･前回のあらすじ
>ドッペルの力には、ドッペルで対処する。
>そこにリスクがあろうとも、そんなものはもう関係ない。
>｢ワタシはあの日……我儘になる事にしたんです｣
>一歩、前に出る
>｢やっちゃんの為に全部を捨てて、夢の中だけじゃない、ワタシの思うような現実を作ろうという我儘｣
>更に一歩、前に出る。
>｢一度我儘になったのなら……もう、良いですよね？｣
>踏み出す度、みふゆの内から穢れが漏れ出し、その身体を覆って異形を形成していく。
>①｢ワタシはやっちゃんだけでなく、月夜さんも月咲さんも取ります｣
>②｢それだけじゃない……大切な羽根の皆も出来る限り拾いたい｣
>③｢いっその事……マギウスという組織を乗っ取ってしまうのもいいかもしれません｣
>④｢ワタシはもう、それくらい我儘になる事にします｣
>dice1d4=2 (2)

活躍度は１０章になるまでは減っていくから

>活躍度は１０章になるまでは減っていくから
10章が爆裂に高いんだけどいいんスかこれ

｢もうこうなったらやっちゃんも、月夜さんも月咲さんも、そして羽根の子達も……全員取りますよ、ワタシは｣
やっちゃんの為にここまで来たが、羽根達の事が大事でなかった訳では無い。
どっちかしか選べないと思っていたが、もういっその事両方とも無理矢理にでも選んでしまうのもいいかもしれない。
ある意味で開き直ったみふゆは、自らのドッペルと共に飛翔する。
そして、
dice2d100=44 67 (111)
(左＞右でみふゆの勝利)

月咲ちゃんつえー！

駄目だった

そんな決意を込めた言葉と共に舞い上がったドッペルの一撃は、しかし無縁のドッペルの強固な防壁……それもウワサとの融合によって強化されたそれに防がれる。
みふゆがどんな思いをもって、どんな決意を固めていようとも、最早全てを閉ざした月咲には届かない。
故に、その攻撃も言葉も届かない。
しかしそこに、
①月夜が
②やちよが
③十七夜とやちよが
④みかづき荘全員で
⑤月夜もみかづき荘も全力で
⑥｢｣が突っ込んできた
dice1d6=2 (2)

やっちゃん！

｢みふゆ……あなた、少し誤解してるわよ｣
その時、降り注ぐ音波攻撃と狂ったように踊って炸裂するマスコット達の中を掻い潜り、みふゆの支援に飛び出してきたのはやちよだった。
｢私はあなたにずっと支えられていなければならないほど、弱くは無いわ。私にだって、みふゆを……あなたが助けようとしているもっと多くの誰かを救う手伝いくらい、出来る｣
みふゆが今、ここでドッペルを使ってまで立ち向かおうとしているのに、彼女を呼び戻した自分がやらなくてどうするのか？
やちよもまた、自らのドッペルを発現させると、みふゆと共に並び立った。

やちみふタッグ復活！

①｢……やっぱりやっちゃんは頼もしいですね｣
②｢やっちゃん……やりましょう｣
③｢ワタシとやっちゃん……二人なら、どんな事でもできるはずです｣
④｢正直やっちゃんのメンタル面には不安がありますが……ワタシも一緒なので、結局は似たもの同士ってことですよね。ワタシ達も｣
dice1d4=3 (3)

dice2d100=43 12 (55)
(左＞右でやちみふの勝利。やちみふにドッペル&ドッペル補正+50)

スタミナが切れたか

何気にモギリのドッペル初登場
他メンバーもここで多分ドッペルの違いに気づく

いかん『』にし忘れた

モギリのドッペルが叩きつけるように放つ連続攻撃が、無縁のドッペルに炸裂する。
大きなダメージを与えるには至らない、それでも確かに少しずつ傷は蓄積し、僅かなヒビが入っていく。
『やっちゃん、これを！』
生業のドッペルが放った巨大なチャクラムを受け取ったやちよは、自らに生えた巨大な尾に備えられた鋏でそれを掴むと、天高く跳躍した。

ウワサによって形成された空間、その天井を突き破らんばかりに飛び上がったやちよは、落下の勢いと共に高速で回転を始める。
月咲が垂れ流し続ける怪音波による攻撃も、マスコット達の自爆特攻もやちよには届かず、勢いは際限なく増していく。
｢みふゆの想い、私の意地……そしてここに来た皆の分も、全部を込めて！｣
充分に加速のついた身体を捻ったやちよは、莫大な遠心力に魔力を乗せて、チャクラムを傷の入った一点目掛けて投擲した。

