エグザベくん、彼はニュータイプについて学生に講義しているが、ニュータイプという存在については疑問が多く存在した
「自分は本当にニュータイプなのだろうか？」という疑問符が常に存在した。
彼はサイコミュ兵器を運用していた訳でもない、ジークアクスもギャン（ハクジ仕様）もすべてマニュアルで操縦していた。
「自分にニュータイプの才能があるのか？」と常に疑問しながら講義しているのである。まぁ理論を教える程度には理解していたから大丈夫だろう。
それと不安点はもうひとつ。眼の前にいる伴侶「ニャアン」こそが真のニュータイプであったからだ
ジークアクス2号機「ジフレド」を駆り、自立型稼働システム「カッパ・サイコミュ」を巧みに使いこなし、あの戦乱を生き抜いてきたからだ
念じるだけでジフレド搭載の小型サイコミュ兵器「S・ビット」を導くだけの能力を有していたからだ。
「ルナとアルテミス」双子のサイコミュ・ビットはニャアンの為に尽くしてくれた。よく働いたのだ

ミゲルが彼女に銃口を向けるその時―――眼の前で彼が熱線で溶ける瞬間を、エグザベくんは見守っていたから尚更であった。
彼女のニュータイプの素質は確実であった、
紫色のキラキラの海を彼女は泳いでる証左は十二分だった。

「ニャアン、ニュータイプについておしえてほしい」
食卓に並ぶ羽付き餃子と中華風うま煮を前にエグザベくんは語りだした。
ニャアンはいまだに餃子の皮を包むのが下手だ、あの頃みたいに皮が破けるような事はないが見てくれがちょっと悪い
餃子包みはもっぱら黄色い使い魔コンチの仕事となっている。
「わたしに聞かないでください少尉」ニャアンはジト目で答える
「君はニュータイプだ、それはもう事実なんだ。ニュータイプについて教鞭を振っている以上知りたいんだよ」
「フラナガン博士の論文でもお読みになれば善いのではないのですか？」
懐かしい雰囲気が流れる。ニャアンは完全に本編のようなガチガチ警戒敬語モードに入っていた
グラナダでエグザベくんと過ごしたあの夜がなつかしいですねニャアン
「フラナガン博士はニュータイプ理論の創始者だ。しかし彼自身はニュータイプじゃないんだよ。彼の理論も空想で書いた絵空事に過ぎないんだ、理論値にすぎない」

「難しいはなしをされても困ります」ニャアンジト目がさらに険しくなる
「なんだろう…ルナとアルテミスを動かした時の感覚とか…そういう抽象的なものでいいんだ」
「念じただけ、それだけですが？」ニャアンドア顔を見せる
今宵のニャアンは雰囲気が違う。グラナダ時代の着慣れぬ軍服を着たニャアンが目の前にいるようだ
「あなたの役には立てないです、シュウちゃんやマチュに聞いてみたらいいと思う」
雰囲気一変。普段の良妻ニャアンに戻る。
「たしかに彼らこそ真のニュータイプだからね…『向こう側』の世界にまで行ってるホンモノだ、聞いてみるか」
「シュウちゃんとマチュはホンモノだから…冷めない内に餃子食べちゃって『あなた』
パクパクと餃子を口に運ぶニャアン。餃子のタレには酢ではなくレモン汁をかけていた。
妊婦さんは何かとすっぱいものが欲しくなる時があるそうです、柑橘系の酸味にニャアンは植えていた

エグザベくん餃子を一口
「うん、おいしいよニャアン。今日の餡は野菜が多いね」
「わかる？今日の餃子はお肉抜きのお野菜だけの餃子。そういうのもいいかなって」
「いいと思うよ、趣がある。なによりおいしい」
『おいしい』しか言わないエグザベくん。多分食レポには絶対向かない存在ですね。
けどニャアンはおいいそうに食べるエグザベ君の姿が見れてうれしそう
作った甲斐がありますねニャアン
ニャアンはいい奥さんだよ。
ニュータイプ理論についてはお隣夫婦のシュウマチュ夫婦に聞くことにしました
今日もシュウマチュの棲む部屋からは赤いゼクノヴァの光が窓から漏れ出しています
常に赤色に発光している窓。近所からは怪しい葉っぱでも育てているのではないかと噂が立ってます

後日。ニャアンとエグザベくんはハラヘリムシ夫婦シュウマチュ夫妻にお手製の「アップルパイ」を振る舞う。
「アップルパイ」キシリア様との思い出の味である
パクパク食べるシュウジとマチュ。紅茶で一息ついた所でエグザベくんは切り出す
「二人に聞きたいのだが、ニュータイプについて教えて欲しいんだ」
「漠然とした質問すぎない？」マチュ訝しむ
「わかった、ちょっと説明するよ」
エグザベ講師による、ニュータイプ基礎理論の講義が始まる

