10章 電車内、那由他による9章とアナザー9章の回想。那由他もまた神浜で何が起こるか確認しようと思っていた 神浜の件がどちらに転んだとしても宇宙はエネルギーを得られないならば身を守ろうとする。針が進んだ みたまの調整を応用して魔力を消していた姫の足取りを掴んだピュエラケア みやおのメッセージを一通り返信した姫、姫はみやおに全てを伝えた、しぐはぐが望む優しい未来を姫は作れない。燦ミユにもネギウスを足抜けさせようとした もう状況は覆らず仕掛けも打ってある、燦は光塚の人たちには手を出さないことを約束させる。ネギウスに号令かける姫、最後の指示だけは必ず従うようにと念を押す 神浜市にいる人々は明かされて行く真相に頭も心も追いつかない、みたなぎに市長選の真実を教えれば目を覚ますかもしれない、姫はすぐには動かない。みやおは姫は朝に広めると推測、放送を遮断できるようにアンテナや電波を掌握することにした。家族から連絡がくる魔法少女たち、神浜の魔女の対処を時女一族が申し出る、家族のもとに戻るかもレ、しぐはぐも戦うことを決意する、みふゆは自身の幻覚と天音姉妹の固有魔法を併用することで暗示を解こうとする、月咲を連れ戻したら別行動を行うことにする。かごめの体調は今のところは問題ない、結菜に謝罪する静香 燦は電波塔に羽根たちを配置し警戒体制をとる。光塚の人々が電波の影響を受けていないか確認する燦。姫にとって人間は有象無象、燦にとって今の状況は助かっている。マネージャーの安否確認や神浜を特集した深夜帯での生放送に出ないかと提案される 電波塔に進むみかづき荘の面々、そこにみふゆと月夜がやってくる。ネギウスの羽根に襲撃されるいろはたち、分断されたいろはたちは逃げるふりをして合流しようとする。ミユは早々にトんだ 作戦により羽根たちを壊滅させる、中央区は東西抗争の際の戦場だった みふゆと燦は戦うもみふゆがガトリングを全弾防いだ、マギウスが崩壊した後から調子がいい、ミユに苦戦する月夜。月咲はラジオ局で待機していた、一般人たちもこの事態に対応し始めていた。月咲は状況を変えるためにネギウスについたが後悔していた。元マギウスの羽根に声をかけられる月咲、そこにミスドも襲来する。ひかるに月咲の存在をいろはに伝える。みふゆと月夜もラジオ局へと向かう。アンテナを抑えた樹里たち、残りの羽根を抑えることにする、地下に逃げ込む月咲を追討するミスド、樹里が追い込みひかるが捕らえることにする、月咲は止まっていた。その場所はかつてミザリーウォーターのウワサを守っていた場所、笛でミスドを撹乱しているうちに月咲は逃げ出す。そこにミスドの構成員が待ち伏せをするも羽根たちが殿となる。ミスドと合流したみふゆと月夜、ラジオ局でのことが釈然としないミスドは時間稼ぎを疑う。アオの別動隊が本命の可能性がある 燦も電波塔を抑えられて撤退する。あっさりと電波塔を放棄するネギウスに疑問を抱くいろはたち、さなが潜入を申し出る、さなは静香と共に潜入することにした。リィちゃんもまたネギウスのやり方は否定する 調整屋に来たももこ、そこにはみかげがいた。みかげは月夜にも手伝ってもらい仲良し大作戦をしている。西の人や東の人に声をかけているみかげ そのことがいろはたちにも伝わりさなと静香は一緒にネギウスの拠点に潜入する 最後にはみんなに離れてもらいたい姫 一旦合流した三勢力、みかづき荘の面々が魔女退治をして回り時女一族が静かなフォローをすることにした。放送網の遮断と共にアオが出てくれば説得を行うミスド、キモチ石をちゃるから樹里に譲渡される、公民館1階は羽根たちの待機場であり2階が幹部たちの話し合いの場、羽が入るときにはピンポンをならす。ネギウスの羽根はお互いの素性がバレないように魔力反応を探っていない、静香はさなへの恩返しのつもりで全力で挑む。