あなたの世界から失われても 私なりの生きる意味を探していた どうかあの子たちは花咲いてくれますように 聞こえますか? あの子たちの話し声が ミツバチと口づけを交わす枝葉よ 悲しみを覆うほどの土よ あの種はぜんぶ私が植えたの 私が立ち入ることのできない庭園で 聞こえますか? あの子たちの話し声が すべてを捧げたなら もう晴れるはずでしょう? でもなぜか私の雨は止まないの 私の雨は止まないの 私が見てきた地獄や 聞こえてきた声も 私が失った夢も ちっとも変わらなかった 自分に耐えられない私のままだった 髪を燃やし あなたに温もりを与え いつかあなたが気づいてくれると願って 「あなたのそばにいたい」と どうかあの子たちは花咲いてくれますように それでいいと思っていた 向こう側にいるあなたが見えるだけで けれど狂おしいほどのこの想いが胸に浮かんでくると 「私は愛されることに値する」と 「私は愛を知ることに値する」と 「私たちは愛の中に生きることにふさわしい」と どうか終わらないで どうか終わらないで 共に過ごす日々よ あの子たちが悲しんでいる 私の棺に手を触れ さようなら 若かりし頃の私 さようなら 純粋だった私 怒るべきだったの? 喜ぶべきだったの? 私はここにいてもよかったの? 十分にがんばれたなら 誇ってもよかったのかしら? 目的を果たしても 気持ちをごまかしても 私はちっとも変わらなかった 自分に満足できない私のままだった バカなままでよかった 無知な私でよかった 手に入れることのできない自由を知るよりも どうかあの子たちは花咲いてくれますように