二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1730905468424.png-(2858494 B)
2858494 B24/11/07(木)00:04:28No.1250628992そうだねx2 02:27頃消えます
わたしの名は霧羽「」さね、究極の名探偵……そして今はこの物語をサイコロで組み立てている非ー魔法少女である。
今回の「」のステータスは下記の通り。
年齢は約9000歳
外見は身長並/胸貧/尻極大/足細で一人称は無い
出身は少なくとも日本では無い何処か
ステータスは暴力73/因果68/知能87/口先83/天運13/外面64/性根71
願いは「新天地へと逃れたい」、固有魔法は「不死」
武器は拳十個分の長さの剣。
六章以降の活躍度の目安は六章38/七章89/八章83/九章42/十章64、そして謎のイベント。
新天地を目指して魔法少女になった「」は、それによって得た不死によって徒歩で日本へとやってきた結果、水名神社の主祭神兼御神体になった。
みかづき荘とマギウスの停戦の可能性が持ち上がる中、物語は突然時代を遡り、戦国時代の「」の話が始まるらしい。
何とか合間縫って戦国ヒストリアは見返して来たんだけど大丈夫かなぁ!?
@またとない曖昧さとなろう
A準備期間取った方がいいんじゃないのおねえちゃん
dice1d2=2 (2)
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/11/07(木)00:06:36No.1250629627+
「」さねさん!
224/11/07(木)00:06:39No.1250629649そうだねx5
どうせダイスであらぬ方向に行きそうだし高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変にやればいいんじゃないのおねえちゃん
324/11/07(木)00:07:58No.1250630056+
>何とか合間縫って戦国ヒストリアは見返して来たんだけど大丈夫かなぁ!?
「」さねさん...マメだ!
424/11/07(木)00:08:55No.1250630347そうだねx3
どうせ「できちゃう」んだから最初ぶつかってあとは流れでやろうよおねえちゃん
524/11/07(木)00:10:39No.1250630881+
時は1540年前後。
神浜市一帯がまだ相磨の国と呼ばれており、水名神社が主祭神兼御神体の名を冠した「」神社と呼ばれていた頃。
話を始める前に諸々の設定整理をしていきます。
まず水名神社もとい「」神社はこの頃、
①水徳寺と勢力を二分する寺社勢力として存在感を放っていた
②仏教の浸透に伴い、かねてからの信徒を除いては勢いの衰えている状態
③一応大衆信仰のひとつとして見られてはいるが下火、しかし「」の存在から神人の信仰と練度が高く、ある種の不可侵に
④本地垂迹説が根強く、神社は水徳寺の分社のようなものとして軽んじられている
dice1d4=2 (2)
624/11/07(木)00:11:18No.1250631060+
神道なんてだっせーよなー!
724/11/07(木)00:14:08No.1250631958+
この当時、「」の住まう神社は生ける神である「」の存在からか神仏習合を否定し続ける姿勢を見せていた。
一方、既にこの地に根付いて久しい水徳寺によって相磨の地にも齎された仏教の勢いは強く、信仰心の篤い一部の者達を除いて、長くこの地に住む者でさえ仏を尊ぶようになっていた……という情勢の様子。
824/11/07(木)00:17:27No.1250632910+
>この当時、「」の住まう神社は生ける神である「」の存在からか神仏習合を否定し続ける姿勢を見せていた。
物証が実在してるのは強い
怖いわ
924/11/07(木)00:17:39No.1250632968+
時に、水名はいつ頃からか伝わった仏教及び水徳寺との関係が非常に深い。
一方の泰党は、
①神社との関わりはない
②あくまで彼等は代々の地に住まうのみである
③それ故に神社ともさほど深い関わりは無い
④「」神社とは深い繋がりがある
dice1d4=2 (2)
1024/11/07(木)00:19:06No.1250633377+
まああくまで泰党は泰党で、こちらも古くからこの地に根付いている故に多少の関わりはあるとしても、この頃には既に殆ど切れているような状態であると思われる。
さて、それで「」がどう関わってくるのかって話なんですよ。
1124/11/07(木)00:19:09No.1250633389+
神である証拠を見せてみろ!とか言われたらいきなり自殺するよカミサマは
1224/11/07(木)00:22:31No.1250634419+
「」がこの時代に初めて大きく関わってきたのは、
①徳政を求めて神木を切り倒そうとする者達が現れた時
②浜辺にて
③三郷の徴税の折
④もっと前の段階
dice1d4=1 (1)
1324/11/07(木)00:25:03No.1250635181+
よしなって!ほんとに神様いるんだから!
1424/11/07(木)00:26:42No.1250635666+
>よしなって!ほんとに神様いるんだから!
