名前 X(ブイ)(文字はローマ数字の5だが、読みはアルファベット準拠) 本名ではなく、愛称の様なもの 本名を名乗れない訳ではないが、極力名乗りたくない理由がある 「オレの事は、X……ブイ、とでも呼んでくれ。本名じゃないが……まあ、訳アリでね」 基本的な呼び方 男の子(高校生くらいまで?)に対して:少年 「よう少年!楽しんでるかい?」 女の子に対して:お嬢さん 「いかがお過ごしかな、お嬢さん?」 男性に対して:アンタ、お前 「ははっ……いいな、アンタ。気に入ったぜ……!」 女性に対して:レディ、アンタ 「行くぜ、レディ……勝負の時間だ!」 RSFKに対して:相棒、お前 「お前の本気を見せてやれ、相棒!」 その他、芝居がかった(キザったらしい?)呼称も使う また、信頼に足る人と認めた場合のみ、「貴方」や「貴女」(読みは共に「あなた」)、「(名前)」で呼ぶ事も 使用デッキ 主に【RSFK】。特にRSFKでGJに五連勝以上して一撃必殺を狙うワンショットタイプ。 「さぁ行くぜ、相棒!」 『オレと勝負しようぜ!』 相手の強さによって使用デッキを変えるため、特定のデッキのみを握る事はしない。 「ふむ……アンタにはこのデッキかな?」 基本的な使用デッキの共通項は以下の三つ。 ■RSFKがメインフィニッシャーのデッキである事。 ■同コスト帯のアタッカーとの差別化として「フレーバー要素に富む」「GJに三連勝以上は出来る」等でRSFKを使う意義があるデッキである事。 ■メスタポQQQXや各種ロックカードなどでGJやトリガーを否定しない=ドキドキワクワクするデュエマを出来るデッキである事。 【RSFK】以外のデッキも当然持っており、「メインに据えたカードを使う意義があるデッキ」、「トリガーを否定しないデッキ」という点は共通する。 相手のデッキパワーに合わせてRSFKを使わないガチガチなデッキも握る。が、それは極力避けたいと考えている。相手を楽しませるにはまず自分が楽しまないと、と考えるタイプ。 「好きなデッキを使って好きなカードと一緒に戦う。それだけでも十分だが、デュエルする相手も一緒に楽しめたなら……それが最高の勝負師ってヤツだと思わないか、少年?」 基本的に強さは二の次で、連続GJのドキドキやトリガーチェックのワクワクを活かす、フレーバー要素に注力する等、「楽しめるデュエマ」を目指したデッキを使う(時には自己満足なデッキにも見えるかも) トリガーによる逆転がデュエマの華だと考えているので、トリガーは割と多め。 「S・トリガーのドキドキとワクワク、それがデュエマの魅力さ!S・トリガー発動!」 【RSFK】が高コスト偏重気味で動き出しが遅いのも相まって、「やられる前にやる」のではなく「相手のやりたい動き、見せたい動き」を見てから返すプロレススタイル。【ヒラメキドミティウスRSFK】など、コンボに寄せたデッキはその限りではないが、それでもトリガーはきっちり入れる。 妨害は少なく、特にランデスやロックは絶対にしない。 「勝てるから楽しいんじゃない。ドキドキワクワク出来るから……心が躍るから楽しいのさ、勝負ってヤツは!」 その他プロフィール等 デュエマに限らず熱い勝負、楽しい勝負がとにかく大好きで、そんな勝負を求めてRSFKと共に世界中を流離うデュエリスト。熱い勝負、楽しい勝負の気配を感じると、いつの間にかその場に参加している事も。 「見せてくれ、アンタの全力を!」 一方で、命がかかった真のデュエル等、楽しめない勝負は極端に嫌う。 「誰かを傷付ける勝負なんて楽しめるものか。