さすが萩尾望都としか言いようがない

妹を贔屓しているように視えた親が妹を切り離したの驚いた

>妹を贔屓しているように視えた親が妹を切り離したの驚いた
今までは姉が妹の世話してたけどもう妹抱えられないってなったら親がやらなきゃじゃん？

高橋留美子をしてその完成度に絶句させられた傑作短編

萩尾望都いいよね
個人的にはゴールデンライラックが一番好き

そこまで怖くはなかったぞ
むしろ悲しかった
愛のある悲しみだ

名作過ぎる

タイトルが凄まじすぎる

昔どっかで読んだけど思い出せないなこれ…

久しぶりにプロの話を読んだ気がする…

16ページなのが信じられない

何かを伝える力が強い…

何もかもが完成されすぎてるんだよな
あとこれで表紙込み16Pなのもとてつもなく物凄いことだ

寄生獣アンソロジーで萩尾望都は田村玲子の赤ちゃんを題材に短編描いてたけどあれの完成度もヤバかった
物語を構築する上での引き算が上手過ぎる

>何もかもが完成されすぎてるんだよな
>あとこれで表紙込み16Pなのもとてつもなく物凄いことだ
濃過ぎてこれで16P！？ってなる

>寄生獣アンソロジーで萩尾望都は田村玲子の赤ちゃんを題材に短編描いてたけどあれの完成度もヤバかった
うわ
読みてえ

低気圧でやられてる時に重い漫画持ってきやがって…

俺の好きな少女漫画はこういうもの

萩尾望都の短編は久しぶりに読むと記憶よりページ数がかなり少なくてビビる

読み終えた時の余韻がとても16Pとは思えん…
でも確かに16Pだ…

短くまとめるのって本当実力出る

初めて読んだけど滅茶苦茶面白いな…

11人いる！は原作もアニメもどっちも好き

>>寄生獣アンソロジーで萩尾望都は田村玲子の赤ちゃんを題材に短編描いてたけどあれの完成度もヤバかった
>うわ
>読みてえ
待ってその本「やったのか！ゲン！ケンヂ！」のやつじゃないよね？

>寄生獣アンソロジーで萩尾望都は田村玲子の赤ちゃんを題材に短編描いてたけどあれの完成度もヤバかった
最初は誰こいつ…？何この話…？って困惑したけど
あの子かァ〜！？そういう事かァ〜！ってメッチャ驚いて感動したわ

SFとホラーにおいて少女漫画の偉大な先達は凄いレベルにいたんだなとつくづく思う

ちょうどこの頃？二人で身体を共有してる子供が分断手術するみたいなニュースなかったっけ？

話自体はすごいシンプルだけどめちゃくちゃ考えさせられるな

サイバラとの人生画力対決後に二次会まで飲みに付き合って翌朝お礼の電話をかけたらもう仕事してたってタフすぎる

いもげで半神スレ初めて見た…

>ちょうどこの頃？二人で身体を共有してる子供が分断手術するみたいなニュースなかったっけ？
７，８年ずれてるな
シャム双生児は萩尾望都の世代だと創作でよく登場してたし

ベトちゃんドクちゃん

Dr.HOUSEでこういうくっついた双子の話が有ったような

11人いるは良いSFだった…

良い絵だ
良い漫画だ
これは良い物だ

11人いる！は自分で性別選択できる種族BLの元祖だよな
他に元ネタあるのかもしれないけど

イグアナの娘が好きです

ずーっと娘の漫画家という職業を理解できず微妙な間柄だった母親が
ゲゲゲの女房に感動してやっと自分のやってる事を認めてくれたという話が好き

愛していたし憎んでいたよというだけのお話だけど面白いから流石のプロだよね

たった18ページでこの濃度は凄いな…

愛憎って言葉がピッタリくるお話

伯母さまたちがマジ無神経すぎて腹立つ！

話も絵もうめぇ

梅図かずおの怪で似たような兄弟の話があったがそっちは悲しいモンスターだった

スレ画でわぁ懐かしい…と思いながらスレ読んでて
今になってこれが16ページしかない事を知って驚いてる
嘘だぁ…本当だ

美人になった後は皆から受け入れられて幸せになれている感じなの含めて思う事が色々浮かぶ
いい話だ

でも伯母達が贔屓しなかったら手術の決心つかなかったかもしれないし…

現代の漫画家が同じように描いたつもりでも余計なイデオロギー差し込んでこの愛というにも憎しみというにもな感情に不純な何かが混じるのだと考えると
俺にとっての短編漫画とはもう既に過去の異物になっているような気がする…

