ピュピュオワワーイ！

>No.1215309861
ネオサイタマ軍とキョート共和国のイクサは、湾岸警備隊の全軍投入を引き起こした。対するイフリートもビスターとともに最前線へ乱入、ネブカドネザルに痛打をもたらす。だがソリティアやワイドスカイまでもが爆発四散、いよいよ抜き差しならない状況だ……！

>No.1215310272
【ロンゲストデイ・オブ・ネオサイタマ：ニンジャ・フィクション】#2続き

>No.1215310331
ソリティアが死んだ。湾岸警備隊のニンジャ達は静かに怒りを燃やす。それを表に出す者はいない。ここは戦場だ。トクシュブタイのニンジャはそのような惰弱な振る舞いをしない。「イヤーッ！」「アバーッ！」そしてケオスの火種たるネブカドネザルのブレードがグレイブディガーを貫通した。

ウィーピピー！
戦場のケオスが終わらない…！

ウワッグレイブディガーが…

>No.1215310643
ドトン・シールドを火力で正面突破してのカイシャク。その代償に、もはやネブカドネザルの火器類はほぼすべてが使用不能だ。カブキ・フォースの死物狂いのカラテが引き起こした事態である。「サヨナラ！」グレイブディガーは爆発四散した。

>No.1215310877
ネブカドネザルは即座にテイクオフし、ワイドスカイが消えたことで己のものとなった空を舞う。KA-BOOM、KA-DOOM……KT013型戦車「ヒカルゲンジ」の巨体すらも、モーターツヨシに比すれば矮小。ネブカドネザルはアンタイ・ニンジャ・アサルトキャノンをパージし、その質量で戦車を破壊した。

テイカーじゃないから爆発しても安心！

グレイヴディガー＝サン…それなりのワビサビに包まれてあれ…

>No.1215311304
アビ・インフェルノ・ジゴクめいたイクサの中、黒い水は静かに水位を増している。それが戦場で死ぬ兵士達の死を吸い上げているものだとは誰も思いもよらず、また意に介する者もいない。死肉漁りめいて高揚するのはニンジャ達も同じだ。「イヤーッ！」KA-BOOM！　イフリートのカトンが爆ぜる。

>No.1215311819
「これは人類に覚醒を促すための戦争だ！」イフリートは両目から炎の熱を漏らしながら叫んだ。「惰眠を貪る豚どもの首襟を掴み、ジゴクに引きずり下ろす。闘争こそが人間社会のあるべき姿！　カブキこそが真の意味での理性なのだ！」「耳が腐りそうな御託よ！　だが気が合う！」ハーヴェスターが叫び返す。

カブキ理性論…

対消滅しなさいアナタタチ

>No.1215312327
イフリートの指先から迸った火の粉は黒い水を媒介に膨れ上がり、数倍の大きさの火球となって荒れ狂った。パパパパパ。KA-BOOM！　ネブカドネザルの迎撃機構がフレアめいて大半を撃墜。残るはハーヴェスターの弾幕が相殺する。「ニンジャよ、理性にひれ伏せ！」「貴様もニンジャであろうが！」

>No.1215312653
イフリートとハーヴェスターの蹴りがクロスした。両者は反動で五連続バック転。入れ替わりにナイトコアとロングシップがクルクルと回転しながら撃ち合う。「リニア・イアイド！」「イヤーッ！」SWASH！　赤熱ワイヤーウィップがリニア・イアイドを弾き返し、散った火花が黒い水に引火。

>No.1215312935
炎は燎原の野火めいて驚くべき速度で燃え広がる。「AAARGH！」ガソリンめいて燃える水を蹴立てバンドデシネが突撃した。狙いはイリテイション。「グワーッ！」鼻っ面にアイアンクラッドの鉄球が命中し、バンドデシネは横転する。「豚が邪魔ッくさいつウの！」「AAARGH！」ニューロンをかき乱すジツ！

>No.1215313361
イリテイションは今までにない絶好調を感じていた。それは彼女だけではなく、エンペラーもまた凄まじい野性が溢れ出るのを感じていた。時折割れたような空が極彩色に染まり、苦しみあえぐような黄金立方体のシルエットが朧に浮かぶ。気に留める者はいない。彼らは皆狂っていた。

しかし湾岸警備隊よりも個の強さがあると地の文＝サンから言われるあたりまじでマジックモンキーたちいかれてるわ…

>No.1215313722
モータルはどうだろうか。あるネオサイタマ軍の兵士は異様な状況に恐慌状態を起こし、流れ弾を浴びて死ぬ。またあるキョート軍の若者はなんらかの狂気的真実に気付いて痴れ狂った。「イヤーッ！」「アバーッ！」それらをカイシャクするのはフェイスレス達だ。

黄金立方体…

そういえばフェイスレスもとめどなく湧き出してるんだった
ジゴクな

おお…マッポー…マッポーカリプス・ナウ…！

>No.1215314039
ZANK！　ZANK！　距離感を喪失するキョート城の下部から光線が放たれるたび、呼び水めいてフェイスレスが虚空から生じる。BLAMN！　ネブカドネザルは片手間めいて散弾を放った。「「「アバーッ！」」」モーターブレード滑空斬撃が跡形もなく影を消し飛ばす。再び迎え撃つのはディッサンブル。

アイーエエエ！アイエエエ！

>しかし湾岸警備隊よりも個の強さがあると地の文＝サンから言われるあたりまじでマジックモンキーたちいかれてるわ…
DIY・ジツにより実際大人気ないビルドのマジックモンキー達が無から生える！

