女のサポートを続けた。
自分の時間は全てフジの脚を治す時間に当てた。
その甲斐あってか──或いは、本当に奇跡が起きたのか。
彼女の脚は、想定よりもかなり早い段階で回復に向かっていた。

「驚いた……やっぱり君は、本当に魔法使いだったんだ」
「君の努力の結果だよ、フジ」

民間療法だろうと何だろうと彼女が効果を疑わずに受け入れてくれた故の結果である。

「ふふ……そうかな？」

そして。真の奇跡は、起きた。

『フジキセキ三冠達成！　幻は現実となりました！』

「おめでとう！　フジ！……いや、良かった……本当に……」
「ふふ……うん、ありがとう。やっぱり、君はそっちが素なんだね」
「あ……あー。うん、まあ。そうだよ」

彼女が脚を痛めてからはすっかり伊達男としての振る舞いを忘れていた。

「……君がお望みとあらば、これからも魔法使いとして振る舞おうか？」
「いいや。もうその必要ないさ。君は手品師ではなく、本当の魔法使いなのだから」

今までは取り繕ってなどいられなかった。
担当するウマ娘が、もしかしたら故障で引退するかもしれない──そんな事態で、芝居なんて出来るはずもない。

今までの振る舞いが作ったキャラだということがバレてしまったのは少し恥ずかしいが……いや、待てよ？
そもそも俺があのキャラで通してきた理由は、彼女が俺に恋愛感情を持たないようにするためだ。

であれば、目論みとしては成功しているんじゃないか。

だってそうだろう？
アレは演技で、素の俺は一般的な中央のトレーナーなのだから。
これでフジが俺のことをイタい奴だと思ってくれれば、恋愛対象からは外れる筈だ。

落胆…彼も引退種牡バ入りか…

もう捕捉されてそう…

どいつもこいつも他人の恋や憧れの心を想像する能力欠如してんのかトレーナー達は

無念…また一人優秀なトレーナーが引退してしまう…

また一人ウマ娘の男性観が破壊されてる…

どんな振る舞いだろうと自分のために真摯に尽くしてくれる異性に落ちないものなどいない

もしかしなくてもそもそもトレセン学園に来れるほどの情熱がある若い牡なんてだいたい価値観破壊するやつなんじゃない？

>これでフジが俺のことをイタい奴だと思ってくれれば、恋愛対象からは外れる筈だ。
驚愕ッ！惜しい人材だがクソボケが過ぎるッ！

またトレセンは恥や外聞を捨て四六時中自分に尽くしてくれる異性を思春期女子にシュートしてる…

「トレーナー。君は私に勝利をプレゼントしてくれた。だから私も、君にお礼を返したい」
「お礼だなんて……君が走ってくれているのが、何よりものお礼になったよ……でも、君がそう言うなら、受け取ろう」
「うん。安心したよ。目を閉じて、屈んでくれるかい？」

フジの言葉通り、目を閉じて屈む。演出家の彼女の事だ、きっと俺をあっと驚かせてくれるものが──っ！？

「ふ、フジ！？」

額と、頬と、そして唇に。
今の、柔らかく弾んだ、そして潤いのある感触は、明らかに。

「ごめんね。頬っぺただけで我慢しようと思ったけど、出来なかった。お礼は私の人生そのものさ。受け取ってくれるよね？」

……何があって、こうなった！？

>「トレーナー！　いつボクを実家に案内してくれるの？」
ここでだめだった

>>「トレーナー！　いつボクを実家に案内してくれるの？」
>ここでだめだった
捕捉されてるやつしかいない…

>……何があって、こうなった！？
こいつ…

昨日のエイシンフラッシュのフジキセキ版をやろうとしたら方向性がズレたのでここで終わり
多分この後頑張って自分を恋愛対象から外そうとする魔法使いさんと自分に振り向かせようとするフジキセキの恋愛頭脳戦が始まります

