二次元裏@ふたば

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346573 B24/08/02(金)01:16:04No.1217454869+ 07:15頃消えます
るり❤️るり❤️
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/08/02(金)01:18:12No.1217455461+
🎣つづるり
224/08/02(金)01:19:23No.1217455741+
瑠璃乃さん💙瑠璃乃さん💙
324/08/02(金)01:19:57No.1217455915+
今日何もなかったのにみんな元気なんですよ…
424/08/02(金)01:21:09No.1217456203+
お゛っ゛💓
524/08/02(金)01:22:00No.1217456407+
深夜営業するんだ!
624/08/02(金)01:23:16No.1217456683+
前スレなんて無いけど前スレなんだったのさやかちゃん…
724/08/02(金)01:23:32No.1217456737そうだねx1
夜食のカルビマヨ丼ですよ💙
824/08/02(金)01:27:24No.1217457679そうだねx4
 ぼやけた意識の中、誰かのすすり泣く声が聞こえた。瞼を開けて、体を起こして、薄暗い灯りの下で涙を零す梢さんを見た。
「梢さん? どうかしたんですか?」
「あっ、花帆……起こしてしまったかしら、ごめんなさい。その、怖い夢を見てしまって」
 涙を拭い、小さく笑って見せる梢さん。空元気だとはすぐに判った。
「……こっち、来てください」
 そっと梢さんを抱き寄せる。あたしの胸の中で、梢さんはゆっくりと話し始めた。
「夢の中で、このベッドで目覚めたの。でも隣にあなたがいなくて。それで家中を探したのだけれど、何処にもあなたはいなくて。私の仕事部屋には書きかけの曲があって、それで……」
 言葉が途切れて、一際大きくしゃくりあげた梢さんの背中を撫でる。あたしを抱き締める腕が少しきつくなった。
「大丈夫ですよ、あたしはここにいますから」
「その曲は……とても、寂しくて、悲しくて……直感的に、花帆のいない私が作ったものだと解ったの。それがどうしようもなく辛くて……」
 あたしたちは強く強く抱き合って、朝が来るまでそうしていた。
「心配しなくても、花帆は梢さんの隣にいます。これからもずっと、ずうーっと……」
924/08/02(金)01:29:36No.1217458153そうだねx1
>前スレなんて無いけど前スレなんだったのさやかちゃん…
前スレなんてないけど無数にある世界線の可能性のひとつなんですよ…!
1024/08/02(金)01:34:21No.1217459235+
寝る前にファスライダイジェストみよ……
うぉ…20分ある…!?
1124/08/02(金)01:37:48No.1217459992そうだねx4
「最近よく来てくれますね」
「色んな場所で食事をしたけど…ここが一番落ち着くわ」
 夜のさや処に1人、席に着き料理とお酒を嗜む大人の女性客。さやかの一つ年上の高校の時の先輩、乙宗梢。昔から高校生とは思えないほど大人びた容姿だったが更に磨きがかかっていた。
「落ち着く……ふふ、とても光栄です」
「今日は1人なの?」
「はい、午後は用事があると言っていたので、夜はわたしに任せてください。と」
「そう………せっかくだから一緒に飲まない?」
「えっ…と…」
「ふふっ。いえごめんなさい、お仕事中なのに」
「わたしでよければ…」
 さやかは裏から回り客席側に座る。梢の飲みかけのお酒を手に取り、お猪口を口に運ぶ。仕事中の飲酒はしないという決まり事があるのだが今日は、なんだか気分で破りたくなった。
「お酒の味の好みが一緒って、なにか得をした気分よね」
「そうですね。こうしてお互い好きに味わえる訳ですし……わたしがお酒弱いのが玉にきずですけど」
「いいのよ。酔う方法なんて他にもあるから………ね」
 そっと唇を重ね合わせ、好みのお酒の味がお互いの口に広がった…。
1224/08/02(金)01:46:24No.1217461498+
👁️👁️👁️
👁️👁️👁️
1324/08/02(金)01:46:35No.1217461526+
🦀🦀アー
1424/08/02(金)01:55:16No.1217462903+
カニ鍋だ〜💢
1524/08/02(金)01:58:40No.1217463435+
この天才音楽家そのうちだらしない下半身事情で週刊誌にすっぱ抜かれそうなんですよ…!
1624/08/02(金)02:01:55No.1217463929+
夜中だからいうけど快楽を求めるタイプのこずさやはいいと🦀思う
1724/08/02(金)02:04:10No.1217464273+
今日やたら文豪さんが元気なのは何かあるんですよ…?
コミケ前だから…?
1824/08/02(金)02:10:27No.1217465296そうだねx1
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1924/08/02(金)02:13:39No.1217465800そうだねx4
 ざあざあ、雨がしきりに地面を叩く。雨は好き。雨の多いこの町が好きだから。でも今日は、少し違った理由で雨が嬉しかった。止め処なく溢れる涙を、心を覆う鈍い痛みを、雨が全部流してくれそうな気がするから。
「吟子ちゃん」
 ばたばた、雨がビニールを叩く。いつの間にか私の上には傘。
「……姫芽。何か用?」
「花帆せんぱい達が探してたよ〜」
「そう。姫芽は戻って、先輩方に心配しないで、って言っておいて」
「吟子ちゃんを置いていけないよ〜。一緒に帰ろ?」
 いつもの軽い調子のまま、姫芽が私の袖を引っ張る。私はそれを振り払って、冷たく返した。
「私は好きでここにいるんだから、放っておいて」
「嫌だ。吟子ちゃんを一人にしたくない」
 姫芽の傘を持ってない方の腕が私を抱き締める。……本当に、姫芽は優しい。そんな優しい姫芽だから、私はずぶ濡れのまま寄りかかってしまいたくなる。
「辞めてよ。姫芽まで風邪を引いちゃう」
「吟子ちゃんと一緒なら、いいよ」
 からかわないで、と言おうとして、その声色が本気だと気付いた。これ以上、私なんかに優しくしないでほしい。失恋の傷に、その優しさはズキズキと沁みるばかりだった。
2024/08/02(金)02:17:35No.1217466401そうだねx1
それでは聴いてください「Tragic Drops」
2124/08/02(金)02:25:08No.1217467590+
どうせゲリラ豪雨
2224/08/02(金)06:51:19No.1217482687+
💜‪うぉ〜ん
2324/08/02(金)06:52:00No.1217482748+


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