滅茶苦茶中身が詰まってて重てぇ
怖いとは思わなかったけどしんどいわ

>伯母さまたちがマジ無神経すぎて腹立つ！
そういう話じゃねえんだ
そういう他人の評価はユージーには関係ないんだ

半神て短編だったのか…
なんつうもんを

術後の萎れた妹を目にしてから
呆然とするユージーのモノローグで妹の死と
それを宥めるように聞かせる親の言い分が語られてるのがすごいよ

トーマの心臓はサイフリートの六角眼鏡がを覚えてる

拗れた親子関係とか兄弟姉妹感の格差みたいなテーマが多いのは作者の方の実環境が影響してるのだろうか

>>伯母さまたちがマジ無神経すぎて腹立つ！
>そういう話じゃねえんだ
>そういう他人の評価はユージーには関係ないんだ
いやそこも込みだろう

>拗れた親子関係とか兄弟姉妹感の格差みたいなテーマが多いのは作者の方の実環境が影響してるのだろうか
天才は全然関係無くても描けたりするからなあ

>イグアナの娘が好きです
凄い漫画だと思ったけど作者その人なの！？
少女漫画は俺には合わんなぁって幼少の頃の自分が母親の本棚で見つけて貪るように読んだ奴だわ

>いやそこも込みだろう
妹の方が美しいのは誰に言われるまでもなく自覚してるから
他人の評価なんかどうでもいいんだよ厄介で美しい妹を疎んじてかつ生きるために切り離せないでいたことが大事なんだよ

萩尾は半神で出世したからマジで読んどくべき
流石ね

ユージー以外の心理描写全くないのも孤独感増していい

妹が贔屓されて可愛がられてたから憎んだけど
同時にパパやママにさえ理解出来ない自分の孤独をわかりあえたのも妹だけというジレンマ
名作過ぎる

ページ数すっっくな！！！
無駄がなさすぎだろ

誰かを憎むということを知らない瞳を見て妹だと思い直すコマいいよね…

いいものだこれは
消して怖くない

小さい頃の俺はとってもしあわせモトちゃんがかわいくて好きだった

萩尾先生いいよね…

安易なバッドエンドじゃなくて主人公は幸せになれたから悲しみが深まるのがいい…

普段エンタメとしての漫画に慣れてるから久々にこういうの読むと沁みるわ

>妹の方が美しいのは誰に言われるまでもなく自覚してるから
>他人の評価なんかどうでもいいんだよ厄介で美しい妹を疎んじてかつ生きるために切り離せないでいたことが大事なんだよ
何故自覚するかって言うと周りがそう扱うからでここを関係無いとするのは無理がある

>萩尾は半神で出世したから
！？これ80年代の作品だよ

姉側は実は遺伝子的には容姿も問題なくて妹に栄養取られてただけで頭脳は優秀って考えると実は能力的にはほぼ100と0配分だったのでは…？

綺麗になったから愛していたよって言えたのかもしれないけど
憎んでいたよってのも忘れていないのが好き

>妹が贔屓されて可愛がられてたから憎んだけど
>同時にパパやママにさえ理解出来ない自分の孤独をわかりあえたのも妹だけというジレンマ
>名作過ぎる
贔屓されてというのもユージーからの一方的な見方で
両親はユーシーのためにユージーを切り離さなければならないとなった時も実際にそうなったようにユージーのためにユーシーを切り離す決断を決めたのも同じくらいの苦悩と愛を注いでいたことだろう
でもユージーがあたかも自分の一部が如く愛して憎んだのは両親や周囲の思いとは全く無関係にユーシーだけなんだ