穴がもうあるのかわからんけど穴と神木が何かしらで紐づいてた場合ろくでもないことになるぞ
1524/11/07(木)00:27:18No.1250635847+
大規模な飢饉によって多くの民が苦しむ中、土着の豪族として相磨の地に根付いていたにも関わらず北養の地へと追いやられた水名家の娘、露は悩んでいた。
飢饉による民の苦しみを僅かでも取り除くには、徳政という形で負担を軽くする他に無いが、自分達にはそれを現在の守護である隅谷に進言し、実行させるだけの力が無いのだ。
そんな折、妖魔……即ち魔女の口付けを受けた者達が、徳政を訴えるべく御神木を切り倒そうとしていた。
1624/11/07(木)00:30:04No.1250636580+
その気配を察知した露が、民達を操っている妖魔を退治しようとしていた所に、「」は居合わせたみたいです。
というのも、
①露よりも一足早く妖魔を始末していた
②神木の前に立って警告を出していた
③「」が一足先に妖魔と戦っていた
④露が妖魔を倒して神木へと向かった頃には既に手遅れだった
dice1d4=4 (4)
1724/11/07(木)00:31:11No.1250636915+
手遅れって事はそのぅ…アイエエ…
1824/11/07(木)00:31:45No.1250637083+
不正解の皆さんボッシュート…ってコト…!?
1924/11/07(木)00:32:00No.1250637157+
待てよカミサマが死んだのかもしれん
2024/11/07(木)00:33:05No.1250637434+
ポワポワお姉さんだと思っていたオレの姿はお笑いだったぜ
2124/11/07(木)00:33:11No.1250637472+
神に不敬を働くものには……みたいな方の手遅れという…ウワサが?
2224/11/07(木)00:33:49No.1250637653+
「少し手間取ってしまったけれど、どうにか妖魔を倒すことは出来た……御神木は無事かしら」
民の気持ちが分からない訳では無い。
武士というものは民を守る為にあると信じる露にとって、自分達を守れぬ武士に対して民が憤りを見せるのは仕方の無い事であると思っているからだ。
しかし同時に、御神木を切らせることはまかりならない。
だからこそ彼等を操っている妖魔を倒し、その上で諌める事で事態を速やかに収束させようとしたのだが……。
「何よ、これ……」
「誰だ?」
露が神木の前へと辿り着いた時、そこには血の海が広がっていた。
2324/11/07(木)00:34:28No.1250637821+
アイエエエ…こんなんテストに出ないよぉ
2424/11/07(木)00:34:40No.1250637867+
はい神罰執行
2524/11/07(木)00:34:49No.1250637911+
まだ全部カミサマの血の可能性は残されているぞ!
2624/11/07(木)00:35:25No.1250638079そうだねx5
辺りに転がっていたのは、
①神木を切り倒そうとした者達の亡骸
②痩せこけた男達の死体
③そしてその中心に座する少女
④いや……よく見れば、それらは全て同じ人間の死体だった
dice1d4=4 (4)
2724/11/07(木)00:35:41No.1250638158+
致死率十割神社
2824/11/07(木)00:36:18No.1250638345そうだねx2
>致死率十割神社
死んでるのが祭神なんスけど…いいんスかこれ
2924/11/07(木)00:36:38No.1250638422+
コワー…
3024/11/07(木)00:36:40No.1250638434+
本日の十割
3124/11/07(木)00:36:48No.1250638469+
ふぅ…今回も危なげなく勝てたね
3224/11/07(木)00:38:41No.1250639032+
「何よ、これ……」
思わず露の口から言葉が漏れた。
最初は神木を切り倒そうとした者達が、それを良しとせぬ何者かに見つかって撫で斬りにされてしまったのかと勘違いしたが、何かがおかしい。
明らかに、先程の人数よりも死体の数が多いのだ。
月の明かりだけが地を照らす闇の中、しかし戦神子である露は目を凝らしてどうにか観察し、その結果として恐ろしい事実を知る。
目の前には血溜まりの中に立ち尽くす一人の少女がいて。
そしてその周囲に散らばっている死体は全て、その少女と全く同じ姿かたちをしていたのだ。
3324/11/07(木)00:40:36No.1250639545+
そんなっ!?さっきの暴徒は!?
3424/11/07(木)00:40:50No.1250639612+
そう、もうお分かりですね?
何が起こったのかと言うと、
①「」が何度も殺されながら神木が切られるのを止めた
②「」が何度も何度も死ぬ様を見せることで民達を萎縮させた
③何度死んでも蘇る「」の姿を祟りと勘違いした民達が逃げた
④「魔女の反応が消えた。もう少しで手が出るところだった」
dice1d4=1 (1)
3524/11/07(木)00:41:29No.1250639781+
全部やってるやつ!