>No.1215314324
「イヤーッ！」「イヤーッ！」ギャリィン！　ツルギがブレードの硬度に耐えきれず欠けた。ストーンコールドとの死闘のダメージは無視できるものではない。顔の2/3を血で染めたその姿はカラテを行使しているのが不思議なほどだ。ディッサンブルはゼンめいた心地でツルギを振るう。

アニマトリックスのセカンドルネッサンスの如き狂気にまみれた戦争の情景が浮かぶ…

どんなゲスにも狂人にもカラテは平等なのだなあ

>No.1215314669
流れ落ちた血は黒い水に混じり赤を失う。それは彼らの死が完全に無意味で無価値であると世界そのものが無慈悲に突きつけているようにすら思えた。（（（どうでもいい）））ディッサンブルは虚無的に受け止め、流した。価値も意味もどうでもいい。敵がいる。ならば殺す。それだけだ。

DIYとイカれた連中テッポダマ運用するマジックモンキーの悪夢的コンボは言われてみれば凶悪そのものよなあ

>No.1215315081
キョート。ネオサイタマ。カブキ。ニンジャ。何もかもがどうでもいい。赤い軌跡を描いてネブカドネザルが再エントリーする。ディッサンブルはツルギを構える。BLAMBLAMBLAMBLAM！「グワーッ！」横殴りの弾雨にディッサンブルはよろめいた。「イヤーッ！」ビスターの蹴りが顔面を狙う。

チェーンソーにはサップーケイめいた情景が似合う

>No.1215315579
ディッサンブルはブリッジめいた不安定な姿勢でかろうじて蹴りを受け流した。回避動作はメイアルーアジ・コンパッソめいた大振りな斬撃に繋がる。「イヤーッ！」「イヤーッ！」ビスターはくるぶしから下を切断する危険な斬撃をジャンプ回避。BLAMBLAMBLAM！　対地弾幕はツルギで防ぐ。

>No.1215315855
円弧を描いた斬撃が黒い水を舞い上げた。ヌバタマめいた漆黒の死そのものを切り裂き、赤熱ブレードを構えたネブカドネザルが音速でエントリー。「イヤーッ！」「グワーッ！」ディッサンブルの脇腹を半ばまでブレードが裂いた。「イイイヤアアーッ！」「「グワーッ！」」ゴウランガ！

>DIYとイカれた連中テッポダマ運用するマジックモンキーの悪夢的コンボは言われてみれば凶悪そのものよなあ
普通にDIYするときはどうしても万が一我がニンジャが善電子ニンジャ存在をサツバツしてしまったら…！がニューロンよぎりますからネー
テッコ3Gヘンゲが未だに普通のDIYで居ないっぽいのもこれが理由の1つと思われる

荒涼めいた・・・カラテなのだ！

おお…ゴウランガ！

>No.1215316156
ディッサンブルはさらに360度回転し、水飛沫の花を描いた。命懸けの斬撃なネブカドネザルの電磁バリアを一撃に機能不全に追い込み、ビスターにも無視できぬ傷を与える。「AAARGH！」ディッサンブルは獣じみて吠えた。「獣狩りとゆくか」突撃する先、ハーヴェスターが構える！

この人ビスター＝サンとネブ＝サンと警備隊全部敵に回してるよぉ…

遂にネバダズ・デスカタパルトが…

>普通にDIYするときはどうしても万が一我がニンジャが善電子ニンジャ存在をサツバツしてしまったら…！がニューロンよぎりますからネー
>テッコ3Gヘンゲが未だに普通のDIYで居ないっぽいのもこれが理由の1つと思われる
敵を倒すのとPC達を苦戦させるのとではより効果的にできるビルドというのは違うのだなあ
PLの気分で強いビルドを敵として出すと途端にPC達は危機に陥るのだ！

>No.1215316441
SWASH！　黒く淀んだ斬撃をハーヴェスターはしゃがみ回避！　BLAMN！「グワーッ！」ディッサンブルは逆側の脇腹に銃弾を浴びたたらを踏む！　BLAMBLAMBLAM！　立ち上がりながらの三連射！「グワーッ！」左胸下、右鎖骨、左下顎！　ジグ・ザグの銃痕！　ディッサンブルはツルギを構える！

おお・・・ゴウランガ・・・！

>普通にDIYするときはどうしても万が一我がニンジャが善電子ニンジャ存在をサツバツしてしまったら…！がニューロンよぎりますからネー
>テッコ3Gヘンゲが未だに普通のDIYで居ないっぽいのもこれが理由の1つと思われる
ダイス回りすぎたDIYの師父がしばしば高速回転しだすのを我々は幾度となく目撃しているのだなあ…

>No.1215316829
ヤバレカバレ？　否、暴力装置の駆動である。下から上への無慈悲な斬撃。ハーヴェスターは半身を傾け、ディッサンブルから見て左側に滑り込んでいた。「イヤーッ！」「グワーッ！？」ハーヴェスターはディッサンブルを蹴り上げた。BLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAM！

決まったァー！

>ダイス回りすぎたDIYの師父がしばしば高速回転しだすのを我々は幾度となく目撃しているのだなあ…
マスレドがニアマイ相手に大暴れして「」イアンコブラ総帥達がめっちゃ胃を痛めてたの思い出した

