二次元裏@ふたば

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1151848 B25/01/26(日)22:14:51No.1276901022そうだねx5 23:27頃消えます
ようやく進化まで持っていけました…
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今回進化する形態
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このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/01/26(日)22:15:12No.1276901196+
あらすじ
復活したエルダーワイズモンから、自分の生まれの真実を知らされたほむら。
彼女はショックを受けるが、母親の事をもっと知るため、さらなる真実を求めることを決める。
一方その頃ブラックシャウトモンは、甘酒で酔いつぶれていた。
225/01/26(日)22:15:27No.1276901300+
「んんぅ…ん…?……俺…いつの間に寝ちまったんだ…?」
「あ、起きた。甘酒一杯でこんなになるなんてね〜。シャウトモン弱すぎ」
彼女の言葉に、俺は黙って頷くことしかできなかった。
「悪ぃほむら…あんなこと言っておきながら全然話聞いてやれなくて…」
「大丈夫だよ。エルダーさんの話より、シャウトモンのお酒の弱さの方にびっくりしたもん。」
「自分でも自分の酒の弱さにびっくりだぜ…」
「あのさ。…私、やっぱりあの話の続き…聞いてみようと思って。」
「平気…なのか?」
「うん。知らないで苦しむよりは…やっぱり知って苦しんだ方がいいなって思って。」
どこか覚悟が決まったような彼女の目に、俺は不安を抱かずにはいられなかった。
325/01/26(日)22:15:59No.1276901538+
「あの…エルダーさん。」
ほむらがそうと問いかけると再びPCの画面が光り、エルダーワイズモンが現れた。
「おはようほむら。体は…大丈夫そうだね。…聞きたいんだね、話の続きを。」
「はい。」
425/01/26(日)22:16:13No.1276901646+
さて、何から話そうか…
…人間の錬成を果たした後の鏡花は、次第に死者蘇生に惹かれ出した。
自分が犯した罪に気付いてしまったからだ。
死者蘇生に成功すれば、その罪は帳消しになる。彼女はそう考えた。
そんな時だった。
「あなたの研究に興味があります。是非とも我が社で働いていただきたい。」
FE社は鏡花をヘッドハンティングした。死者蘇生は比良坂CEOの目的と合致していたからね。
ちょうどその頃、彼女は名前を変えた。
過去の自分と決別し、錬金術師『八重練・H・鏡華』になった。
やがて彼女が金行の次席にまで上り詰めた頃…君に不幸が訪れた。
ほむら、君は…死んだ。
525/01/26(日)22:16:29No.1276901773+
「はぁ?」「え…?」
私たちは素っ頓狂な声をあげる。
「どう言うことだよ…?ほむらはちゃんと…こうして生きて…」
「ほむら、君は…特定の時期の記憶がぼんやりとしているのではないかい?」
「……はい」
確かにそうだ。私は高校3年生から大学1年生までの時期のことをはっきりと思い出せない。
「それは…鏡花が錬金術によって記憶を操作したからだ。死んでから、生き返るまでの記憶を塗りつぶした。」
でもまさかそれが…鏡華さんのせいだったなんて…
「私にはその記憶操作を解除するだけの力がある。苦しみを伴うかも知れないが…するかい?」
知らない方がいいことなのかも知れない。けど…やっぱり気になる。
「…お願いします。」
「わかった。君の記憶を全て復元しよう。」
エルダーさんは私の額に指を伸ばし、軽く力を込めた。
625/01/26(日)22:16:52No.1276901960+
「よォほむら…ちょっとこっち来いよ…」
…あの男だ。私が最初に付き合ったあの男。
「待ってたんだよ…お前が来るの…」
そうだ。あの日、あの男の様子はどこかおかしかった。
「ちょっ…やめ…!離して…!」
あの男は私を部屋の中に連れ込むと…首を絞め始めた。
「何か気にさわったなら…あやまるから…はなし…て…!」
あの男の背後に、何かの影が見えた。あれってもしかして…デジモン…?