3624/11/07(木)00:42:18No.1250640023+
🌲そんな…!俺なんかのために…!
3724/11/07(木)00:42:53No.1250640177+
我が身を盾にレベル100
3824/11/07(木)00:43:02No.1250640213+
>🌲そんな…!俺なんかのために…!
お前も穴みたいに厄災になってるんじゃないだろうな
「神木」だぞお前
3924/11/07(木)00:43:23No.1250640310+
「」は変身するでもなく、
①神聖な木を守るべく
②嫌な予感がする木を守るべく
③信仰の集積した木を守るべく
④怨念の染み付いた木を守るべく
dice1d4=2 (2) 正気を失った民達の怒りをその身に受け止め続け、何度死んでも蘇り続けた。
その結果として、露が妖魔を倒した事で影響下を脱した民達は目の前の死体の山と己が短慮の所業を恐れ、散り散りに逃げていったのである。
4024/11/07(木)00:43:49No.1250640418+
やっぱり厄ネタやんけ!
4124/11/07(木)00:43:51No.1250640429+
やっぱり厄ネタの木なんじゃん!
4224/11/07(木)00:44:01No.1250640481+
書き込みをした人によって削除されました
4324/11/07(木)00:44:26No.1250640570+
>それはそれとしてもうちょい途中から疑問持て暴徒!
>まぁそんな判断できるんなら暴徒にはならないか!
これも全部妖魔ってやつの仕業なんだ
4424/11/07(木)00:45:29No.1250640845+
そういえばカミサマはこの時代でも魔女呼びなんだな
まあ魔法少女的真実を知らんはずもないから当たり前か…
4524/11/07(木)00:46:22No.1250641093+
木から!?木からなのぉ!?
4624/11/07(木)00:46:38No.1250641183そうだねx3
少なくとも、この場に民の死体は無い。
それどころか、全く同じ死体が複数という異常な状況の中、血の染みひとつ無い衣を纏った死体と同じ姿の少女が一人、神木の前に立っているだけ。
そんな状況を前に露は、
①「あなた、何者なの……!?」
②「新手の妖魔……?いえ、それとも怨霊……?」
③「……もしかして、戦神子なの?」
④「…………御祭神、よね?」
dice1d4=4 (4)
4724/11/07(木)00:46:55No.1250641270+
穴を塞いでいたりそれとはまた別の厄ネタが封印されてたりでもするのか…?
4824/11/07(木)00:47:04No.1250641310+
知っているのか露!?
4924/11/07(木)00:47:27No.1250641415+
>穴を塞いでいたりそれとはまた別の厄ネタが封印されてたりでもするのか…?
死体は埋まってるんじゃないか
カミサマの
5024/11/07(木)00:47:32No.1250641441+
そうだよ神様だよ
5124/11/07(木)00:47:49No.1250641507+
姿は言い伝えられてそうだしな…
5224/11/07(木)00:50:36No.1250642235そうだねx6
月夜に照らし出される幼い少女の姿と、辺りに漂う戦場にも似た濃い血の香りを前に、露は自らの記憶を励起させる。
いつか露は、この少女と会った事がある筈なのだ。
記憶を辿った末に、露は思い出す。
「あなたは……いいえ、あなた様は……御祭神、よね?」
①「久しい、露」
②「長らく、出汁」
③「……確か、水名の倅」
④「…………青いの」
dice1d4=4 (4)
5324/11/07(木)00:51:29No.1250642466+
どちらかというと仏(周囲に散らばるものが)
5424/11/07(木)00:51:54No.1250642565+
相変わらず名前を覚えられない神様
5524/11/07(木)00:52:06No.1250642607そうだねx2
(名前忘れたんだな…)
5624/11/07(木)00:52:22No.1250642674+
>どちらかというと仏(周囲に散らばるものが)
さては神仏習合派だなおめー
5724/11/07(木)00:53:59No.1250643128+
人間の個体識別はできるが個体ごとに一々覚えようとはできないぐらいのバランスな神様
5824/11/07(木)00:54:33No.1250643270+
「」にとって、水名露はやちよと同じ青いのであった。

それはそれとして話は少し遡る。
「」と露の出会いは、
①水徳寺が神社の習合を目論んだ際のこと
②幼き日に露が神木に一人向かった時のこと
③かつて小規模な飢饉が起きた際のこと
④露が戦神子になった際のこと
dice1d4=1 (1)
5924/11/07(木)01:00:54No.1250644771+
それは今、「」と露が御祭神と青いのとして向き合っている時からはそれなりに前の事。