暗号により出入りを制限していたネギウス、さなと静香は潜入に成功する いろはたちはピュエラケアのもとに行くもリヴィアたちはいなかった。服従するだけで同情はしないと静香に愚痴をこぼす羽根、計画が為されれば敬いではなく恐怖だけが残る。幹部たちの打ち合わせが始まり静香たちは2階にお茶や菓子を持って行くことにする、ゴミ箱に伝票の控えがビリビリに破られているのを発見したさな、3日前に各メディアにディスクを送っている形跡があった。そのことについて通話で話すことにする。魔法少女の話と事象の予言がそのディスクには収められていると推測、姫が表に出なくても魔法少女の存在が広がるように仕向けていた。しかしやちよはお堅いメディアは慎重になりライトなメディアは公開しても信憑性が低いため今のところは問題ないと話す。それが実現すれば世界の敵になる 静香が飲み物や菓子を持って行きさなが打ち合わせの様子を聞く。神浜市民会館の広報用スピーカーを使う。月咲は市民会館に合流させる。アンテナを壊したのは痛手でネギウスは方針を変えようとしていた。神浜市民会館に集う魔法少女たち 市長選を乱したのは姫の計画というメッセージがみたなぎに届くが全く意に介さない、悲嘆のキモチがかなぎの中を侵食する、それに触れるみたま、悲しみを奪おうとするキモチかはみたまにも侵食を試みる、みたまはその対策のために悲しみを魂の一部に入れ込む調整を行う、そうすれば体が手に入らなくなって悲しみを奪う理由がなくなるため。滅びの果てに満ちるものとその果ての新たな喜びを実感するみたなぎ、骸となってただ自然体となって見守る姿こそ救いと呼べる希望 アオのターゲットは湯国の撲滅派だった ミユの取材記録 かごめは神浜の境目にある家であったため平気だった。相互に影響し合う人間社会と魔法少女 大東で合流するかもレは仲良し大作戦を実行しようとする。前もって声をかけていた人たちは好感触だが異変後に声をかけた人たちの反応は悪い アオのことを想うミスド、アオのチャンネルが生放送前になっていた。しぐはぐが神浜市民会館を決戦の場として直接ぶつかるのは姫らしくないと言う。月咲は大東ではなく南側にいる。姉妹同士の位置共有アプリを利用されているかもしれない。ミスドと別れて南に行くことしたみふゆと月夜 市民会館のことは誤情報かもしれないという結菜から報告、市民会館でみたなぎの冷たい魔力反応を感じるみかづき荘の面々、みたなぎは殺す気でみかづき荘の面々に襲いかかってくる。みたなぎを説得しようとするみかづき荘の面々、しかしかなぎは今まで今を考えて失敗してきた。だからこそ今の神浜を捨てて未来を見ることにした。魔力パターンが変わり能力まで成長したかなぎ、みたまもフェリシアを撃破、いろうい鶴乃も撃破されてやちよのみとなった。目を覚ますいろはたち、やちよは心を無にして気配のみで反撃する。撤退するみたなぎ みふゆと月夜は南に向かうも誘導されていただけだった。みふゆたちは魔力を追うことにする。そこに放送が流れる。点滴や胃瘻による水分や栄養補給は可能だった 現在ネギウスの拠点は仮眠時間、そのうちに燦を狙うことにするさなと静香、しかし燦には完全にバレていた。ネギウスの面々が起き出し逃げ出す2人、追い詰められるもちゃるとすなおが現れすんでのところで助かる。これから公民館に戻るさな、相手も油断しているため情報を得るには今がチャンス。ハンカチをもとに千秋屋のマメジに協力させる 公民館に行くと火祭りの神輿が廃棄されることになっていた。祭りを休止させる引き金を引いたのは青年会であり不安になる人たちを産んでおいて再開することができるはずがない。青年会と火祭りが全てだった燦、燦もまた苦しんでいた 時間が経つも目新しい情報はない。