（王様めいた健やかなるオパールの首がどんがどんがと暴れている！）

『……』（ぬーーーん…と駆けてくる杏子のスクーターを見おろしてくる首の長い４足歩行のキモチ）

>って・・・あいつの足元にいるのはまどか・・・とほむら？！
>アンタたち何やってんのー！！
まどか！落ち着きなさい…その力を収めて！！

ったく！運転代れしゃやか！アタシがやる！！

は！？あたし無免許なんですけどもー！？

(地面から僅かに浮いたまどかとほむら…その体には白と黒のドレスが！)
(さらに数メートル後ろには透明なトルソーがあるか、はたまたセミの抜け殻めいてか直立姿勢のままピンクと白黒の魔法少女服が置き去りになっている)

>ったく！運転代れしゃやか！アタシがやる！！
無茶言わないでよ！？
ハンドルから手を離すなーーーー！！！（ｶﾞｼｯ）

>は！？あたし無免許なんですけどもー！？
自転車と似たようなもんだ！そら！ぶつかるぞ！！

うやー？！あいつら曲芸やってるのです！
そしてまどかとほむらはよくわからんことになってるのです！

『……』（御者がわちゃついているせいでフラフラしだすバイクを見つめるオパールの首）

ﾋﾞﾑｯ！（目からビームを放つ！）

無茶言うなーー！
（スピンターン…というよりスピンしながら足元に突っ込んでいくバイク）

ほぼ横倒しで回転しながら突っ込んでいくバイクの上をかすめるビーム！
わるい顔をしてにやりと笑む杏子！

＼ﾁｭﾄﾞｰﾝｯ！！／　　
　　　　　
　　　　　　　　　　＼ﾁｭﾄﾞｰﾝｯ！！／　

　　　＼ﾁｭﾄﾞｰﾝｯ！！／　

>そしてまどかとほむらはよくわからんことになってるのです！
あの2人を止めねばなりません、なぎささん(ずいっ)
弱まったはずの予知能力にもはっきり見えています…女神と悪魔があそこまでなりふり構わない行動にでる理由、それは…
浄化システムの完全破壊…ヘルカさんが繋いだ歴史の先にあるものを危険であると判断したために

>うやー？！あいつら曲芸やってるのです！
>そしてまどかとほむらはよくわからんことになってるのです！
鹿目さんに暁美さんも…！いけないわ
二人の目を覚まさせないと落ち着くものも落ち着かなくなってしまう！

ひいいいいーーーーー！？
自転車と同じ！自転車とおなじぃいいい！！！（グルグル目で爆走バイクをかますさやか！）

＜ｽﾞｵｵｵｵｵｵｵ…！！！（その頃、大口を開けるイブに突撃するやちよカーが山頂に見てとれる）

＜ﾊﾞｸﾝｯ！（桜子と成人男性が先んじて飛び込み…やちよカーもまた、ダイブ・イン！）

脚…貰った！（鎖を巻き付け…槍でこそぐように引く！）

ズバン！

>浄化システムの完全破壊…ヘルカさんが繋いだ歴史の先にあるものを危険であると判断したために
な…！？
ど、どういうことなのですかバケツそれわ！？
あのブラック企業っぽい円環の理が、ヘルカたちが繋いだ未来を否定してかかるというのですか！？

>脚…貰った！（鎖を巻き付け…槍でこそぐように引く！）
『――＿＿…！？』（四本足を纏められ、グラつくオパールの首）

私にもわからないのです！
このキモチというものが浄化システムならば…！！

いいぞしゃやか！そのままこのキモチの周りを走り回れ！
解体前の肉みたいにして引き倒してやる！

>＜ｽﾞｵｵｵｵｵｵｵ…！！！（その頃、大口を開けるイブに突撃するやちよカーが山頂に見てとれる）
>
>＜ﾊﾞｸﾝｯ！（桜子と成人男性が先んじて飛び込み…やちよカーもまた、ダイブ・イン！）
おお…やったか、我が弟！(モノクルｸｲｯ)
見たか皆、あとは我々は持ち堪えるだけだ…あのキモチ達を無闇に破壊することもない！生き残り人々を守ることに専念するんだ！