「ニュータイプは直感だ、その直感は小脳ではなく大脳が司るというのが定説だ、人類の大脳は普段の生活では全体リソースの数％しか使っていない。勉強をしている時でも10パーセントも使っていない未知の思考器官なんだ。」
エグザベくんは語る
「その大脳のリソースを目一杯使う事でニュータイプとしての『勘』といったら変だが、普通の人より殺気を感じ取れたり、サイコミュなんて物騒なものまで使えるようになるんだ」
「君たちが見ている『キラキラ』、ゼクノヴァを開く扉もきっと大脳にあると思う。僕はそう解釈して若き候補生達に講義している、どうだろうか？マチュくんシュウジくん」
熱く語るエグザベくんにマチュたじたじ
「もう一枚アップルパイを焼いてくれたら答えてあげてもいいよ」とシュウジ
「欲張るなハラヘリムシ💢」マチュの肘鉄砲が飛ぶ
「マチュくんはどう思う？」エグザベくん
シュウジとマチュ、生粋のニュータイプ夫婦による回答が始まる

「ニュータイプ的なやつってさぁ『直感』だよね、多分大脳というより脊髄で感じてると思うの、頭で考えない。身体が感じるものなんだよ」
「その直感を司るのが『大脳』だと僕は思っているけどね、小脳や脊髄は原始反射。たとえばボールが飛んできたらキャッチするとかご飯を食べる時い箸を持つとかそういう『考えなくても動く動作』には対応できるがニュータイプとしての機能を持つにはちょっと器官として弱いと思うんだよ」
「でもさ、キラキラしてる時。あまり考えないよね？ねぇシュウジ？」
「そうだね、僕達は身体でキラキラを感じて、全身でマチュとキラキラの海を泳いでいる。敵の殺気を感じるのも身体だよ、全身で感じて全身で受け答えるんだ」

「全身…たしかに真後ろから殺気を覚える時に背筋に寒気がするね」エグザベくん
「そうさ、脳に拘りすぎちゃいけないよエグザベくん、僕達は臓器や筋肉、骨格を含めた『本能』でキラキラを感じている。ゼクノヴァへの扉も肉体から発せられる感情から開かれる」
「マチュとエッチな気分になりたいなって時にゼクノヴァが開かれる。かつてはララァさんを殺さないといけない時にゼクノヴァを開いた。これも全部『感情』だよ。感情を司る内蔵は何処だと思う？」
シュウジは抽象的な問いかけを投げかける
「脳にきまってるじゃないか」エグザベくん即答。実に医学的に模範した回答であった
「キミには心がないんだなぁ…ニャアンとあんなに愛し合ってるのにそんな考えだったのか、ちょっと残念だよ」
シュウジ落胆
「感情を司るのは「胸」だよエグザベくん、肉体のすべて『全身』が感情を司るんだ、たまたま血液が集中する心臓にそれが反映されるからドキドキしたりヒヤっとしたりする。脳だけじゃない全身なんだ」

シュウジは普段より饒舌に語る。マチュへの愛の言葉よりもなんか饒舌でマチュは嫉妬している。
「これはボクの考え方だし、ボクは「向こう側」から着た人類だ。君たちと身体の作りが違うかもしれない。けど人類として形作られているから同族である事に違いない、多少は参考になると思うよ」
エグザベくん頷く。シュウジはこの世界とは別の世界からやってきた人類だ。しかし同じ人類である事に違いはない
「これが今のボクに出せる回答です。納得してくれるかな？」
エグザベくん、少し間を開ける。シュウジの理論は
「ありがとう、参考になったよ。全身で感じるという事だね」
「Don't think, feel!だとブルース・リーが言っている。考える前にまず感じる事だね」
「教鞭に活かすのにちょっと咀嚼と嚥下しないといけないな消化するのにも時間がかかりそうだ」

「キミなりのスピードで掴めばいいよ。時間はたっぷりあるんだ」
※シュウマチュニャアンエグザベくんはゼクノヴァの光を浴びた副作用で不老不死の身体になっています。シャアやヒゲマン達コモリンも同様です
「ありがとうシュウちゃん、身体で感じる。ってなんだかすごいしっくり来るよ」
ニャアンから謝辞。難しいことはあまりわからないあのニャアンが納得できるのだから、シュウジの理論はわかりやすいものだったのだろう。
マチュも後方彼氏面でうんうんと頷いてる。ニュータイプはプロ同士多くは語らない「キラキラ…いいよね」「いい」

