>No.1245531229
◆これまでのあらすじ◆
借金がかさみ家を失ったバロネスらは、クラブ「塹壕戦」を守る孤独なマスター・オミツの依頼でヤクザクランと対決する！
敵は傭兵ニンジャ四人……そのまま戦えば死者が出ることになるだろう
四人は作戦を立て、狂気のニンジャ・ヘイヤを乱入させてイニシアチブを握った！

ウィーピピー！

ウィーピピー！

狂気からの狂気！

>No.1245531804
◆登場人物◆
【バロネス】
元KoL・アマクダリのエージェントニンジャ　他の次元に比べあほになっている
【レモンドロップ】
元ソウカイヤのヤクザニンジャ　常識人を気取っているがやはりあほ
【ディクレア】
元KoLのエージェントニンジャ　比較的まとも
【サンダーバニー】
ニューロチップ再生者として蘇った子どものニンジャ　弱い
【マーシレス・トゲナシトゲトゲ・ヤクザクラン】
危険な老ヤクザ・ゾゾカキが支配する新興ヤクザクラン
【ヴォーパルスティンガー】
傭兵ニンジャの豊満な胸の女　サンダーバニーと戦う！

>No.1245533142
◆それは集合知！◆
https://wikiwiki.jp/threadgrep/
https://ux.getuploader.com/nanrakanonanika/
https://drive.google.com/drive/folders/1RaQ1jXPWbAnxsc1QRy3hAwAM_vuWPy0i
◆不足してるログがあれば保管メントします◆

>No.1245533690
【ニンジャ・オブ・オール・トレーズ】#3

端的に辛辣！

ヘイヤ＝サン怖…
おまけになんか来る…

>No.1245533805
「イヤーッ！」先手を打ったのはヴォーパルスティンガー。命をかけたイクサに対して気後れするサンダーバニーをカラテシャウトで威圧し、体格差を生かした飛びかかりで攻め込む！「イヤーッ！」サンダーバニーはウサギめいた脚力を発揮し、サイドフリップで圧殺を逃れた。

>No.1245534498
サンダーバニーは「時間厳守」の無慈悲な労働ショドーを足蹴にし、トライアングルリープを試みた。後頭部めがけ飛び蹴りし、可能な限り勝負を最短で終える狙い……だが！「イヤーッ！」「イヤーッ！」ヴォーパルスティンガーはこれを読み、裏拳を繰り出した。

>No.1245535042
「ンアーッ！？」予想よりも的確なカウンターを浴び、サンダーバニーは斜めに吹き飛ばされた。「見え見えだよ、ボクゥ！」ヴォーパルスティンガーは髪を靡かせ振り返り、嘲笑的に目をギラつかせた。「イヤーッ！」そして「守秘義務」のショドーに激突したサンダーバニーに再び飛びかかる！

ヤクザ事務所の割にサラリマンめいたショドーだ！

>No.1245536026
サンダーバニーのサイバネ視界が激しくノイズを生じ、鬼気迫るヴォーパルスティンガーのアトモスフィアがその姿を陽炎じみてにじませる。ぼんやりとしたシルエットに浮かぶ両目は、紛うことなきニンジャソウルの闇に濁っていた。（コワイ！）サンダーバニーのニューロンが恐怖に怯えた。

>No.1245537217
バロネスのツツモタセに絡め取られ、自らの生きる理由を彼女に対する奉仕と定めたあの瞬間、サンダーバニーは恐怖を捨て去った。最終的に彼は人間性の大半をその肉体とともに捨て去り、ニンジャネームさえも捨ててミシャブーズになった。捨てたはずの恐怖が、今、彼に再び牙を剥いたのである。

がんばれサニーチャン

人間性を取り戻したと考えれば実際良いことではある

>No.1245537779
ナムサン……脳さえもニューロチップに変え、完全な生身を捨てて初めて人間的感情を蘇らせるとは、なんたるマッポーめいたアイロニーであろうか。だがこのままでは、それすらも無に帰する。バロネスやレモンドロップ、ニアデスやマインドシーカーが繋いでくれたこの命が！

>No.1245538530
恐怖に強張る肉体を、自己ではなく他者への想いが突き動かした。このサイバネボディに籠められたコストは、金銭だけではないのだ！「イヤーッ！」「ンアーッ！」サンダーバニーは壁に背中を押し付け逆に利用し、補助付きのサマーソルトキックめいて下顎を上に向かって蹴り上げた！

勇気とは怖さを知ること
恐怖を我が物とすること

初期のバニーチャンめいた不恰好なカラテ！しかしどちらも必死さは同じ！

>No.1245538970
ヴォーパルスティンガーは空中でのけぞり隙を晒した。サンダーバニーは直感に従い動いた。「イヤーッ！」両手を壁に付け、ネックスプリングめいて自らを打ち出したのである。「ンアーッ！」入った！　小柄とは言え全体重を乗せた砲弾じみた対空キックである、それが腹部に深々と突き刺さった。