勝った

これがやちよ&みふゆのドッペル演出かぁ

風を引き裂く音と、強烈な衝撃を伴ってチャクラムは飛ぶ。
それを感知したウワサは自らの身を守るべくマスコット達を肉壁にしようとするが、意図を察したいろは達が吹き飛ばしていく。
ならばせめてとその場から動いて逃げようとしたその時、笛の音が鳴った。
｢月咲ちゃん……みふゆさんも、やちよさんも、わたくし達を助けようとしてくれてるでございます……！｣
笛花共鳴。
月夜は天音姉妹が二人いて成立するその技を、館内に流れたままの月咲の音波攻撃に波長を合わせる事で無理矢理機能させ、ウワサの足止めを図ったのである。

必殺音合わせ！

回避も出来ず、壁も作れず。
飛来したチャクラムは、ウワサとドッペルの融合によって形成された歪な円形のそれを真っ二つに引き裂いた。
同時に、ズルリとウワサはドッペルから剥がれ落ち、ドッペルの解除された月咲は宙に放り出される。
それを何とか受け止めた月夜の前に、キレーションランドのウワサの中核である、キレートビッグフェリスが姿を現す。

なんかついでて倒されてるウワサがきた

あとは消化試合だな！ガハハ！

コネクト無しで融合解除されとる

｢……っ……やはりドッペルは、リスクどうこうを抜きにしても消耗が激しいですね……｣
｢それでも何とか……後少しという所かしら｣
ドッペルを解除したみふゆとやちよは、疲弊しながらもチームに合流し、ウワサとの決戦に備えていた。
そして……
｢……月夜ちゃん……ウチは……｣
｢月咲ちゃん、良いのでございます……みふゆさんが、皆が助けてくれるでございますよ……｣
｢……ほんと……？みふゆさん、やっぱり……ウチ達のたよれるせんぱいで……｣
誰よりも信じられる月夜の言葉を受け、みふゆが本当に自分達を助ける為に来てくれたのだと信じた月咲は、ウワサとの結び付き諸共に意識を手放した。

>コネクト無しで融合解除されとる
多分笛花共鳴がその役割を果たしてたのかも

ぶっちゃけもう消化試合な最後の戦いは、
dice1d100=53 (53)
(人数差的に多分もう無理だが90以上でキレートビッグフェリスが粘る)

よかった…無難に勝てた

これ以上時間をかけてもね

最早ゴミね…ゴミ…

魔法少女特攻めいた能力もなしに9人の魔法少女にボコボコに殴られて勝てる筈がありません。
最後は、
①みふゆ
②十七夜
③やちよ
④いろは
⑤かもレ
⑥鶴フェリさな
⑦全員コネクトで放ったマギア
⑧月夜
dice1d8=4 (4)

>最早ゴミね…ゴミ…
おい！言葉を慎めグル…

最後は悪足掻きを見せるキレートビッグフェリスまでの道のりをチーム全員で蹴散らし、いろはちゃんがストラーダフトゥーロで始末したみたいです。

……ところでこの合間の外の戦闘とかって、
①スキップ
②チーム三日月荘vsマミ燦羽根もやれ
dice1d2=2 (2)

でしょうね！

ﾎﾎ…

許されなかった

はい

2面でもダメだよおねえちゃん

拠点潰されたから撤退とはならんかったか

開き直っておこう。
えっ！？今日はガッツリバトルやっていいのか！？
大変なので嬉しくは無いが楽しくない訳でもない。

そんなこんなで時間は少し遡り。
マミと燦というクソコンビを相手に隙を作り、チームみかづき荘をウワサの結界内部へと突入させることに成功したチーム三日月荘。
彼女達が表でどんな風に戦ってたのかをザックリ。
本当にざっくりとね。
見ます。

実際マミ燦コンビの戦闘は気になる

>彼女達が表でどんな風に戦ってたのかをザックリ。
>本当にざっくりとね。
たっぷり2スレ位やる事になりそうだねおねえちゃん

チームみかづき荘のウワサ結界内突入の後、仕切り直すように距離を取ったマミと燦。
対するチーム三日月荘は、手練を相手に目的を果たした事に安堵しながらも、呼吸を整えて構え直す。
互いの目的は、
①目の前の敵を倒してウワサ結界に突入する事
②中の事は気にせず、とにかく敵を殲滅する事
③可能な限り時間を稼ぎ、結果を待つ事
④｢……どうやら手を抜ける相手ではなさそうね｣｢お互い、本気で行かないと却って危ういわ｣
dice1d4=2 (2)

ダイスミス！！！！
先に振ったのがチーム三日月荘で、マギウス側は
dice1d4=1 (1)

この場合は結界突入阻止になるのか

｢ウワサが撃破される可能性は限りなく低い……とはいえゼロではない以上、あれだけの人数に踏み込まれてしまったのは危険よ｣
｢一刻も早くあの子達を倒して、私達も結界内に踏み込んだ方が良いという事ね？｣
マミと燦はそれぞれ、万が一にもウワサが倒されてしまう可能性を考慮し、｢｣達を倒して天音姉妹の援護に回りたい。
｢……時女さん、土岐さん、広江さん。私達がやらなきゃいけない事は何か分かるわね？｣
｢ええ、勿論よ。私達に出来る事……それはみかづき荘の皆を信じて、目の前の敵に集中する事！｣
｢出てきた時に狙い撃ち……なんて事になってしまったら悲惨ですからね｣
｢わたし達が全員倒しちゃう気でいこう！｣
｢｣達は中に突入したみかづき荘の面々がウワサを倒すのを信じ、夜明けまでにマギウス達を無力化したい。
何れにせよ、お互いがお互いを倒さなければ目的を果たせない以上、再度の激突は必然であった。

