彼は聖職者にして化学や数学や天文学に長じ教育にも力を注ぎ中世で最も偉大な教皇の一人に数えられるんぬ
ルネサンスに先駆け古代ローマ時代の著作を収集し図書館に保存していたんぬ
古代の知識への傾倒ぶりから若き日に「君もうちょっと宗教関連の本読んだ方がいいんぬ…」と当時の教皇から苦言を呈されたほどだったんぬ

中世期にあってその先進性と学識の高さから「悪魔と契約を結んだ教皇」なんて噂されたほどなんぬ
そんな教皇と悪魔との契約の場面をえがいた絵がこれなんぬ
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悪魔きもい

正しいだけの教皇になんの価値がある

最近ローマ教皇史に自信キャッツよく見るけど同一猫かぬ？
面白いからもっといろんな話聞かせてほしいぬ

>最近ローマ教皇史に自信キャッツよく見るけど同一猫かぬ？
>面白いからもっといろんな話聞かせてほしいぬ
ぬあ
ローマ教皇ともなると誰もかれもが個性的で面白エピソードをお持ちなんぬが個人的には猫大好き教皇と象大好き教皇が印象的なんぬ

>ぬあ
>千年紀の終わりに

>猫大好き教皇と
うん
>象大好き教皇
うん？

ぬあ
16世紀初頭の教皇レオ10世は文化芸術の庇護者として有名なんぬ
かのミケランジェロやラファエロのパトロンとしても知られ産ピエトロ大聖堂の建築に携わりシスティーナ礼拝堂を芸術家たちの作品で賢覧に飾ったんぬ
それは同時に大変な浪費家教皇でもあったという事なんぬ

前教皇から引き継いだ財産を早々に使い果たし財政難に陥った教皇は聖職売買を盛んにおこなっただけでなく贖宥状を乱発したんぬ
ルターに激しく突っ込まれたのがまさにこの件なんぬな
豪奢を好むそんな彼の愛するペットは「象」だったんぬ

オランダから親善のために送られてきた象を教皇は大変喜んだんぬ
ハンノと名付けられたその象を迎えるにあたって盛大な式典が執り行われたんぬ
象のハンノはバチカンの宮庭で暮らし教皇はハンノの側で時間を過ごすことを好んでいたんぬ
象と教皇の蜜月は有名でラファエロがその情景を描いていたりするんぬ
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>象と教皇の蜜月は有名でラファエロがその情景を描いていたりするんぬ
>fu3833162.jpg
当たり前だけど死ぬほど上手いな…

>オランダから親善のために送られてきた象を教皇は大変喜んだんぬ
オランダじゃないんぬポルトガルなんぬ！

ポルトガルに象いたんだ

むむ織田信長の時代
日本にも象が来てるんだな

インドゾウなんぬ?
象ってだけならハンニバルさんが連れてきたことあるんぬなー