サイバネボディだから見た目より遥かに重いぜ！

ヤーチマイナー！

>No.1245539515
今度はヴォーパルスティンガーが壁に大の字に叩きつけられた。サンダーバニーは着地し、ノイズがかったサイバネ視界で敵を睨んだ。かつての肉体であれば、デン・ジツによってサイバネを過剰ブーストし、さらに追撃を繰り出していたであろう。「この……ガキ！」失われた追撃の隙に、敵が立ち上がる。

>No.1245540294
ヴォーパルスティンガーは豊満な胸をブルブルと揺らし、全身にカラテを漲らせた。傭兵としてのリスクヘッジを捨て、目の前のニンジャをカラテで殺すという決意が陽炎じみて両肩の近くを歪ませた。「殺す！」「やってみろ！」サンダーバニーは吠え返した。「「イヤーッ！」」

フィーヒヒヒ！

吠えろ！

>「やってみろ！」
これが大好き

マッポーのカタオキを想像するとヒロイン力がヤバい

>No.1245540727
二人はあらゆる都合、事情、リスク……そういった些末なものを捨て去り、今ここで目の前の敵を殺すニンジャとしてぶつかった。激しいカラテが、チョップが、ケリ・キックが交錯し、トロ粉末中毒症状からかろうじて逃げ出した精製ジャンキーを失禁、あるいは気絶させた。

大人3人は子供のバニチャンを守ろうと色々配慮してるけどバニチャンはどんどんたくましい男の子になってるのだなあ

>No.1245542150
それまさにチョーチョー・ハッシ！「イヤーッ！」「ンアーッ！」サンダーバニーの飛び蹴りがヴォーパルスティンガーの左足を破壊する。「イヤーッ！」「グワーッ！」ヴォーパルスティンガーの無慈悲なボディフックが、サンダーバニーのサイバネを歪ませる。そして……！

>No.1245542736
サンダーバニーの視界は頻繁にグリッチノイズを起こし、時折目の前のヴォーパルスティンガーの姿が過去に相対したニンジャへとザッピングした。マインドシーカー、ニアデス、シスチェーニェ、ブラッドアサシン、ナイトフォール……「ガキだろうが、アタシをナメる奴は……殺す」女ニンジャの凄絶な声。

>No.1245543303
電子的に再現された痛覚すらも焼け飛んだような満身創痍の有様で、しかしサンダーバニーは倒れそうな身体を支えた。恐怖心が麻痺していたのは唯一のサイオー・ホースといえよう。ここで負けたくないというエゴだけが彼を支える。「ウチだって……ニンジャなんだ」彼は拳を握りしめた。「ニンジャなんだ！」「イヤーッ！」

>No.1245544335
ヴォーパルスティンガーの右腕が渦を巻いた。その名を形にしたかの如き、螺旋を描くチョップでトドメを刺そうというのだ。サンダーバニーのニンジャ第六感は側転で回避し、死角に回り込むことを選んだ。彼はエゴでその選択肢を棄却した！「イヤーッ！」「グワーッ！？」

ニンジャ第六感を…否定！

>No.1245544822
サンダーバニーは半身を傾け、床を蹴って斜めの飛び蹴りを繰り出していた。渦を巻くチョップが左肩を破壊し、腕が宙を舞う。サンダーバニーの右足は、クロスカウンターめいてヴォーパルスティンガーの頭部を破壊していた。サンダーバニーは反動で吹き飛ばされ、床を転がった。

エゴで勝つサニーちゃんとエゴでリスクを無視してしまった傭兵
ニンジャのイクサはどう転ぶかわからないものなのだ

>No.1245545518
顔面を破壊されたヴォーパルスティンガーは、よろめきながら後退した。「アバッ」「お前の顔を……スタンプしてやったぞ」サンダーバニーは右腕で苦労して身体を支え、ザンシンした。「ウチの、勝ちだ！」「サヨナラ！」ヴォーパルスティンガーは爆発四散した。

>No.1245546053
サンダーバニーは今度こそ膝を突いた。彼はこの薄氷を踏むような勝利が、自らの力だけによるものでないことを理解していた。「ウフフ……生意気で生きの良いニューロン……アッ、アアッ」爆発四散したヴォーパルスティンガーの向こう、両手でガスマスクを抑え恍惚に震える女ニンジャが浮かぶ。

