二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1722262111869.png-(2858494 B)
2858494 B24/07/29(月)23:08:31No.1216441644そうだねx3 00:39頃消えます
わたしの名は霧羽「」さね、究極の名探偵……そして今はこの物語をサイコロで組み立てている非ー魔法少女である。
年齢は19歳。
本来の外見は身長並(156cm)/胸貧/尻大/足細。
一人称は私で、故郷は霧峰村。
本来のステータスは暴力6/因果38/知能34/口先30/天運79/外面12/性根68。
願いは「私を七海やちよにしてほしい」
現在の固有魔法は「魔法少女の希望を受け継ぐ」
活躍度の目安は六章98/七章79/八章62/九章48/十章94。
元モデルだった「」は、紆余曲折あって記憶や経験まで含めた七海やちよの生き写しとなり、結果として自分を見失ったが、何とか立ち直った。
物語は現在第七章終盤、遂にウワサの天音姉妹を撃破し、キレーションランドのウワサを粉砕したチームみかづき荘。
そこから少し時間を遡り、外ではチーム三日月荘が巴マミと神楽燦のバッドドリームタッグを前に激闘を繰り広げていた。
絶望級クリアとか諦めたらちょっと気が楽になった。
@しんどい気持ちで見送るよりは良いよね
Aまあおねえちゃんがそれで良いなら良いんじゃないかな
dice1d2=2 (2)
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/07/29(月)23:08:47No.1216441755+
・前回のあらすじ
>現状を打破する為に、二人は息を合わせて連携すると、ただでさえ精鋭である羽根達にドッペルを使わせまいと、一撃で決めるべく大技を放つ。
>組み合わさって放たれたその一撃は、羽根部隊の
>dice2d70=64 11 (75) %を吹き飛ばした。
>(左からすなお、ちはる。100%越えでマミか燦にも影響が)
>二人が息を合わせて放った、範囲と威力の両方を重視した一撃は、その思いの強さも重なり強烈な火力となって降り注ぐ。
>実に羽根達の75%を吹き飛ばし、戦闘不能にした二人は、残る羽根達が繰り出し始めたドッペルを前に、再び武器を構えて突撃していく。
224/07/29(月)23:09:29No.1216442011+
「」さねさん!
324/07/29(月)23:11:02No.1216442638そうだねx2
ここまでで大体中盤の動向。
それでもう勝っても負けても概ねこれで最後になる終盤。
静香が謎の強力な黒羽根に抑えられ、ちゃるとすなおが何とか羽根達を引き受ける中、「」は一人でマミと燦の相手をしている訳です。
「」の大元となるやちよさんでもその二人同時は流石に厳しくない?って話はまあ置いておいて、その結果は
dice2d100=30 68 (98)
(左>右で「」の優勢。マミ燦に補正+30)
424/07/29(月)23:12:01No.1216443019+
やっぱ強えぜ…マミ燦!
524/07/29(月)23:12:06No.1216443046+
また敵が強い
624/07/29(月)23:14:18No.1216443925そうだねx2
そりゃキツイ。

自分達以外は抑えられた。
それを瞬時に察したマミと燦は、示し合わせたように動きを変える。
銃弾の雨の中を切り抜けながら接近を試みる「」に対し、マミは敢えて前に出た。
左手に構えたマスケット銃を発砲するが、「」は紙一重でそれを回避する。
「避けられる事も想定内よ!」
しかし背後に飛んで消えるはずの弾丸は宙で炸裂すると、リボンとなって「」の肉体に巻き付いた。
724/07/29(月)23:16:57No.1216444930+
正気のマミさんは強いな…
824/07/29(月)23:18:44No.1216445570そうだねx2
自らの身体が絡め取られる寸前、槍先を身体とリボンの間に捩じ込む事で、「」は即座に拘束を解くが、その一瞬の隙に近寄ったマミの蹴りが腹に突き刺さる。
「……踏み込みが甘いわ」
痙攣しかかる横隔膜を気合いで留めた「」は、続け様に放たれた銃床での打撃を足で蹴り上げると、槍を突き立て棒高跳びの要領で空に跳ねた。
924/07/29(月)23:22:24No.1216446963そうだねx3
「上に逃げるなんて、むしろ格好の的よ」
ただでさえ遮蔽のない平面的な草原で、更に空にまで飛んでしまった「」に、燦の弾幕が容赦無く飛来する。
「」は魔力から形成した槍を足場に回避し、更にそれを射出する事で追撃に飛ぶマミを牽制しつつ距離を取る事を試みるが、ここでマミは燦と攻撃とサポートの立場をシフトし、足場となる槍を出した端から撃って壊す事で、「」が完全に無防備になる状況を作り出した。
