二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1729345908501.png-(1620767 B)
1620767 B24/10/19(土)22:51:48No.1244574773+ 00:15頃消えます
ドーモ「」=サン
DICEの高まりを感じる…!
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/10/19(土)22:52:16No.1244574948+
ウィーピピー!
224/10/19(土)22:52:24No.1244575001そうだねx5
>No.1244574773
◆これまでのあらすじ◆
ニンジャスレイヤーやダークニンジャが去ったサツバツとしたバース、マッポー次元!
傭兵コンビのブラックラベルとスゥドゥーは、新入りであるピュリファイアを失いつつもネオサイタマでサヴァイヴしていた
そのピュリファイアが偶然知り合ったのは、ザイバツに追われる「スペルバウンド」だった
そしてある日、仕事を終えた二人のもとにスペルバウンドからの緊急ノーティスが!
324/10/19(土)22:53:19No.1244575320そうだねx8
>No.1244575001
二人は急いでスペルバウンドと合流しようとするが!
dice1D3=1 (1)
1 特に何事もなく回収成功
2 スペルバウンドにニンジャの魔の手!
3 何故か二人にニンジャの魔の手!
424/10/19(土)22:54:11No.1244575649そうだねx2
ヨシ!
524/10/19(土)22:54:29No.1244575754そうだねx6
>No.1244575320
ウオオオオン! ブラックラベルが運転する車は、アクセルベタ踏みで車線を逆走する。プアアーン! 対向車のヘッドライト!「ザッケンナコラー!」ナムサン! ヤクザタンクローリーだ!「ちょっと! ぶつかるわよ!」「イヤーッ!」ブラックラベルはハンドルを切った!
624/10/19(土)22:56:37No.1244576454+
小賢しい真似をした奴をヤクザ屋さんに引っ立てるのだ!
724/10/19(土)22:57:21No.1244576713そうだねx4
>No.1244575754
タンクローリーと接触すれば車はスクラップ不可避! だが接触タタミ1枚寸前で、ブラックラベルのハンドルさばきにより直角めいた回避軌道を取る!「ナンオラー!?」アクロバティック走行を目の当たりにした運転リアルヤクザはハンドルを切りそこね、横転! KRA-TOOOM! 爆発炎上!
824/10/19(土)22:58:22No.1244577111+
ヨシ!合流!
924/10/19(土)22:58:47No.1244577270そうだねx4
>No.1244576713
ヤクザタンクローリーが四車線を横断し盛大な火柱を上げた。「イヤーッ!」ブラックラベルは車を大きく蛇行させる!「アイエエエ!?」「え、避け……アバーッ!?」「アブネッゾコラー!」プアアーン! KA-BOOM! 炎上タンクローリーに衝突し事故死! あるいはブラックラベル車をギリギリで回避! アビ・インフェルノ!
1024/10/19(土)22:59:52No.1244577651+
運転リアルヤクザなんだ…
1124/10/19(土)23:01:34No.1244578290そうだねx3
>No.1244577270
「ちょっと、大惨事だよ!」「知らねェ!」ブラックラベルは全速力で目的地へ急ぐ。シュラバ・インシデントは此処だけではなかった!『『『スッゾコラー!』』』BRATATA! BRATATATA! スゥドゥーが繋いだままのIRC端末から激しいヤクザスラングと銃声が飛び出す! スペルバウンドも追われているのだ!
1224/10/19(土)23:02:32No.1244578670+
……ヤクザタンクローリーってなんだよ!!
1324/10/19(土)23:03:40No.1244579134+
>……ヤクザタンクローリーってなんだよ!!
おそらくヤクザ要素のあるタンクローリーな
>……ヤクザ要素ってなんだよ!!
1424/10/19(土)23:03:51No.1244579186そうだねx3
>No.1244578290
「次どこ曲がりゃいい!」「このまままっすぐ! 多分次のブロックで……」スゥドゥーはIRC端末と車載UNIX、そして周辺のネオンサインを素早く交互に見ながら脳内マップナビゲートする。「あそこ!」そして指さした先!「アイランDO巌流」のネオン看板の影から飛び出した姿!