マンツーマン育成がダメなのでは？

テイトレはなに足の甲にキスしてんだ
トレーナーの立場的にはそうだろうけど

責任取って実家に案内してお前も人生を預けろ共有しろ

>>……何があって、こうなった！？
>こいつ…
自分のやったことをちゃんと思い出してもらわな…

恋愛頭脳戦始まるかな…トレーナーが空回りする未来しか見えないが

足にキスした時点で責任を取れクソボケーッ！！

このネタもっと流行れ…！

戦ってなんていうか争えるだけの余地があってできることだと思うんですよ
もう開幕から落城してんじゃん

足の甲へのキスの意味は隷属だよぅ…

好き……

伊達男の本性が泥臭く頑張るやつって一番かっこいいやつじゃねーかよ！

いくら切羽詰まっててウマ娘から教わったとは言え脚へのキスは一般的な中央トレーナーはしませんと同僚からのくじょ…コメントが

>テイトレはなに足の甲にキスしてんだ
>トレーナーの立場的にはそうだろうけど
藁にもすがる思いってやつだ

テイオーのご実家も旧家のお嬢様と判明したから足へのキスってもうそういうことだよね…

ウマ娘だと足の甲にキスする意味も違うのかな

足甲キスをテイトレに伝授したのはマクトレ

またトレーナーがウマ娘に敗北したようだな…

>ウマ娘だと足の甲にキスする意味も違うのかな
ウマ娘にとって命と言っても過言じゃない部位へのキスだから意味合い変わるかもね

アプリトレーナー自体担当ウマ娘しか見てないバカなのに
その癖客観視できないからそのままパーフェクトコミュニケーションかまして種牡馬入りするんだ

>またトレーナーがウマ娘に敗北したようだな…
でも最初にウマ娘をぐずぐずにしたのはトレーナーだぜ！

掛けてもいいけど怪我がなくとも捕まってたよこいつ

一人で頭の中を整理する間もなくお前が心配だ一緒に夢を見よう
等の言葉の洪水を浴びせられているんだろうな…

もうカモがネギ背負ってやってきたレベルだろ

足の甲へは隷属のキス…

雨の降る帰り道、並んで歩く二人、しかし傘は一つ。
フジと買い出しに出掛けたのだが、うっかり俺は傘を忘れてしまった。俺は走って帰ろうとしたのだが、フジに手を掴まれて相合い傘と相なった。
とは言え彼女が雨に濡れて帰るような事があってはならないので──

「……君、肩がはみ出しているだろう？　私の為とはいえ……」
「いいや、俺の為さ。君の為に雨風を遮る覆いになれる。こんな名誉があるかい？」
「ふふ……まったく、君は……」

──と、ここで俺は敢えて伊達男としての振る舞いを見せる。
フジも恥ずかしいのだろう、その頬を赤く染めていた。
傘を忘れるようなうっかり者が、クサいカッコつけをする。客観的に見てこれはとても恥ずかしい。今のでこれ以上ないくらい俺は彼女の恋愛対象から外れた筈だ！

>恋愛頭脳戦始まるかな…トレーナーが空回りする未来しか見えないが
こんな感じで割と良い感じに奮闘してると思います

どれだけ演技しようがトレーナーとして担当に尽くすことに関して全力ならギャップにしかならないんだ

> こんな感じで割と良い感じに奮闘してると思います
空回ってやがる…

>「君に勝利をプレゼントしよう」
ここまでならまだ逃げ切れた可能性はあった
>彼女が、脚を痛めるまでは。
ここからの流れはもう差し切られてる

>いくら切羽詰まっててウマ娘から教わったとは言え脚へのキスは一般的な中央トレーナーはしませんと同僚からのくじょ…コメントが
他の一般的な治療方法はよく知られてるけど、「これ」という成果を上げていない事から、今回の「脚へのキス」が高い効果を得られているのは明らかだ、とテイオ……無敗の三冠バからコメントが

>もうカモがネギ背負ってやってきたレベルだろ
昨日のフラッシュのやつだと
>なんで鴨がネギしょって鍋しょってダシ汁そそいで自分で着火してんだよ
って言われてた

ただのハーフボイルドの伊達男じゃないですかこんなの

>足の甲へは隷属のキス…
言葉から奴隷の意味合いを出しそうだが実際は私は貴女にしか目に入りませんという意味なのだ

君風都出身じゃない？

アプリの方でもテイオートレーナーは
ちょっと執着心やべぇ奴だし

育成に実装されずとも一心同体のパートナーと出会えると言うのはとても幸運な事ですわ

ｼﾞｮｰｶｰ!

怪我する前から伊達男と麗人のコンビとして周知されてそうだし
怪我してからは伊達男の仮面をかなぐり捨ててフジの為に駆け回る姿が目撃されてたし
周りから見ても外堀埋まってそう