1024/07/29(月)23:23:02No.1216447193そうだねx1
見ごたえあるな…
1124/07/29(月)23:23:49No.1216447487+
相手の連携が完璧だ
1224/07/29(月)23:26:03No.1216448360そうだねx1
クソゲーすぎる…
1324/07/29(月)23:26:47No.1216448666そうだねx2
マミと入れ替わるように、大量の銃弾をさながら対空砲のようにバラ撒きながら前へ出た燦。
対する「」もまた仕切り直しは不可能と考え、逆に一撃で燦を落とすべく力を篭めて空を蹴った。
「これで……!」
魔女を一撃で仕留める程の魔力を篭めてしまえば、相手を殺してしまいかねない。
ならばせめて、渾身の一撃を。
高速で放たれた槍撃は、しかし燦に傷一つつける事は叶わなかった。
「あなたの攻撃は、私には通用しない。巴さん、今よ」
「諸共行かせてもらうわ!ティロ・フィナーレ!」
1424/07/29(月)23:29:48No.1216449815そうだねx1
上澄み魔法少女二人揃うってこういうことよ
1524/07/29(月)23:30:30No.1216450052+
>魔女を一撃で仕留める程の魔力を篭めてしまえば、相手を殺してしまいかねない。
>ならばせめて、渾身の一撃を。
>高速で放たれた槍撃は、しかし燦に傷一つつける事は叶わなかった。
ここ情報アドバンテージの有無って大事よねってなる場面
固有についての情報の有無って対魔法少女ですごい割合を占めることがあるよね…
1624/07/29(月)23:31:17No.1216450318+
ティロ・フィナーレ。
巴マミの放った強烈な威力を誇る火砲が、味方であるはずの燦をも巻き込んで炸裂する。
周囲の戦闘が一時止まる程の爆発と火柱が上がった。
「……どういうカラクリよ、それは……!」
「それはこっちが聞きたいくらいだわ。今ので倒れないなんて……」
「自慢じゃないけど、これでも強さにはそれなりに自信はある方なんだけど……まさか私達二人でもまだ仕留めきれないなんて」
炸裂の瞬間、これが罠であると悟った「」は、瞬時に後方へ跳ねる事で直撃をこそ避ける事に成功した。
しかしダメージは大きく、槍を支えに何とか立っているという有様であった。
1724/07/29(月)23:33:15No.1216451004そうだねx2
そしてこの後は、
①ここでチームみかづき荘がウワサを破壊する事に成功
②更に脱出してきた
③ので、これ以上の戦闘は利が無いと判断し撤退
④「」vsマミ燦ラストスパート
dice1d4=4 (4)
1824/07/29(月)23:33:19No.1216451020+
化け物対化け物二人
1924/07/29(月)23:34:14No.1216451326そうだねx2
絶対防御が強すぎる
2024/07/29(月)23:35:11No.1216451637+
魔力消費自体はキツそうなんだけどこの環境だとね…
2124/07/29(月)23:37:03No.1216452217+
ノロ…ノロ…
2224/07/29(月)23:37:09No.1216452243+
ここで決着をつける
2324/07/29(月)23:37:42No.1216452431そうだねx3
爆発による熱と衝撃で身を焼かれた「」は、それでも時間を稼ぐべく、マミと燦に槍を向けた。
少しだけ目を横に向ければ、外は薄らと明るくなり始めている。
よくよく考えてみれば、急がなければ行けないのも時間を稼がれているのも本来は自分達の方なのに、立場が逆転しているような状況に、少しだけ「」から笑みが溢れた。
「余裕があるのね……流石、と言えばいいのかしら?」
「余裕なんて無いわよ……ただ、信じているだけ。私の大切な仲間達が、必ずウワサを倒してくれる事を」
①ドッペル
②アブソリュートレイン
③時女一心流を元に編み出した新たな技
④「一度受けた技……今の私になら出来る」
dice1d4=4 (4)
2424/07/29(月)23:38:21No.1216452619+
「」ちよさんまさかあれやる気なのか
2524/07/29(月)23:41:00No.1216453432+
息を吸って、吐く。
それだけで臓腑が焼け付くように感じる。
「」にはまだいくつか手数が残されている。
とはいえもう時間も余力も無い。
だからこそ、この技に賭ける。
「時女さん……あなたが見せてくれた技、使わせてもらうわ」
dice3d100=98 64 11 (173)
(左からやちよ、マミ、燦)
2624/07/29(月)23:41:18No.1216453530そうだねx5
時女一心流の天才か?
