「」さねさん！

伸びる分には一読者としては大歓迎だぜー！

さて、まあその前にひとつ。
これを決めておかないと先々がどうなるか分からない部分があるというか、今後の選択肢どうするか問題に絡んでくるので、先んじて振っておきます。
実の所、いろはちゃんが小石を蹴ったか否かでさえ運命が変わる程、蝶の羽ばたきというものは強力なものである。
そんな中でイレギュラーとして発生した｢｣の存在によって、この世界におけるドッペルは、
①｢最初は欠陥もあったけど、ちゃんとわたくし達が適宜アップデートを重ねて改良し続けてるから、今は大丈夫な筈だよ？｣
②｢心が弱かったり不安定じゃなければ、直ちに問題はないにゃー｣
③｢乱用や長期使用には相応の負荷が掛かるけど、そもそもドッペルの過剰使用なんて普通は起こらないよね？｣
④｢現時点ではドッペル症などのリスクがあるのも事実だよ？でも将来的には全てを解決する算段はあるからね！｣
dice1d4=4 (4)

おい

はい

ﾎﾎ…

はい…

よく「」ちよさん戻ってこれたな

終わりだ

我々の叡智さえあれば乗り越えられないものなんてないにゃー

勿論｢｣が悪いという訳では無いし、｢｣が願いを叶えてしまったからこの世界の法則が乱れてしまったという訳でも無い。
無いのだが、どうも少しズレは生じたようで、マギウスは自動浄化システムこそ完成させ神浜市全域に広げたものの、その完全な調整まで完了しているとは言い難く、ドッペル症などのリスクがある事も事実ではあるらしい。
灯花ちゃんは恐らくその辺も含めて、被験体として推定神浜市初の暴走ドッペルとなった｢｣の譲渡をみかづき荘を許す条件として提示したりがあったのだろうと推察されるが、そこら辺はまあ……そういうものとして置かせてください。
この辺全部理屈を考え出すとわたしは非-魔法少女論まで引っ張り出す羽目になるぞ！

割り切らないとおまけテキストの分量が無限に増えてしまう

大丈夫？我々の知らないうちに裏で黒江がグズグズの泥に沈んでない？

ちなみに改善の見込みなんかは、
①イブの完成と共に世界全土に広める際の余剰エネルギーで完全なものに更新可能な見込み
②度重なる調整によってリスクは減らしており、年単位掛かるが完全な無害化も可能
③超長期的に見ればリスクを0にする事は可能であるが、その為にはまずシステムを完全稼働させないといけないので、やはりエネルギーが必要
④とにもかくにも症例が少ない為、机上での計算は可能だがリスク撲滅の具体的な理論化まで至っていない状態
dice1d4=2 (2)

一番安全

アレ…もしかしてはぐむん達今マジで危ない…？

◆現在調整中◆
◆濫用は非推奨な◆

マギウスにとって解放は第一義だからな…

リスクは最小限に抑えられているダイジョブダッテ！

【データに不足】
【ドッペル症】
【危険】

これは二部後も調整を続ける必要が

一応マギウスはマギウスでそれが不味い事も重々承知しており、幾度もの調整によってそのリスクそのものは減らしつつあるが、ドッペル自体が既存の魔法少女の法則に逆らうものである事もまた事実であり、その関係上天才の知能を以てしても完成には年単位での調整が必須である様子。
まあつまり灯花ちゃん的には、バグはあるもののそのまま魔女化するよりは何億倍もマシなので稼働させているが、当然作った側としてその辺を改良する気はあるのに、みかづき荘はドッペルは危険だと喧伝して回っているという状態。
何が面倒かって実際に今のままだとドッペルに少ないながらもリスクがあるのもそれはそれで事実なのがまた厄介、って話になるみたいです。