1524/10/19(土)23:05:10No.1244579678そうだねx5
>No.1244579186
「ハンドル頼むぜ!」「わ、わかった!」ブラックラベルはアクセルを踏む足を入れ替え、オートマチック・ヤクザガンを構え窓から身を乗り出した! ギャギャギャギャ! コーナリングめいた方向転換をスゥドゥーが横からハンドルを支えカバー!「伏せろ!」ブラックラベルは叫んだ!
1624/10/19(土)23:05:11No.1244579686+
ニンジャ判断力が無ければ何度事故ったことか
1724/10/19(土)23:06:18No.1244580115そうだねx3
>No.1244579678
ビルのあわいから通りへ駆け出したスペルバウンドは、右方向から自らの正面に文字通り滑り込んできた車に面食らった。だが彼女は素早くしゃがんだ!「ハッハー!」BLAMBLAMBLAMBLAMBLAM!「「「アバーッ!」」」吐き出された重金属弾が背後のクローンヤクザ6体を殺す!
1824/10/19(土)23:07:05No.1244580460そうだねx4
> 「アイランDO巌流」
何いってるかはわかるが何かはわからない
1924/10/19(土)23:07:13No.1244580506+
>……ヤクザ要素ってなんだよ!!
ヤクザエンブレムとか車に付いてるんだろう
俺は詳しいんだ
2024/10/19(土)23:07:46No.1244580675そうだねx6
>No.1244580115
ギャキャキャキャ、キキィーッ! 車は270度回転し停車した。ブラックラベルは空になったマガジンを排出した。「後ろ空いてるぜ、乗りな」「お、おう……!」けたたましい銃声に頭を抱えしゃがみこんでいたスペルバウンドは、横付けされた車の後部座席に転がり込んだ。
2124/10/19(土)23:08:01No.1244580769+
イカれてるけどイカしてるぜ
2224/10/19(土)23:08:42No.1244581057そうだねx2
ラベル=サンといいガンスリンガーといい軽妙に打ちまくるやつはそれだけでもかっこいいのだ
2324/10/19(土)23:09:09No.1244581221そうだねx6
>No.1244580675
「ハンドルありがとな」「あんな撃ち方する必要あった?」「いいだろ、折角のシチュエーションだぜ」ブラックラベルは運転席に戻ると窓を閉め、ハンドルを握り直した。ウォルルルル! 後輪が重金属酸性雨を撒き散らし、ロケットスタートを切った。
2424/10/19(土)23:09:45No.1244581464そうだねx4
>「いいだろ、折角のシチュエーションだぜ」
こいつのこういうところが好き
2524/10/19(土)23:10:36No.1244581803+
割と何気なく言ってそうだ
2624/10/19(土)23:10:58No.1244581939そうだねx1
ニンジャ身体能力なら小指撃ちとかも出来るんだろうな…
2724/10/19(土)23:11:25No.1244582088そうだねx7
>No.1244581221
車はヒサキ・ストリートからコガワ・ストリートを目指しひた走る。車内に誰ともなく安堵の溜息が漏れ、張り詰めたアトモスフィアが緩んだ。「ハァーッ、ハァーッ……実際、助かったぜ」スペルバウンドは額の汗を拭った。「まさかマジで来てくれるとは思ってなかったけどよ……」
2824/10/19(土)23:12:45No.1244582584そうだねx6
>No.1244582088
「いきなりすぎてこっちも驚いたけどね、でも前に言ったでしょ」スゥドゥーはIRC端末からキーボードをジャックアウトし、笑った。「何かあったら呼んで、ってさ。連絡してくれて嬉しいよ」「……俺が言うのもなんだけど、人がいいよな実際」「その理由も、前に話したでしょ」「……そうだな」
2924/10/19(土)23:14:50No.1244583378そうだねx6
>No.1244582584
「しかしマジでどういう風の吹き回しだ? ザイバツに追われてンかと思ったら、ソウカイヤだと?」ブラックラベルが運転しながら口を挟んだ。「一体何やらかした? マイコ・サービスでファックアンドサヨナラでもカマしたかよ?」「するわけねェだろ! 大体今のこの身体じゃ……」「身体?」スゥドゥーが訝しんだ。
3024/10/19(土)23:15:11No.1244583490そうだねx3