ヘルカさんっちが繋いだのはなんなのかは
この戦いの後にわかるという事よ？御国さん！
行きましょう！

（AT-ATめいて足をグルグル巻きにされるオパールの首！）
（そのまま引き倒される！…しかし、悪あがきか目からビームをぶっぱしまくる！）

サキ！あっちからは馬みたいな二足の奴が来るよ牧カオルです！！！！

（イブの中に入った一行の目に映るのは…真っ白な宝石に包まれた黒江！）

>サキ！あっちからは馬みたいな二足の奴が来るよ牧カオルです！！！！
此方でそれは受け持つしかない！茜が崎！こっちにこれるか？

>（そのまま引き倒される！…しかし、悪あがきか目からビームをぶっぱしまくる！）
はっ！そんなあてずっぽうな攻撃が当たるかっての！
（ハンドルを奪い返しめちゃくちゃな軌道で逃げる杏子！ワザマエ！）

>ヘルカさんっちが繋いだのはなんなのかは
>この戦いの後にわかるという事よ？御国さん！
>行きましょう！
…そうでした…何をつないだかは分らない
この目で確かめるほかないのですね…！

>（イブの中に入った一行の目に映るのは…真っ白な宝石に包まれた黒江！）
黒江さん！！返事をして！！！

｜いた……黒江｜（イブ内部…成人男性のとなりに浮かぶ桜子）
｜いろはも、やちよもさなも…急いだ方がいい、こうしてる間にもイブの体内は私たちを消化しようとしてる｜

お姉ちゃん…黒江さんが閉じ込められているのは…

ｻｧｧｧ…(やちよカー突入組の魔法少女服と武器があっという間に分解・黒江イブに吸収され武装解除！)

消化って…！？（はっ、と右手を見る「」…果たして、そこに慣れ親しんだ右手はある）
（しかし少しずつだが、手の輪郭が薄れていってるのが見える）

だいたい未来予知なんてのはよく外れるものなのです！
たとえば今の状況がそんな感じなので気負う事は無いのですよバケツ！

俺の手がだんだん…まさか、体も少しずつ溶かされてるってのか？！
急がないとマズいのはほんとらしい…

うい、わたくしたちの罪の清算の時なんだにゃー
あれは…多くの人の命と心を食べて育ったもの…

>黒江さん！！返事をして！！！
あ…環さん…(ぼんやりと笑顔を浮かべる黒江)
来てくれたんだ…ひとつになろう…？(彼女が手を伸ばすと絹糸がいろはの手に絡みつく)

これ……なんだか溶かされてる、って言うより
イブに分解されて、取り込まれていってる…みたいな感じがします（さなの表情にも焦りが浮かぶ）
黒江さん…！黒江さん！私たちの声が聞こえますか…！！

>だいたい未来予知なんてのはよく外れるものなのです！
>たとえば今の状況がそんな感じなので気負う事は無いのですよバケツ！
遠回しに外れた事を責められている気がします…！でもそんなことどうでもいいのでしょうね？

あの二人の目を覚まさせるわよ！
キモチは…佐倉さん達なら何とかするでしょう！あのコンビですもの！

>（ハンドルを奪い返しめちゃくちゃな軌道で逃げる杏子！ワザマエ！）
次はあたし？！ええい！あんたの好きなように運転しなよ！！！！

（ﾊﾞｸﾝ…といろは一行の背後でイブの口が閉じる音が聞こえる）
（実質一行は、イブの体内に閉じ込められた形になってしまった！）

>黒江さん…！黒江さん！私たちの声が聞こえますか…！！
二葉…さん…（絹糸に侵食されつつある黒江の瞳がさなを見つめる）
どうして、来たの…？七海さんもそう、「」さんや灯花様たちまで…

うい、ぼく達はあれに決着をつけなきゃ未来に進めない
そうだろう？

>どうして、来たの…？七海さんもそう、「」さんや灯花様たちまで…
黒江ちゃん…俺は…俺は一言でいい
君に一言伝えるためにここまで来たんだ、話を聞いてほしい…

やるしかないわね…けど(小さな槍を生み出したものの、すぐに崩れ落ちる)
力ずくではまず無理ね…「」さん、あんまりこっち見ないで…あんまり

>来てくれたんだ…ひとつになろう…？(彼女が手を伸ばすと絹糸がいろはの手に絡みつく)
黒江さん……（絹糸を握りしめるいろは）
黒江さんは、本当に…本当にそれで良いの…？