親御さんの描写ほとんどない
入れたくなりそうなのに

>姉側は実は遺伝子的には容姿も問題なくて妹に栄養取られてただけで頭脳は優秀って考えると実は能力的にはほぼ100と0配分だったのでは…？
妹はそれでも天使なんだ

>親御さんの描写ほとんどない
>入れたくなりそうなのに
この人の両親、特に母親の描写はかなり偏ってると思う
イグアナの娘を例に出すまでもなく

塩漬けのきゅうり呼ばわりが聴こえてるとわかって取り繕うおばさんが生々しい

>何故自覚するかって言うと周りがそう扱うからでここを関係無いとするのは無理がある
言われなくとも一方的に湿疹起こしたりカサカサになるってだけで理解できるだろ
周りの声は内面の声だけじゃ具体的に伝わりにくいから必要の上で生まれた説明セリフだよ

この時点でもすでに大作家だろ…

頭が弱い故に天使って親御さんも言ってるからそういうことなんだ

>妹はそれでも天使なんだ
天使扱い出来てたのも姉に世話押し付けてたからこそなのが上手い

昔の少女漫画にたまにある
本心で誰かに語りかける時の「おまえ」って呼び方がなんか好き

短編集のタイトルになるのもわかる完成度だわ…

>塩漬けのきゅうり呼ばわりが聴こえてるとわかって取り繕うおばさんが生々しい
パッと見て綺麗な方がこれで汚い方がちゃんと喋れるとは思わないだろうもんな

この人の短編で好きなのは
世界が滅びる前の1年を無限ループする話だな

>親御さんの描写ほとんどない
>入れたくなりそうなのに
あくまで半身の話だからな

16ページ以上あった気がしたんだが数えたら本当に16ページだった…

銀の三角いいよね…

調べたら23歳でポーの一族描き始めて
スレ画は34歳の時の作品か…

>言われなくとも一方的に湿疹起こしたりカサカサになるってだけで理解できるだろ
>周りの声は内面の声だけじゃ具体的に伝わりにくいから必要の上で生まれた説明セリフだよ
そのカサカサを恥だと思うのは他者の目があって初めてだし他人の評価を気にしてないなんて描き方はしてないと思う
気にして無いと諦めてるは違う

なんとなくサンホラのsacrificeを思い出す

萩尾望都と一条ゆかりと山岸凉子は読んどいたほうがいいですよ…！

昔はじめて半神読んだのもふたばのスレがきっかけだったの思い出した

仮にユーシーにユージー並の知性があったら半神とはならなかったろうなって

>仮にユーシーにユージー並の知性があったら半神とはならなかったろうなって
まずスムーズに分離してないだろうしな

wiki見るかぎり今でもそこそこ描いてるんだな
すげえ

子は小さいうちは神（のもの）であるっていう古い日本の考え方から取った命名でもあるのかな半神

40年前の作品か

古い虹裏の住人は少女漫画嗜む人多いよね…動物のお医者さんとかもだし
実際女性というわけでもないのに

>だまればかなーじ
>あほ
何俺に黙って勝手にキレてんだよ

ポーの一族の人か
あれはいまいちピンとこなかったけどこれは普通に面白い話だな

容姿が美しくなってもそこに妹を思い起こすんじゃ他人から容姿を褒められてもうれしくないんだろうな…

百億の昼と千億の夜も好き

この人のファンタジー作品必ずと言っていいほど男娼が出る

>容姿が美しくなってもそこに妹を思い起こすんじゃ他人から容姿を褒められてもうれしくないんだろうな…
どうあっても自分の半身を切り離して生きた事実からは逃れられないし誰にも褒められても褒められなくてもふとした時に思い出すよ

残酷な神が支配するいいよ
読むとゲロ吐きそうになる

>容姿が美しくなってもそこに妹を思い起こすんじゃ他人から容姿を褒められてもうれしくないんだろうな…
常にそう思ってるわけでなくふとある夜に思い出すのがポイント

普通に現役で表紙よくポーが飾ってる

半身は舞台にもなったぞ

ガラスの仮面で完結を待てず倒れていくファンみたいな話あるけどポーの一族も半世紀近く経ってからあの続きが描かれてるって当時のファンが知ったらもどかしさに頭おかしくなるだろうな

これ母親から熱烈に勧められて読んだけど初めて読んだ時はなんかすげえもん見たな…てなってしばらく頭から離れなかったな…

古い虹裏の住人じゃなくて古いオタクほど少女漫画を読んでた
コミケだってこの人のファンのサークルである迷宮から始まったんだし

16ページで40年前の作品とは思えない完成度の高さ
これがプロか……

これを舞台に…？短くて完成度高いから行間盛るの大変そうだな

半神は言語化できないというかしちゃいけない魅力がある…

>この人の短編で好きなのは
>世界が滅びる前の1年を無限ループする話だな
姉が世界をループさせてる奴だっけ
女の子連れ出すところでループして終わるの切なくていいよね…