ヤバイ方のウサギがきた！

でもサニーチャンには生のニューロン無いので興味ないのでは？

一時期フラグめいていた決め台詞も立派になって…

>No.1245546822
ヘイヤ。ロードオブデビルと姿を消したはずの狂気の女ニンジャがそこにいた。ロードオブデビルはどうなったのか。本来の手筈であれば、三人のうちの誰か……おそらくはディクレアが対処していたはず。だがヘイヤは此処にいる。ならば、ディクレアは。「……負けないぞ」サンダーバニーは懸念を振り払うように身構えた。

ニューロン破壊されるよりは普通に爆発四散するほうがマシか…

>No.1245548509
ヘイヤは思い出したようにサンダーバニーを見、首を傾げた。「……ヤダ、ヤダ、機械はヤダ……ニューロンに新鮮味がない……キライ、キライ……」ヘイヤはブツブツと支離滅裂な言葉を呟き、奥に続くトロ精製部屋へと姿を消した。サンダーバニーはよろめきながらその後を追った。「アイエエエ」薄暗い室内には、NRS症状でマグロめいて口をパクパクさせ痙攣するジャンキーが一人いるだけだ。

>ならば、ディクレアは。
ﾝｰﾝﾝ…いや間違ってはないのだが

アッなるほど
そりゃ確かにイヤだわな…

精神とニューロンは違うものなのかな

AoMで10年経ってないとなると今は大体ウシゴーム期なのかな？

>>ならば、ディクレアは。
>ﾝｰﾝﾝ…いや間違ってはないのだが
なぞのいんどじん襲来なんて予想出来たら自我科行きを勧められるよ…

ヘイヤ＝サンコワイよぉ！

この襲う基準が決まってるのとかマジでホラーの怪物めいている

ただのモータルに興味はありません。この中に生きのいいニューロンを持つニンジャがいたら、あたしのところに来なさい。以上。

暗殺整体×ヨガとかハッパキメてDIYしたのでは？

さりげにブラッドアサシン＝サンが心に残ってるのいいな…

>No.1245549347
サンダーバニーは呆気にとられた。ヘイヤはどこに？　当然ながら部屋は一方通行だ。隠し通路の類など見当たらない……「ンアーッ！」その時、階下からの悲鳴がサンダーバニーの意識を引き戻した。ディクレアのものだ。彼は身体のバランスを崩しよろめきながらも、飛ぶように階段を駆け下りた。

>>>ならば、ディクレアは。
>>ﾝｰﾝﾝ…いや間違ってはないのだが
>なぞのいんどじん襲来なんて予想出来たら自我科行きを勧められるよ…
その他にもハロウィンパンクスサンタとネコネコカワイイ脳捕食者とベンダーミミックニンジャが出てきてた可能性があったのが酷いよな

ヒドイ4択だ

ンアーッだ！

ディクレア＝サン！

ベンダーミミックニンジャアニマルは聞くだけで胸焼けがする

>>>>ならば、ディクレアは。
>>>ﾝｰﾝﾝ…いや間違ってはないのだが
>>なぞのいんどじん襲来なんて予想出来たら自我科行きを勧められるよ…
>その他にもハロウィンパンクスサンタとネコネコカワイイ脳捕食者とベンダーミミックニンジャが出てきてた可能性があったのが酷いよな
更に遡るとクソ強乾布摩擦おじさんとかも出てくる可能性あったしな…

ヤクザ退治に来ただけなのになんか…えらいことになってんな…

DIYヘッズも胡乱度数高めにかつ読みやすい設定作れるのがいるからな…

>No.1245551949
一階エントランス！「イヤーッ！」「ンアーッ！」ディクレアは謎めいたニンジャを相手に防戦一方だった。そのニンジャはインド修行僧風のオリエンタルなニンジャ装束を身にまとい、ボンズめいて禿げ上がった頭には「気功」「指圧」といったミスティックなタトゥーを刻んでいた。

指圧…！？

アイエエエエ…

えっ頭にタトゥー！？

>DIYヘッズも胡乱度数高めにかつ読みやすい設定作れるのがいるからな…
ダイスブッダの胡乱さに翻弄される「」んチに同情的な「」がたいへんおおいので実際DIY経験豊富なNM経験者が多いのだろうなあ

>No.1245553614
「ドーモ、はじめまして。ホットヨガです」エントランスに駆け下りたサンダーバニーに対し、謎めいたニンジャはアイサツを繰り出した。「この私のヒンドゥーカラテにここまで耐えるとはなかなかのイサオシですよ、ディクレア＝サン。ですがそろそろ終わりにしましょう」ホットヨガの両腕が幻惑的に蠢いた！