神仏習合の流れが世に生まれる中、仏教が本地垂迹を唱える中、神道は反本地垂迹を唱えたりしながらも、時勢は大きく寺に傾いていく中、水徳寺は物理的に「」の神社を取り込もうと動いたことがあった。
それは一重に、
①寺社勢力としての拡大によって国内での影響力を高める為
②古くからこの地にある「」への信仰を併呑する事による権威の強化
③一部の頑なな信徒を懐柔し、国内の思想の一本化を求めてのもの
④「」が旧くから保持している神田の接収による補強
dice1d4=2 (2)
6024/11/07(木)01:01:26No.1250644889+
よくあるやつ
6124/11/07(木)01:03:13No.1250645242+
信仰対象が健在だから無理なやつだ
6224/11/07(木)01:06:02No.1250645853+
宗教というものがその地に根付いていくにあたって求められるものは求心力であるが、その普及と権勢の強化には正当性と権威が不可欠である。
古くからこの地に存在し、信仰されてきた「」という神並びにそれを祀る神社を併呑し、伝えられてきた歴史と民の心象を操作する事によって、自分達の権威を高める事。
それを目的として、水徳寺が行動を起こしたことがあった。
その際、露は
①あくまでその場にいた体として
②有力者の娘である第三者として
③水徳寺が偶然を装って連れてきた為に
④本当に偶然、この頃には飼っていたカササギが神社の方に飛んで行った為
dice1d4=2 (2)
6324/11/07(木)01:08:13No.1250646292そうだねx3
その際、露は自身らと深い関わりにある豪族の水名を第三者として入れたがった水徳寺の策により、偶然を装って神社に足を運んでいた。
まあ多分玄雲も、
①いる
②いる
③いる
④諸事情により不在
dice1d4=3 (3)
6424/11/07(木)01:12:27No.1250647155+
ほっゴメ
6524/11/07(木)01:13:43No.1250647429+
またとない厄ネタであろうぞ!
6624/11/07(木)01:14:25No.1250647573+
「玄雲……私が着いてきて大丈夫だったの?」
「構わぬ。むしろ露がいる方が私としても喜ばしい」
まだ幼く、大局的な視点を持つに至っていない露を連れた玄雲は、彼女とその他数多の僧兵達を連れて神社への道を進む。
その道中で彼は露に対し、今回の事に至った経緯を脚色を交えながら説明していく。
「同じ仏を尊ぶ水徳寺と「」神社が手を取れば、今まで以上に民の事を考えた動きが取れるようになろう。此度はその打診として参るのだ」
「でも……これだけの数で行くのはどうして?」
「……この地に縁のある古い社である故、あまり事を大きくするつもりは無いのだが……あそこに仕えておる者達は仏の威を笠に不当な取り立てを行っているという話がある。万が一にもその話が真であったならば、或いは戦いになるやもしれん」
6724/11/07(木)01:15:33No.1250647814そうだねx3
>またとない長引く話となろうぞ!
6824/11/07(木)01:16:25No.1250647962そうだねx4
>あそこに仕えておる者達は仏の威を笠に不当な取り立てを行っているという話がある。
うにということにしたい
6924/11/07(木)01:18:18No.1250648351そうだねx3
「なっ……!ならその時は私も……!」
「案ずるな、露。あくまで噂は噂よ。それに、私達は共に同じ仏を信じる者……例えその形が違ったとて、道まで違える事はあるまい」
そんな会話を繰り広げながら、露達はようやく神社へと辿り着く。
待ち受けていたのは、
①「」を信奉し、今回の動きを警戒した神人達
②あくまで歓待する神職達
③「」とその背後に明らかに手練と分かる者達が
④「」がたった一人
dice1d4=4 (4)
7024/11/07(木)01:18:51No.1250648478+
オレはもうヤバいと思う
7124/11/07(木)01:18:58No.1250648492+
戦国時代のカミサマは単独行動気味だな
7224/11/07(木)01:20:35No.1250648785+
もうすでに怖い
7324/11/07(木)01:20:39No.1250648796+
寺の方はもう「」が仏であるという前提で来てるから神仏習合否定派の神人や神職だとマジで争いになりかねんのはある
7424/11/07(木)01:23:30No.1250649280+
いざ神社に来てみれば、そこには誰の姿も無い。
かつて何かで通りがかった時には確かに人がいて、多少なれども活気を感じられたと露は記憶していたが、今は見る影も無い。
人のいない神社というものはこれほどまでに寂れて見えるものなのか。
そう露が考えていると、不意に本殿の中から何かが姿を現した。
幼い少女、ともすれば露よりも小さく見えるそれは、僧兵達の姿……馴染みのある露から見てさえ鋭く思える玄雲の眼差しにさえ欠片も動じず歩み出た。
①「用があるのは誰だ?」