2724/07/29(月)23:41:39No.1216453618+
すげえ
2824/07/29(月)23:43:57No.1216454348そうだねx1
燦様は特に精神攻撃に弱いか
2924/07/29(月)23:44:27No.1216454464そうだねx1
やちよインストールしてるとはいえ戦闘技量が高すぎる…
3024/07/29(月)23:44:50No.1216454592そうだねx1
次は何を仕掛けてくるのか。
いや、何を仕掛けられようとも関係無い。
マミの持つ強力な点制圧の火力と応用力に、燦の持つあらゆる物理攻撃を遮断する絶対防御の魔法と、面制圧に秀でた火力があれば、如何なる小細工も蹴散らす事が出来る。
そう考えていたマミと燦を、突然強烈な恐怖心が襲った。
伝心・瞳合わせ。
「」は静香から説得の為に受けた一回の記憶を元に、それを再現してみせたのである。
3124/07/29(月)23:45:45No.1216454890+
やはり…天才か…
3224/07/29(月)23:46:20No.1216455074+
瞳合わせが強すぎる…
3324/07/29(月)23:46:52No.1216455228そうだねx3
「」が叩きつけたのは、
①祖父母を殺したと自覚した時の自責の感情
②自分が思い上がって消えようとした際の、後悔と自虐の念
③ドッペルに飲み込まれた際の、自分への比類なき殺意
④ただただ純粋な敵意と威圧感
dice1d4=2 (2)
3424/07/29(月)23:48:47No.1216455835そうだねx3
目を通じて感情を伝える瞳合わせは、如何なる感情を込めるかによって活殺自在の技となる。
「」が篭めたのは、やちよと相対し、彼女によって自分がどうしようもない偽物であると突き付けられた時に感じた、後悔と自虐の感情。
それを記憶の奥底より引き出した「」は、威として放つ事でマミと燦に自らの抱いた絶望感を叩きつけたのである。
3524/07/29(月)23:48:57No.1216455882+
魔法少女にとってそれは猛毒だな…
3624/07/29(月)23:50:26No.1216456293+
そういう原理の技なのかどうか分かりませんがそういう事にしておいてください。

自分の身をも焼き焦がし、滅ぼさんまでの深い負の情念を叩きつけられたマミと燦は、恐怖により足が竦む。
そして、
dice3d100=21 69 7 (97)
(左から「」、マミ、燦。「」が最も高い場合勢いで勝った)
3724/07/29(月)23:51:12No.1216456522そうだねx2
だがマミさんは強かった。
3824/07/29(月)23:51:33No.1216456629+
燦様は封じたけど…
3924/07/29(月)23:52:22No.1216456864+
「何、この感覚は……!」
ある意味で、燦は自らの絶対防御という技に慢心している部分が無い訳では無かった。
あくまで物理的な衝撃しか遮断できない上、知覚していなければ防げない自分の魔法を、字面程に絶対的なものだとは思っていない。
だからこそ戦術を練り、戦略で動き、あらゆる搦手に対処する策を用意してある。
しかしいくらなんでも、原理不明の苦しみを精神的に叩きつける技など想定していなかったのだ。
4024/07/29(月)23:53:04No.1216457078そうだねx3
>しかしいくらなんでも、原理不明の苦しみを精神的に叩きつける技など想定していなかったのだ。
そうだね
4124/07/29(月)23:53:07No.1216457095そうだねx2
実際五章のホールで分家を正気に戻すときはそんな感じに感情込めてたし
4224/07/29(月)23:54:33No.1216457486そうだねx2
しかもこれ悪辣なのが燦様自身に起因する感情じゃないからこそ克服方法がね…
4324/07/29(月)23:55:52No.1216457876+
魔法関係ない技だからな…
4424/07/29(月)23:55:56No.1216457900そうだねx2
「……この感覚……私にも覚えがあるわ……」
だがしかし、マミの方はむしろ突きつけられた感覚に対し、共感をさえ感じていた。
魔法少女を素晴らしいものだと信じていた。
弱きを助け、悪を挫く、ヒーローの様なものだと感じていた。
だからこそ、素質のある後輩達を同じ道へと誘う事に抵抗を持たなかったが、それ故に自分諸共に彼女達を魔法少女という地獄へと引き摺り込んでしまった。
「あなたも似たような、後悔と自分への怒りを抱えているなら……どうして!」
