後日呼び出された店にはなぜかトレーナーとともに姉がいた。
「実は、ちょっと前からハヤヒデと付き合ってて」
トレーナーが言う。
「彼女が引退したら結婚しようと思うんだ」
昼時の飲食店の喧騒がどこか遠く聞こえる。色んな感情がぐちゃぐちゃになって、結局言葉にならなかった。
「ブライアンにだけは親御さんより先に言っておこうと思って」
恥ずかしそうに微笑む姉の顔が直視できない。

思えば、幼い頃私が姉に勝てたことなど何度あっただろう。
その背を追い越した途端、この人は怪我をして私と走ってくれなくなった。ぬいぐるみは取り合いになって母がもうひとつ買ってくれた。福引きは姉貴が自分からゆずってくれた。
飢え、渇き、走ることしか知らなかった私が、女としてこの人に勝てる点なんていくつあるんだろう。
「君のことをいつも話してたんだ。そうしたらいつの間にか」
「…そうか」
「だからブライアンのおかげなんだよ」
幸せそうなその言葉がどれだけ残酷なのかお前には分からないだろう。
「お姉さんとのこと、認めてくれるか？」
否といえばやめてくれるのか？
言えればよかったのかもしれないが、口をついて出たのは「おめでとう」とかいう当たり障りのない言葉でしか無かった。

「」がNTRブライアンって言うたび「こっちだろ」と思ってたやつ

ウワーッ！悲しい…

私
性
合

まあでもブライアンのトレーナーとハヤヒデの近さにはこうなりそうと思わせるものがあった気はする

多分少しずつ力が抜けていくんだろうな

先にトレーニング受けたのも姉貴の方だからな

こっからナリブ勝ったらどうなるのか見たい俺はそこそこ邪悪だよ…

>こっからナリブ勝ったらどうなるのか見たい俺はそこそこ邪悪だよ…
>私
>性
>合

餓えるとか渇くとか通り越して空っぽになってそう

辛い

ブライアンのトレーナーでありたいけど兄貴とも呼ばれたい欲張りな「」たちもこれで大満足だろう？

これ以降少しずつ少しずつタイムが落ちていくんだよね…

いい...

でもハヤヒデなら先に気づいてると思う

>でもハヤヒデなら先に気づいてると思う
その上で我慢できなかった姉貴
私の性癖には合っていますよ

なにこの俺が昼に幻視した光景
ハヤヒデと仲良くなるよなあの展開

ノリがメモリーズオフ