②「話すことは無い、帰れ」
③「平穏を乱すな、去れ」
④「……水徳寺、あの子の近縁」
dice1d4=2 (2)
7524/11/07(木)01:23:49No.1250649331+
ひー
7624/11/07(木)01:25:37No.1250649672+
基本ぐうたらでそもそも祀られる時の条件が平穏に暮らせることみたいな感じだったカミサマが最初から出てきている…俺は怖い
7724/11/07(木)01:27:53No.1250650097+
いきなり神社から現れた少女が、交渉そのものを拒絶した。
突然の事に絶句する者達を他所に、のそのそと本殿の方へと戻ろうとするのを、咄嗟に玄雲は引き留める。
「待て、話す事がないとは如何なる事か?そもそも神主は何処へ?」
①「無用な殺生は本意では無い、帰れ」
②「信仰の自由は認める、だから帰れ」
③「一応ここの神、それが言うのだから帰れ」
④突然「」の手元に剣が現れた
dice1d4=3 (3)
7824/11/07(木)01:29:53No.1250650410+
神そのものがいる異常事態
7924/11/07(木)01:30:54No.1250650575+
「一応ここの神、それが言うのだから神主の言葉よりも重い。つまり結論はどうあってもひとつ、帰れ」
質問に答えるつもりがあるのかどうかさえ分からない、明らかな拒絶。
それも、少女は自分こそが神であるとさえ宣っている。
この状況を前に、
①「言うに事欠いて神……仏を騙るか!」
②玄雲が憤りを見せる前に怒った僧兵が飛び出した
③「……退くぞ」
④「神って……証拠も無いのに信じられる訳ないじゃない!」
dice1d4=3 (3)
8024/11/07(木)01:31:14No.1250650631+
現代神浜で影の権力者やれてるらしい理由が大体わかったというか神浜の権力者でこいつに逆らえる者がいないわこれ
8124/11/07(木)01:31:43No.1250650710+
賢いぞ玄雲
8224/11/07(木)01:32:10No.1250650782+
これで完全に引いたら露の認識が青いのなのも頷けるというか一目見て青かったから青いのって呼んでる感が強くなるな…
8324/11/07(木)01:33:39No.1250651003+
>賢いぞ玄雲
1か2だと「」の死体が増えるか僧兵の死体が出来上がるかだもんなこれ
8424/11/07(木)01:34:18No.1250651116+
しかしここで、玄雲はあっさりと退く事を選択した。
神社を説き伏せる為に面々を引き連れてきた筈の彼自身が、あっさりと引き下がることを選択した事に周囲は驚くが、一部の聡明な僧が"子供を使った挑発に呑まれ、誰かが少女を傷付ける事によって大義名分を奪われる前に下がる選択をした"と捉え、その指示に従った事に倣い、一同は引き下がっていく。
8524/11/07(木)01:36:09No.1250651432そうだねx6
玄雲がここで退却を選んだのは、
①尋常ならざる死の気配を感じたから
②どうあっても、例え万の槍で刺し貫いたとも殺せると思えぬ程の恐怖を感じたから
③僧侶としての鍛錬の成果から、直感的にこれが容易に敵対してはならぬものだと悟った
④(間者が最期に伝えた通り……まさか本当に生き神を抱えているとは……)
dice1d4=4 (4)
8624/11/07(木)01:36:30No.1250651492+
し…死んでる…
8724/11/07(木)01:37:11No.1250651617+
これ間者を丁度いい感じに情報渡して死ぬように調整して帰したやつじゃん…
8824/11/07(木)01:37:54No.1250651741+
死人が出とる…
8924/11/07(木)01:38:26No.1250651825+
>これ間者を丁度いい感じに情報渡して死ぬように調整して帰したやつじゃん…
どこまでやれば人間が死ぬかの実験体には困らんしな
9024/11/07(木)01:38:42No.1250651872+
間者来たとかだから既に機嫌悪いんだな神様…
9124/11/07(木)01:39:38No.1250652007+
まあでも万どころか10とかそれ以下の槍で貫いても殺せはするよ
復活するだけで
9224/11/07(木)01:39:53No.1250652044+
水徳寺とて、如何に自分達がその地での信を集め、財を蓄え、武を備えていたとしても、情報が無ければそれらは容易く失われる事を知らぬ筈は無い。
今回の動きを取るに当たって、玄雲達は神社の周辺に間者を送り込み、情報の収集を行っていたのだ。
その間者から最期に受け取った情報は、
『この地の神社には、生ける神が住んでいる』
というもの。
それ以降連絡は完全に途絶え、暫く経ってから遺体となって見つかった。
9324/11/07(木)01:41:02No.1250652221+
神罰…
9424/11/07(木)01:43:11No.1250652573そうだねx2
水名マンやってたりフェリシアの面倒見たりしてるの本当に平時か暇な時の姿なんだろうなあれ…