流石山奥で鎬を削ってきた連中だ戦意が違う

そうしてどちらともなく攻撃の応酬が始まり、
dice2d100=39 13 (52)
(左＞右で三日月荘の優勢。マミ燦に補正+30)

まずは互いに様子見かな

補正が強い

素晴らしい差でーーす！！！！13

39は13の燦倍でしゅねえ

マミが放つ銃弾を弾いた｢｣は、振った勢いを利用して後方に槍を放つ。
ドッペルを出したが蹴散らされ、それでもせめて取り囲もうと迫っていた羽根達の一団は、目の前に降ってきた槍に思わずたじろいだ。
その精神の僅かな隙に付け込むように、静香は瞳合わせを発動する。
敵意を持って放たれたそれは、ドッペルを出して戦うだけの決意はあったとしても、戦場で散る覚悟など持たぬ羽根達の足を、恐怖で竦ませるには充分すぎるものだった。

とはいえ、精鋭相手にはそうそう効くものでも無い。
後方から迫ってきていた一団の当面の無力化に成功したと判断した静香が、今度は燦が率いる精鋭を相手にしようとすると、不意に高速で飛び出してきた羽根の一人が加速の勢いを乗せた蹴りを放った。
咄嗟に防ぐが、衝撃は重く、手が痺れる。
言葉を発するでもなく、さながら意識を飛ばして本能に身を委ねているかのような乱雑さで暴れ回る黒羽根を前に、静香は足止めを余儀なくされた。

｢静香の救援に……という訳にはいきそうに無いですね｣
｢こっちはこっちで結構大変だよぅ！｣
すなおとちはるは｢｣と静香がある程度暴れた後、最大戦力であるマミと燦に取り付けるよう、その他の羽根達の相手をしていたが、どうにも上手くいかない。
それまでの、ドッペルという強力な切り札こそ持っているものの、あくまで力押しを主体とした攻撃であり、統率こそ取れていても個々の技術や戦術では劣る面のあった羽根達と比較して、目の前のそれらは明らかにレベルが違っているのだ。

羽根もいろいろだし当然強弱もあるよね

こまった…ちょっと羽根が強い

今回はやたら羽根強いからな…

なんか全体的にインフレしてるレコードだからな

或いはそれは、心構えの問題なのかもしれない。
翼として集った羽根達は、マギウスに救済されたいという一心で活動しているものが大半である。
しかし、精鋭として鍛えられてきた彼女達は違う。
マギウスの目的を"自分達が叶える"と信じ、その為にたゆまぬ鍛錬を重ね、心身共に鍛え上げてきたが故に、燦直属の部隊としてこの場に立つ事を許された者達なのだ。
静香が足止めを受け、すなおとちはるが羽根達に手こずっている以上、｢｣は一人でマミと燦を相手にせねばならず、状況は膠着に近いながらもやや不利な方へと流れていく。

羽根の集団はバトルだと結構強いんだよな
デバフしてくるし

ちょっと訂正。
"自分達が叶える"だとニュアンスが変なので"自分達が必ずその達成の一助となるのだ"に読み替えておいてください。

ここまでを序盤として、次は中盤。
dice2d100=66 5 (71)
(左＞右でチーム三日月荘の優勢。マミ燦に補正+30)

こちらのターンだ

優勢だな

しかしここで、この状況を覆し得る程の何かが起きた。
それは、
①｢｣がドッペルを解禁
②静香の新たな必殺技
③すなおとちはるもまた成長していた
④｢……時女さん、使わせてもらうわよ｣
dice1d4=3 (3)

すなおちゃんとのコンビネーションだよぅ！

ムテキ使いにはイビルアイを使え
ニンジャなTRPGのプレイヤーはそう言い残した

バランス良く成長していくスタイル

全員がまんべんなく成長してインフレが加速する

状況を三日月荘に有利なものへと傾けたのは、すなおとちはるの二人だった。
｢わたしもすなおちゃんも、もう守られるだけの存在じゃない！｣
｢私だって……私達だって！｢｣さんを、静香を！皆を守れるんです！｣
圧倒的な力を持って時女集落を救った｢｣。
そして｢｣を前に一度は敗北しながらも、時女の本家として弛まぬ鍛錬を続け、遂に瞳合わせまでも会得した静香。
二人と共に並び立つ巫となるべく、すなおとちはるも修練を重ねていたのだ。

わたしが敵のど真ん中に行って「すなおちゃんもちもち！」と叫ぶ作戦だよぅ！

ちゃると聴いた全員を殺さなければならない…