こんなのトレセンじゃないわ！
思春期女子の異性観破壊機関よ！

トレセンは婚活会場じゃないんや…
ウチはこんな色ボケにならへんで…

伊達男が皮をむいたら真摯に思う熱血漢とかちょっと役満じゃない？

>トレセンは婚活会場じゃないんや…
>ウチはこんな色ボケにならへんで…
…そう思っていた時期がウチにもあったんや

フジ寮長に乙女の顔をさせたら大したものですよ
おいおい納得のかっこよさだわこいつ

先輩の講演役に立ってねぇ！でもこれは本人が悪いですね…

何故だ。
アレからフジは距離を取るどころか更に詰めてくる。寮長としての権限までフルに使ってくる。どうすれば彼女の男性観を正常に戻せるか──いや、待てよ……寮長。そう、彼女は寮長だ。
そもそも、だ。フジは生徒からの人気が非常に高い。
であれば、栗東寮の生徒達も現状に良い顔をしない筈だ。
こんな何処の誰とも知らない馬の骨に寮長が熱を上げているともなれば、反発はあるに違いない。
俺一人では無理なら味方を用意する。実に優れた策ではないか──

「ひゃああああっ！　寮長のフィアンセ様にお声がけをおおおお！　無理、フジ寮長の乙女な表情！　尊しゅぎますぅううう……！」

──と、デジタルに声をかけたのだが会話が成り立たなかった。

彼女は極端な例だが、他の生徒に探りを入れても概ね似たような反応であった。

何故だ。俺が何をしたというのだ！？

>トレセンは婚活会場じゃないんや…
>ウチはこんな色ボケにならへんで…
タマはトレーナーとどつき漫才というか夫婦漫才してるイメージがだな

担当ついた時点である程度の諦めは必要なのでは

講演は役立ってるだろう
優秀な中央トレーナーが結果を出しつつ空回りさせてそれで女心をくすぐることでの一心同体
全て理事長とメジロマックイーンの掌だ

何したって言えばまぁフジキセキの男性観破壊したかな

デジタルはさすがだな…

人選までポンコツかよ！
それはそれとして外堀埋められてる…

タマは育成でウチのチビどもに会わせたいなんて台詞出たら詰みだと思う
ウェルカム一心同体婚活トレセン学生

そんな……俺はただ伊達男として振る舞い彼女が怪我をしたときは恥も外聞もなく彼女の怪我を治すために自分の時間も捨てて全力を尽くして三冠と取らせてその後も時折フジの前でカッコつけてるだけなのに……

普段は気さくな伊達男
自分に何かあればその仮面を脱ぎ捨てて尽くしてくれる
これで堕ちない乙女がいるか

>そんな……俺はただ伊達男として振る舞い彼女が怪我をしたときは恥も外聞もなく彼女の怪我を治すために自分の時間も捨てて全力を尽くして三冠と取らせてその後も時折フジの前でカッコつけてるだけなのに……
ク

まあ悪いことじゃないんだ別に　
だがやっちまったな！

>>そんな……俺はただ伊達男として振る舞い彼女が怪我をしたときは恥も外聞もなく彼女の怪我を治すために自分の時間も捨てて全力を尽くして三冠と取らせてその後も時折フジの前でカッコつけてるだけなのに……
>ク
ソ

詰みとは言うがこれ自爆では？

>どいつもこいつも他人の恋や憧れの心を想像する能力欠如してんのかトレーナー達は
四六時中トレーニングと担当バの事しか考えてない奴らばかりだからな

>詰みとは言うがこれ自爆では？
左様ッ！祝言は厳かにな！

なんかしらないけどでっかい土鍋背負ってやってきたカモが目の前でネギ輪切りにして出汁湯立てて食器用意して鳳翔を自分で差しだして来た

まだギリギリ逃げきれるかもしれない
これ以上下手やらかすとダメだと思う

>まだギリギリ逃げきれるかもしれない
>これ以上下手やらかすとダメだと思う
トレーナーのレス

クソボケっていうか凄まじい自爆でお腹痛い

二人称がフジキセキのトレーナーさんからいつの間にかフジキセキのフィアンセさんになってるんだよね…

でもこれで逃げきれたら傷つくのはフジ一人だけだと思うよ
それって責任も取らずにいるってことで大人としてどうなんだい？

ブレる男はモテない。
魔法使いを気取った挙げ句怪我の治療ではキャラを維持できず平凡に尽くし、その後また伊達男を気取った俺はすでにブレブレだ。ここらでさらもうひと押ししておこう。たまには身嗜みをサボってみる。

「君…髭が」
「ああ…ちょっと剃るの忘れちゃって」
「まったく、君は……他の子に見られると不味い。私がしてあげよう」
「え、いいの」
何故か酷く上機嫌なフジにたっぷり時間を掛けて丁寧に剃ってもらえた。
だらしなく年下の女の親切に完全に甘えきり気持ちよさそうに髭を剃られる俺はさぞ情けなく写るだろう。
こんな男は恋愛対象にはならない。完璧だ！