9524/11/07(木)01:44:15No.1250652751そうだねx2
神というものがどのような姿かたちをしているのかは、誰にも分からない。
仏でさえ、伝え聞く容貌と象られた仏像によってその姿を知るのみである。
であるならば、例え間者の遺した言葉通りの容姿であったとしても、あの少女が神であるかどうかなど本来は分かりようが無い筈である。
しかし寺に仕える一人の僧として多くの人間を見てきた玄雲からすれば、数多の苦行を成した老僧をさえ凌ぐ程に達観した目をした少女は、確かに神であるように思えた。
9624/11/07(木)01:44:49No.1250652833+
ただで帰らせてもらってよかったね玄雲
9724/11/07(木)01:45:41No.1250652981+
この時点でおよそ8500歳か
そりゃ達観もするだろう
9824/11/07(木)01:48:48No.1250653484+
だがあんな者がいるならば、神社の勢力は今のそれとは比にならぬ程……それこそ現在の水徳寺さえ超えんばかりであっても良い筈である。
しかしそうはなっていない事と、滅多に表に出ぬ何者かがいるという情報を照らし合わせれば、あの神が表に立つ事はまず無いのだろうと推察出来る。
ならば敢えて今回、たった一人で姿を現したのは……そこまで推察した所で、玄雲は心底から肝を冷やした。
あれに不用意に触れてはならない。
触れるならば如何なる形であれ、確実に一撃で決着を付けなければならない。
9924/11/07(木)01:49:42No.1250653643+
>触れるならば如何なる形であれ、確実に一撃で決着を付けなければならない。
※付かない
10024/11/07(木)01:50:25No.1250653755+
>>触れるならば如何なる形であれ、確実に一撃で決着を付けなければならない。
>※付かない
付くよ
なんかすぐにもう一人湧いてくるだけで
10124/11/07(木)01:51:07No.1250653872+
クソゲー!
10224/11/07(木)01:51:08No.1250653875+
水徳寺へと帰る道程の中でも、そのような思考に耽っていた玄雲は不意に我に返って周囲を見渡すと、漸く気が付いた。
「……露?露は何処だ!?」
露の姿が何処にも無い事に。
10324/11/07(木)01:51:25No.1250653921+
「」×∞
10424/11/07(木)01:53:55No.1250654323そうだねx1
やっぱりどう考えてもおかしい、
①あんな妙な子に玄雲が慄くなんて
②あんな自分よりも幼い子供が神様だなんて
③どうあれあの会話だけで話をつけるなんて
④……一瞬でも自分が、父や玄雲より恐ろしいと感じるなんて
dice1d4=4 (4)
そう考えた露は玄雲の監視の目が緩んでいるのをいい事にこっそりと列を離れると、一人で神社の方へと駆け戻っていた。
10524/11/07(木)01:54:38No.1250654423そうだねx4
今日のダイスも絶好調だな「」さねさん…
10624/11/07(木)01:54:45No.1250654439+
才能があるな
10724/11/07(木)01:58:05No.1250654909+
さほど遠くまで離れていた訳では無かったが、子供の足ではやはり長距離は厳しいものがある。
ただでさえ往路で疲れていた足は、途中まで戻ってまた更に走ってきた事でジンジンと痛んでいた。
だがそんな事は気にも留めずに、露は神社の中へと入っていく。
①「さっきの子!まだいるんでしょう!!私と話をしなさい!!」
②「私はあなたが神様だとは認めてないわ!!!」
③「きっとさっきのも妖術かなにかでしょう!?」
④とんでもない光景が待ち受けていた
dice1d4=1 (1)
10824/11/07(木)02:00:13No.1250655206+
ここぞとばかりに持ち前の無鉄砲さを発揮した露は、まだ人気の戻っていない神社の本殿の前で、声を張り上げる。
そして、
①「普通にうるさい」
②「話すことは無いと言った」
③「……何を聞く」
④「そこに座るといい」
dice1d4=1 (1)
10924/11/07(木)02:01:29No.1250655396+
ちょっと気が緩んでる
11024/11/07(木)02:01:37No.1250655422+
眠そうだな
11124/11/07(木)02:02:23No.1250655522+
露の求めに応じ、ゆっくりと「」は歩み出る。
「普通にうるさい」
「えっ、ごめんなさい……じゃなくて!あの玄雲を言葉一つで退かせるなんて、あなたは何者なの?」
「さっきも言った、神とされるもの」
「あなたが神だって言われても信用……し切れないわよ」
11224/11/07(木)02:04:06No.1250655747+
①「なら何を以て信じる?」
②「奇跡を起こせばそれは神?道理を曲げればそれは神?」
③「信ずるも信じざるも、全ては個人の勝手でしかない」