ピュリファイア=サンは…本当に大きいのだなぁ
3124/10/19(土)23:15:55No.1244583792そうだねx4
>No.1244583378
スペルバウンドは視線を彷徨わせ、咳払いした。「いや、その……なンでもねェよ。こっちの話だ」スゥドゥーはバツの悪そうな顔をじっと見つめるが、それ以上の追及は控えた。何か事情があって、まだそれを話せるほど信頼してくれているわけではないのだろう、彼女はそう考えた。
3224/10/19(土)23:16:44No.1244584120+
ピュリファイアはどこまで知ってたんだろう
3324/10/19(土)23:17:39No.1244584432そうだねx6
>No.1244583792
「ソウカイヤはヤクザ組織だぜ。理由もなしにニンジャ追いかけるかよ」ブラックラベルが再度話を戻した。「この世の王かブッダにでもなったつもりでイキッてるニュービーならともかく……」「マジでわかんねえんだ。こっちが聞きたいぐらいだぜ」スペルバウンドは苛立ちを乗せて吐き出す。
3424/10/19(土)23:17:55No.1244584515+
スペルバウンドの親密度データの面白いところはあげすぎると「スペルバウンド」になってしまう事だ
この世界の場合その方がいいかも…なのだが
3524/10/19(土)23:18:47No.1244584830+
なんとか救出完了!だが問題は誰が陥れる為のこんな情報を流したかだ
3624/10/19(土)23:19:49No.1244585234+
ソウカイヤだって慈善事業してる訳じゃ無いから仕事か面子以外の理由で追いかけたりはしないか
3724/10/19(土)23:21:21No.1244585826+
>スペルバウンドの親密度データの面白いところはあげすぎると「スペルバウンド」になってしまう事だ
>この世界の場合その方がいいかも…なのだが
オモイがね…
3824/10/19(土)23:22:38No.1244586312そうだねx5
>No.1244584432
「そういえば、ニンジャも現れたって言ってたよね」スゥドゥーが口を開いた。「どんなニンジャか、わかる? そもそもそいつどうしたの?」「ああ、それなんだが……」
dice1D6=2 (2)
1 傭兵ニンジャ
2 サンシタ
3 アーソン級
4 アンダーカード
5 シックスゲイツ
6 それ以上
3924/10/19(土)23:23:07No.1244586456+
バーグラー族な?
4024/10/19(土)23:23:44No.1244586717そうだねx6
>No.1244586312
そのサンシタの現状
dice1D6=2 (2)
1 ジツで攻撃して逃げた
2 ジツでニューロンを破壊して殺した
3 様々な理由により交戦せず逃げた
4 偶然にも他勢力のニンジャが割り込み乱戦になった
5 なぜか途中で引き上げた
6 途中で姿を消した(引き上げたのかはわからない)
4124/10/19(土)23:23:47No.1244586735+
ソウカイヤを騙して良いように排除させようとしたという偽の情報であると証明できれば組織のオナーもあるしなんとかなりそうだがはてさて
4224/10/19(土)23:24:38No.1244587069そうだねx1
うーむ的確に殺してる出目を出しておる
4324/10/19(土)23:25:19No.1244587357そうだねx1
し…死んでる…
4424/10/19(土)23:25:19No.1244587361そうだねx6
>No.1244586717
「……殺したぜ」スペルバウンドは捨て鉢に言った。「ヤバイって気はしたけどよ、向こうは本気で俺を狙ってきたンだ。手加減する余裕も、意味もなかった。爆発四散はしてねェが、ニューロンをグチャグチャにしてやったから……まァ、死んださ」「ファック」ブラックラベルが舌打ちした。
4524/10/19(土)23:25:57No.1244587590+
やっちゃったかぁ…
4624/10/19(土)23:26:19No.1244587724そうだねx6
>No.1244587361
「悪いかよ!」スペルバウンドはその舌打ちに食って掛かった。「おッ……俺はよ、被害者だぜ! 理由もわからず追いかけ回されて、クローンヤクザまで駆り出されてンだ! 正当防衛だろうが!」「落ち着いて。別にあなたの行動を咎めてるわけじゃない」スゥドゥーはブラックラベルを睨みながら宥める。