例えより多くの罪をその過程で背負うとしても、マギウスの翼として後輩達に贖う為に戦う道を選んだマミにとって、むしろ「」がぶつけた感情は逆上させる結果となってしまった。
4524/07/29(月)23:56:54No.1216458231+
>しかもこれ悪辣なのが燦様自身に起因する感情じゃないからこそ克服方法がね…
お前に私の何がわかる!?分からねえだろ!今から教えてやる!!
えっ!?
4624/07/29(月)23:57:19No.1216458370+
変な話自分の過去の傷跡をほじくられただけの方がマシなんだよね…その経緯まで含めて全部自分のものだからこそ克服のための方法や手掛かりも自分の中にあるから
逆にこの場合克服の手掛かりも何も全部相手のモノだからなぁ…
4724/07/29(月)23:58:23No.1216458672+
そのマギウスの救済であるドッペルで盛大に暴走したから…
4824/07/29(月)23:59:30No.1216458996そうだねx4
マミさんはそれがあるからね…
色々全部上手く繋がってるのすげぇ
4924/07/30(火)00:00:53No.1216459477+
硬直した燦を置き去りに、マミは飛ぶ。
数多の銃を並べ立て、今現在「」が立っている位置、回避先と予想される場所にまで弾丸を放ちながら、「」目掛けて接近していく。
至近距離で交わされる銃と槍の乱打戦。
「」がマミの舞うようなステップから放たれる踵落としを避ければ、その次には銃弾が頬を掠め。
マミが「」の足払いをバックステップで躱せば、薙ぎ払うように振るわれた槍の穂先が腹を掠める。
長時間の戦いによってお互い疲弊した接近戦を辛うじて制したのは、僅かに余力を残していたマミの方だった。
5024/07/30(火)00:04:39No.1216460653そうだねx2
「……私の勝ちよ。どう?あなたも良かったら……私達と一緒に、魔法少女の解放を目指すっていうのは」
「……確かに、"この戦いは"あなた達の勝ちね。だけど私も、あの子達もマギウスに従う気は無いわ。だって……本当に勝ったのは、私達の方だから」
額に銃口を突き付けられながら、それでも「」は断言する。
それと同時、観覧車の中から魔法少女達が飛び出してきた。
「まさか……アレを本当に倒したっていうの?」
夜が明ける直前。
遂にチームみかづき荘は、ウワサ結界からの生還を果たした。
5124/07/30(火)00:06:36No.1216461239そうだねx1
結局のところマミ燦をここに釘付けにした時点で「」の勝ちなのだ
5224/07/30(火)00:06:39No.1216461250+
お互いボロボロ
5324/07/30(火)00:07:08No.1216461413+
ウワサが撃破され、遠巻きながら巻き込まれていた人々も近い。
その上最大戦力であるはずのマミと燦にも余力は無い。
これ以上の戦闘は無意味だと判断した二人は、羽根達と共に撤退を始める。
未だ目を覚まさない月咲を背負った月夜を連れて、チームみかづき荘もまた、その場を逃げるように後にした。
5424/07/30(火)00:07:22No.1216461498そうだねx2
>お互いボロボロ
つまりデュオボロボロ
5524/07/30(火)00:08:37No.1216461853+
撤退でございます…
5624/07/30(火)00:10:36No.1216462529そうだねx2
すっげぇ長かったけどようやく7章のラスト。
①目を覚ました月咲と月夜によってマギウスの真の目的が語られる
②目を覚まさない月咲を前に、月夜はマギウスからの離反を決意する
③「嘘でしょ……「」、あなたもう瞳合わせを習得したの……!?」
④マミと燦を一人で抑えた「」へのみふゆの反応
dice1d4=4 (4)
5724/07/30(火)00:12:35No.1216463199+
やっちゃーん
5824/07/30(火)00:14:14No.1216463707そうだねx2
戦いが終わり、みかづき荘へと戻ってきた一同は、それぞれ情報を共有していく。
ウワサと融合しながらも敗れた月咲と月夜は、あくまで自分達の立場を捕虜であるとしながらも、みふゆ達への恩から、自分達が知るだけの情報を話し始めた。
もし仮にまたウワサと融合した魔法少女なんてものが出てくるならば、それを引き剥がすには心の同調が必要である事。
みふゆが消えた事で組織内で色々とゴタゴタが起きており、内部はかなり面倒な事になっているという事。
5924/07/30(火)00:14:38No.1216463849+
にゃー?