そのときネギウスが湯国に行くという情報が入る。撲滅派には魔法少女の話をしてもらい配信の中で痛めつける。しかしその衝撃によりさなは気付かれる。盾が弾かれ追い詰められるさな、そこに時女一族率いる犬がやってきて燦ミユを撃退する。さなは自分の得た情報を伝えた さな以外のみかづき荘の面々はなんとか危機を乗り越える。神浜市役所に向かっているまたなぎ、そこには防災無線がありその効果は神浜一帯にある。ミスドと合流するみかづき荘の面々、その時ユニオンのグループメッセージの通知が来た。新聞のチラシの中に異変の真相を話すといった文章と共にQRコードが載ったチラシを見つける。QRコードを読むとアオのチャンネルが出てくる。ミスドは湯国に向かうことにした。やちよは仲良し大作戦をさらに加速させるために戦線を一時離脱する、それは報道系の生配信に出ること 那由他親子とごぜロアは引き続き状況を静観する 燦の取材記録 調整屋でリヴィアの治療を受けるさな、傷が激しい。時女一族も共にいる。結菜たちは貨物列車に乗り込みやちよは事務所へと向かう。しぐはぐもみつねを探すために別行動をする。みつねは姫の元にいた。キモチ石を手に入れるためには必要なこと、みつねを外に連れ出したのは助けたいから。みたなぎを追ういろはたち、防災無線の指令卓がわからない鶴乃、虱潰しに動くために神様の魔法少女たちに指令卓の捜索を任せる みふゆたちは月咲を追っていたがぱったりと魔力が途切れる。みたなぎが月咲の魔力を消して水名に入っている可能性がある。みふゆたちは水名の支所に行きみたなぎの魔力を感じ正面から対峙する 場所を変えて対峙するみふゆ月夜とみたなぎ、みふゆと月夜は一瞬で動きを封じられるも笛でなんとか危機を脱する。みたなぎは自分たちが巨悪になり東西融和を為さんとしていた。みかげが東西融和のために奔走していることを伝えるみふゆ、しかし2人は劣勢に追い込まれあわやと言うときにももこが駆けつける。未来のために街を滅ぼそうとする2人に自分たちが傷つけることを否定してきたことを話すももこ、そこにみかげやレナやかえでがやってくる。みかげのやっていることを芝居だと断じるみたなぎ、みかげを追いかけていたかごめは会話の内容を聞く 時は遡りみかげは月夜に仲良し大作戦の協力を頼んでいた。みたなぎが変わった理由がわからない月夜、東西も関係なく人が集まってくるのはあした屋、かつていじめてきた神浜の子供たちと仲良し大作戦をしようとする。そこに月夜の箏曲部の後輩が現れ後輩にも協力を頼む、変な魔力を感じた月夜とみかげ、子供たちがジュースを飲めなくなるが魔法少女2人はなんともない。そこにネギウスが行ったことの連絡が入る、みたなぎが戻るために2人に希望を見せなければならないと言うみかげ、後輩や子供達に一旦家に帰ることを促す月夜、月夜は西への連絡をしながらいろはたちと合流することにした 時はいろはたちが神浜市民会館に向かっているところに進み仲良し大作戦に協力するかもレ、人を集めるだけでは意味がない。かえでは署名サイトを使うことを提案する。かもレは団地を優先的に東を回ることにする。レナは既にひみかや他の魔法少女たちに連絡済みだった。東西融和を通して学生会議を始めるみかげたち、そのために署名を集めて神浜市に掛け合う。その署名が爆発的な速度で増えていく、署名の様子を見ていたみかげとかもレに壮月が声をかけかなぎのことについて語り出す ネットにより署名が増えていく、そこに魔女が現れる。飛び降りようとしてる人を発見しそれは市長だった。市長を助けるかもレ、みかげを見て謝罪する市長、市長は暗示が解けていた。神浜に異変が生じ市民を助けなければと思ったときに暗示が解けた。市長はこれまでを悔いて辞意を表明することにした。