「ニンゲンってのは…こうすりゃ死ぬのかなぁ…?」
「くるし…!誰か…たすけ……
そうだ…私はこの日…死んだ。
「アッヒャヒャッヒャッヒャッ‼︎死んだ!死んだ!ニンゲンがシンだ!」
男は狂ったようにひとしきり笑った後、急に様子が変わった。
「─────あれ?俺は何を…ほむら?おいほむら!?死んでる…⁉︎…俺がやったのか?……あ…ああ…ウワァァァ!!!?!」
男は叫びながら部屋を出て行った。
725/01/26(日)22:17:19No.1276902162+
「そうだ…私殺されたんだ…あの時。」
「…君を殺した男は、デジモンに乗っ取られていた。時々いるんだ。人を喰ってみたり、人を切り刻んでみたり、そういう目的でこちらの世界にやってくるデジモンが。」
エルダーさんは暗い顔をしてそう言った。
「その…2日後だったか。鏡花は警察の遺体安置所から君の体を回収した。その後1年近くかかってしまったが、彼女は君を生き返らせることに成功した。だから、君はこうして今も生きている。」
正直、情報量が多すぎて頭が追いつかない。けど…
「私を助けてくれた…ってことなんですよね、鏡華さんは。」
「そうだね。鏡花は実験だと言ったが…君を助けたい一心だったのは明らかだった。」
「あの…それだけじゃありませんよね。鏡花さんが私を助けてくれたの。」
私はそれと一緒に思い出したことがあった。
卵のデジモンに私が右腕を喰われた時。その時も鏡華さんが私を助けてくれた。
825/01/26(日)22:17:32No.1276902263+
そちらも思い出したかい。あの時はブラックシャウトモンくんに少し乱暴な手段を取ってしまった。謝罪しよう。」
「……?なんの話だ…?」
「おっと、君の記憶はまだ操作したままだったね。」
エルダーさんは私と同じようにシャウトモンの額にも指を伸ばす。
「あ…!そうだ!テメーどっかで見たことあるってずっと思ってたんだよ!あん時か!!デジタマモンの!」
シャウトモンも、私と同じく全てを思い出した様だ。
「君にはまだ話すべきことが──────
エルダーさんの話を遮る様に、私のスマホが通知音を鳴らした。
私は何の通知なのかを確認するため、横目でチラリとそれを見た。
「え…?そんな…!?」
私は思わず声を上げてしまった。
925/01/26(日)22:17:57No.1276902460+
続きはtxtからどうぞ
1025/01/26(日)22:28:40No.1276907164+
親はなくとも子は育つと言うが健やかに育つとは言ってない…!
1125/01/26(日)22:29:01No.1276907327+
未来を変えるほどの決意と想い…いいよね…
1225/01/26(日)22:29:06No.1276907366そうだねx3
ライブモードのタイムスタンプ見たら出したの10月だった
こわ
1325/01/26(日)22:31:59No.1276908659+
あなたはライブモードへの未来をこうして繋げた
それでいいじゃない…!
1425/01/26(日)22:35:25No.1276910163+
未来を変えるにはそれ相応の時間がかかるってことだね
1525/01/26(日)22:44:37No.1276914331そうだねx3
「ダークエリアへつながるゲートを開くのは少し難しい。」
ただ会いたいがために。
「よっしゃあ!行くぜほむら!」
「ちょっ…スピード出しすぎ!!信号無視しない!」
天沼矛へと向かう三人。
次回、公開時期未定。
「ほむら。あなたを愛したことなんて…一度もない!」
1625/01/26(日)22:47:35No.1276915520そうだねx1
>「ほむら。あなたを愛したことなんて…一度もない!」
嘘を
つくな
1725/01/26(日)22:51:28No.1276917167そうだねx1
鏡華様のそういうとこ好き
1825/01/26(日)22:58:43No.1276920114そうだねx1
愛も無い蘇生する奴はまぁまぁいるだろうけどトラウマになりそうな記憶を封印したりケアするのはねぇ…
1925/01/26(日)23:20:51No.1276928570+
ふふふ楽しみ


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