6024/07/30(火)00:15:51No.1216464166+
管理職が引き継ぎ無しで突然バックレたらそりゃ混乱もするわな
6124/07/30(火)00:17:05No.1216464546+
そして……
「神浜は……魔法少女を解放する"イヴの孵卵器(インキュベーター)"である……そういう事でいいのね?」
「そうでございます。みふゆさんが消えた後、マギウスは内部の統制に苦心して……わたくし達がウワサと融合する直前で、その情報を開示したのでございます」
みふゆが居なくなった事で統率の崩れた組織を立て直すべく、マギウス達は自分達の持つ魔法少女の解放というプラン、その具体的な詳細を明かす事で、彼女達の目指す未来が現実に迫っているものである事をアピールし、求心力を賄っていた。
6224/07/30(火)00:17:16No.1216464594+
いやーホントすみませんね
6324/07/30(火)00:18:01No.1216464820+
むふっ
にゃー
ヴァー
6424/07/30(火)00:18:03No.1216464833そうだねx1
>"イヴの孵卵器(インキュベーター)"
この表現すき
やってることはすきじゃない
6524/07/30(火)00:20:25No.1216465635+
自動浄化システムの根幹であるエンブリオ・イブを完全に目覚めさせる事による救済。
今までは神浜市内で魔女化しないという恩恵のみに縋り、いつかはそれが完全なものになると信じて戦う他に無かった羽根達に与えられた情報は、
①明確なビジョンのなかった羽根達に希望を与えた
②多くの羽根達に希望を与えたが、一部には不安を覚えるものも
③今も尚、羽根達の中には計画を不安視するものが一定数いる
④具体性の提示によって過激派が先鋭化し、そうでない羽根達も無理矢理引っ張られている状態
dice1d4=2 (2)
6624/07/30(火)00:21:51No.1216466081+
やや割れたか
6724/07/30(火)00:22:57No.1216466360+
ワルプルギスのことは伏せてるんだろうか
6824/07/30(火)00:23:21No.1216466480そうだねx3
後一歩で、自分達の理想に手が届く。
それが分かった以上は、せめてその達成までは心をひとつに合わせようと多くの羽根達は考えた。
しかし中には当然、その計画や半魔女という奇妙な存在に頼る事への不安を持つ者もいて、それらは内部で燻っているらしい。
「その子達を味方に付ける事が出来れば……もしかしたら何とかなるかもしれない」
いろはのそんな言葉を受けて、みふゆは遂に決意する。
「あんな多くの人達を巻き込む手で来た以上、もう引き伸ばす事は不可能ですね。……マギウスの本拠地、フェントホープに乗り込みましょう」
6924/07/30(火)00:28:22No.1216468069そうだねx1
みふゆと天音姉妹。
今でこそ裏切ってはいるが、マギウスの翼という組織の最古参として活躍してきた彼女達にとって、フェントホープなど勝手知ったる場所である。
或いは変更が加わっている可能性もあるが、内部構造まで大きく変える事は難しいだろうと判断したみふゆは、自身の記憶を頼りに内部の詳細な地図を作ると、それを全員に手渡した。
「彼女達の計画を阻止する為に」
「私達に平穏を取り戻す為に」
「灯花ちゃんとねむちゃんに罪を犯させない為に」
充分な戦力と準備が整い次第、フェントホープへの襲撃を仕掛ける事を決意したチームみかづき荘。
だが何よりも今は休息が必要であると、一度身を休める事にした。
7024/07/30(火)00:29:56No.1216468609+
最終決戦は近い
7124/07/30(火)00:31:03No.1216468987そうだねx4
「私達も一度帰りましょうか」
「……そうね……なんだかすごく疲れたわ……」
「静香の相手、かなり強そうでしたもんね……私達も正直結構ギリギリでした……」