興味持った人は11人いるも読んでほしい

ちゃんと美しい自分と醜い自分の落差を覚えてるからこそふと思い出してツラくなるんだろうな

11人いるもそうなんだ…化け物か

ブラックジャック先生なら両方救えたんだろうか
出来ないんだろうな

漫勉にもでたけど森の中のアトリエみたいな仕事場で猫にちょっかい出されながら仕事してたのが印象的

少女漫画家のレジェンド作品は必須項目だったのだ

平らな道のほうが歩きやすいとかまっすぐな棒の方が道具として使いやすいとかで機能美の概念がうまれて
この世に一人しかいなくても美意識はすべすべの肌や縮れ毛よりストレートが好きになると思う

途中までずっとユージー可哀想だねってテンションで読むから切り離された後の妹がユージーそのものの姿になってるとこでね…

>漫勉にもでたけど森の中のアトリエみたいな仕事場で猫にちょっかい出されながら仕事してたのが印象的
そんなイメージ通りの仕事風景なんだ…

>古い虹裏の住人は少女漫画嗜む人多いよね…動物のお医者さんとかもだし
>実際女性というわけでもないのに
誰向けを超えたとこに名作はあるから…

かなり今風だと思ったのに40年も前の作品なの…

時折見せる残酷さが美しい

>途中までずっとユージー可哀想だねってテンションで読むから切り離された後の妹がユージーそのものの姿になってるとこでね…
一卵性っていう冒頭の設定がここで効果的に効きすぎる

上でも出てたようにSF・ホラー・歴史物に関しては明らかに少女漫画の方が先んじてた時期があったからね…
漫画好きです！って自称するなら読んでて当然みたいな空気はあったし
姉や妹が居ると少年漫画少女漫画なんて線引きは割と曖昧になるから

半神はこういう場でもいいよね…いい…しか言えなくなる不思議な作品
テーマ性を言葉にしようとしても別の作品について話してるようにしか思えなくなる

似た題材で綺麗なのも頭が良いのも言葉を喋れるのも全部片方に寄ってて
醜い方の喋れない頭を憎くてしょうがないから思いきって首切り落としたら
何故か視線が地面に落ちて自分を見上げてたってオチの話をどこかで見たな

>古い虹裏の住人じゃなくて古いオタクほど少女漫画を読んでた
>コミケだってこの人のファンのサークルである迷宮から始まったんだし
というか昔の少女マンガがSFだの歴史ものだのスポ根だの多彩なんだよね

>妹を贔屓しているように視えた親が妹を切り離したの驚いた
贔屓ではなく出来る姉に障害児を任せてる感覚だったんだろ

凄い過不足の無い一作をお出しさせれて満足したな…

>かなり今風だと思ったのに40年も前の作品なの…
少女漫画って別にキラキラしたのばっかりじゃないし24年組ってこういうのを好んで描いてたから何をもって今風と捉えたのか謎だけど作品に普遍性あるとそう感じるのかもね

唸るしかない完成度だ…
感想すら野暮になりかねん

文字通り半身だから字面ではわかってもそうでない者にこの喪失感と愛憎は理解できることはないんだろうな･･･

読んでから奥歯の辺りががフワフワとする不安感に苛まれている

妹と一緒に自分の半分も失ったんだ…

似た題材の漫画は良くあるけどやはりこれが始祖？なのかな
友達が頭のいい兄のために体のパーツを提供し続けついに心臓まで移植したとき兄は二人しか知らないあだ名で僕のことを呼んだがあれは兄なのか僕の知ってる友人なのか…
って話が好き

読んでる内に妹が醜くなって死ぬ展開は読めたけど
それでもなおずっしりとした読後感があるのは流石

>>途中までずっとユージー可哀想だねってテンションで読むから切り離された後の妹がユージーそのものの姿になってるとこでね…
>一卵性っていう冒頭の設定がここで効果的に効きすぎる
妹が最後に姉を呼ぶセリフも「ユー…」で途切れてるのがその後の死んでいくのは自分かの錯覚に繋がるのいい…