みかげは市長に署名活動のことを伝え市長は会見で署名の件を伝えることを約束した。その様子を見てももこもやちよに連絡することにする。その頼みはやちよに署名の話を出すこと 時は現在に戻りそのことをみたなぎに伝えていた。2人が滅びを成せばその可能性を断つことになる。東西融和は何度も政争に利用されてきた。会見は終わっているがやちよの番組は続いている。みふゆの幻覚と月夜の能力でやちよの番組を見せることにする。みかげは元となる番組画面の準備を行う ももこはがむしゃらに突っ込みかなぎを追い詰めみふゆと月夜は2対1でみたまを追い詰める。番組の準備が完了しみたなぎに番組を見せることにする。視聴者に署名を勧めるやちよ、その様子を見て変身を解くみたなぎ、そこに壮月といろはたちや署名に賛同した人たちがやってくる。そこにはかつてみたまを階段から突き落とした人物の姿もありみたまに謝った。壮月もかなぎを支えると宣言する。自分の悲嘆に浸り他のものが抱えている悲嘆を無視してしまい諦めの境地にいたかなぎ。みたまは滅びの使命を抱えている、滅びを与えているみたまは辛そうであるためそちらに行かないほうがいいと言うみかげ、みかげもももこも滅びが来た時に頑張ると言う趣旨のことをみたまに話す。栄の1090が姫の本命、それ以外はそこで行われる放送に繋げるための施策であり報道陣が送付されてきた内容が事実かどうか確かめるために近くで待機している。片付けておくことがありいろはたちと肩を並べて歩けないかなぎ、月咲は自分の意思で逃げている。みたまは向かった方角しかわからない とても重くて抗えない潮流にも逆らえるという証明は魔法少女の宿命からの解放にもつながる。やちよにも現状についての連絡が入る。ドア様とさゆさゆも1090のコラボ配信についての連絡を行う 公民館にみつねの反応があり中に入ってみつねを見つけるしぐはぐ、みつねは姫の仕掛けをしぐはぐに伝える みたなぎが帰ってきたというメッセージがみかげから那由他に届く。まだ完全に希望を捨てていなかったラビはその報告に少し微笑む。姫を止めることを諦めていたサーシャ、サーシャは姫を止めることを決意する みたまの取材記録 湯国に到着したミスド、うららから撲滅派の拠点を添えて返信がくる。キモチ石でアオの心と繋がることでアオを取り戻す アオは撲滅派を監禁していた、撲滅派を完全に制圧しているアオ、その時結菜たちが来た。アオの撲滅派への態度を見兼ねて蛇の宮のメンバーもアオを裏切る アオの戦い方はただ突っ込むだけの戦闘狂そのものだった。アオを救うためにキモチ石を使う結菜樹里、そこにひかるも乱入する。結菜樹里はアオのために死のうとしていたがひかるの乱入でそれはできなくなる。アオはキモチに侵食されているためミスドはキモチを倒そうと試みる。アオのキモチを剥がした結菜たち、しかしアオは何も変わらない。恐怖を植え付けたとしてもキモチの影響で悪影響を重ねる可能性がある。アオの生まれてからこれまでの魂の記憶を辿り続ける。記憶は壊されていないかもしれないため恐怖を感じる心が芽生える瞬間を記憶を辿って見つける。恐怖心をキモチに壊されないように守り続け14歳まで育てる。アオも記憶を辿り切ったら戦うという条件で了承した。そこにはひかるの姿がない。赤ん坊のアオの姿があった。恐怖の感情が芽生えた後に14年間その心を守り切れば元のアオになっているかもしれない、キモチがアオを狙って現れる。ひかるは近所のお姉さん役だった。体感は14年だが外では短い時間のため消耗する魔力が少ない可能性がある。アオが怖がらないように笑顔で育てる。アオの粉ミルクを買いに来た結菜たち、樹里が頼りにならないため結菜は家事をほとんど行なっていた。ひかるはアオと遊んでいるだけ。樹里は料理を担当する。ひかるは洗い物もしていた。