恐るべきヒサツ・ワザが！！

ヒサツ・ワザ！
…ハーヴェスター=サンの場合はピストルカラテの禁じ手テキサス・サイクロン！

実はテッコ3Gヘンゲはいるのだなあ
幸い出番はDIYニンジャ同士の殺し合いだったが

>No.1215317328
空中に舞い上がったディッサンブルを、銃弾の嵐が下から襲った。ディッサンブルは落下を許されず、水面に揺れるボールめいてブザマにきりもみ回転する。ハーヴェスターは全弾を撃ち尽くした拳銃を投げ捨て、新たな銃を引き抜きザンシンした。「サヨナラ！」ディッサンブルはハナビめいて爆発四散！

ゴウランガ！悪しきニンジャながら何たるワザマエかハーヴェスター！

ディッサンブル=サンオツカレサマドスエ！

死のカタパルトだ！

>No.1215317841
ピストルカラテの禁じ手、テキサス・サイクロンである。爆発四散パーティクルが粉雪めいて降り落ち、死の淀みがそれを無表情で受け止める。「イヤーッ！」「イヤーッ！」ハーヴェスターはビスターの連続回し蹴りを銃底でいなした。BBLLAAMMNN！　両者が同時に撃ち出した弾丸は互いの頬を掠める。

恐るべきピスカラ対決だ！

>No.1215318406
BBLLAAMMNN！　BBLLAAMMNN！　ピストルカラテの使い手同士のイクサは、いかに銃弾を浴びせるかのカラテ制空圏の奪い合いとなる。無駄弾は許されないが、射撃反動を利用した鋭いカラテを叩き込むには射撃は必要不可欠。必然的にリロードタイミングの読み合いが鍵を握る。

ディッサンブル＝サン！！イクサの中に生き壮絶に死ぬ！
ストーンコールド＝サンを仕留めネブカドネザルのを傷つけていくうえでヒートアップし後半にかけてカラテはまさしく想像以上の活躍だった！！
コトダマに包まれてあれ・・・

>No.1215318971
ハーヴェスターのオートファニングと大量のチャカ・ガンそのものを次々に持ち替えてのカラテ継続は、そのリロードの隙を殺した合理的かつ極めて油断ならないものだ。そして、ビスターの弾切れが近づく。「イヤーッ！」「イヤーッ！」破滅の終着点を自覚しながらも途中下車は不可能！

>No.1215319488
BBLLAAMMNN！「イヤーッ！」「イヤーッ！」BBLLAAMMNN！「イヤーッ！」「イヤーッ！」その時が訪れた。ビスターがコンマ1秒以下の魔法めいたリロードを終えた時、ハーヴェスターは次のチャカ・ガンを握っている。BLAMN！「グワーッ！」ビスターは脇腹に被弾しよろめいた。

低質武器を次々使い捨てていくスタイルの大将…層です

オットット！ピストルカラテ同士のイクサをコミックで見たいのならばちょうどヘルオンアース無料をチャンピオンクロスで…
グワーッ！？ちょうどリブート・レイヴン途中で無料終了グワーッ！？

>No.1215319755
ハーヴェスターは射撃反動回し蹴りを放った。「AAARGH！？」蹴りを食らったのはビスターではなくバンドデシネだ。背後からのアンブッシュ封殺！　ビスターはリロードを終え構えた。BLAMN！「ンアーッ！？」やはりこちらも別！　照準はイリティションに！

>普通にDIYするときはどうしても万が一我がニンジャが善電子ニンジャ存在をサツバツしてしまったら…！がニューロンよぎりますからネー
>テッコ3Gヘンゲが未だに普通のDIYで居ないっぽいのもこれが理由の1つと思われる
それなりに苦戦しつつ最後は勝つ！なんて毎回出来る訳ではない上にもしもサツバツ6出したらガタガタ言うどころではないアビ・インフェルノになりますからね…

>No.1215320404
上官を援護するためのニューロン操作。イリテイションの見えざるジツの食指は届いていた。ビスターの鋼めいたフラットな精神はそれを跳ね除けていた。ただ一瞬の動揺もなく。BLAMN！「アバーッ！」イリテイションの胸部に血の花が裂いた。BLAMN！　額に銃痕。「サヨナラ！」イリテイションは爆発四散した。

カッキェー！

ウワッ言動がメスガキめいていたニンジャが死んだ

>No.1215320825
ビスターは左腕をイリテイションのいた方に向けたまま、右腕をクロスさせハーヴェスターを狙った。BLAMN！　論理トリガ射撃は連続側転で回避される。「グワーッ！」ナムサン。よろめいたバンドデシネに鉄球が命中！　ビスターは淡々と状況判断しハーヴェスターを追った。

>それなりに苦戦しつつ最後は勝つ！なんて毎回出来る訳ではない上にもしもサツバツ6出したらガタガタ言うどころではないアビ・インフェルノになりますからね…
我がキューティブレードがイダテン戦でうっかり出したサツバツが6だったら俺はセプクしなけりゃならなかったと今でも思ってるよ

>>普通にDIYするときはどうしても万が一我がニンジャが善電子ニンジャ存在をサツバツしてしまったら…！がニューロンよぎりますからネー
>>テッコ3Gヘンゲが未だに普通のDIYで居ないっぽいのもこれが理由の1つと思われる
>それなりに苦戦しつつ最後は勝つ！なんて毎回出来る訳ではない上にもしもサツバツ6出したらガタガタ言うどころではないアビ・インフェルノになりますからね…
ここのIRCの乱数表はクソだからブッダの機嫌によってはただのNPCすらヤバイ級ニンジャに早変わりなのだ
マンチ極めた強NPCがゴールデンダイアウルフ化したらフジキドもあっという間に共振化する