>えっ頭にタトゥー！？
「ヘッキシ！」
「ちょっと！汚い！」

ダルシムな…？

ああそうか狂人を呼びこんだらヘイヤ以外にも来ちゃったのか…

我がホットヨガよハゲミナサイヨ！
行きつけのマッサージ屋さん勝手に名前使ってゴメンネ！

なんだコイツ！？

>No.1245554956
「ディクレア＝サン！」サンダーバニーは加勢に入ろうとし、がくりと膝を突いた。彼も満身創痍なのだ！「フー……ガキが余計なことをするんじゃない」ディクレアは無関心を装い、カラテを構える。しかし強大なるロードオブデビルを辛くも破った今の彼女では……！

ウワッロードオブデビルが死んだ

>我がホットヨガよハゲミナサイヨ！
>行きつけのマッサージ屋さん勝手に名前使ってゴメンネ！
ワッザ！？

>No.1245556016
しかしそれでもサンダーバニーは飛び出した。ヤバレカバレ！「イヤーッ！」「グワーッ！」謎めいたヒサツ・ワザを繰り出そうとしていたホットヨガは、死に物狂いの頭突きを受けよろめき、ディクレアへのカイシャクのチャンスを見失った。

ホットヨガ＝サンから整体行った電子存在やDIYとかのリアクションがニューロンに浮かび上がりましたこれは健康になるぞ

ヘイヤは相性悪い精神殺型だったのに凌いだのかデビルマン割と凄いぞ

男の子の意地だ！

>ホットヨガ＝サンから整体行った電子存在やDIYとかのリアクションがニューロンに浮かび上がりましたこれは健康になるぞ
(艶かしくバキバキにされるナツル)

そうだサニー･･･男なら仲間を…ファミリーを見捨てちゃいけねェ

>No.1245556584
「この……子どもだからといって生意気ですよ！　あなたから整体殺されたいのですか！？」ホットヨガはギラリと殺意に両目を光らせた。「やめろ！　その子は関係ないはずだ……！」ディクレアは振り上げられた整体チョップを防ごうとした。だがその時！「イヤーッ！」

ホットヨガニンジャドージョーの門下生初めて見た

>整体殺
アバッ……た…耐え
>整体チョップ
サヨナラ！！

整体殺…？

>整体殺
アイエエエ！？健康殺人？！

整体殺ってなんだよ！？

整体カラテ…リンパとかそういうやつをなんらかするやつだろうか…

>No.1245557284
ホットヨガの危険な整体チョップが振り下ろされることはなかった。「グワーッ！？」背後からの痛烈なハイキックが、ボンズめいて禿げ上がった頭部に命中していたからだ！　ゴウランガ！「ドーモ、バロネスです。無関係のニンジャはお呼びじゃないよ」麗人めいたニンジャは不敵に言い放った！

おなじみ断頭チョップの断頭部分が整体になってるとかそういうやつか
整体とは…？

整体で身体を曲げるからさらに曲げれば確かに殺しうるがチョップとは

過重労働殺並みの胡乱さだ…

>No.1245558108
ホットヨガはよろめき、しかしそれでもなお親指を強調するような奇妙な拳の握りで相対した。「グワーッ……おのれ、ならばあなたからこの私のヒンドゥーカラテで全身の血流を過剰促進させ整体爆殺し」「イヤーッ！」「グワーッ！？」

浪越じゃねーか！！！！

>No.1245558586
ゴウランガ！　バロネスへの攻撃を防いだのはレモンドロップである！「何が整体爆殺ですか！　そんな胡乱なカラテは聞いたこともありませんし、見るつもりもありません！　さっさと消えてください！」「サヨナラ！」ホットヨガは爆発四散した。

>ならばあなたからこの私のヒンドゥーカラテで全身の血流を過剰促進させ整体爆殺し
アイエエエエッ！？

>No.1245558897
【NINJASLAYER】

整体爆殺…？？

死んだ…

指圧暗殺ニンジャは原作にもいるしブツメツ・ケンみたいなの使う暗殺マッサージ師とか居るのでは？って言われたら出てきそうなのが怖い

暗殺野球があるのだから暗殺サッカーも暗殺整体もあるに違いない

オ…オツカレサマドスエ…
サニーチャンが立派な男の子になりつつあって嬉しいのだなぁ（整体から目を逸らしつつ）

本題とは全く関係ないのである！

レモンチャンの決断的なツッコミこれが好き

オツカレサマドスエ！

オツカレサマドスエ！ホットヨガ＝サンでこれなんだから残りの奴らが今からコワイんですけど！

>「何が整体爆殺ですか！　そんな胡乱なカラテは聞いたこともありませんし、見るつもりもありません！　さっさと消えてください！」
正論！

オツカレサマドスエ！

インドの伝統医療アーユルヴェーダにおいては5大元素（空・風・火・水・地）の考えが根底とされる
すなわちミヤモト・マサシの五つの指輪と同じ…ヒンドゥーカラテとは…