市民ケーンって邦題「市民権」のダジャレだと思ってたら普通に原題がCitizen Kaneだった…

>市民ケーンって邦題「市民権」のダジャレだと思ってたら普通に原題がCitizen Kaneだった…
こっちはこっちで杖とかかってそうな気はする

絵作りが今の時代すぎて同年代の作品と比較しないと凄さがわからないんだよね

世界最高の映画とよく言われるけどそう言われるのもわかる格調がある

いざ観ると金持ちの栄枯盛衰な人生のお話なんだね

薔薇のつぼみ…

映画界の伝説の人だけどb級ホラーに出てくれるのがいい

1984的なディストピアものかと思ったら違った

マンコ...

上映時間も長くないし退屈とかはしなくて普通に面白く見れた

黒い罠はいいぞ

回想のギラギラした裕福さと現代パートの閑散としたインタビューの差がおつらい

元ネタが生きてるうちにこれ作ったのすげえロックだな

一瞬出てくる日本語の訃報記事の中身が戦前の映画なのにちゃんと読めるものになっててさすが名作……

おまんこ…

謎を出しといて大した意味がないのは今だったらがっかりされるだろう

>おまんこ…
（やっぱ独り身で溜まってたんだな…）

要は幼少期の思い出を最後に求めてただけだよね

ブレードランナーほどではないがアレの元ネタこれだったのか！
ってなるなった
いやおそらく俺が認識できてないだけでアレの起源もコレの起源もこの作品にあるのかもしれないが

小市民ケーン

>元ネタが生きてるうちにこれ作ったのすげえロックだな
なのでかなり本人に反発されたという

反発って言い方は優しいな
実際には上映妨害と各種方面に対するネガキャン工作だ

>実際には上映妨害と各種方面に対するネガキャン工作だ
わるい金持ちにはそれくらいやってもらわないと困る

公開当時に批評家達から酷評されたのも妨害たったんだろうか

>謎を出しといて大した意味がないのは今だったらがっかりされるだろう
栄華を極めた男が今際の際に思い出す幸せは少年期の日々だったという話だから
そこまで大した意味がないってほどでもないと思う

>公開当時に批評家達から酷評されたのも妨害たったんだろうか
まあまず間違いなくそうだろうね

>謎を出しといて大した意味がないのは今だったらがっかりされるだろう
ピーナッツ（スヌーピーのやつ）の定番ネタに「薔薇のつぼみって何だよう！」って癇癪起こすのあったな

でもお話はなにそれ…みたいな終わりだったな

アメリカは金持ちになってなんでも買えるようになっても本当に欲しいものは手に入らないって話大好きだよね

新聞を敵に回したら社会的に死ぬ時代に当時の新聞王をおちょくる映画撮るのはかなりイカれてる

むしろ終わり方はかなり皮肉たっぷりですげえなとなった

D・W・グリフィスが作った映画の基礎をぶち壊した人
すごい

オーソン・ウェルズは映画のエド・ウッドで初めて知った

元ネタの新聞王の最期は愛人が去ることはなかったんだよね
浮気は公認してたし翌年にさっさと再婚したけども

>オーソン・ウェルズは映画のエド・ウッドで初めて知った
あの映画キャストが全員本人とそっくりですげぇなってなった

>元ネタが生きてるうちにこれ作ったのすげえロックだな
潰すぞ…ガキが…

>薔薇のつぼみ…
イエロージャーナリズムで悪名が高かった新聞王ハーストが
愛人のマンコを薔薇のつぼみと呼んでいた話を聞いたことで
映画監督のオーソン・ウェルズに閃きが走った！
これは使えるぞ！！
ハーストを徹底的にコケにした映画（スレ画）を作って公開した…

名作っていうから哲学的とかそういう感じなのかと思ったら割とゴシップ寄りなんだな…

グレッグ・トーランドがパンフォーカスをこの映画で発明したとか
技術的なこと以外は特に見るべきとこのない映画

スヌーピーでめっちゃ出てくる

>名作っていうから哲学的とかそういう感じなのかと思ったら割とゴシップ寄りなんだな…
カメラワークが当時としては画期的で
今は知らんが長い間映画学校でお手本として見せられる
ので皆参考にしてしまうという名作…話も面白いけどね

おまんこって呟いて死んだ新聞王が悪い

ハリケーン的なものだと思ってた

新聞王とそのシンパが徹底的にこき下ろしたレビューを出したのにガン無視で大衆から大人気で売れ入れられたってのも酷い

>新聞王とそのシンパが徹底的にこき下ろしたレビューを出したのにガン無視で大衆から大人気で売れ入れられたってのも酷い
スカッとUSA
その後の映画のお手本になったときの顔が見たくなるわ

>新聞王とそのシンパが徹底的にこき下ろしたレビューを出したのにガン無視で大衆から大人気で売れ入れられたってのも酷い
マスコミ畑の悪い金持ちが全力で妨害したのにそれでも脚本賞取れちゃう映画のポテンシャルが凄い