贔屓ってよりお姉ちゃんなんだから面倒みるのが当たり前って感覚だろうな
親によくある

凡人なら親の心情とか余計なもん入れたくなってしまうな
引き算の思い切りがすごい

>>妹を贔屓しているように視えた親が妹を切り離したの驚いた
>贔屓ではなく出来る姉に障害児を任せてる感覚だったんだろ
どうあっても妹は死ぬからであって姉を選んだわけじゃないのがミソだよなこれ
ここでちゃんと姉も愛してたんだとはならない

>古い虹裏の住人は少女漫画嗜む人多いよね…動物のお医者さんとかもだし
>実際女性というわけでもないのに
昔の少女漫画は嗜む人は多くても最近の少女漫画は嗜む人少ないぜ
ハニーレモンソーダとか

クオリアの話でもあるし
愛憎の話でもあるし
その形だからこそのイデアが失われた事がひたすらに重たい

妹が恨み言を言うでもなく本当にただ天使であったのもずしりと来るな…
令和だと大体仲違いして心の醜い場所を見ることが多い気がして

>というか昔の少女マンガがSFだの歴史ものだのスポ根だの多彩なんだよね
少年漫画雑誌とかもそうだけど割と特定の層にフォーカスする時代が長かったから…

>クオリアの話でもあるし
>愛憎の話でもあるし
>その形だからこそのイデアが失われた事がひたすらに重たい
クオリアとイデアってこの話には特に関係なくない…？

>贔屓ってよりお姉ちゃんなんだから面倒みるのが当たり前って感覚だろうな
>親によくある
姉だし文字通りくっついてるし見た目は美しくて無垢だから綺麗な果物にくっ付いてるしなびたキュウリが正しい

「きみは美しい瞳」って短編がものすごい好きなんだ
我儘で傲慢な王様が美しい夢を見て高潔で優しい僧侶が醜く汚い夢を見る話

>昔の少女漫画は嗜む人は多くても最近の少女漫画は嗜む人少ないぜ
>ハニーレモンソーダとか
数字であそぼとかミステリと言う勿れとかケルン市警オドも読んでるし…

最後のページの完成度すごいよね

途中まではこういう話ねと思ってたら妹と分離してからが凄いね

愛憎は裏表なんだよな
イグアナの娘もそんな感じの話だけど

>クオリアとイデアってこの話には特に関係なくない…？
主観的な意思と経験（クオリア）があるはずなのに自分がユーシーなのかユージーなのか分からなくなってる所が
それまで一体の存在だったものが半分になってしまった事を「本来の姿(イデア)が失われた」と思った
まあ個人の感想だから気にしないで