灯花ちゃん！この壁は壊せないの？！

>やるしかないわね…けど(小さな槍を生み出したものの、すぐに崩れ落ちる)
>力ずくではまず無理ね…「」さん、あんまりこっち見ないで…あんまり
そこはお互い様だから！？
やちよさんこそ！俺の方をあんまり見ないでいただけると…！

>キモチは…佐倉さん達なら何とかするでしょう！あのコンビですもの！
信頼しているのですね？後輩を…フフ…

お姉ちゃん…黒江さんの周りにあるのはキモチの石の塊なんだよっ！

>灯花ちゃん！この壁は壊せないの？！
んーん！魔力量が違いすぎてむり！(きっぱり)
でも…ベテランさんの発案にノることならできるにゃー！破れないなら取り込まれに行くまで！

>次はあたし？！ええい！あんたの好きなように運転しなよ！！！！
おう！そんじゃあ王冠被ったツラにかましに行くしかねえな！！！行くぜ！！

>黒江さんは、本当に…本当にそれで良いの…？
…？
もちろん、だよ…私なんかでも、環さんとひとつになれて
環さんの手助けが出来るなら…だから、だからね環さん
>君に一言伝えるためにここまで来たんだ、話を聞いてほしい…
「」…さん…？（成人男性へと顔を向ける黒江）

ﾊﾞﾁｯ!（灯花を拒絶する黒江！）

鹿目まどかと暁美ほむら…あの二人をどう無力化するというのですか？

>もちろん、だよ…私なんかでも、環さんとひとつになれて
>環さんの手助けが出来るなら…だから、だからね環さん
そっか……ありがとう、黒江さん（微笑むいろは）
…でもね、それじゃ私は…ちょっとだけ困っちゃうんだ
だって私と黒江さんとひとつになったら、もう私はあなたの名前を呼べなくなっちゃう

ｽﾙｽﾙｽﾙ…(蜘蛛の糸めいていろはを引っ張り上げる系)
…ｶﾞｼｯ！(それを掴む「」…彼は拒絶されない！)

ｳﾞｧｷﾞﾅ！？

>ﾊﾞﾁｯ!（灯花を拒絶する黒江！）
に゛ゃーーー！？いったーい！！（ぶーたれ顔！）
>…ｶﾞｼｯ！(それを掴む「」…彼は拒絶されない！
おじさま！？

>鹿目まどかと暁美ほむら…あの二人をどう無力化するというのですか？
力ずくでは無理ね…だから方法を変えるわ
ｺﾎﾝｺﾎﾝ…鹿目さん！隣の暁美さんが「もう二度と三つ編みしたくないほむ〜」って言ってるのが聞こえないかしら！
暁美さん、鹿目さんがあなたを置いて夏目さんや遊狩さんに走ろうとしてるわよ！

>鹿目まどかと暁美ほむら…あの二人をどう無力化するというのですか？
ほむらの方をよーく見て、おりりん！
まどかにフルパワー全開されると今のあいつは困る…そんなフシがあるってあたしには見えるのよ！

>鹿目まどかと暁美ほむら…あの二人をどう無力化するというのですか？
(二人はそれぞれ、黙ってイブを見上げている･･･まるで「」達の行動を見届けるかのように)

>おう！そんじゃあ王冠被ったツラにかましに行くしかねえな！！！行くぜ！！
やったろーじゃん！あんたの力も貸しなさい！

不可視の壁は仕分けじみて「」といろはを引き寄せ…そして！
次の瞬間、宝石の中からﾄﾌﾟﾝ…という音が響く！

ねむちゃん…私はいいと思うよ
だって生きている限りやり直せるもんね！

黒江ちゃん……（絹糸に導かれ黒江の目の前まで来る成人男性）
すまない、すまなかった
あの時の俺には、黒江ちゃんが…いろはちゃんたちが全部背負って消えてしまうのをきっと妨害してくれる
…そんな下心は確かにあった、まずはそこを謝らせて欲しい