「ニャアンにとってのニュータイプの力はね、きっとお腹から来ているんだよ」
シュウジが語る
「おなか？おなか！」ニャアンがおなかをさする。膨らんだウェストには新しい命が輝いている…察した
「そうだよ、母たる力が君を護ったんだ。双子の使い魔Sビットもジフレドくんも母たるニャアンの為に動いてくれたんだよ」
シュウジが語ると真実味が湧いてくる
「一概には言えないし、ニュータイプの力にはいろんな方向性がある、でもこの中で一番ニュータイプとしての『力』があるのはきっとニャアン、ニャアンだよ」
シュウジは語る
「えー！わたしじゃないの！わたしシュウジの事を射止めたし！迎えに行ったんだけど！」
マチュはぷりぷりと怒る
「ありがとうマチュ、ボクの『キラキラ』を見つけてくれて。でも「母は強し」とガンダムも言っている」
「そうだね、おかあさんはつよいよね。ニャアンは強いよ…頑張ったもんね」
「ありがとうシュウちゃん…ありがとうマチュ」ニャアンちょっと涙ぐんで嬉しそう
そんなニャアンを肩に抱き支えるエグザベくん

「ありがとうシュウジくん、授業に役立てる事にするよ」「そうして欲しいな」
両夫婦の語らいと団欒の時間が過ぎていく。神聖なるものであった。
後日、エグザベくん黒板と教壇に立つ
「ニュータイプとしての力を司るのは大脳。というのが通説ですが、全身で感じて全身で答える。これも大事です。健全な肉体にこそニュータイプの力が宿ります。フィジカルがフィーリングと直結している事をお忘れなく」
そう講義の内容に付け加えるエグザベ教官の姿があったとさ
おしまい

以上がエグザベくんニュータイプ理論の全容です
次回のジークアクスの内容次第で語り足りない所があると思うので、続きはまた後日。

今日もありがとう

エグザベくんはニュータイプだよ
その事実にもっと胸を張っていいと思うよ

エグザベくんのニュータイプ力の強弱について、いまだに計り知れないけど
エグザベくんの瞳は劇中で一度も曇らなかった
その瞳を大事にしてエグザベくん
エグザベくんはいいだんなさんだよ

エグザベくんには紫色のキラキラは見えない
ニャアンが泳ぐキラキラの海は見えない
けどいつかニャアンと同じ紫色のキラキラを泳ぐ事ができる日が来ると思う
人間は常に進化する生き物だからね
自信をもってニャアンと過ごしてねエグザベくん

今日は随分と難しい話をしているね
ディアボロ太郎さん今日もありがとう

全身で感じるコモ
もっとしたをつかうコモ

はをたてるなコモ

ニャアンは良妻だよ
過去なんて関係ないよ
ニャアンはいいおかあさんになれるよ

でも誰の種かわかんない子を孕んでるんだよね？

そうだが？

この子はボクとニャアンの子供だッ！

エグザベくんはかっこいいね
淫売にはちょっともったいないコモね

良妻なんかじゃないコモ
ただの淫売だコモ

明日のパンの為に身体を売るような女が良妻？
笑わせるのもいい加減にするコモ

顔も知らぬ男の子を孕んでおいて良妻とはよく言うコモ

ガンダム作品において母親が乗るMSはだいたい強いからな…とイデオンも言っている

ニュータイプですらないコモリンは黙ってて！

誰の子かわからない子供を孕んでいるし
ワケワカという名の癇癪で人を殺すし
命じられたら躊躇いもなく大量殺戮もこなす
そんなニャアンだけど今では良妻だよ
いいおくさんになったよニャアン
にゃあんはいいおかあさんになれるよ

愛について語るシュウジ…いいマチュね

ワケワカニャアンという暴走装置を制御する安全装置なんだよエグザベくんは
ワケワカになったニャアンを誰が止められると言うのだね？

ララァおねえさまと赤いアイツに聞くのが一番だと思うよエグザベくん

ヒゲマンのキケロガのオールレンジ攻撃をかいくぐり
撃破してるから立派なニュータイプだと思うよエグザベくん

紫色をした自立してパイロットを護る人型兵器って書くとなんだかエヴァンゲリオンみがあるねジフレドくん
ジフレドくんはいいMSだよ
ニャアンを護ってくれたいいこだよ

エグザベくんとの性生活で絶頂を迎えるニャアン
時折ゼクノヴァへの扉を開く時があります
赤い光に包まれる彼女をエグザベくんは見つめる事しか出来ません

生粋のオチンチンハンターだから
夜の生活では良妻である事に違いないよニャアンは

他の男のオチンチンもハントしているに違いないコモ

節約しなきゃ

この淫売がエグザベくんのチンチンだけで満足できるわけない