読み終わったあとレス読んでえっ16pしかなかったの！？って気付いた

SFの大家だから先生そこまで考えてないと思うよ
とも一概には言えない…

妹はただただ無邪気に自分のことを愛してくれていたってのがつらい

地元の図書館に全巻揃ってるんだよな…
こんなすごい漫画家が猿先生と同郷という衝撃

モトちゃんが好き

なんか構成やばいな…16Pが完璧すぎる

これが紫綬褒章受章者の力…

ページ数を4で割って起承転結にするといいと前おっしゃってたけど
実際に漫画描くとそんなに簡単なことじゃないのがわかる

妹となることで自分への思いを知るのだ

愛していたよ、おまえを

少女漫画からSFを牽引してきたのもすごい

だいたいこういうの親を責任とかヘイトの対象にしそうなもんだけど主人公はそこに不満がある感じでもない自分をしっかり持った子なのがなんか新鮮だ

>愛していたよ、おまえを
憎んでいたよ、おまえを

>SFの大家だから先生そこまで考えてないと思うよ
>とも一概には言えない…
まずシャム双生児を題材にしてここまで描けるのがすげえわ

>地元の図書館に全巻揃ってるんだよな…
>こんなすごい漫画家が猿先生と同郷という衝撃
他人の脳にノイズを入れるのやめろ

まず1P目のカメラの引き方から演出の基本が詰まっててすごい

俺だったらこの題材で妹をホラー対象として作っちゃうだろうからやっぱプロはちげえや

>妹はただただ無邪気に自分のことを愛してくれていたってのがつらい
手術の話してる時ニコニコしながらお姉ちゃんに抱きついてるの可愛いね…

この世代のレジェンドは出世作ある上で短編山ほど出してて大体面白いから追い始めると沼

この話が入ってる文庫本はイグアナの娘も収録されてる
ドラマと話が全然違ったけどどっちも好きなんだよな俺は…

短編集買うわ…

>まずシャム双生児を題材にしてここまで描けるのがすげえわ
そこはまあ時事ネタだし

昨今のリバイバルブームに乗って丁寧にアニメ化してくれないかなぁと思う作品が山ほどある

>この世代のレジェンドは出世作ある上で短編山ほど出してて大体面白いから追い始めると沼
美内すずえ！
萩尾望都！
和田慎二！
俺の小学生時代は少女漫画とともにあった

読むべきですよ……！！
11人いる！は……！！

世話してたのもそう育てられたからとか仕方ないからってのもあるけどそうでは済ませられない姉妹だけの感情があったんだろうからこその読後感なんだよな

>>まずシャム双生児を題材にしてここまで描けるのがすげえわ
>そこはまあ時事ネタだし
あーベトちゃんドクちゃんの時代か
…いやそれにしたってここまで重い話を作るか普通！

BSで放送した11人いるのせいで俺の性癖ぐちゃぐちゃだよ

>だいたいこういうの親を責任とかヘイトの対象にしそうなもんだけど主人公はそこに不満がある感じでもない自分をしっかり持った子なのがなんか新鮮だ
ある意味でユーシーすら関係なくひたすらユージー本人の生きるために知らず知らず背負った業と結果物理的に欠けてしまった心の話だからな
俺がこんなに生きづらいのは俺以外の誰かのせいなんだあああああ！とはユージーは少しも語らない

なんて言っていいかわかんない感情になるやつ

妹はお姉ちゃんの事好きだったのわかるのがいいよね

>こんなすごい漫画家が猿先生と同郷という衝撃
確かに影響を感じる

PSのbaroqueってゲームもぜひやってほしい
シャム双生児は割と重要だから

>なんて言っていいかわかんない感情になるやつ
こんな夜は
涙が止まらない

それこそ今でもvtuberなんかにも当てはまるし時代を超えた作品だわ

>だいたいこういうの親を責任とかヘイトの対象にしそうなもんだけど主人公はそこに不満がある感じでもない自分をしっかり持った子なのがなんか新鮮だ
あくまで先に来るのが半神であって他は枝葉でしかないから省略してるだけじゃね
それに生まれた時から美しい妹が横にいる状態だから出来た子だからこうなんじゃなくてこういう人生しか知らない

離れて喪うまで妹が天使と呼ばれる意味を理解出来なかったのが悲しくもあり
離れて喪ったからこそ真に姉にとって天使になれたのかなと思わなくもなし
考えがまとまらないぜ

不満と問題を切り離せるくらい頭いい子にするとかキャラクター作りが巧み

>>こんなすごい漫画家が猿先生と同郷という衝撃
>確かに影響を感じる
口を慎めよ

>それに生まれた時から美しい妹が横にいる状態だから出来た子だからこうなんじゃなくてこういう人生しか知らない
だからこそ普通の人生に戻った時ふと思い出す最後の2ページが刺さる

残酷な神が支配するも長いしBLだけどめちゃくちゃ面白いよ

妹は姉にとっても人生の一部だからな…

>>>こんなすごい漫画家が猿先生と同郷という衝撃
>>確かに影響を感じる
>口を慎めよ
◆この11人は──！？

失ってからこそ気づくものがあるって話
だけじゃないな…ってなるまとまりの強さ

多分現代なら技術の進歩でデカくなる前に切っちゃうんだろうなあ…
描かれた時代の匂いを強く感じる

ベトチャンドクちゃんは話題になった時期がずれてるって
シャム双生児って乱歩の孤島の鬼や横溝の悪霊島みたいに創作ではよくでてたモチーフなんだし

>残酷な神が支配するも長いしBLだけどめちゃくちゃ面白いよ
今読むと違うのかな
またやってる…ってなりながら読んでた
この作者が内容がありすぎるから短編くらいがちょうどいい