④「こうするのが手っ取り早い」
dice1d4=3 (3)
11324/11/07(木)02:05:09No.1250655903+
神は信仰の自由にも理解を示しておられる
11424/11/07(木)02:05:23No.1250655937+
信じるも信じないもあなた次第なんよ
11524/11/07(木)02:05:52No.1250656003+
4だったら数百年先で青いのにやったことをここで先に青いのにやることになってたか
11624/11/07(木)02:07:36No.1250656246+
神様も祀られて神様やってるわけだしな…
11724/11/07(木)02:08:13No.1250656336そうだねx2
「」が神であると言われても、そんな事は信用し切れない。
「」の中に何かの畏れを抱いた露からしてみれば、決してその言葉を呑み込めない訳では無い。
しかしだからといって、信じ着ることが出来る訳でもない。
そんな気持ちを端的に伝えられた「」は、しかしまるで論点をズラすかのように言葉を返す。
「信じるも信じざるも、全ては個人の勝手。神であると思えばそれは神であり、そうでなければ神ではないというだけの話」
「……どういう事?」
①「経験則」
②「分からなくても良い」
③「端的に言えば、あの神木が分かりやすい」
④「……話すと長くなる、座るといい」
dice1d4=4 (4)
11824/11/07(木)02:08:34No.1250656382そうだねx2
マジで長くなるやつ来たな...
11924/11/07(木)02:08:51No.1250656427+
来るか「」座布団...
12024/11/07(木)02:09:00No.1250656453+
死体を座布団にしていない…
12124/11/07(木)02:10:15No.1250656638そうだねx1
その説明をするために今の信仰と言う概念の成り立ちについて話す必要がある
少し長くなるぞ
12224/11/07(木)02:11:52No.1250656851+
>その説明をするために今の信仰と言う概念の成り立ちについて話す必要がある
>少し長くなるぞ
ここで来たか!
12324/11/07(木)02:13:06No.1250657012+
まだ幼い露には、信仰の話をされてもなんのこっちゃという感じである。
しかしそんな露に対し、どうせ話を聞きに来たのならばと「」は長話をしてみる事にした。
「……立ち話は良くない、足が痛くなる。長く立ったり歩いたりすると足が痛いのはよく知ってる」
言いながら、「」は何処からともなく剣を取り出す。
「あなた一体何を……!」
すると、「」は何の躊躇も無く自らの首を跳ね飛ばした。
12424/11/07(木)02:13:28No.1250657056+
またやりやがった!!
12524/11/07(木)02:13:36No.1250657069+
やりやがった!
やっぱりやりやがった!!
12624/11/07(木)02:13:47No.1250657095+
またかよもぉぉぉぉおおおお!!!!
12724/11/07(木)02:13:56No.1250657118+
>またやりやがった!!
またというか…時系列的にこっちが先というか…
12824/11/07(木)02:14:01No.1250657131+
すっかり持ちネタになってるじゃないか
12924/11/07(木)02:14:32No.1250657217そうだねx1
というか神社という自分の領域なんだから座布団とかあるだろ!
13024/11/07(木)02:14:38No.1250657230+
当時の穢れの観念を考えるとヤバくない?
13124/11/07(木)02:15:03No.1250657292そうだねx1
>当時の穢れの観念を考えるとヤバくない?
穢れの観念云々を考えなくてもヤバいわ!!!!
13224/11/07(木)02:15:07No.1250657301+
>当時の穢れの観念を考えるとヤバくない?
穢れの観念より長生きしてるぞカミサマは
13324/11/07(木)02:15:25No.1250657334そうだねx1
伝統芸能の始まりである
13424/11/07(木)02:15:38No.1250657347+
「えっ……えっ……!?」
酷く狼狽する露の前で、人外の膂力によって跳ねられた首が飛び、地面に落ちて転がっていく。
同時に吹き出した血飛沫が顔に掛かろうかという時、不意に傘が差し出された。
振り返ってみれば、今まさに自ら首を飛ばした筈の「」が、無傷のまま傘で露を血の雨から守っていた。
13524/11/07(木)02:15:42No.1250657358+
>というか神社という自分の領域なんだから座布団とかあるだろ!
神社の中に取り行くのめんどくさいじゃん?ここで座布団作る方が早い
13624/11/07(木)02:15:43No.1250657360+
>というか神社という自分の領域なんだから座布団とかあるだろ!