4724/10/19(土)23:26:21No.1244587736+
ナムアミダブツ…
4824/10/19(土)23:27:37No.1244588204+
マッポーだなぁ…
4924/10/19(土)23:28:02No.1244588368+
実際16ptレベルのニンジャらしいのでこのランクのニンジャがソウカイヤへブラフ出してこの損害ってなるとバレたらハイデラバード=サンめいて処分かセプク沙汰な…
5024/10/19(土)23:29:14No.1244588788+
まぁ今回はな…ソウカイヤのやつが陰謀仕掛けてきてるからな…
5124/10/19(土)23:29:15No.1244588792そうだねx5
>No.1244587724
ブラックラベルは悪びれずに睨み返し、視線を正面に戻した。「実際話がややこしくなったのは確かだろうが。向こうはヤクザだぜ、どンな理由だろうが、身内に被害が出たら黙っちゃいられねェ。火に油ってやつだ」「クソ……なんなンだよ……」スペルバウンドは頭を抱えた。スゥドゥーはその姿を痛ましく見守る。
5224/10/19(土)23:29:19No.1244588808そうだねx3
>実際16ptレベルのニンジャらしいのでこのランクのニンジャがソウカイヤへブラフ出してこの損害ってなるとバレたらハイデラバード=サンめいて処分かセプク沙汰な…
ソウカイヤを騙して便利屋扱いするのはそれくらいには重い罪だよね
5324/10/19(土)23:31:16No.1244589508そうだねx7
>No.1244588792
一行はひとまずヒサキ・ストリートを離れようとするが……
dice1D3=1 (1)
1 ソウカイヤの追跡を振り切り安全圏へ逃げ延びる
2 クローンヤクザ部隊の追跡だ!
3 ナムサン! ニンジャだ!
5424/10/19(土)23:31:37No.1244589631そうだねx1
なんともひっでえマッチポンプだ
5524/10/19(土)23:32:07No.1244589785そうだねx1
うまくいった!
5624/10/19(土)23:32:43No.1244589964+
今日のマッポーダイスブッダはやさしみにあふれている
5724/10/19(土)23:32:50No.1244590005そうだねx6
>No.1244589508
三人を乗せた車は入り組んだ裏路地を魔術的歩法めいて経由し、コガワ・ストリートへと出る。ソウカイヤの追手が潜んでいる気配はなし。「で、これからどうする」ブラックラベルは幾分運転の緊張レベルを下げ、沈黙を破った。「実際行く宛もねェんだろ? スペルバウンド=サン」スペルバウンドは無言。
5824/10/19(土)23:35:10No.1244590750+
ソウカイヤもアホじゃないから違和感とか感じないのだろうか?
5924/10/19(土)23:35:43No.1244590923+
書き込みをした人によって削除されました
6024/10/19(土)23:36:05No.1244591018+
やさしみ…だが状況はまだまだきついぞ
6124/10/19(土)23:36:17No.1244591080そうだねx5
>No.1244590005
スゥドゥーはあえて口を挟まずやりとりを見守る。スペルバウンドには何かよんどころない事情があり、それが今までこちらの助力を拒んできた壁になっている。その警戒を解きほぐさない限り、彼女を手助けすることはできないだろう。ソウカイヤと事を構えるのはそれほどまでに重いのだ。
6224/10/19(土)23:37:23No.1244591454そうだねx6
>No.1244591080
なにより、スペルバウンドの言っていることが本当かどうかの確証もない。お人好しめいて手を差し伸べた自分たちを、なんらかのウカツの尻拭いをさせるために体よく利用している……その可能性をブラックラベルが警戒していることを、彼女は察していた。無理もない話である。
6324/10/19(土)23:37:57No.1244591640+
世知辛い…
6424/10/19(土)23:38:11No.1244591714そうだねx4
>No.1244591454
dice7D6=1 4 6 2 5 1 6 (25)
スゥドゥー【ワザマエ】判定 UH
6524/10/19(土)23:38:26No.1244591777+
ワザマエ!