野菜をもう少し摂りたい結菜、樹里が買う物を忘れてまたブチギレる結菜 少し時が経ちアオは小学生になっていた。家では明るいがアオは学校では積極性がなかった。積極性がないところを指摘されてひかるの元に行くアオ。怖がらせないように育てた分アオは無知であり怖いものしかない。ひかるは無職だった。アオに公園で同世代の子と遊ぶように促すひかる 万引きをしたアオ、万引きを見つけたのはひかるだった。万引きが成功したら度胸がつくと思った。キモチは恐怖心を壊すのではなく罪悪感の排除により恐怖心を欠如させようとしていた。ひかるに妙案がありゲーム機をプレゼントした。時が進みアオは中学生になる。オンラインゲームを始めてから大人との交流が増えて引っ込み思案ではなくなったアオ、アオは魔法少女にもなっていた。門前橋の蝙蝠は既に潰していた。夜にアオと遊ぶことを頼むひかる、結菜樹里はその間に外出する。結菜と樹里は当時の自分たちを倒しに来た。魔力をほとんど使い果たした結菜樹里の前にキモチが現れる。キモチに全力を出せない結菜樹里、命を賭してキモチを倒そうとする。そこにアオがかけつけ結菜樹里が魔法少女だったことや自分のことを守っていたことに気づいたという。アオは2人がいない世界で生きるのは嫌だと言い切った。怒りがアオに共鳴している。アオは一番怖いのは失う怖さだということに気づく。そこにひかるもやってくる。自分の心を守るためにアオは自分でキモチと戦うべきでありそのためには怒りが必要だった。キモチを倒したアオ、アオは結菜たちがやっていたことに気づき全員現実世界に戻ってくる。心配して駆け寄ってくるらんか、現実世界ではソウルジェムを浄化できなかった。アオの放送を止め防災無線も使えなくした。アオに姫からのメッセージが来る。それはネギウス全体に当てたメッセージ。ネギウスに対する最後の指示は神浜市から出ていくことだった 結菜の取材記録 ネギウスとの戦いも終盤に迫る。那由他もまたみかげのために動き出す 姫と会話するサーシャ、撲滅派に対することはサーシャのためだった。サーシャは去るのではなく向き合うべきだった。1090に来たユニオンの面々、月咲の捜索も並行して行いひなのがグリーフシードの配布も行い時女一族も1090へと直行する。報道陣だけではなくDotuberもいる。味方以外の魔力反応はない 時女一族は立入禁止区域に来ており魔力反応があった。そこには残っているネギウスがいた。月咲探索はうまくいかない。みふゆが燦の場所を察知する。1090のヘルプが可能で広い場所である栄総合学園にいるとみふゆは推測する。みふゆはいろはたちと合流して向かうことにする。みふゆは月夜に月咲探索を任せる みふゆといろはたちは栄総合へ行く。ミユの奇襲から戦いが始まりみふゆは燦と対峙する。命令通り撤退すれば姫に全てを背負わせてしまうことになるため決死の覚悟で市内に残留した燦ミユや羽根たち、羽根たちを倒すも燦ミユはまだ健在、みふゆは燦の心を幻覚により攻めて倒すことにする 火祭りを見せられる燦、その次に光塚の光景を見せられる。光塚の住民と交流する燦、次に会長とタツが神輿を壊す光景を見せられる。世界が壊れていく燦、燃える神輿は綺麗であった。それは自分を捕らえる今を燃やして未来に進むべきという暗示だったから。目が覚める燦、ミユも正気に戻っていた。光塚の火祭りの起源である少女は神体を守って人々に安寧をもたらせたがそれが燦にとっては悪影響になっている。火祭りのことに固執していないのは諦めではなく新しい道を歩み始めた証。負けは認めるが姫の想いを守る燦、そこに白羽根が姫の居場所を教える。そこは記憶ミュージアムがあった場所 新しく改竄を合成したものを作っていた姫だが神浜市全体に何をする気なのかわからないという。