飄々としたヅカ系の寮長が担当の前でだけメス顔するとかもう絶対無理なやつじゃん…

ぶっちゃけもう何やっても好感度が上がると思う
前のエイシンフラッシュと同じだこれ

先輩の講演ちゃんと聞いてなかったのかてめー！

>「え、いいの」
素が出てるじゃねえかよエーッ！？

もう追い詰められすぎて先輩の講演の内容も既に忘却の彼方で何とか状況を脱しようと悪手踏みまくる段階だと思う

もう一押しってなにかい
トドメの一撃って意味かい

とはいえこの寮長に「最近こちらばかりで寮長としての仕事をやってないんじゃないか？」と言ったら
「君とのことで弱みを受けたんだよ……」と聞こえないようにボソリと言って欲しいと言われたらだな？

これもう素直にキャラ作ってましたごめんなさいするしか無いんじゃ…

治療終わる前に詰んでる…

逆に考えよう。フジに、既に俺に相手がいると思わせるのだ。
所謂匂わせに近い行動をして、彼女に諦めてもらう。
そうと決めた俺は早速、フェイクの結婚指輪を彼女の前で付けてみた。
その結果──

「君にしてはセンスの無いファッションだね。代わりに私が見繕ってあげよう」

──フジがハンカチを俺の手に掛けたかと思うと、指輪が彼女の用意したらそれにすり替わっていた。
見れば、彼女の左手の薬指にも同じモノが嵌められている。
いつの間にこんな技術を身に付けたのか。魔法使いも形無しである──では、なく。

「ふふ、君らしくもないウソを吐く。どう見ても君の振る舞いや生活の痕跡は独身男性のそれだ。それに──」
「仮に相手がいたとして。ここまで私の存在を許すような相手なら、負ける気はしないさ」

かえって、彼女の闘争心を煽ってしまった……。

ヒゲ独り占めしたかったんだね

無理だ…勝てねぇ…

>だらしなく年下の女の親切に完全に甘えきり気持ちよさそうに髭を剃られる俺はさぞ情けなく写るだろう。
ｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝ

>こんなのトレセンじゃないわ！
>思春期女子の異性観破壊機関よ！
だったらうまぴょいすればいいだろうッ！

ウワーッ！もう足掻いても詰み！

詰みましたね…

指輪に関しては序盤にやっておけよ

そしてトレセンに駆け巡る指輪を付けたフジ夫婦と学生結婚したという噂

チェックメイト

フジキセキ視点だと
カッコつけながらもトレーナーとしての技術も伊達男としての魅力も十分な男
→自分のために伊達男の仮面を捨て素を出しながら全力で関わってきてくれる男
→無事目標も達成し再び伊達男の仮面を被りながらも少しずつカッコつけの半端さが見え始めた男
→自分の前でだけ情けないところを出してくれるようになった男
かな？ふざけてるのかこのトレーナー

やっぱり新人のウマ娘と新人のトレーナーをマンツーマンであてがうのはまずいんじゃねえか
最初はチーム率いてるベテラントレーナーの下にサブトレとしてつけるくらいにした方が…

あー段位持ちの人と将棋やるとこんな感じになるよね

>そしてトレセンに駆け巡る指輪を付けたフジ夫婦と学生結婚したという噂
😇

逆に考えたら普段余裕綽々な淑女が自分が怪我したときに必死で看病してくれるわけじゃん24時間体制で
どう考えてもダメじゃない？

>これもう素直にキャラ作ってましたごめんなさいするしか無いんじゃ…
>「ふふ……うん、ありがとう。やっぱり、君はそっちが素なんだね」
>「あ……あー。うん、まあ。そうだよ」
だからもうバレてるんだ

ポニーちゃん達の間では怪我した時に真っ先に飛び出して救った事が美談になっていて私もあんなトレーナーが欲しい…って憧れになってるわこれ

>やっぱり新人のウマ娘と新人のトレーナーをマンツーマンであてがうのはまずいんじゃねえか
>最初はチーム率いてるベテラントレーナーの下にサブトレとしてつけるくらいにした方が…
？？？＜一心同体ですわー！

>やっぱり新人のウマ娘と新人のトレーナーをマンツーマンであてがうのはまずいんじゃねえか
>最初はチーム率いてるベテラントレーナーの下にサブトレとしてつけるくらいにした方が…
そうですわね×1

>やっぱり新人のウマ娘と新人のトレーナーをマンツーマンであてがうのはまずいんじゃねえか
>最初はチーム率いてるベテラントレーナーの下にサブトレとしてつけるくらいにした方が…
ですが