（固く、拒絶するような宝石が立ちはだかっている…）

むふっ…ここから近い人は…うん
やっぱりだ…『さやかお姉さん、杏子お姉さん聞こえるかい？』

だんまりでも良い、構わないぞ黒江ちゃんや……そこで、俺の気持ちを聞いた上で
今のいろはちゃんの言葉もどうか耳を傾けてあげて欲しい

>ねむちゃん…私はいいと思うよ
>だって生きている限りやり直せるもんね！
ぼく達にやり直しの機会を与えてくれた運命に感謝しないとね？
灯花もいいかな？

>やっぱりだ…『さやかお姉さん、杏子お姉さん聞こえるかい？』
なっ・・・なんか用？！ってねむあんた何処から！

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ…！(結界の外からドス黒い殺意が８つ、「」を射抜く)
(((こいつの言葉に惑わされたせいで我々は“お姉ちゃん”から引き離された…いまさらになって！)))

>あの時の俺には、黒江ちゃんが…いろはちゃんたちが全部背負って消えてしまうのをきっと妨害してくれる
>…そんな下心は確かにあった、まずはそこを謝らせて欲しい
うん……実はね、わかってた（宝石壁の向こうで静かに頷く黒江）
私もね、環さんだけにいなくなってほしくなんてなかったから
「」さんの言葉に背中を押してもらった
…だからこそ、環さんはこの世界に今も居てくれている

イブの意志が強くなっているにゃー…！このままじゃ…
いいよねむ！わたくしたちはここでやり直す！

>なっ・・・なんか用？！ってねむあんた何処から！
『オパールの目を狙って！一番上の目だよ？全力でお願いするよ』

｜いろは……「」…｜
｜っ（髪先が崩れていく）……私も、だんだん…少しずつ、存在が希薄になってる…｜
｜イブの消化が加速してる、このままじゃいけない…！｜

https://img.2chan.net/b/res/1220215003.htm

>『オパールの目を狙って！一番上の目だよ？全力でお願いするよ』
りょーかい！
杏子！もうヤケクソよ！
あの王冠の真下まで突っ込めーーー！！！

今目の前で起きている事実を言うよ、さやかお姉さん
今おじさんはなんやかんやあって黒江やいろはお姉さんと全裸でほとんど抱き合ってる状態だ
ちなみに僕らも全裸なのでそのうち間違いが起きるかもね…これでやる気が出るかな？

>だんまりでも良い、構わないぞ黒江ちゃんや……そこで、俺の気持ちを聞いた上で
『黒江さんもういいよ！この人からわたしたちの中へ取り込んじゃおう…！』
>今のいろはちゃんの言葉もどうか耳を傾けてあげて欲しい
『っ…お姉ちゃん…！どいて！その人取り込めないよ！』

コネクトだ！もってけしゃやか！！！
（槍・聖者の絶叫が紫色に輝く！）

なんですってーーー？！！！目標！オパールの目！！！
どっせーーーーい！！！！

>『っ…お姉ちゃん…！どいて！その人取り込めないよ！』
ううん、私はここをどかないよ……イブ
黒江さんのことも、みんなも…私の世界へ連れて帰りたいから…！

『でも…お姉ちゃんハ…かえさなゐ』

う…！（成人男性の肩とつま先がイブに分解されて消え始めていく…少しずつ）
っ……生きた心地がしない、しないが…！（しかし耐える！）

（オパールの目にぶっ刺さる槍！）
（そして…砕ける音！）

それに…(ﾊﾞｯ！と両手を広げる)
たとえあなたがなんであれ、ういから生まれたのなら…あなたも置いて行きたくない！

お姉さん！いけない！

>（オパールの目にぶっ刺さる槍！）
>（そして…砕ける音！）
『を”・ゴぉッ！？』

>黒江さんのことも、みんなも…私の世界へ連れて帰りたいから…！
環…さん…

『お姉ちゃん…ヒトツニ…ナロウ』（ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ）

>（オパールの目にぶっ刺さる槍！）
>（そして…砕ける音！）
（黒江たちを包む壁の色が変わる！）

いけない、このままじゃ……桜子！（桜子に指示を飛ばすねむ！）
お姉さんを浄化システムから守って！

いろはちゃん！君の妹はそこにいない！君の妹はあそこにいるだろう！！

>いけない、このままじゃ……桜子！（桜子に指示を飛ばすねむ！）
>お姉さんを浄化システムから守って！
｜わかった…！｜（飛び上がる桜子！）
｜いろはから離れて…！！｜（その手からブレードを出現させ、絹糸を断ち切る！）