6624/10/19(土)23:39:02No.1244591972そうだねx2
>ソウカイヤもアホじゃないから違和感とか感じないのだろうか?
まあダイダロスあたりがマジメに調べたら
>ソウカイヤを騙して便利屋扱いするのはそれくらいには重い罪だよね
となる可能性はある
6724/10/19(土)23:39:13No.1244592011そうだねx7
>No.1244591714
「……その、私たちも傭兵だからさ。手助けするとは言ったけど、何なら何までタダでやるッてわけにはいかない。仕事だからね」スゥドゥーはあえて現実的な話題から切り込んだ。「でも、あなたに今すぐ報酬を支払えとか、そういうシミッたれた話をするつもりもないの」
6824/10/19(土)23:39:17No.1244592033そうだねx3
今日の友は明日の敵なのが傭兵の常な…
6924/10/19(土)23:39:19No.1244592045+
タツジン!
7024/10/19(土)23:40:50No.1244592530そうだねx6
>No.1244592011
スペルバウンドは無言で俯いている。スゥドゥーはブラックラベルを時折窺いながら続けた。「だからカネの代わりに、あなたにもコストを支払ってほしい」「……コストって?」スペルバウンドが俯いたまま言った。「人間関係のコスト。ようは、事情とかさ……そういう、腹を割ろうってこと」
7124/10/19(土)23:41:31No.1244592760そうだねx2
騙して人を使おうって奴は最低だから事情は話して欲しいよね
7224/10/19(土)23:41:59No.1244592933そうだねx2
親しき間柄でもなければ無償の献身は警戒する敢えてしっかりと代償は頂くと伝える交渉が経験の積み重ねを感じて非常にクールだ
7324/10/19(土)23:42:11No.1244593019そうだねx7
>No.1244592530
スゥドゥーは話のペースを逃さぬよう、熱を籠めて語りかけた。ここが一つの分水嶺であると、彼女は直感していた。ニンジャ第六感ではなく、一人の人間としての勘だ。「私たちの事情は、あの時話したでしょ。あなたのことは手助けしたい。だから……話せるところまででいいから……」「……わかったよ」
7424/10/19(土)23:42:35No.1244593153+
スゥドゥー=サンが居て本当によかったなぁ…
7524/10/19(土)23:42:58No.1244593283+
交渉ごととなるとこの2人は手慣れてるな…
7624/10/19(土)23:43:59No.1244593616そうだねx5
>No.1244593019
スペルバウンドは重く息を吐いた。そして顔を上げる。「実際手助け求めたのはこっちなンだ。来てくれたンなら、少しは胸襟開かないとシツレイだよな」「アリガト」「ただ……信じてもらえるかはわからねェぜ」「いいから話してみろよ。判断するのはおれらだ」ブラックラベルが急かした。
7724/10/19(土)23:45:01No.1244593954+
ここからだ
7824/10/19(土)23:46:13No.1244594351+
実際スペルバウンドの境遇は複雑怪奇にも程がある…
7924/10/19(土)23:46:22No.1244594402そうだねx6
>No.1244593616
「まず……俺のこの身体は、俺本来の肉体じゃないんだ」唐突な語り出しに、傭兵たちは戸惑いの視線を交わした。「な。信じられないだろ」スペルバウンドは苦笑した。「でも、マジなンだよ。その……実はさ、そもそも身体の作りからしてまるきり別ッていうか……」「まさか、男なの?」スゥドゥーは面食らった。
8024/10/19(土)23:47:45No.1244594905そうだねx8
>No.1244594402
「ネオ・カブキチョ向かうか?」ブラックラベルが軽薄に笑った。「ニチョームならよ、そういう店もまだあンだろ。昔に比べると大分減ったらしいが」「そッ、そういうンじゃねェよ! からかうなッ!」スペルバウンドは食い気味に否定した。「実際不可抗力だったんだよ……やむを得ず、ッていうか」