姫は逆転するために魔法少女に何かする 里見メディカルセンターに来た月咲、そこにみたなぎが来る。みたなぎは学生会議のことを月咲に見せ市長選のことやこれまでの経緯を伝える。責任を取るというみたなぎ 水名神社に月咲の姿はない。月夜はタケに声をかけられる。衰弱していたタケの処置のために里見メディカルセンターに行くとそこには月咲の姿、月咲も月夜の説得により暗示を解くことにした 記憶ミュージアムへは栄に行っていたいろはたちが真っ先に到達しかもレがそれに続く。姫の包囲網が完成されつつあった。姫の反応を察知するいろはたち、いろはは説得を試みるが姫は動じない。みんな等しく感情があるだけで本音を言わないキュゥべえだと思っている姫、先制攻撃してきた忘却の力で翻弄する姫、合成による魔法の組み合わせにより戦っていく。回収の力でまとめて倒そうとする姫、しかし体に負荷がかかる。最終手段を取る姫、変電所に仕掛けを作った姫は魔法少女に自害を命ずる 姫が設置した仕掛けを壊そうとするみたなぎ、そこにはリヴィアたちの姿もあった。みたなぎリヴィアの3人は決死の覚悟で姫の仕掛けを止めようとしていた。姫の仕掛けの1回目は失敗する。追い詰められる姫はバックアップも発動しようとする。姫は説得をされるがなおも計画を実行しようとする。追い詰められた姫にネギウスが駆けつけた。姫に対して本音を吐露するネギウスの面々 駆けつけるさなと時女一族やかもレ ネギウスは姫の説得を行うも響かない。姫曰くしぐはぐは強くなり真っ直ぐで自信を持っている。燦も火祭りに対する向き合い方が変わり子供の文句ではなく大人の意見として戦えるようになる。静香も自身の道を見つけみたなぎも未来への可能性を見つけアオも自身の理解者に解放された 姫が認めて欲しいのは身近な人々、ヒコ君の存在を認めて欲しいが言葉では無理なため力に頼った。姫は魔力を使い魔女になりかける。ヒコ君はもう一つの仕掛けを使おうと語りかける。ネギウスを慮ってヒコ君の言うことを聞けない姫、浄化しても同じことの繰り返しになる、待ちたくなくヒコ君が認められない今の環境で生きていたくない姫、キュゥべえを呼ぶ姫、しかしキュゥべえは見ているだけで何もしない。小練りは公民館に囚われている。いろはのことを応援する姫、魔女になりかける姫の元にサーシャが駆けつける。サーシャは姫と一緒に変えることと姫が自分にとっての希望であることを話すサーシャ、姫を止めるのは姫に希望を与えたサーシャの責任でもあり友達だからこそ勝手にやる。姫は簡単に誰かを傷つけることができなくなった。天音姉妹を連れてきたみかげ、姫は一番効果的に暗示を解く方法を伝える。それはフェリシアの忘却とみふゆの幻覚を一つにして神浜の人々の体調を戻しつつ記憶が消えるようにすること。そこにラビと那由他も来てラビが概念強化により天音姉妹の力を向上させる。条件付けで記憶を消すことにした 記憶は消えたがネット上に膨大なデータが残り神浜の外と内で混乱が生まれる。キモチ石は全て揃い自動浄化システムを奪い返す方法もわかった。かごめは太助に会いに行く 姫はヒコ君に長期戦を決意した。燦もまた大人になってから戦うことにした。サーシャは姫にスマホを買いに行くことを提案するがママの怒りが収まってからということにした ゲームセンターでキモチ内での話をするミスドの面々、やちよから樹里に請求書が渡される みかづき荘に帰るいろはたちはまず掃除を行うことにする、窓ガラスも元通りだった。見つからないみたなぎ、連絡は取れている 調整を受けるリヴィアはみたなぎを案じる。リヴィアを調整したせいで気分が悪くなったヨヅルとすだち、それはリヴィアが悪そのものになることを願う過去を見たからだった 答えが変わったごぜロア、湯国のことを偶然と思うことができるようになった。