「神浜を滅ぼす存在になりたい」 それが、初めて聞こえた言葉でした。 おれは、その言葉に答えたい、その願いを叶えたい ----叶えなくきゃ---- 「え!?、何!?」 産まれなきゃ 「お腹が重いし、大きくなって…まさか!?」 ままの為に、産まれなくきゃ 「産まれるの!?」 初めての、お外の光 ままをいじめてる 醜い光 「… はぁ はぁ はぁぁ…赤ちゃん?」 「君が産んだんだよ、これが、神浜を滅ぼす存在になるんだ」 そうだよ、まま 「だぁーうぅー」 …しゃべれない、もどかしい 「おや?」 これ食べる 喋れるようになる 「この存在はすごいね、僕の身体から力を吸い始めてる、一か月も経たないうちに成人するだろうね」 まだ食べる 知性と栄養をよこせ 「僕の知性まで食べ始めてる、すご …い、存在 だね」 食べきった 白いのカラカラになった 「…まま?まま!」 「わたしが、ママにねぇ…ミィは何て言うかしら」 「ままー」 「…神浜を滅ぼすあなたに、名前を付けないとね、あなたの名前は、」 ダイシン この神浜を滅ぼす 大きな神様よ 神浜を滅ぼす神様 それがおれに望むことならおれはやるよ! 「…もう足だけで立てるの!?」 ままの真似をする ヒトは、足で立つ 「やあ!、あの存在の調子はどうだい」 ヒトは、ご飯を食べる 「僕の知性を食べるのかい、いいよ、僕たちもこの存在には興味がある」 食べて、少し大きくなった! 「…この調子だと、20体食べれば普通に会話できそうねぇ」 「僕たちも無限ではないんだけあぁぁぁぁ」 まま!、ご飯美味しい!! 「良かったわねぇ」 うん! 「まま、おれちゃんと喋れてますか?」 「凄いわぁー、キュゥべえを20体ぐらい食べてもうここまで育ってるなんてぇ」 白いのの死体は、白いのが持って帰りました 復活したらまた食べたいですね 「今は~、10歳くらいの大きさかしら?」 「できれば、もう少し食べたいですね」 「君は僕を何だと思っているんだい」 食料が来ました 食べました 「まま!、おれはここま大きくなりました」 「…子供の成長は、早いのね。」 14歳くらいの背丈、おれが、一番動きやすいと思った姿です 「まま!、もっと成長して、神浜を滅ぼす存在になりますね!!』 「…えぇ、待ってるわね、ダイシンちゃん」 眠りから覚める 何となく、懐かしい夢を見た 「おはよう、ダイシンちゃん。」 「おはようございます、まま。」 今もまだ、神浜を滅ぼす存在になるために頑張ってます 「神浜をどう思ってるかですか?、クソです、悪いところばっかりです、絶対いつか滅ぼします!!」