>No.1215321190
よろめき倒れかかったバンドデシネは、その背中を恨めしげに睨んだ。完全に発狂したアンタイブディズム・ブラックメタリストは、己を見捨てた男に爆死を承知の上でインガオホーをもたらそうとする。「リニア・イアイド！」「アバーッ！」太い首をロングシップのイアイが刎ねた。「サヨナラ！」バンドデシネ爆発四散！

バンドデシネ=サン…ニンジャソウルの闇に…もう包まれてる…

>オットット！ピストルカラテ同士のイクサをコミックで見たいのならばちょうどヘルオンアース無料をチャンピオンクロスで…
>グワーッ！？ちょうどリブート・レイヴン途中で無料終了グワーッ！？
時間をおいてみると無料チケットをフル活用するのだ！
フーンクとワイルドハント＝サンのスレイまでは確認できるぞ！

バンドデシネ＝サンよく粘った…

ニンジャソウルといえどここまで闇を搾り取られる謂れはない！

>No.1215321550
ナイトコアは赤熱ワイヤーウィップを振り上げ、ロングシップを斜めに赤熱貫通しようとした。ゴウ！　その軌道に高速ブースト噴射するネブカドネザルが割り込む。「グワーッ！」ナイトコアのネコネコカワイイ部分がモーターブレードに無惨に斬られた。「GROWL！」エンペラーが真正面から応戦。

>バンドデシネ=サン…ニンジャソウルの闇に…もう包まれてる…
闇を搾り取るどころか燃やしているのだ
ソウルもこれは想定外だったに違いない

アッあしゅら男爵が片方だけに！

なんだろう…エンペラー＝サン味方を助けようとだいぶ必死なように見えてしまう

>No.1215322138
エンペラーはネブカドネザルにしがみつく形で再び空中へ持ち上げられた。「イヤーッ！」「グワーッ！？」ナイトコアは踏みとどまり、ロングシップを赤熱ウィップで斬りつける。本人にすらも理解不能の執念！　鉄球をくぐるように回避し近接カラテ距離へ！

>なんだろう…エンペラー＝サン味方を助けようとだいぶ必死なように見えてしまう
何気に闇無いからなエンペラー=サン…狂人ではあるけど…

>No.1215322645
「イヤーッ！」ロングシップのカウンター・イアイをサイドステップ回避。ナイトコアの生身の拳が握りしめられた。「イヤーッ！」「グワーッ！」ボディブロー。決して重いカラテではない。しかし肋骨の一本を割った拳は臓器に重篤なダメージを与える！

半分なのにめっちゃ戦ってる！

>No.1215322926
ネブカドネザルは空中でエンペラーを振り払い、再び高速モーターブレード滑空攻撃を狙って旋回していた。ナイトコアは自らの立ち位置とネブカドネザルの速度が噛み合い、どうあがいても避けられないことを自覚する。彼はセプクした。

ナイトコア=サン真っ当に強いよね…ネコネコカワイイと融合してるのに…

アイエッ！？

セプク！？

カブキDIYはクセが強いとかいうレベルじゃないけど全員間違いなく一廉のニンジャだな

>No.1215323231
それは彼の勝手な欲望で埋め込まれたネコネコカワイイのパーツに宿った怨念だろうか？　カワイイな手が首輪を掴み、引きちぎる。彼自身にも理解不能の衝動だった。「イヤーッ！」イフリートが片手をかざした。KRA-TOOM！

セプク！まさか自爆装置を？！

ネコネコカワイイが！

>No.1215323616
首輪を引きちぎったことで、ナイトコアの脳内に埋め込まれた自爆装置が起動した。イフリートはその爆炎を呼び水に、黒い死の塊を汲み上げ、一瞬にして数十倍の火炎を育て上げた。KA-DOOOOOM！！「アバーッ！？」至近距離で爆炎を浴びたロングシップは火だるまと化した！

ワオ…

ロングシップ無惨！

アンコクトンがフーリンカザン過ぎる…

>No.1215323898
火球は膨張の倍の速度で縮小し、細い炎の矢と化した。「イヤーッ！」イフリートはそれを放った。ネブカドネザルめがけ！　KRA-TOOM！！「グワーッ！」ネブカドネザルは破滅的熱量を秘めた炎の矢を回避し損ね、空中できりもみ回転し不時着、地面を転がる。

ネブカドネザルが地に墜ちた！

イフリート=サンのカトン応用力が高すぎる
ゲヘナ・ニンジャは何者だったんだ…

有効打！
いやなんでこれでちょっとグワッたぐらいで済むんだよこの決戦兵器！

>No.1215324298
炎の矢は熱量のいくらかを失いながらもなお飛翔した。アイアンクラッドは直撃を確信しながらも鉄球を振り上げ、ビスターめがけ投げた。KA-DOOOM！！「アバーッ！」巨体に炎の矢が直撃し、盛大なハナビめいて五体が爆裂した。「サヨナ……」KA-BOOM！　セットプレーめいた爆発が生首を消し飛ばす。