8124/10/19(土)23:48:30No.1244595162そうだねx7
>ニチョームならよ、そういう店もまだあンだろ。昔に比べると大分減ったらしいが
かなしみ・・・
8224/10/19(土)23:48:50No.1244595281+
減っちまったか…そうだな…
8324/10/19(土)23:49:39No.1244595541そうだねx6
>No.1244594905
「俺はよ、実際キョートから観光旅行に来てて……ある日いきなりこの身体の持ち主に襲われたンだ」スペルバウンドは自らの胸の真ん中を指で叩いた。「ヴォーパルスティンガー。それが、この肉体の本来の持ち主の名前だ。どうやらあンたたちと同じ傭兵ニンジャだったらしい」
8424/10/19(土)23:51:34No.1244596194+
ヴォーパルスティンガー…何やら首刈りのけはい
8524/10/19(土)23:52:19No.1244596465そうだねx6
>No.1244595541
「俺は実際死物狂いで……あと少しでオタッシャだった。元々俺はそういうジツを使えたから、咄嗟に……まあ、なんだ」スペルバウンドは言葉を濁した。「とにかく気がついたら、俺がこの肉体に入ってたンだ。で、それからは逃亡生活さ」車内に沈黙が訪れる。
8624/10/19(土)23:52:53No.1244596655+
>ヴォーパルスティンガー…何やら首刈りのけはい
首狩りチョップ突きがヒサツ・ワザだったに違いない
俺は詳しいんだ!
8724/10/19(土)23:53:36No.1244596899そうだねx6
>No.1244596465
「ヴォーパルスティンガー。聞いたことあるか?」「あンたが知らないなら、私だって知らない」二人は声を潜めて短く囁きあった。「……えっと、じゃああなたの元の身体って?」「わからねえ。起きた時には消えてなくなってから、爆発四散したのかも」スペルバウンドの声は沈んでいる。
8824/10/19(土)23:55:25No.1244597580+
因みにスペルバウンドになって残ったカタオキボディが別のニンジャに利用されているファンメイド記事もあるのだ
8924/10/19(土)23:55:28No.1244597600+
ニンジャ絡みならどんなことがあっても実際不思議ではないと身を持って知っている2忍ではあるが・・・
9024/10/19(土)23:55:46No.1244597719+
>>……ヤクザタンクローリーってなんだよ!!
>おそらくヤクザ要素のあるタンクローリーな
>>……ヤクザ要素ってなんだよ!!
ヘッドライトが黒塗りのサングラス調とか?
9124/10/19(土)23:56:01No.1244597819+
まぁ流石にちょっと今までの出来事とジャンルが…いや…あの遺跡の件以外は…
9224/10/19(土)23:56:17No.1244597915そうだねx7
>No.1244596899
「ザイバツが追う理由は……」「それこそ教えてほしいぐらいだぜ」スペルバウンドは堰を切ったようにまくし立てた。「俺はよ、そこそこ上手くやってきたンだ。ニンジャのカラテだの、スリケンだの、そんなおっかねえことはせず……俺なりに奥ゆかしくガイオンの片隅で生活してたんだよ」
9324/10/19(土)23:57:40No.1244598396そうだねx7
>No.1244597915
スペルバウンドは頭を抱えた。「ザイバツ? 知らねェよ、それこそ歯向かうような真似した覚えなんてないんだぜ? なのにどうしてこんな……いい加減にしろよネオサイタマ……」「ネオサイタマ関係ねェだろ、キョートの組織なンだから」「余計なこと言わないの」スゥドゥーが諌める。
9424/10/19(土)23:59:03No.1244598908そうだねx3
タカオキ視点だとマジでなんもわからんだろうし本当🦦
9524/10/19(土)23:59:11No.1244598954そうだねx2
>キョートの組織
確かにその通りなのだが若干身も蓋もない!