「こんなに疲れたの、オババの一件以来……いや、もしかしたらもっとかも……」
「」達も一度三日月荘に戻り、休息を取ろうとみかづき荘から出ようとした時、不意にみふゆが声を掛けた。
「あの……やっちゃん」
「「何?みふゆ」」
「あー……えっと、この呼び方そろそろややこしいかもしれませんね……髪が短い方のやっちゃんです」
7224/07/30(火)00:32:37No.1216469520+
やっちゃんじゃない方のやっちゃん…
7324/07/30(火)00:33:03No.1216469673そうだねx1
「」っちゃん…
7424/07/30(火)00:33:25No.1216469792+
「どうかしたの?」
「その……やっちゃん、あなたが戦ったのってあの教官なんですよね?それと……確か巴さん、でしたか。鹿目さん達の先輩の」
「ええ、そうだけど……」
「……いや、その……
①よく生きて戻ってこれましたね……
②凄いですね……やっちゃんは
③もうやっちゃんとやっちゃんがいれば負けない気がしてきました
④正直ちょっと怖いです、やっちゃんが
dice1d4=3 (3)
7524/07/30(火)00:33:50No.1216469930そうだねx2
いや…
7624/07/30(火)00:34:04No.1216470021+
みっふはさぁ…お気楽な人?
7724/07/30(火)00:34:56No.1216470283+
両手にやっちゃん
7824/07/30(火)00:35:01No.1216470321そうだねx2
>みっふはさぁ…お気楽な人?
張り詰めてなければ本来こんな人ではあるかな…
7924/07/30(火)00:35:06No.1216470351そうだねx1
「やっちゃんはやっちゃんで、やっちゃんはやっちゃんじゃないですか」
「みふゆ?」
「つまりやっちゃんという魔法少女が二人いて、それは単純にやっちゃんが二倍になってるということでは収まらないと思うんですよ」
「……みふゆ?」
「やっちゃん×やっちゃんはつまりやっちゃんの二乗ということで……えーっとつまり……まあ、その……負ける気がしないですね、ええ」
「……みふゆ、あなた疲れてるのよ」
「……そうかもしれませんね」
8024/07/30(火)00:35:14No.1216470394そうだねx3
まあしょうがねえよ
一人であの二人抑え込みきったのおかしいもん
8124/07/30(火)00:36:05No.1216470662+
実際問題二度目はないだろうしなあの精神攻撃…
『出所不明の自滅的な感情を押し付けられる』って攻撃を発想のレベルで想定していなかったある種の奇襲だったからブッ刺さったなわけで次以降はというと
8224/07/30(火)00:36:37No.1216470839そうだねx1
そんななんか色々ノリが軽い会話で7章終わり!
長かった!!!!
というところで今回はここまで。
戦闘描写は楽しいんだけど頭回ってないとやたら時間が掛かるのでサイコロ振りながらやるもんじゃねぇなと思いました。
次回は8章からだけど8と9は割とさっくり行くかもしれません。
これ行って行けた試しがあんまりないんだけどえるなどうなってんの?
また次回!!!!!!
8324/07/30(火)00:37:11No.1216471022+
自業自得だよおねえちゃん
8424/07/30(火)00:37:40No.1216471186+
お疲れ様だぜー!
8524/07/30(火)00:37:41No.1216471192+
お疲れ様です
8624/07/30(火)00:37:46No.1216471224+
前フリうまいねえおねえちゃん
8724/07/30(火)00:37:55No.1216471278+
ホホ…


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