オレも、アンタも……命ってのは、チップには重すぎる」 誰かが傷付く事を病的なまでに恐れ、自分の手の届く範囲では誰も傷付いてほしくないと思っている。 それはたとえ相手が絶対悪でも同様で、D.E.Lを始めとした敵対者と対峙した際は戦う事無く、逃げ一択。威嚇や妨害でほどほどに気を引きつつ、周囲の人に危害を加えない様に上手く誘導して逃げる。 なぜかD.E.Lに狙われているが、簡単にいなせるので歯牙にもかけていない。 過去には何度か、人質を取っての捕獲作戦が実行された事もあったが、不思議な事に人質、作戦に当たったD.E.L構成員、共に無傷のまま逃走しており、作戦は失敗に終わっている。 「まったく……懲りないな、アンタ達も」 真のデュエリストであり、デュエル外でもクリーチャーを実体化出来る他、会話も可能。特にRSFKは、熱い勝負を求めて世界を巡る旅のお供でもあり、単なる切り札以上の存在である。 『今日はどこへ行く?』 「風の向くまま気の向くまま、どこまでも!」 真のデュエリストとしての力が強すぎて制御出来ず、相手を無傷のままに勝つ事は出来ない。過去に一度だけ真のデュエルを行った事があり、ギリギリ殺しはしていないものの手酷い重傷を負わせてしまった事がある。それがトラウマになっているため、真のデュエルは絶対にしないと誓っている。 カッコつけがちだが締まらない事が多い三枚目で、コメディリリーフ的な一面も。警戒心を解く、場を盛り上げる等の理由でわざと演じている場合も多いが、たまに素でやっている時もある。なお、締める時はキッチリ締める。 勝負師を名乗るだけあって相手の心理を読むのが非常に上手く、洞察力に優れる。コミュ力もあり、初対面の相手でも簡単に言葉を引き出し、好きなカードや性格、大体の力量を推測してパワーのあったいい感じのデッキでデュエマ出来る。 異常な身体能力、クリーチャーと会話できる等、常人離れした力を持つ他、ここぞという場面における運の強さにも定評がある。 「運も味方につけちまうのさ、一流の勝負師ってヤツは!そら、出番だぜ、相棒!」 『ベットが遅いぜ、相棒!』 力を持つ者特有の傲慢さにも似た余裕があり、普段はやや芝居がかった口調や振る舞いをする。 一方で、気を許した相手や認めた相手には若干砕けた口調になる。特に相棒のRSFKに対しては顕著。 (RSFKの口調、人となりはデュエプレ版ボイスを参考に) 『おいおい、時には降りる事も必要だろ?』 「ちょっと熱くなっちまっただけさ。逆境の方が燃えるだろ?」 『それで燃え尽きちまったら元も子もないだろうに……やれやれだぜ』 「この身は極頂、戴くは奇跡」 「X(ファイブ)・カード……それが、「奇跡」(オレ)の名だ」 正体は《「奇跡」(ミラクル)の極 X(ファイブ)・カード》というゼニス。 世界に満ちた奇跡の力と、奇跡を願う生命の思念がデュエ粒子(すごい都合のいい粒子)によって実体を得た存在。リュウセイ/ドラゴン龍の様にクリーチャーと人の姿を持つが、クリーチャーの姿にならなくなって久しい。 その身に宿る奇跡の力によって、まるで魔法の様に様々な現象を引き起こす。しかし、誰かを傷付けるためにその力を振るう事は決してしない。 ちなみに強運はその出自とは関係無い天賦の才。本人もその辺は感覚的に分かっているらしい。 「生命を傷付けたら……オレは、オレを見失う。きっと驚く程、簡単に」 壊す力と守る理念。強大なゼニスの力をその身に宿し、しかしてそれを嫌うが故に戦いを拒む。触れるものすべてを壊さんばかりの矛は、今日も誰かの盾であり続ける。 その矛盾した在り方は、皮肉にもゼニスに相応しかった。