9624/10/20(日)00:00:19No.1244599365そうだねx4
>No.1244598396
スペルバウンドの語る事情は、ニンジャであることを差し引いても二人の想像を超えていた。だが実際、その話し方や細かな身振り手振り……そうしたものを思い返せば、腑に落ちる点はいくつもある。(どう思う)(どうって……あンたは?)二人は密かに相談した。
9724/10/20(日)00:01:53No.1244599936そうだねx6
>No.1244599365
ブラックラベルとスゥドゥーの現在の印象
dice2D6=2 3 (5)
1 信用している
2 嘘くさいがまあありえない話ではない
3 何かまだ隠していることがある気がする
4 馬鹿にされているような気がする
5 カワイソウだと感じている
6 もっと根掘り葉掘り聞くべきではないか
9824/10/20(日)00:01:53No.1244599941+
あー…あれかな…時々ポジションを直そうとしたりしてたのかな
9924/10/20(日)00:02:12No.1244600057+
2人とも冷静だな
10024/10/20(日)00:02:50No.1244600280+
ニンジャの世界だと常識外れな出来事でも頭ごなしに否定出来ないのは事実なんだ
10124/10/20(日)00:03:01No.1244600333そうだねx6
>No.1244599936
(ぶっちゃけ、おれはペテンじゃねェかと思ってる)ブラックラベルはストレートに言った。(……だが、まったくの荒唐無稽な話でもねェ。ニンジャのジツってンならな……似たような例は見たわけだしよ)(……そうだね)スゥドゥーは呻くスペルバウンドを一瞥した。
10224/10/20(日)00:03:15No.1244600418そうだねx3
あり得ないなんてことはあり得ないということな
10324/10/20(日)00:03:19No.1244600454そうだねx4
ラベルがうさんくせぇ〜ってなるのは実にそれっぽいしスゥドゥーは流石の洞察力な
10424/10/20(日)00:03:33No.1244600526そうだねx1
一応まだ隠してることがあること自体は事実なのが面倒くせえ
具体的にいうとオモイ
10524/10/20(日)00:04:33No.1244600885+
>あり得ないなんてことはあり得ないということな
忍殺世界原作からしてマジで全てはニンジャなのだ過ぎるからな…この手の作品にありがちな実はニンジャ関係ない怪異とかがいねぇ…
10624/10/20(日)00:05:23No.1244601159そうだねx6
>No.1244600333
(なンかひっかかることがあンのか?)(えっと……)スゥドゥーは一段さらに声を潜めた。(……なんか、全部の事情を話してもらえたわけじゃない気がする、っていうか)(そりゃそうだろ)(違う、そうじゃなくてさ……こう、単なるデリケートとかとは、別の意味)(アァ?)
10724/10/20(日)00:05:29No.1244601191+
>一応まだ隠してることがあること自体は事実なのが面倒くせえ
>具体的にいうとオモイ
そういやスペルバウンド状態だとオモイが接触してるんだっけ
10824/10/20(日)00:05:31No.1244601210+
>忍殺世界原作からしてマジで全てはニンジャなのだ過ぎるからな…この手の作品にありがちな実はニンジャ関係ない怪異とかがいねぇ…
短編に出てくるインチキジツとかあるわけだもんなホントに…
10924/10/20(日)00:06:26No.1244601493そうだねx3
>No.1244601159
スゥドゥーの覚えた違和感
dice1D3=3 (3)
1 自分たち以外の協力者がいる?