>薔薇のつぼみ…
真面目な映画の考察サイトでは薔薇の蕾とはケーンの失った無垢と幸福の象徴でありかつての喜びに満ちていた時代へのノスタルジアであると語られているが「」は愛人のおまんこのことだよと言う…
落差がとても酷い

>新聞を敵に回したら社会的に死ぬ時代に当時の新聞王をおちょくる映画撮るのはかなりイカれてる
元は小説だけど当時アメリカ音楽界の頂点にいたフランク・シナトラのマフィアとのつながりや若い頃にそこのボスに泣きついた逸話とかを思い切りネタにしたゴッドファーザーとかアメリカの創作界隈はたまにとんでもないロックなやつが出てくる

>映画界の伝説の人だけどb級ホラーに出てくれるのがいい
トランスフォーマーにも出てくれてそれが遺作になったのすげぇよ…

>>薔薇のつぼみ…
>真面目な映画の考察サイトでは薔薇の蕾とはケーンの失った無垢と幸福の象徴でありかつての喜びに満ちていた時代へのノスタルジアであると語られているが「」は愛人のおまんこのことだよと言う…
>落差がとても酷い
元ネタはまんこのこと指してるけど監督と脚本はむ！ナイスな言い回し！ってことで少年時代の象徴を指してることにしたって話だからどっちも合ってる
強いていうならまんこのことをいい感じの内容に書き換えられた結果でもあの単語って…ってずっといじられるネタにされた新聞王が酷い

>>新聞を敵に回したら社会的に死ぬ時代に当時の新聞王をおちょくる映画撮るのはかなりイカれてる
>元は小説だけど当時アメリカ音楽界の頂点にいたフランク・シナトラのマフィアとのつながりや若い頃にそこのボスに泣きついた逸話とかを思い切りネタにしたゴッドファーザーとかアメリカの創作界隈はたまにとんでもないロックなやつが出てくる
ゴットファーザーにシナトラマジギレしてたらしいな

>元は小説だけど当時アメリカ音楽界の頂点にいたフランク・シナトラのマフィアとのつながりや若い頃にそこのボスに泣きついた逸話とかを思い切りネタにしたゴッドファーザーとか
同じイタリア系移民に対する面倒見の良さとそれに対する苛烈な手段を同時に描くのが面白くて好き

見たことないんだけど内容は真っ当でも薔薇の蕾って単語一つで新聞王に当て擦りしてる感じなの…？

スヌーピーでめっちゃネタバレしてくる映画

>ゴットファーザーにシナトラマジギレしてたらしいな
若手でこれからというときに女優孕ませて知り合いのマフィアに泣きついたとかいう情けないエピソード持ってるシナトラが悪い

>元ネタはまんこのこと指してるけど監督と脚本はむ！ナイスな言い回し！ってことで少年時代の象徴を指してることにしたって話だからどっちも合ってる
>強いていうならまんこのことをいい感じの内容に書き換えられた結果でもあの単語って…ってずっといじられるネタにされた新聞王が酷い
そこまでひたすらコケにされるといっそかわいそうだな新聞王ハースト…
そりゃキレて嫌がらせもするわ

>見たことないんだけど内容は真っ当でも薔薇の蕾って単語一つで新聞王に当て擦りしてる感じなの…？
いや思いっきり新聞王の栄光と没落を存命中に最期まで描いてる
当て擦りというか正面衝突

>そこまでひたすらコケにされるといっそかわいそうだな新聞王ハースト…
>そりゃキレて嫌がらせもするわ
新聞売るために戦争煽りまくったから生温い方だわ

名作と言われてるけど意外と普通だったな…

公開1941年

え？

>>そこまでひたすらコケにされるといっそかわいそうだな新聞王ハースト…
>>そりゃキレて嫌がらせもするわ
>新聞売るために戦争煽りまくったから生温い方だわ
まあ捏造上等で戦争煽って財を成したナチかぶれとか好かれる要素はないわな

>若手でこれからというときに女優孕ませて知り合いのマフィアに泣きついたとかいう情けないエピソード持ってるシナトラが悪い
原作書いたマリオプーゾやコッポラからしたらそこまでやって出演した『地上より永遠に』で
アカデミー助演男優賞獲ったんだから怒るなよ(笑)位には思ってそう

新聞王って言われるだけあって割とカスなんだよね
それはそれとして存命中に出すのかってノリのストーリー

なんか英会話のテープの印象が強いわオーソンウェルズ

>絵作りが今の時代すぎて同年代の作品と比較しないと凄さがわからないんだよね
後続がこぞって真似た今の時代の映画の雛形みたいなところあるから
手塚とか大友の漫画読んで何これ普通じゃんって言ってるのに近い

取材先の面子も立てんと駄目だろでは報道の自由も表現の自由もないからな