描かれてないだけで親も手が空いてるときはユーシーの世話をしてたと思うよ
ただ100の時間があってそのうち80を親が世話してくれて残り20がユージーの負担だったとしても
お互い健常であれば本来それはやらなくていいことだから憎しみに繋がってもおかしくはないよね

守るものがない苦しみと言うかあったものがなくなる喪失感は日常ほど濃いんだよな

回復してからのユージーは頭も良ければ多分運動神経もいいんだよな
幼い頃から歩くことすらままならないユーシーを栄養失調の身体で支えることができるくらいだし

今メディアで漫画系の芸人が出てるけど一向に少女漫画が触れられないのはなんでかなっていつも思うわ

親戚はこれからきゅうりのヘタがどんどん天使になっていくのを見ていくし
態度もどんどん変えるんだろうなあ…

もう助からないって伝えられた時の無邪気なユーシーいいよね

20数ページで泣かされるとは思わなんだ

>守るものがない苦しみと言うかあったものがなくなる喪失感は日常ほど濃いんだよな
それこそ家族より濃い繋がりが消えたんだからな…

>20数ページで泣かされるとは思わなんだ
20Pもないよ…

親との関係や愛とその差みたいなのはまた別のイグアナの娘とかでテーマになってるしな
萩尾望都自身のかなり難しい親子関係を作品に昇華して
>ずーっと娘の漫画家という職業を理解できず微妙な間柄だった母親が
>ゲゲゲの女房に感動してやっと自分のやってる事を認めてくれたという話が好き
って着地する

>親戚はこれからきゅうりのヘタがどんどん天使になっていくのを見ていくし
>態度もどんどん変えるんだろうなあ…
好きな時にだけ可愛がれる伯母達はそうだろうけど
親としては娘を一人失ってるからすごい複雑そう
もちろんユージーをその分大切にするだろうけど…

最初に目にした時はふうんとしか思わなかった半神というタイトルが読後に色々考えさせられる

読んでおいた方がいいですよ…！
半神と偽王と真夏の夜の惑星は…！

女性漫画界の手塚治虫とはよく言ったもんだな

>俺だったらこの題材で妹をホラー対象として作っちゃうだろうからやっぱプロはちげえや
同じようにくっついる美人と醜い双子がいて
美人の方のモノローグで進んでたけど実は自分が醜い方だったみたいなホラーもあったな

>もちろんユージーをその分大切にするだろうけど…
親としてもここまでそっくりになられるとどっちが死んだんだ…？ってなることありそうだな

A-A'も読むんだよ…！

萩尾望都は感情に訴えかける力が本当に凄まじい

死の間際のユーシーがこの子にはユージーしかいなかったんだって本当に心に来る

これ凄いな…読後感が凄い…

半神無料公開とはいい時代になった…

ユーシーが天使なのは容姿だけではなくて心もだったんだな

ある日気付いて絶望した！とかじゃなくてふとしたときに鑑の中に妹を見てぐちゃぐちゃな気持ちになる日々を過ごしてるから最後の「こんな日は涙が止まらない」なんだよな

はあいママ！って素直だし親に対して思う所はもうあんまりないんだろうな

別に誰も悪くない親も先生もユーシーもユージーも…こんな日は涙が止まらない

名作だけどしんどくなる作品が多いから何度も読み返してるのケーキケーキケーキくらいだ

心が綺麗だったのか汚れることすら出来ない知能だったのかは分からないけど少なくとも姉のことが好きだったんだろう

>読んでおいた方がいいですよ…！
>半神と偽王と真夏の夜の惑星は…！
「僕たちの恋は…
夢から始めよう」
キザ！素敵！

当時のJCJKはこんな凄い話が載ってる少女漫画雑誌を普通に読んでたんだな

最期の最期で向こうもユージーって呼ぼうとしてるのいいよね
あるいはユージーがユーシーへ別れを告げてるのかもしれないけど

>心が綺麗だったのか汚れることすら出来ない知能だったのかは分からないけど少なくとも姉のことが好きだったんだろう
自分が干からびていくことも認識できてすらいなかったのかもしれない
死の間際に来たユージーを見て嬉しそうなりアクションするところが悲しい

もうすぐ宙港です

双子に関しては一人の少女の内面を表してるという解釈もある

まあでも外見に恵まれたからあんだけ天使だったのかなあってちょっと思う
少なくとも悪意に触れ続けて天使でいられたのかはわからない