case1.Vさん
「どうもタキオンさんいます…？」
おや【プライバシー保護】くんじゃないか、また足でも挫いたかい？
なら張ると痛みが消えるけど暫くしたら倍になる湿布と痛みも感覚もなくなる塗り薬があるが
「いや、足は挫いてないですから！　実は何て言うか相談したいことがありまして」
ふむ、力になれるか分からないが聞いてあげよう
「オレ最近鼻血が良く出て困ってるんですよ」
鼻血か、あまり頻繁に起きると確かに心配になるかもしれないね。まぁ鼻血の大概の原因はアレルギー性鼻炎や乾燥だ。
鼻血が出たときの状況はどうだったね？
「えっ、相…トレーナーと映画を見て…」
ふむ、ふむ
「それが恋愛映画でキ、キスシーンで……！」
【突如興奮しはじめる相談者】
落ち着きたまえ【プライバシー保護】くん。興奮で血圧が上がって鼻血が出ることは滅多にない。
乾燥しているから鼻の粘膜が乾燥して毛細血管から出血しやすくなってるだけだ。

「マジですか！？　でもトレーナーも……」
プラシーボ効果かな…まぁ兎に角思い込みによるものだからあまり鼻をかんだせずに鼻血が出たら下を向いて小鼻の上を抑えたらおでこを冷やすんだ。
一応鼻血が出にくくなる薬(単なるビタミン剤)を出しておくから食後に飲むと良い。
「はい！分かりました、スカーレットの奴に言われて来て良かった！」
そう言えば君はスカーレットくんと仲が良かったね
「仲が良いかは兎も角同室ですよ、あいつなんでか知らないけどオレに絡んでくるんだよなー」
……気難しいかも知れないがきっと君を気にいってるのさ。
「そうかなぁ？」
きっとそうさ、ほら用が済んだら帰った帰った！

追記
Vくんのトレーナーにはキスシーンで鼻血出すとか子供か！とか苦情を入れる。

case2.NBさん
「突然ですまないが、あんたに折り入って頼みがある！」
また急だね、【プライバシー保護】くん。お姉さん絡みかい？
「話が速いな。私が欲しいのはあんたが現役時にトレセン学園で売りさばいていた薬の事だ」
なんでそれを、あー…生徒会の資料かぁ…姿を消すときに資料を焼き払うべきだったか
「超高速のプリンセスと光るトレーナーと言えばトレセン学園では今も伝説に残る(傍迷惑な)カップル！私は姉貴達にそう言うカップルになってもらいたい！」
気持ちは分かるけど今の彼女達なりの距離感がベストじゃないかい？
「あんたあの二人見たことあるのか！」
【興奮して机を叩くNBさん。】
「放っておいたら子供が出来るまでどれだけ掛かるか分かったもんじゃない！」
【この辺りでNBさんの話が長くなり会話がめんどくさくなってくる】
……分かった。分かったよ、ご所望はお互いの気分を高める薬だね。はい、これ(市販の栄養ドリンク)だよ。言っておくが効果は期待しないでおくれよ。
「すまない！感謝する！」
追記
当然のように後で効かないじゃないか！と苦情が飛んできた。

case3.DSさん
「タキオンさん！聞いてください！」
やぁ【プライバシー保護】くん今日はなんだい？
「うちのサブトレーナーですよ！ファン感謝祭でカレンチャンにデレデレして！トレーナーなら自分のウマ娘一筋であるべきだと思いませんか！？」
君のメイントレーナーみたいに？
「そうです！でもメイントレーナーは怒るとパトランプみたいに光って…私がさっきの話をしたらサブトレーナーを光りながら追い回したのはもう恥ずかしくて…」
放任主義に見えて案外過保護だからね、彼は。サブトレーナーとは仲直りしたのかい？
「それなんです！彼ったらすまなかった！俺にとっては君が一番だスカーレット！ってみんなの前で大声で叫んで私の顔が真っ赤になっちゃいました」
で保健室に逃げてきたと
「はい」
ははは、良いトレーナーくんじゃないか。きっと今頃はどこに行ったか心配しはじめてるころだからこっそり戻ってフォローしてあげれば良いさ。
「ところでタキオンさん、その様子を見てたメイントレーナーが色んな色に発光してたんですがあれは一体？」
あー…それは…良くあることだから…
追記
モルモットくんの多色発光は色が多いほど嫉妬している。

と言うわけでトレセン学園の保険医はとてもとてもたいへんなんだよ！
そんな苦労をしている私を労う為に朝昼晩と三食用意しても良いんじゃないのかい！
聞いてるのかいモルモットくん！
自分にも仕事があるから昼夜で妥協しろ？
ふーん、まぁ今日のところはそれで手を打とうじゃないか

終わり

>超高速のプリンセスと光るトレーナーと言えばトレセン学園では今も伝説に残る(傍迷惑な)カップル！
このタキオンも何だかんだ言ってイチャイチャしてたんだ！

惚気話聞かされるのが仕事の4割くらい占めてそう

早く再びくっつけ…っ！頼むから…っ！

なんと言うかハリウッド映画の離婚したけど付き合いはあるけど再婚するかしないかしてる元夫婦感がある

今の距離感もしばらく眺めたい