取ってくるのがめんどくさいしこの方が早い
13724/11/07(木)02:15:51No.1250657378+
親の死体より見た「」の死体
13824/11/07(木)02:16:11No.1250657415+
「」さーん座布団一つ持ってきてー
13924/11/07(木)02:16:20No.1250657432+
待ってリポップに所要する時間そんなに早いの?無時間行動レベルなの?
14024/11/07(木)02:16:50No.1250657499そうだねx2
>待ってリポップに所要する時間そんなに早いの?無時間行動レベルなの?
今まで死んだ時からしても即リスポンだぞ
14124/11/07(木)02:18:28No.1250657701+
>>待ってリポップに所要する時間そんなに早いの?無時間行動レベルなの?
>今まで死んだ時からしても即リスポンだぞ
いやなんかこう…数秒ぐらいは間というか隙があるとか思うじゃん
隙ゼロとは思わないじゃん
14224/11/07(木)02:18:28No.1250657702+
傘より用意した方がいいものあるよね
14324/11/07(木)02:18:33No.1250657710+
この行動だけでも神である証明には十分だよな…
14424/11/07(木)02:18:53No.1250657747+
>傘より用意した方がいいものあるよね
座布団は用意した
14524/11/07(木)02:19:28No.1250657817そうだねx2
「生憎今は人を払っていて、予備の座布団が分からない」
全く理解不能な状況に目を回す露を他所に、「」は自らの亡骸の首を縛って血を留めると、丁寧に折り砕いて何枚かの布で巻いていく。
「これを使うといい」
そう言って差し出されたのは、ブヨブヨとした肉の塊を血が滲まぬように布で囲んで形成された、不格好な座布団であった。
露は、
①泣いた、ただ泣いた
②「分かった!!分かったから!!あなたは確かに神様よ!!」
③「…………?????????」
④思わず座ってしまった
dice1d4=4 (4)
14624/11/07(木)02:19:51No.1250657868+
>>傘より用意した方がいいものあるよね
>座布団は用意した
違う違う
そうじゃない
14724/11/07(木)02:19:52No.1250657869+
未来の青いのとシンクロしているぞ過去の青いの!
14824/11/07(木)02:20:06No.1250657901+
はい
14924/11/07(木)02:20:13No.1250657918そうだねx2
「えっ……あの、えっ……うん……」
何もかもが意味不明な状況の中、完全に脳の思考領域を停止させられた露は、思わずその不格好な肉の座布団に座ってしまった。
15024/11/07(木)02:20:50No.1250657981+
>未来の青いのとシンクロしているぞ過去の青いの!
つまり…未来の青いのにも神の使徒としての才能がある?
15124/11/07(木)02:21:02No.1250657999+
これ玄雲が探しに来たら血まみれの中なんか変な座布団に座ってるカミサマと露を目撃することになるのでは?
15224/11/07(木)02:21:09No.1250658016そうだねx1
というところで今日はここまでにして続きは次回にしとうございます。
ヒストリア出来てるかなぁ!?ヒストリア出来てんのかなぁ!?これ!!!
本編どころかイベントの過去編ってなんだよもう。
また次回!!!!!!
15324/11/07(木)02:21:36No.1250658076+
お疲れ様だぜー!
15424/11/07(木)02:22:01No.1250658121+
お疲れ様ぜー!
もう既に穴は存在しているのかねえ…あるいはなんか厄ネタらしい木が当時は穴の蓋だったのか…
15524/11/07(木)02:22:08No.1250658140そうだねx3
まぁなんとかできるんじゃないかなおねえちゃん
15624/11/07(木)02:22:13No.1250658155そうだねx2
露の人生観に莫大な傷を残す
またとないヒストリアとなろうぞ
15724/11/07(木)02:22:25No.1250658188+
歴史は繰り返す
15824/11/07(木)02:22:40No.1250658216+
まだまだヒストリアは始まったばかりだぜ!
15924/11/07(木)02:23:21No.1250658299+
人生観というかなんなら現代まで生きてる疑惑まである
16024/11/07(木)02:24:04No.1250658391+
露でこれなら千鶴の方にはどれだけの傷を与えるか…
16124/11/07(木)02:25:03No.1250658526+
現代の二人は生きてるのかそれとも死んだ状態で何かしろによって使役されてるのか…
16224/11/07(木)02:25:16No.1250658542そうだねx1
やちよさんは青いの正統後継者ということか…
16324/11/07(木)02:26:00No.1250658643+
>現代の二人は生きてるのかそれとも死んだ状態で何かしろによって使役されてるのか…
穴から召喚してるのかもしれん


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