>リスクは最小限に抑えられているダイジョブダッテ！
可能な限りじゃないですかー！やだー！

魔女になるよりはマシなのである

魔女化よりマシ！そうだね

なるほどね
だから「」ちよを調べさせてくれと申し出たんよ

>だから「」ちよを調べさせてくれと申し出たんよ
私達の友達になにをする気！？

>>だから「」ちよを調べさせてくれと申し出たんよ
>私達の友達になにをする気！？
隅々まで調べますにゃー

まあ主人公たちがマギウス潰すゾ！！ってやってるから年単位ものんびり研究調整はさせてもらえないんだが…

まあ……ここまで分かれば大丈夫だな！
後は賽の目と話の流れ次第という事になる。

という訳で、マギウス達に対抗する為に、自分達も強くなるという決意を固めたみかづき荘。
彼女達は、
①シンプルにトレーニングを
②リスクは覚悟の上で、ドッペルの制御を
③根本的な人数差を改善する為にも、仲間を増やす事に
④｢私達にも教えてくれないかしら……時女一心流を｣
dice1d4=1 (1)

一番地味

「」に迷惑はかけたくないわね…迷惑は…

だったら/鍛えnight

そんな訳で、チームみかづき荘は総出でトレーニングを始めました。
具体的には、
①とにかく一撃で相手を行動不能に陥らせる力の入れ方を
②多対一での細やかな立ち回りを
③消耗を抑えながら長時間戦う為の技術を
④ドッペルを相手に力負けしない総合的な戦闘力を
⑤全員の息を合わせて動くコンビネーションを
⑥そんな時こそ古流武術の動きを取り入れるのです
dice1d6=1 (1)

力こそパワー

ドッペルを発動させなければよいのだ

ニヒッ！割っちまえば楽だぞ

さなステルスして奇襲をかけるのだ

初手ドッペルされる前に落とせばいい
簡単だな

こういう4を引いてほしそうな時にこそダイスは引いてくれないんだよおねえちゃん

Q.マギウスの翼の中にもドッペルを使ってくる相手がいます。どうしたらいいですか？
A.一撃で行動不能にしろ。

奥の手としてドッペルが出てくるのならば、その奥の手も切れないほどの速度と正確さで一撃を叩き込み、そのまま昏倒させてしまえば良い。
かなり手荒いやり方ではあるが、だからこそ最大限力を込めながら、それでいて相手を殺さずに無力化するだけのコントロールも求められる非常に難度の高い物を、付け焼き刃でもなんでも身につけようとしていたのである。

フェリシアなら忘却あるしなー

さなちゃんとかピッタリだし

偵察を行う別働隊としてチーム三日月荘が動く中、時間を取って鍛錬に励んだチームみかづき荘は、
dice9d100=89 69 78 81 75 66 13 83 88 (642)
(左からいろは、やちよ、鶴乃、フェリシア、さな、みふゆ、かえで、ももこ、レナ)
(50以上でどうにか塩梅を掴む)

さなちゃんのステルスアンブッシュは実際脅威でありごあんしんです

なんだこいつら才能の塊か？

ふゆぅ…

素晴らしい付け焼き刃でーす！！！13！！！！

かえでちゃんはそういうの向いてないからな…

>なんだこいつら才能の塊か？
そうだが？

翼の方針も相手がドッペルに馴れる前にゴリ押しだしやはりパワー…!

>かえでちゃんはそういうの向いてないからな…
確か今回の記憶上映会で一番怯えてたのもかえでちゃんだったし今回のそういう枠なのかもしれん

かえでちゃんはマギアアタッカーだから

キモいペットは平気なのに…

それぞれが見敵必殺……もとい見敵必倒の極意を掴む中、かえでちゃんだけはダメだったみたいです。
というのも、
①同じ魔法少女を凄い力で殴るとか無理
②根本的に物理でそれだけのパワーを出すのが苦手
③自分には合わないと分かっていたのでサポート役の練習に回っていた
④なんか吹っ切れちゃった
dice1d4=3 (3)

