Λ(ラムダ) 本名不詳、二十代前半の女性デュエリスト。孤児だった所を才能を見初められてD.E.Lに拾われたが、本人は覚えておらず、その辺はどうでもいいと思っている。 D.E.Lの「デュエリスト追跡・捕獲班」所属。主に「D.E.Lに目を付けられたものの逃げのびたデュエリスト」のデリートに当たる。己より弱い者を虐げる事に何の疑問も持たず、むしろ喜びに似た感情さえ覚えていた。 十数人のデュエリストのデリートの後、実績を買われてⅤの捕獲作戦実行担当も兼任。両手でも足りない程の作戦失敗を経て、彼の言う「熱い勝負、楽しい勝負」に興味を持つ様に。 単独で彼に接触し、悪意の無い勝負をして心を踊らせた結果、これまでの行動に疑問を覚える事となる。 使用デッキについて 割とバラバラで、主に速攻〜中速ビートダウンでやや前寄りという程度。火、闇、水文明を好む。固定の切り札はなし。 その他 身長は160cm程度。「スリーサイズは覚えてない」、「出るトコは出てる」とは本人の談。 「手入れをしている暇がないのか、そもそもする気がないのか……くすんだ金の髪は肩先で乱雑に切られていた」、「強い意思を示す様に目尻は吊り上がっていて、瞳はまるで夕焼けが隠れた後の空の様な、深い青紫色」とⅤが評した様に男勝りな性格で、女は捨てた、とまではいかないがオシャレなどには興味が無い様だ。 右目の傷痕は、D.E.L下っ端時代に上のイビリで付けられたモノ。その体には他にも多くの古傷があり、それを是とする環境で育ったため、「弱者は虐げられて当然。弱いヤツが悪い」と本気で考えている。……が、Ⅴとの勝負がきっかけでその考え方は変わっていく事となる。 基本的に一人称は「アタシ」、二人称は「アンタ」