ネブカドネザル＝サン量産の暁には業績など一瞬でV字回復して見せる！

サヨキャン！ナムアミダブツ…！

>ネブカドネザル＝サン量産の暁には業績など一瞬でV字回復して見せる！
実際これ量産できたら神話級相手でも勝てますね…

>ネブカドネザル＝サン量産の暁には業績など一瞬でV字回復して見せる！
で扱うニンジャはどうやって用意するんです？

>No.1215324753
イフリートはネブカドネザルめがけ、爆発を推進力に変えてカワラ割りを繰り出す。BLAMN！　ハーヴェスターに追いすがるビスターはカイシャクの弾丸を放った。「サヨナラ！」火だるまと化したロングシップは爆発四散。「GROWL！」ビスターと挟み込む形でエンペラーが突撃する。

>有効打！
>いやなんでこれでちょっとグワッたぐらいで済むんだよこの決戦兵器！
被ダメージ-2ドスエ

>No.1215325116
ハーヴェスターは水飛沫を上げながらブレーキを踏む。「GROWL！」破滅の爪が鼻先3インチを掠めた。ハーヴェスターは残りの拳銃を空中へばらまきながら360度回転。BLAMBLAMBLAM！　ビスターの弾丸はミリタリーコートを貫き、エンペラーを穿つに留まる。エンペラーは再生力でダメージを無視し両腕を振り上げた。

エンペラー=サンスゴイ頑張ってる！頑張ってるよ！

オヒガン接近中とはいえ再生力どうなってんだエンペラー=サン！
満月でもないのにダイアウルフ=サンにも近い回復量！

フレンドリーファイアすら受け止め勝利に貢献せんとする愚直なカラテよ…

>No.1215325598
BLAMBLAM！　ハーヴェスターはチャカ・ガンの残弾を二人ではなく別方角のイフリートに向け放った。「グワーッ！」ネブカドネザルの頭部にストンプを振り下ろそうとしていたイフリートの右足膝が砕け脱落。「イヤーッ！」「グワーッ！」「AAARGH！？」射撃反動回し蹴りが前後の二者を怯ませる。

やはり12人の一人！油断ならぬ！

実際この相手にこんだけ無茶な食いつき方してまだ生きてるエンペラー＝サンのガッツはスゴイ

>No.1215325941
ハーヴェスターは空中で衛星めいて回転するチャカ・ガンを両手で受け止めた。BLAMBLAMBLAMBLAM！「AAARGH！？」弾丸は吸い込まれるようにエンペラーの同一箇所を貫通する。「部下の仇、討たせてもらう！　イヤーッ！」ヤリめいたサイドキックが心臓を破壊！「サヨナラ！」エンペラーは爆発四散した！

ここまで大暴れしてハーヴェスター直々のカイシャク！イサオシだ！

サツバツ6！

マジックモンキー全滅！

>No.1215326373
KA-BOOM！「アバーッ！」どこかで戦車か攻撃車輌が爆発し、またどちらかの国の兵士が死んだ。「ハハハハ！」ハーヴェスターはガラガラ声で笑い、イフリートは無視し、ネブカドネザルは音の波として受け止め、ビスターはフラットに受け流した。「「「「イヤーッ！」」」」カラテあるのみ！

>実際この相手にこんだけ無茶な食いつき方してまだ生きてるエンペラー＝サンのガッツはスゴイ
これでテックウキヨエで産出された姿はどこか少女めいた美しさすらある少年なのスッゲ…

>No.1215326681
BLAMBLAMBLAMBLAMBLAM！　二者は最速ファニング嵐の中で最適なカラテ制空圏を奪い合う。「アバーッ！」フェイスレスか、それとも愚かなどちらかの国の兵士か。見ず知らずの誰かの悲鳴。「イヤーッ！」ゴウ！　ハーヴェスターを巻き込むのも厭わぬネブカドネザルの滑空攻撃。

>No.1215326987
「「イヤーッ！」」ビスターとハーヴェスターは全く同時にブリッジ回避していた。「「イヤーッ！」」BLAMBLAMBLAM！　そしてやはり同時に起き上がりブレイクダンスめいた動作から銃弾を撃ち合う。「「イヤーッ！」」射撃反動三発分を乗せた蹴り足が再びクロス！　黒い水が波打ち吹き飛ぶ！

互角！

兵士もそうだがフェイスレス何体爆発四散したのだろうか…数十できくかなこれ

ハーヴェスター=サン謎めいたニンジャソウルで盛ってるとこあるから基礎スペックならそこまでビスター=サンとの差は無い…！

というかビスター＝サンが極めて普通にツヨイのだ！

>No.1215327155
ネブカドネザルはブースト旋回を試みる。「チョコマカとハゲタカめいて飛び回る鉄屑めが」イフリートの声が遅れて届いた。直後、KA-DOOM！！「グワーッ！」ネブカドネザルは強烈な向かい風めいた熱波に減速を余儀なくされ、斜めに地面に叩きつけられた。炎が集まりイフリートが出現する。

>というかビスター＝サンが極めて普通にツヨイのだ！
重サイバネミリカラガンマンはツヨイ

>No.1215327595
空が極彩色のグラデーションに瞬いた。イフリートの全身は白熱した炎そのものと化し、黒い水をさらに吸い上げる。「イイイヤアアーッ！」BOOM！　BOOM！　KA-DOOOOM！　爆発、爆発、さらに大爆発！　ネブカドネザルはモーターツヨシもろとも地面を跳ねる！　何たる火力！

>No.1215327864
シュゴウ！　ネブカドネザルはジェット気流に弄ばれるかの如き不安定な姿勢からブースト噴射し再び飛行軌道に入る。「モーターツヨシ、被弾率重大。戦闘継続に問題ありません」「ニンジャの時代は終わりだ！　真にテックの手綱を握るはキョート共和国なり！」「イヤーッ！」ブレード斬撃！