＜おねえちゃん！！！！

ダメです！イブをまた拒絶したら、それこそ力の行き場がなくなります…これまで戦ってきたみんなの想いも！
今は黒江さんが受け入れてくれてる力…じゃあ今度はどこに行けばいいんですか！

>｜わかった…！｜（飛び上がる桜子！）
>｜いろはから離れて…！！｜（その手からブレードを出現させ、絹糸を断ち切る！）
やった…　あっ…！（青ざめるうい）
桜子ちゃん！逃げてーーーーーっ！！！！

『みんなに伝えるにゃーーー！キモチたちの輝きの最も強い場所を集中攻撃してーーー！はやくーーーー！！！』

そう、この子もうい、私の妹…！！

『あああ゛ああ゛っ！！！』（いろはに伸びていた絹糸を切られ叫ぶイブ！）
『ただのウワサのくせに！お姉ちゃんに作られたからって特別扱いなんてユルサナイ！』

>ダメです！イブをまた拒絶したら、それこそ力の行き場がなくなります…これまで戦ってきたみんなの想いも！
>今は黒江さんが受け入れてくれてる力…じゃあ今度はどこに行けばいいんですか！
一度借りた力なら世界に返せばいい！
そしてまた借りに行こう！債務超過は不健全だ！

(そう…イブの撃破すなわち浄化システムの大爆発に他ならぬ！)
(今まで誰もが目を背けてきた事実だ…未来を掴むために足掻いた先人の姿を見てなお捨て去れない愚かな選択を繰り返すわけには！)

>『あああ゛ああ゛っ！！！』（いろはに伸びていた絹糸を切られ叫ぶイブ！）
>『ただのウワサのくせに！お姉ちゃんに作られたからって特別扱いなんてユルサナイ！』
｜……！｜

環さん…！ごめんなさい…私やっぱり環さんと一緒にこの世界で暮らしたい！
だから…！

（黒江の姿に被るエンブリオ・イブの姿）
（その目がｶｯ！！！と輝き…桜子を捉え、灯花ちゃんを黒焦げにしたビームを放つ！）

>『みんなに伝えるにゃーーー！キモチたちの輝きの最も強い場所を集中攻撃してーーー！はやくーーーー！！！』
…あの子供の声ねぇ…そう…
清算する気になったというわけねぇ…

（結菜の一撃が麗しき真珠の目を粉砕する！）

>（その目がｶｯ！！！と輝き…桜子を捉え、灯花ちゃんを黒焦げにしたビームを放つ！）
しかし
>（結菜の一撃が麗しき真珠の目を粉砕する！）
放たれる事はない！

…ふむ(悪魔が冷たい目を向ける)
この世界の人間…「」はまた愚かな選択を取るようね？浄化システムを切り捨て、今まで通りに戻る世界を
まどか…あの男が介入して崩壊しかけたシステムをあなたが繋いでいたのは知ってるわ、でも無駄になるくらいならカイシャクを…(ダークオーブを無造作に構える)

｜っ………いろは、うい…ねむ、灯花…！｜（死を覚悟し目を閉じる桜子…しかし）
>放たれる事はない！
｜…あれ？　私…まだ…？｜

>ならカイシャクを…(ダークオーブを無造作に構える)
オーブなら私にもありますよ？（ごん☆）

…っ！さな、かごめさん…アリナとかりんも！
みんながイブを消滅させてしまわないうちに決行するわよ…このままではいろはの戦いが無駄と断じられる！(ﾌﾜｰｯ)

『違うよほむらちゃん…「」さんはね…この世界の人に任せようって言ってるだけなんだよ？』

どうしてアリナがあなたの命令に従わないといけないワケ？
ハンッ！アリナはあの失敗作を始末しに来ただけなんですケド

桜子ちゃん！なんて無茶するんだ！？
…君も見ただろ、灯花ちゃんとねむちゃん…あの二人は心を決めたんだ
このシステムを一度、なくす必要があるってことに……（後ろ髪を引かれる表情の「」である）