サーシャはネギウスとの未来を見ており三浦殿も時女一族と生きる未来を望みなんよもミスドが生きている未来を望んだ。ラビもまた那由他やみかげと過ごす変わらない日々を望んだ。太助も魔法少女を救うための活動に戻ることにして下巻の執筆を再開し那由他もまたそれに協力する。かごめはそんな太助の勧誘を受けた。しかし胸騒ぎがする太助、ごぜロアが諦念に沈んでいったのもこうした高揚感に満たされていた時、気を緩めることはできず見えざる敵は忘れた頃にやってくる キュゥべえがかごめの元に契約を迫る。しかし今ではないと断るかごめ、かごめは多くの魔法少女から希望を委ねられたからこそ他の魔法少女と比べて強い因果を持っている。断る理由は魔法少女になると悲しむ人がいるから、かごめが願いを叶えるときは魔法少女の笑顔が作れる時、それは秘密のことだった ミラーズに行くかりん 姫の取材記録 アナザー10章 時は魔女がばら撒かれたネギウスの計画の決行日に遡る。明日香ささらえみりは魔女を倒しにまわっていた。魔女を倒し終わったささらたちは困っていることがないかいろはに聞く、いろはは仲良し大作戦の署名サイトの拡散をささらたちに頼んだ、ユニオンでさらにその拡散を頼むことにする 純あいみまりあめぐる塁理子が反応する。理子は家族が一緒に寝ようと言ったため参加できない。しかしその効果はよろしくないためドア様とさゆさゆにお願いすることにした、ドア様は快諾するもさゆさゆはマネージャーの許可が取れない。さゆさゆのSNSで政治的発言はNGだった。めぐるは魔法少女がなぜ仲良くできているのかと疑問を抱く 純はハッシュタグにより署名のことを広めようとするが顰蹙を買うかもしれないと言うことになり却下、工匠と大東の境目の川に人がゾロゾロ来ると言う連絡が塁から入る DJディスコが1090前でドア様とのリモート配信を行う、ドア様は署名サイトのことをコラボ配信で広めた、西の人間も東の人間も根本的な違いはなく一緒と言い切るドア様 さゆさゆがその配信を見ている時明日香ささらえみりと合流する。魔女の口づけを受ける人々は荷物を背負って河川敷に集合していた。そこには彼らを止めている塁とせいらの姿がありささらたちもそれに加わる。その元凶の魔女は純とあいみが討伐しにいっていた。西の人々が重そうな荷物を持って東に向かっている、荷物の中身は固くて武器になるものだった。口付けを受けた人々は東近くの川で自殺をしようとしていた。それは西の人々が死ぬ姿を見て東の人々を喜ばせるため、やちよの放送や魔女の口づけが後押しとなってしまう 西の人々の懺悔で各々の回想をするささらたち、魔法少女になっていなければ一緒だったかもしれない。大きなコミュニティの中で東西関係なく仲を深めていった魔法少女、西の人々は巡り合わせが悪かった 魔女を倒した純とあいみ、救った人々に署名を勧める、さゆさゆのことに気づく人がおりさゆさゆは誤魔化そうとしたが考えを変えゲリラライブに来たと言った。みんなを元気づけるさゆさゆは新曲、#私も一緒、私が一緒を歌う そのトレンドがランクインしていき広がっていく。署名サイトもそれに絡めて広めていった 夜が明けてさゆさゆは学校でドア様にゲリラライブのことを話していた。ゲリラライブのことをこってり絞られたさゆさゆ、さゆさゆは収録で休んだ時の補修に行った。みんな一緒であることを配信で言えた理由は… ドア様の回想、社会の流れで新しい価値観としてルッキズムを重視しない企業の方針により広告を下ろされたドア様、ドア様はその話を聞いて自分は悪いことを願ったのかと思うようになる。自分を守るための欲求が他者を傷つける価値観になり得る。だからこそ配信でみんな一緒と言うことができた。ドア様に声をかけるまなか、まなかに悩みを相談するドア様は未熟さ故の自分磨きを説かれた