さて今日もタキオンとモルモットくんがどのように心を通わせていくかについて論じでいこうと思いますがタキオンと他者との関係を考えるうえで重要な彼女の性格があります
それはタキオンがなかなか自分の気持ちに気付けないし気付いても素直に認めようとしないという点ですね　育成ストーリーや劇場版でも他の誰かがいなければ自分の脚で走りたいというごく当たり前の感情にさえ気づかないようにタキオンがモルモットくんを好きになっても誰かを好きになるというのがどういうことで今の自分がそうなっているということにもなかなか気づかないのではないでしょうか

ですから例えタキオンが四六時中モルモットくんと一緒にいてお出かけして寮の前で別れた後にベッドにうつぶせに寝転びながら別に意識してないのにさっきまでのモルモットくんとの会話や笑う顔を思い出してぱたぱたと脚や尻尾を上下させているとしてもタキオン自身はモルモットくんのことを好きだとなかなか認めようとしないと思うんですよね
一方でモルモットくんはタキオンと対照的に遠慮も照れもなくタキオンに好きって言う性格だといいなと思うんですがタキオンはそう言われる度に胸がどきどきしてるくせに自分も好きだとはなかなか素直に言わないから傍から見るとどう見ても割れ鍋に綴じ蓋の両想いなのに一応片想いってことになってる期間があるのではないかと思います

さてそんな実質両想いだけど形式上は片想いという期間のふたりについてですが片方が想いを告げてもう片方は返事を保留中という普通ならちょっとぎこちなくなるような関係でもタキオンとモルモットくんはいつも通りだと思うんですよね
だからタキオンはいつも通りモルモットくんの家に上がり込んで「食感は結構だがもう少し甘くしておくれよ、あとピーマンは入れないでもらおう」とモルモットくんに夕食をねだっては相変わらずの子供舌ぶりを発揮してるしモルモットくんも「子供だなぁ」って言いながらもあれこれ注文はつけるけどなんだかんだで自分の料理をタキオンが美味しいって言ってくれるのが嬉しくて笑ってるんですよね

お腹もいっぱいになったあとはソファーでなんとなくだらだらしながらモルモットくんがタキオンを膝枕して果物を食べさせたりしてるし気をよくしたタキオンが「夏の大三角を構成する恒星は皆一等星だが、実際にははくちょう座のデネブが圧倒的に明るいのだよ」って尻尾を揺らしながら蘊蓄を垂れるのをモルモットくんは楽しそうに聞いてるわけですね
でも夜遅くなると「送ってくよ」ってモルモットくんは言うんですがタキオンはモルモットくんと一緒にいるのが楽しくて帰りたくないと思うわけです
しかしながら素直に帰りたくないとかもっと一緒にいたいって言うのはなんか負けた気がして恥ずかしいと意地を張って「しかしもう外も寒いからねぇ。私は別にこのままでもいいのだが」とあくまで帰るのがめんどくさいからここにいると言っているんだと主張するんですよね
ですがモルモットくんは「さっき戻ってデータまとめたいって言ってたじゃん。寒いなら車は出すよ？」ってタキオンが帰りたくない本当の理由には気づかないんですよね

タキオンはもう上手い言い訳が思いつかないし意地張ってるのは自分のくせにモルモットくんが自分の気持ちに気づいてくれなくて拗ねちゃうんですよね
そして何も言わなくなったタキオンに「おーい？」ってモルモットくんは声をかけるわけですがタキオンはおもむろに懐から薬を取り出して「それには及ばないよ。今からデータを取るからね」ってモルモットくんの口に不意打ちで突っ込むんですよね
眩しく発光しはじめたモルモットくんの体を見て「ははは！夜道を照らしてくれるのはありがたいがそれでは眩しいよ？」とさっきと打って変わって楽しそうにタキオンは笑うわけですがモルモットくんはいきなり薬を飲まされて光らされてすっかり困惑してしまうわけですね

実際のところタキオンが飲ませた薬はただ体が光るだけでその他には何の効果もない実験には使えない薬なんですよね
そんな薬を飲ませてまでモルモットくんと一緒にいたいと思ってるくせに好きって言えないタキオンなんですが「そういうわけだ。今日はここに泊まるが構わないね？」って言うときの表情からは嬉しさが隠せてないしモルモットくんもタキオンが楽しそうに笑ってたら結局自分も嬉しくなっちゃって「いいよ」って許しちゃうんですよね
そう言うとタキオンは「ではこれを飲みたまえ」ってもう一錠別の薬を渡すんですよね　モルモットくんが何の薬？って訊くとタキオンは「さっきの薬の拮抗薬だが？」って何を当たり前のことをみたいな雰囲気で答えんですよね
何かの実験だと思ってたモルモットくんはまだ何もしないうちに作用を消す薬を渡されたもんだから「もういいの？」って訊いちゃうんですけどタキオンは「一緒に寝るときにそれでは眩しいだろう？」って当たり前のように言うわけです

好きって言えないくせにくっついたり一緒に寝たりするのは平気なちょっとずれてるところとかそもそも実験じゃないのに薬飲ませたって自分でばらしちゃってるのに気づかないところとか含めてかわいいって思ってるしそんなタキオンが自分と一緒にいたいって言ってくれてるのがわかったモルモットくんは「〜！！」って声にならない声で実に素直に喜ぶわけですね
「きみこそ子供っぽいよ、随分と」ってさっき子供舌って言われたのを根に持ってるタキオンはからかうように言うわけですがモルモットくんは「素直に喜べないなら子供のままでいいよ」って全然気にしてないしタキオンの気持ちが伝わったのが嬉しくてしょうがないんですよね
そんな素直すぎるモルモットくんと素直になれないタキオンがもう離れたくないと言うようにぴったり抱き合って幸せそうに寝てるところをずっと見ていたいんですよね

私の発表は以上です
では蓄光に戻ります

あいつ

子供っぽい意地を張りながらも結局はモルモットくんのこと大好きなタキオンからしか得られない栄養素がある

ベッドの中でモルモットくんにハグされながら丸くなってるタキオン…

気分じゃない時に絡まれると塩対応なくせに自分からはウザ絡みするしかまってほしいときにかまってあげないと拗ねる女

今回は短期間の蓄光で再発光したな

勇気を出して好きって頑張って伝えようとするタキオンがいてもいいし言わないままハグもキスもしちゃってとろとろになって自然と溢れ出るように好きってそっと伝えるタキオンでもいい

最近は男扱いやレズ扱いのタキオンが多すぎたから久しぶりにまともなタキモルが見れて心が潤う…