（一つずつ…仕留められていくキモチの石！）

おねえちゃん…私達のせいで傷ついてゴメンね？
やっぱり…これはいけない事だから！施すだけじゃダメな事だから！！！

>『違うよほむらちゃん…「」さんはね…この世界の人に任せようって言ってるだけなんだよ？』
まどか…(ﾋﾘﾋﾘ)
あの時もそう言ってたじゃない、でもマギア連合はあなたが繋ぎ止めたシステムにアグラをかいて何をしていたの？何もしなかった…
あなたがあそこまで心を砕いたから保ってきたシステムを勘違いして、「これでみんな人間でいられる」などと…腹を立てたっていいじゃない、たまには！

『いつかわかるよ、ほむらちゃん…』（ﾆｺｯ）

（薄れていく宝石の壁…）

>桜子ちゃん！なんて無茶するんだ！？
｜だって、私は…いろはたちを守る、そのためのウワサだから…！｜
>…君も見ただろ、灯花ちゃんとねむちゃん…あの二人は心を決めたんだ
>このシステムを一度、なくす必要があるってことに……（後ろ髪を引かれる表情の「」である）
｜でも「」、あなた…心のどこかで、もったいないって思ってる…？｜

>どうしてアリナがあなたの命令に従わないといけないワケ？
先輩(かりんはひかった)
やちよさんから提案されてるの…イブを使った合作アートみたいなものだと思うの！ほら！(ｸﾞｲｸﾞｲ)

そりゃもったいないって思うよ桜子ちゃんや…なにせさやかたちが魔女にならない世界だ
大好きなさやかが魔女なんてものになっていなくなる…そんな終わりが来ない世界
とても、とてもすごいことだ……それなら、せめて…そう思うことだけなら自由だろう

>｜でも「」、あなた…心のどこかで、もったいないって思ってる…？｜
そりゃね
でも、やりなおしゃいいさ！その力をあの子供たちは持ってるだろう？

>とても、とてもすごいことだ……それなら、せめて…そう思うことだけなら自由だろう
いいえ、私は欲張りだと言ったわよ(ｽ…と背中に添えられる細い手)
いろはがいて、それでも魔女になる心配のない世界…求めるべきはそれだった

｜……｜（静かに目を閉じる桜子）
｜………｜（次に己の手を、そして成人男性を見つめる…いろはたちよりイブに分解され消えていく速度が早い）

いろはちゃんよ
あの子達にもう一度チャンスをやってくれないかい？
清算を望んで、その先にもう一度歩き出したいって言ってる
どうかな？

みんな１００点以外認めないノーミス以外は価値のないと断じたがりだ！
まだまだ子供だよ…まあ俺はせいぜい５０点しか取れなかった奴だがな！

ｳﾞｧｷﾞ…ｳﾞｧｷﾞ…ﾅｧｧｱｱｱｱｱ

｜…このままだといけない、私も「」もふたりともイブに分解されて溶けてしまう｜
｜いろはたちより先に……そうしたら、もう…｜
>でも、やりなおしゃいいさ！その力をあの子供たちは持ってるだろう？
｜やりなおすことも難しくなってしまう……だから…｜

（桜子の消失が止まる…最後のキモチが粉砕されたようだ）

…「」さん(への字口を静かに開くやちよ)
さっきはあまり見ないでと言ったけど…私の後ろを見てくれる？
この子達が安心して消えることもできないでいるわ…これでどう次のチャンスがあるなどと？

あるじゃないか
三人ともしっかり立っている！

(勃っている乳首)

｜私も…いるから…！｜

(しかし、「」が指差した場所には不自然な空白があるのみだ…きっかり3人分の！)

>三人ともしっかり立っている！
>(勃っている乳首)
そこじゃないからね！？

>（桜子の消失が止まる…最後のキモチが粉砕されたようだ）
｜……｜（消失の停止を目にし、ぱちくりする桜子…しかし）

｜ふたりとも消化されるその前に、『存在する力』を強化して維持する必要がある｜（ずいっ）
｜そのための方法はひとつ……「」、この私と融合して…！｜

>(しかし、「」が指差した場所には不自然な空白があるのみだ…きっかり3人分の！)
（なぜならとっくにいろはちゃんに抱き着いているからである！）

そこじゃないぞ！それにだな……えっ？
融合！？フュージョンか！？

最後の仕事だ！いろはちゃんと黒江ちゃんを引っ張り出してくれーっ！

ぬちゅっ♡(腰と腰が密着する)