「…お願い」
でなければ一月後に備えたこの準備も無駄になってしまうのだ
キングの健気さに心打たれながらもボブは練っていた話を切り出す
「そりゃ問題無いがな、キング。俺の指示は絶対だ。いいな？
アケボノにもアンタを自由に泳がせるなと聞いてるんでね」
「貴方…手広いのね」
まだトレーナー志望だというのに既に人脈を広げている
それを伺わせるボブの言葉に呆れとも関心のつかぬ声を上げるキング
「クク…彼女は料理教室を開いてるだろ？
ウマッターで丁寧にＤＭを送ったら簡単に応えてくれたよ」
緊張の面持ちを浮かべたキングを促し二人は家へと入る
やがてボブの指導が始まったがすぐに彼の頬がニィ…と歪んだ
「ヘイ、キング…これは何かな？」
スッとキングの方に伸びた大きな手が彼女の前で弄繰り回され
粘液に塗れた指を見て王の顔は羞恥心に歪んでいた

「卵のカラだ。ボウルの淵に強くぶつけすぎなんだよキング…
最初なんて爆発四散してただろ？親の仇じゃないんだからさ」
「くっ…」
「それとだ。素朴な疑問なんだがそのこのテーブルの小麦粉は…中力粉か？」
「ええ。薄いのや強いのよりは中くらいが良いと思って」
「…クク…」
ボブは笑う。これは先が長そうだ
もっと早くから準備をしておけば良かった
トレーナーさんも言っていた。想定外の事は起こるのだと
だから入念な下準備と心構えがトレーナーには必要なのだ
「ＯＫＯＫ。キング、勿論中力粉でもケーキは出来るさ
ただスポンジケーキにするなら主に薄力粉を使うといい
そいつを主に利用するのはうどんとかだな」
「あら。貴方うどんも出来るの」その呟きにと瞳には好奇の色
「ンッンー…」

やがて濃密な時は過ぎ
ぱん、ぱんと何かを打ち付けるような音が家の中で響き渡った後
キングは夫の知らない所でボブ仕込みの野太い物を啜るのだった…

只の料理上手だ…

筑前煮！筑前煮をください！！

ボブのクッキング教室
Bob's Cooking Class
BCC

YouTubeでムキムキの黒人が料理作る動画観たの思い出した

BBCをBCCと間違えたのか純粋に
>Bob's Cooking Class
が正解なのかわからない

ククク…まったく困った女だよアンタ

おいこのチキンに寝取られが入ってないぞ

ケーキがうどんになってしまった
これがN(ヌードル)TR…

こういうのの場合賛辞はスレ文にそうだねでいいのか

ボブ…お前そのキャラでトレーナー志望の留学生しかもアルバイトの料理教室で頑張ってる苦学生なのか…？

そういえば外人トレーナーっていねえな
騎手ソウル的には居てもいい筈だけどまぁ描写難しいか…

ボブは下拵えとかめっちゃマメなタイプだと思う

heyキング…大さじはおたま1杯分じゃねぇぜ
とんだほしがりやさんだな…

言動がちょっとフランクだけど真摯に初歩から面倒見てくれる黒人トレーナーボブ……

キング…既製品でも十分にアンタの愛情と日頃の感謝は伝わると思うぜ？
スカイから送られてきたLANEの写真に対抗心燃やして目的を見失っちゃいけねえよ

>ボブは下拵えとかめっちゃマメなタイプだと思う
時間かかる料理の時なんかは下拵えの手順を一通りやってから前日に漬け込んだものがここにありますとか出してきそう

ヘイ、ルーキー
泥臭い努力も大事だが同時に正しい知識をつけるんだ
何事も下拵えってのはそういうもんだぜ
（ボブトレーナーの言動って妙に実感籠ってるんだよなあ）

>ボブのクッキング教室
>Bob's Cooking Class
>BCC
BCCはそれでいいとしてSQってなんだよ！

本番待ってるよ

simple question
素 朴 な 疑 問

多分その内トレーナー寮のキッチンとかに居るボブ

ンッンー…じゃないよ

火を使うところまで一週間ってところか…

これもすだちさんの髭のトレーナー前提だよね

>BCCはそれでいいとしてSQってなんだよ！
エロ翻訳するとSperm Qualityで精子の質
BBCと合わせてちんぽでも精子でも格下という劣等感を煽る要素
キング翻訳するとSpecial Qualityで特別な品質
旦那のために特別な料理を作りたいというキングの崇高な精神の現れ

>そういえば外人トレーナーっていねえな
>騎手ソウル的には居てもいい筈だけどまぁ描写難しいか…
騎手ガイジ