最強のカトン使いに周りは可燃物だらけ
これで負けるはずがないってフーリンカザンなんだがなあ…

オムラニンジャにテックを語るのか…

アンコクトン燃料にされ過ぎてこの次元だとセンジンの荒野緑化出来るか心配である

>オムラニンジャにテックを語るのか…
まあ技術力はともかくあの社長が手綱握って良いことあると思いますかアナタ

>アンコクトン燃料にされ過ぎてこの次元だとセンジンの荒野緑化出来るか心配である
ネブカドネザル以外みんな肥料になったから大丈夫だ！

>No.1215328138
炎の化身と化したイフリートはブレードを浴び、四つに裂かれた。KA-BOOM！　それら全てが同時に炸裂。ネブカドネザルは引火したアンタイ・ニンジャ・アサルトキャノン一門をパージ。爆炎が再びイフリートの形に集まる。「イヤーッ！」KA-DOOM！　ネブカドネザルを巨大火球が包む。

アーチ級ジツ使いは気軽に体ごとジツそのものにするから困る

ウオオオオ！
なんかイフリート＝サンが大変なことに！？

アイエエエエエエ…カトンそのものになるのはタネチャンもやってたけどこっちの方が数百倍は使いこなしてる…

今のイフリート=サンならサヨナラ！すら台形めいて回復できそうだ…

>No.1215328607
燃え盛る死の向こうでは、ピストルカラテ応酬が危険域に入っていた。BLAMBLAMBLAMBLAM！「「イヤーッ！」」二者は射撃反動連続バック転でリロードの隙を殺す！　そして側転へ流れる！　BLAMBLAMBLAMBLAM！「「イヤーッ！」」牽制射撃から直角を描き接近！　正拳突きが激突！

原作ではデスドにやられた者同士の熱いイクサだ！

>原作ではデスドにやられた者同士の熱いイクサだ！
…アイツなんなんだよ！！

>No.1215329047
正拳突きが接触するのと同時に、二人はお互いに致命的部位に銃口を向けていた。ビスターは頭部に。ハーヴェスターは心臓に。「もはや貴様の部下どもは死に絶えたぞ戦争狂」ビスターは鍔迫り合いめいて敵を睨み言った。「何を当然のことを。戦争をすれば死が生じる。必然よ」死神は嘯いた。

原作デスドはマップごとアンコクトンに沈めて勝ったからあれは参考外で…

>原作ではデスドにやられた者同士の熱いイクサだ！
こんなオバケたちをぶちのめしたデスドに死のインガを導いたのがサンシタもサンシタのスカーレットテング＝サンな…

>No.1215329682
両者は致命的部位を狙いながらもトリガを引かない。論理トリガにさえもニューロン速度レベルの隙がある。この距離のハーヴェスターならそれを読んで撃つことが出来かねない。「貴様も戦いたくて仕様がないのであろうが？　あの男のように！」「俗物どもと一緒にするな……！」

>>原作ではデスドにやられた者同士の熱いイクサだ！
>こんなオバケたちをぶちのめしたデスドに死のインガを導いたのがサンシタもサンシタのスカーレットテング＝サンな…
何気にスカーレットテング=サン原作だとマジックモンキーだしこれもまたインガオホーな

>No.1215329915
「ハ！　ハ！　俗物と来たか。己の上官になんたる不遜よな。我輩の部隊に来るか？」「断る。貴様はここで死ぬ。勝利するのは我が共和国だ」「売女めいた尻軽の分際で言いよるわ！」BBLLAAMMNN！　同時射撃！　二人は鏡合わせめいて半身を傾けている！　銃弾回避！「「イヤーッ！」」後ろ回し蹴り交錯！

ハーヴェスターに死を予感させるワザマエのビスターを３連戦の中堅感覚で処理するフロッティは何なのさ

>No.1215330209
BLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAM！　再び銃弾の嵐が吹き荒ぶ。ビスターとハーヴェスターは互いの射撃回数を冷酷にカウントする。ショーギ・ギャンビットめいた確定的な死に向けた狂った共同作業。肘打ち。回し蹴り。正拳突き。チョップ。受け流してのフック。射撃。再び回し蹴り。

>ハーヴェスターに死を予感させるワザマエのビスターを３連戦の中堅感覚で処理するフロッティは何なのさ
ネバダズ・デスカタパルトが出ていればフロッティ=サンとて死の危険が迫っていたであろう
だが殺した

>ハーヴェスターに死を予感させるワザマエのビスターを３連戦の中堅感覚で処理するフロッティは何なのさ
女子高生

>BBLLAAMMNN！
あーココ・スキ

フロッティでもデスカタパルト食らってたらヤバかったぞ
あれ10ダメとか平気で出るからな

>No.1215330483
互いの繰り出したカラテは、空中に見えないエネルギーとして残留する。破滅的な一瞬に、それら全ての余剰エネルギーが処刑人の斧めいて振り下ろされるのだ。BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」

>ハーヴェスターに死を予感させるワザマエのビスターを３連戦の中堅感覚で処理するフロッティは何なのさ
あの時のフロッティ=サンはツチノコ21忍殺しを成し遂げたハシ=サンレベルで極まってたから…同じこともう一度やっても生き残れるか微妙

