リーフ:────あれ、私…どうして
視線には天井
ぼやけた意識がはっきりしていくと共に自分がベッドの上にいる事に気付く
キャロ:…あ！リーフさん！良かった…
リーフ:キャロちゃん…？
1〜3.ごめん、私寝ちゃった…？
4〜5.……ごめんキャロちゃん、少し…1人にして貰えるかな
6.…あ、ああっ！？私…！？
dice1d6=5 (5)

つらい

キャロ:…わかりました
どう、声を掛ければ良いのかわからない
あんな光景を観てしまったのだ、自分も…リーフも心の整理が付かなかった
リーフ:…ごめん
1〜3.でも…止めないと、これ以上犠牲が出る前に
4〜5.…その、アミュスさんは何処に居るかわかる？
6.……
dice1d6=6 (6)

リーフ…

一発で壊れたっ

リーフ:…あの子達、人造魔導師だよね
キャロ:そ、そうなんですか…！？
ふと、リーフはあの動画に映った少女達に既視感を覚えた
確か…5年前、友達のルーチェが連れて来た子
その子と良く似ている…そんな気がした
1〜3.…まだ、あの子達を諦めてないっていうの…？
4〜5.…ルーチェ、あの子に貴方達は会いに行くべきよ
6.あっ
dice1d6=1 (1)

本当にね…

キャロ:あの子達…？
リーフ:もう何年も前だけどね、人造魔導師を偶々保護しちゃった人がいたの
その人の名前は…ルーチェ
かつては良く連絡を取り合う仲だったが…今はもう何処にいるのかさえわからなくなってしまった
リーフ:…
1〜3.でも…今の私に出来る事ってあるのかな…
4〜5.大事な…友達だったのに…なんで私、ルーチェと疎遠になっちゃったんだろう
6.…お願い、聞いてくれるかな
dice1d6=2 (2)

キャロ:…リーフさんや、リーフさんの友達に何があったのかは…私はわかりません
キャロは話を聞いているうちにルーチェという人物が以前海鳴で出会った女性だと気付く
だとすればあの何処かなのはやフェイト、はやてに似た少女は…そういう事なのだろう
キャロ:
1〜3.私は…もし出来る事が無かったとしても、前に進むべきだと思います
4〜5.でもルーチェさんは、きっとリーフさんに会いたいと思うんです
6.…ルーチェさん、元気でしたよ
dice1d6=6 (6)

リーフ:そっか…………………えっ
ギギギ…と音が鳴るかの様にゆっくりと顔を此方に向ける
リーフ:────なんて？
キャロ:実は最近ルーチェさんに会って…お子さんにも
その時は人造魔導師だって事は気付きませんでしたけど…とキャロはあっけらかんと話すが…
リーフは完全に固まっていた
リーフ:────────はっ！
1〜3.何処！？何処にいたの！？
4〜5.えっちょっ…どうして！？誰が保護してるの！？
6.……ってかハナミ提督絶対知ってるよね？
dice1d6=2 (2)

キャロ:えぇっと…
言って良いのだろうか
ハナミと仲の良いリーフでさえルーチェの居場所を知らないという事は相当な情報統制が敷かれているという事になるが…
話す/話さない
dice2d100=12 77 (89)

離さないのはしょうがない

ただでさえ動物たちがこんなならリーフも容易いだろうからな…

キャロ:すみません…ハナミさんがリーフさんに話してないのはきっと理由があると思うんです
リーフ:…確かに
色々振り回されて来た経験がキャロの推測に説得力を感じさせる
「あの提督ならそういうことやる」という説得力が
リーフ:
1〜3.元気にやってるなら、それだけで十分か
4〜5.もしまた会えたらさ、こっちはこっちで元気にやってるって伝えてくれないかな
6.…多分、私の会話を聞いてる奴がいるんだろうね
dice1d6=4 (4)

でも諦められないだろうな

…

リーフには何も起きないでくれ…

キャロ:はい！必ず伝えます！
リーフ:…よっし！なんか元気出て来た！いつまでも折れてちゃ世話ないからね！
さーてと、あの子達の晩ごはん用意しないと！と勢いよく起きたリーフはキャロの手を取る
リーフ:ありがとね、キャロちゃん！エリオ君にはもう大丈夫だって伝えておいてくれる？
キャロ:わかりました！

立ち直れた訳じゃない
だけど大切な友達が今も暮らしてる事に希望の光を見出したリーフは一歩を踏み出すのであった…

という訳で此処まで！