2 ジツについてぼかしたのが何故か気にかかる(【ニューロン】判定UH)
3 ニンジャ第六感が違和感を告げている(【ジツ】判定HARD)
11024/10/20(日)00:06:39No.1244601558そうだねx3
>No.1244601493
dice3D6=6 2 1 (9)
HARD
11124/10/20(日)00:07:30No.1244601837そうだねx1
うーん見事なキレモノだ交渉役として大分板についてきたのでは?
11224/10/20(日)00:07:35No.1244601863そうだねx5
>No.1244601558
◆成功◆
(……最近妙なのよ。感覚が鋭い、ッていうか)(何の話だよ)(待って、シリアスな話してる)スゥドゥーは真剣な表情を作った。(もしかするとなんだけど……これ、私にもあるのかも。そういう力が)(ゴスの真似か?)(だから……!)
11324/10/20(日)00:07:36No.1244601872+
期待値通り!流石だスゥドゥー=サン!
11424/10/20(日)00:07:52No.1244601952+
スードゥー=サンの洞察力が冴える!
11524/10/20(日)00:08:19No.1244602111+
個人のカンをニンジャ第六感が補強していく!
11624/10/20(日)00:08:26No.1244602163そうだねx5
>No.1244601863
スゥドゥーは得体の知れない不気味なアトモスフィアを感じていた。それはスペルバウンド本人ではなく……さながらジョルリ人形を操る糸めいて、彼女の肉体……否、精神に結びついた不可視の繋がりを、朧気ながらに感じ取っていたのだ。
11724/10/20(日)00:08:44No.1244602270そうだねx2
オミゴト!
しかし何に目覚めるのかな…?
11824/10/20(日)00:10:32No.1244602900+
おっと…?
11924/10/20(日)00:10:37No.1244602938そうだねx5
>No.1244602163
それは決して思い違いではなかった。これまでスゥドゥーの内なるニンジャソウルに秘められていた超自然的な力の片鱗が、確かに感じ取っていたのである……スペルバウンドに救いの手を差し伸べたと見せかけ、その精神を密かに侵食する、邪悪なる超自然的存在の影を……!
12024/10/20(日)00:10:56No.1244603046+
アイエエエ…
12124/10/20(日)00:11:13No.1244603141+
マッポーでリアルニンジャ絡みの案件ってそういえばこれが初?
けものはまあ別として
12224/10/20(日)00:11:23No.1244603203+
オモイテメッコラー!
12324/10/20(日)00:11:41No.1244603322そうだねx3
>No.1244602938
それこそが今際の際にスペルバウンド……否、シルバーキーがコトダマ空間に解き放った救いのパルスを感じ取り、遥か彼方のオヒガンの深淵から超自然の触手を伸ばした古代のアブストラクト存在、オモイ・ニンジャである……!
12424/10/20(日)00:11:52No.1244603387+
認識できたとしても相手が強大すぎてどうすりゃいいのやらだ
12524/10/20(日)00:11:54No.1244603402そうだねx2
>No.1244603322
【NINJASLAYER】
12624/10/20(日)00:11:58No.1244603424+
オモイ描写が宇宙神話的生物めいておどろおどろしい!
12724/10/20(日)00:12:08No.1244603494+
オモイはロードオブザイバツさえ痴呆老人めいた頭にするヤバイ存在な
12824/10/20(日)00:12:22No.1244603580+
オツカレサマドスエ!
12924/10/20(日)00:12:52No.1244603751そうだねx4
>No.1244603402
というわけでマッポー次元のシミュレートは一旦ここでブレイクだ
いい機会なのでスゥドゥーの新たなジツは、精神攻撃を可能とする系統のスキルとなるだろう
13024/10/20(日)00:13:24No.1244603933+
オツカレサマドスエ!
13124/10/20(日)00:13:57No.1244604122+
オツカレサマドスエ!カナシバリ系統かはたまた…楽しみですぜ
13224/10/20(日)00:14:14No.1244604236+
頭上死イビルアイとかは奥ゆかしくないけどちょっと電子ニンジャに使って欲しい思いもなくはない


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