>No.1215330722
BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」ALAS！

壮絶なるピストルカラテ応酬！！

>No.1215330997
同時射撃、同時反動回し蹴り、そしてまた同時射撃！　ビスターのリロードタイミングが迫る！　ハーヴェスターのチャカ・ガンも最後の一対！　破滅の終着点が龍の大顎めいて手ぐすねを引いて待つ！BBLLAAMMNN！「「イヤーッ！」」アウトオブアモーだ！「イヤーッ！」死神がチョップ突きを放つ！

>No.1215331289
回避できる一撃だった。横にせよ後ろにせよ、躱した先に銃弾を浴びせカイシャクする。無慈悲なるセットプレー。ビスターはフラットを保っていた精神を激情で塗り潰した。「グワーッ！」ハーヴェスターは手応えを味わい、目を見開いた。チョップは左脇腹に突き刺さる。

ネバダズ・デスカタパルト出すしかない！って場面でしっかり出したから凄いよビスター＝サンは

>No.1215331515
回避できる一撃。ビスターは回避しなかった。BLAMN！　カイシャクの射撃を首を傾げるように回避。ハーヴェスターはチョップを引き抜こうとする。ビスターは逆側に回転し刺さったままのチョップを引き込む！「イヤーッ！」「グワーッ！？」ブレイクダンスじみた蹴り！

アウトオブアモーになる程の壮絶なイクサ…！

>No.1215331714
ハーヴェスターは腹部に痛烈な膝を味わい嘔吐した。ビスターは強引な膝蹴りからさらに後ろ回し蹴りに流れ、しゃがみこみ、もう一度腹部に下から上へ斜めの蹴りを放った。「グワーッ！」ハーヴェスターは垂直に打ち上げられた。ビスターはリロードを終える！

おお…おお…！

>No.1215331870
ハーヴェスターは空中ですでに最後のチャカ・ガンを握りしめていた。死神は血を吐きながら笑い、鏡合わせめいて地へ向け両腕を突き出した。BBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMMBBLLAAMM！

恐ろしい撃ちあいだ…

マッスル・マンめいたデスカタパルトのセットアップ！

>No.1215332054
空中へ打ち上げられながらのファニング。ビスターは降り注ぐ弾雨を浴びながら舌を巻いた。なんたるワザマエ。だが殺す。確定的殺意が論理トリガに乗ったかのごとく、重金属弾はついに捨て身の打ち合いを制した！「グワーーーーッ！」ハーヴェスターの両腕が裂け射撃不能！

ゴウランガ！おお、おお！ゴウランガ！！

>No.1215332242
BLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAM！「アバーッ！」ビスターはそれでも論理トリガ射撃を止めなかった。カチカチ。今度こそ完全なアウトオブアモー。網膜サイバネに赤ミンチョ体の遅まきのノーティス。その向こう、極彩色の空を背景に死神が踊り狂う。「サヨナラ！」ハーヴェスターは爆発四散した。

キンボシ・オオキイ！

>No.1215332452
立ち上がりザンシンしたビスターは、イフリートの火炎を跳ね除け己に高速で迫るネブカドネザルを見た。四つの赤い軌跡にはなんの感情もない。ふと、彼はなぜ己がイクサをしているのか疑問に思った。答えを返すものはなく、もたらされたのは死である。「イヤーッ！」「イヤーッ！」

ハーヴェスター=サン…ソンケイアノヨでは湾岸警備隊員に包まれてあれ…

これで残る12人は台形とアルゴスとテミスとたぶん欺瞞のカスのみ…テミスは再定義ガチ勢だから台形からしても有難い存在だろうが…

>No.1215332755
首を刎ねるモーターブレード。ビスターは完全な無意識でそれを銃底で受け止め、死への一瞬を先延ばしにし、右手ボディブローをネブカドネザルに叩き込んだ。KBAM！「グワーッ！」腕ごと銃が暴発した。ネブカドネザルとビスターは反動で弾かれた。ゴウ。モーターブレードが今度こそ喉を裂いた。

全てを使い果たして逝ったかビスター＝サン…

ビスター=サン…オツカレサマドスエ！

ビスター=サン…どうかオヒガンでは安息に包まれてあれ…

>No.1215333052
ビスターの首が刎ねられ、空中に舞い上がった。その瞳はイフリートを見ていた。イフリートはすでに片手を突き出している。KA-BOOM！　ビスターの肉体が爆発し、黒い水が舞い上がった。その一粒一粒を喰らい炎が燃え、小さな火の飛礫と化し、ネブカドネザルめがけて再び集まる！

>No.1215333304
KRA-TOOM！　KA-BOOOOOOM！「イイイヤアアーッ！」イフリートは両腕を突き出し最後の力を籠めた。黒い水が燃える。集まる。爆ぜる。黒い水が燃える。集まる。爆ぜる。もはや戦いを望む者など誰もいないはずなのに、誰の意思にも依らず駆動する戦争という巨大な怪物めいて。

>No.1215333472
遠く、カブキ魔法陣の中央でマイを続けるアキラノは目をきつく閉じた。カブキを通じ彼はニンジャ達の死を、死によって膨れ上がる邪悪なちからを、広がり続ける亀裂を感じている。だがマイは止められぬ。さもなくばこの一体が磁気嵐に飲まれ何もかもが滅ぶであろう。

アイエエエ…

>No.1215333875
己を信奉すらして従い、狂信的とすらいえる戦争への執念で火種を燃やし続けた部下が死にゆくときにさえ、彼は己の意思など一縷とてカブキに乗せることは出来なかった。炎の化身と化したイフリートが、火球を切り裂き飛翔するネブカドネザルに向ける怒りがカブキを通じ伝わる。