>フジキセキ視点だと
>カッコつけながらもトレーナーとしての技術も伊達男としての魅力も十分な男
>→自分のために伊達男の仮面を捨て素を出しながら全力で関わってきてくれる男
>→無事目標も達成し再び伊達男の仮面を被りながらも少しずつカッコつけの半端さが見え始めた男
>→自分の前でだけ情けないところを出してくれるようになった男
>かな？ふざけてるのかこのトレーナー
完全にカモネギで駄目だった

エイシンフラッシュ
フジキセキ
次は誰が捕まえるのかな

メジロ家帰れや！！！

昨日のフラッシュのやつっていうのが気になるんだけど過去の怪文書ってどっかで見れたりしないかな
一期一会か

トレーナーは頭脳戦ちゃんが可哀想だと思わないの？
原作で追い出されたのよあの子かなり前に

今日の勝利のトレーナーは
私だけにちゅうする

一応好意には気付いてるからこの半熟トレーナーがどうにか自分を諦めさせようとしてるのは分かってるんだよねフジキセキ
見てて面白い関係だと思う

甘えさせて貰ってる時点で

自爆型トレーナー面白いな…ほかだと誰で書いたら合いそうだろうか

>昨日のフラッシュのやつっていうのが気になるんだけど過去の怪文書ってどっかで見れたりしないかな
>一期一会か
「」ッチーからウマ娘→怪文書の順でタグ検索してあとはフラッシュのスレ画探せば見つかる

>>やっぱり新人のウマ娘と新人のトレーナーをマンツーマンであてがうのはまずいんじゃねえか
>>最初はチーム率いてるベテラントレーナーの下にサブトレとしてつけるくらいにした方が…
>ですが
無敵構文始動強すぎじゃない？格ゲーならナーフ待ったなしレベルじゃない？

>逆に考えたら普段余裕綽々な淑女が自分が怪我したときに必死で看病してくれるわけじゃん24時間体制で
>どう考えてもダメじゃない？
それこそフジキセキみたいな王子様感のある年上の女性がまだ学生の身分である男のために格好つけも何も無く全力を出してくるんだぞ？
ダメだな

>自爆型トレーナー面白いな…ほかだと誰で書いたら合いそうだろうか
カワカミは自爆してなくても向こうの解釈で強引に話が進みそう

かー！ヒトの彼女と揃いの指輪買っちゃったわー！かー！

>自爆型トレーナー面白いな…ほかだと誰で書いたら合いそうだろうか
まず育成外のほうがやり易いだろうし……
お世話型の性質だろうし……
ニシノ神とか？

つえーウマ娘つえー

>無敵構文始動強すぎじゃない？格ゲーならナーフ待ったなしレベルじゃない？
基本これ打つだけで勝てるからな

自爆型は乙女ハート持ったウマ娘にぶっ刺さると思う
つまりほぼ全員に対応可能だ

>つえーウマ娘つえー
ワタシウマ娘
ツヨイネ

……いや、諦めるのはまだ早い！
架空の相手で駄目ならば、実際の相手に協力して貰えばいいんだ！

そう決めた俺は、桐生院トレーナーに相談を仰いだ。
彼女はミークの為の温泉旅行の下見ができて、俺はフジに勘違いさせる。ウィンウィンの関係だ。
これでフジの追込みを躊躇わせることができる。呆れる程効率的な作戦だ──

「私にも、嫉妬という感情はあるんだよ。トレーナー君」
「い、いや、ほら！　俺は桐生院さんと──」
「ふふ、君は本当に嘘が下手だね。でもね、トレーナー君。私は気が付かないと思ったかい？　君の視線に含まれている感情を」

──ああ。
どうやら、彼女には隠し事は不可能らしい。
距離感をまちがえていたのは、俺の方だった──。

勝ったな

>>自爆型トレーナー面白いな…ほかだと誰で書いたら合いそうだろうか
ドーベルでやったら難しそうだけど面白そう

>No.817534373
ありがとう　「」ッチー知らなかった

>君の視線に含まれている感情を
鋼の意志が薄かったようですね。

ある意味先輩の講演は着々と受け継がれて成果あげてるな…

嫉妬煽って襲われてる…

>ドーベルでやったら難しそうだけど面白そう
デレ後のキャラがまだ見えないから後々の実装考えるとなかなか迷うところではあるが
聖ウンス会が実装前からだいぶ暴走してたからまぁいいのか…？

ドバイの方ではトレーナーがハーレムとか作ってそうだし…

賢さが足りなかったようですね。
末永くお幸せに。

これ水族館が不憫すぎる…

という話が読みたいと思った次第でした

>No.817532339
これは私が書いたのではないですが面白いですね！
ありがとうございます！

即興混じってたんだ

もう書いてるやろがい！

「こんな状態からでも逃げられるトレセン学園」
で検索、と