アキラノ=サンもお辛い…

>No.1215334074
アキラノはマイを続ける。キョート元老院のうち何人がバックファイアめいてオヒガンの狂気に呑まれ死んだか。散発的に続く謎めいたフェイスレスは、キョートの、そしてネオサイタマの兵士をどれだけ殺したのか……否、これからも殺すのか。（（（サヨナラ！）））アキラノは目をきつく閉じ、カブキに専念した。

湾岸警備隊はもはや組織解体重点な…

元老院も酷いことになってる！

>湾岸警備隊はもはや組織解体重点な…
治安維持はこっちでやるんで心配しなくていいですよ！

>No.1215334290
……荒涼たる死の荒野に鋼鉄の化身が不時着めいて降り立った。もはや無事な箇所は何処にもない。「戦闘継続可能。本社に空中給油を要請。キョート城へのアプローチを行います」ネブカドネザルは無感情に呟き、何の感慨もなくキルゾーンを飛び去った。

>No.1215334677
はたしてこの戦闘は何を生んだのであろうか？　オムラ社の利益？　セイギオオキイタテを堕とし、戦線に介入した今、その株価は大暴落している。ならばアマクダリ・セクトか？　ハーヴェスターの脱落と湾岸警備隊の喪失はデメリットと呼ぶには大きすぎる。

イフリート=サン…

おそるべきはネブカドネザルよ
章ボスですら無事では済まなかったであろう戦場であったというのに…

>セイギオオキイタテを堕とし、戦線に介入した今、その株価は大暴落している。
アッハイ当然過ぎます

>No.1215334890
では、リアルニンジャか……キョート城に顕現したはずのクロヤギ・ニンジャと運命者の同盟？　あるいは裂け目をもたらしたクロム・ニンジャ？　どれでもない。ニンジャ達の死闘は何も生まず、ただいたずらに死を撒き散らした。黒い水がその答えだ。

ショッギョ・ムッジョ…

でもグリッチの懐はあったけぇんだ…！

>No.1215335082
ならば、無意味だったのであろうか？　なにかの意味を見出そうとしたニンジャは、誰もいない。しかし行いの結果は確かに残った。意思に依らず、カラテを行使すれば世界に影響は残る。善きにつけ、悪しきにつけ。それを救いと見るかショッギョ・ムッジョと見るか。

死んでも傍迷惑なデスドレイン…

ニンジャは本質的に簒奪者でしかないというのがよく分かる光景である

ナンテコッタこれがニンジャ
何も生み出すことのできないアワレな存在…

ショギョ・ムッジョ

だからニンジャは全て滅びるべきなんだ

>No.1215335321
ゴウウウ……一隻のメバチ級クルーザーが高速で空を飛ぶ。夜空は西から徐々に極彩色の絵の具に侵食されるかのように異様な色を帯び始めていた。『オムラ社の航空戦力が近づいている。注意しろ』「わかりました」格納庫に響く合成マイコ音声に、グリッチは頷いた。

>だからニンジャは全て滅びるべきなんだ
テミス=サン真夜中ですよ

>No.1215335877
声の主はプロトコルという謎めいたハッカーだ。グリッチが知るのは「代理人」としてよこされたオイランドロイドの姿のみ。それすらも、二度の面会において別の物を使っている。執念深い用心深さ。だがこの場に於いては心強い水先案内人だ。

プロトコル=サン！こんな所で出番とは！

オップロトコル＝サンだ

プロコトル＝サン味方なの！？

>No.1215336062
『このツェッペリンに対空砲塔は皆無だ。私が出来るのは、お前達を運ぶ。ただそれだけ。わかっているな』「それだけでも十分すぎます」「あとは私達のカラテにて」イダテンとヌバタマも戦闘態勢を整えた。グリッチの肉眼と論理視界に、飛行編隊が同時に映る。

>No.1215336323
グリッチは猛烈な風を浴びた。金色の髪がはためき、イクサのアトモスフィアが肌を突き刺すように刺激する。距離感を喪失させる異様なキョート城。断続的な光線。爆発。「まだ、来る」「イディル？」イダテンが訝しんだ。「お二人とも、警戒してください！」レーダーめいた論理視界に、音速めいて接近するニンジャの姿が……映った！

>No.1215336935
【ロンゲストデイ・オブ・ネオサイタマ：ニンジャ・フィクション】#2終わり。#3へ続く

空中戦を…するというのか！？

オツカレサマドスエ！

>空中戦を…するというのか！？
落ちながら/戦っている

オツカレサマドスエ！敵は未だ強大だがグリッチャン達なら打ち砕けると信じて！

凄まじいテキストでした

>No.1215337025
というわけで過大極まるカロリーのイクサのシミュレートが終わった
このままグリッチらのイクサに雪崩込むには色々と重いので、明日はブレイクタイムめいて別のことをするつもりです

「」んチ=サン本当にオツカレサマドスエ…実際非常にニューロンに厳しいイクサだったことだなあ…

グリッチャンたちも色々極まってるから振るダイスの数がそこまで減らないという狂気よ

すげぇイクサだった

>No.1215337711
ともあれ今夜はここまでです、お疲れ様でした
またしても私の趣味に走ったことをするだろうがいまさらなのでもんだいはなくごあんしんください

ハイ！明日も楽しみです！絶対にハイ！

質・量を勘案すると歴代でも最大規模だったのではなかろうか
オツカレサマドスエ！

行が足りないとか初めてじゃないか多分