まあセーフ

かえでちゃんのウリはカラテじゃなくてジツだから…

合う合わないはあるからな…

たとえば足絡めるとかでもやちよ級には十分な補助となるのだ

｢私はあんまりそういうの得意じゃないから……だから皆のサポートが出来るように、練習するね！｣
かえではどうにも自分がその類の荒事に向いていないという自覚を持っているらしく、直接戦闘ではなく魔法による植物などを介した妨害や足止め等、自分に出来る事を練習していたらしい。
周りも当然それを咎める事も無く、むしろ最短で決着をつけるならばそういうサポート要員は必要なので、かえでにその役を担ってもらうという方針だったのだろう。

ごめんちょっとGが出たので戦ってきます

そういえばいろはちゃんは「」ちよの歩き方に違和感抱いてたな

ああ…Gは強敵だからな

Gの魔女ね！！！死になさい！！！！！

>Gの魔女ね！！！死になさい！！！！！
見た目だけで最悪じゃん

なんよ投げて無効にしよう

おねえちゃんのあのクソせまい四畳半空間にもGなんて出るんだねおねえちゃん

Gの魔女は使い魔からすぐ魔女になるからグリーフシードを養殖できるな!

>Gの魔女は使い魔からすぐ魔女になるからグリーフシードを養殖できるな!
キモいからだめ

お待たせいたして申し訳ないはかーなしてきました
夏場はなんか出てくるよねあいつら
これはダイレクトマーケティングと言われても仕方ないけどわたしは凍殺ジェットに絶大な信頼を置いている
凍らせたあとトイレットペーパーとかで掴んでギュッと握ってグシャッてするとね、確実なんです
まあとりあえず続きをやります

お疲れ様

さすがに体粉々になると絶命するからな…

まあそんな訳で、チームみかづき荘が遠距離からの拘束や目眩しなどのサポートをかえでが行い、後はみふゆが調整しつつ、メインはやちよ達近接系の魔法少女が一撃で張り倒すという戦法を確立し始めていた頃。

偵察として出ていた｢｣達は、
①幸いまだ情報が完全には出回っていなかった為、ウワサを何体か破壊していた
②羽根達との戦闘になっていた
③｢やちよさん達はトレーニングをしてるみたいだし、私達も必要かもしれないわね……鍛錬が｣
④観覧車草原のうわさを仕入れていた
dice1d4=1 (1)

隙をついて冷却

第二の三日月荘なんて普通ならホラーだしね

暗殺チーム時女

なんか
ベテランさんが
ふえている

>第二の三日月荘なんて普通ならホラーだしね
第三の三日月荘もございます

順調だ

｢偵察とは言ったけど、このくらいならまだ何とかなりそうね｣
｢｣達はたった四人で威力偵察を試みながら各地を転々とし、
｢まだ情報が出回っていない事が大きいんだと思います。何せやちよさん達が不覚を取ったのは昨日の事ですし……｣
時女一心流の持つ歩法などの技術も活かし、
｢それにわたし達、こういうのは結構向いてるからね！｣
羽根達との戦闘を避け、勝てる相手だけを的確に狙う事でウワサ達を何体か退けていた。
｢とはいえ、それも今の内くらいなものよ。……やちよさん達、上手くモノにしてくれると良いのだけど｣

たった四人(ジツを使う魔法少女とジツをインストールしたやちよさん)

そんなこんなでウワサが破壊されていく中、
①東に遊園地が出来るといううわさが
②チームみかづき荘も復活し、本格的にウワサ狩りが
③やちよの元に東から連絡が
④ここに来て羽根から亡命者が出始めた
dice1d4=2 (2)

ひと狩りいこうぜ！

よし

なんで神浜にニンジャがいるんだよ

>なんで神浜にニンジャがいるんだよ
おかしいと思いませんか？あなた

遂に新たな戦闘スタイルを確立し、復活してきたチームみかづき荘は、今度こそ不覚を取らぬよう、チームを分ける事無く全員で対処に当たるというとんでもなくクソみたいな質と量のゴリ押し戦法でウワサを粉砕していく事を決めると、全員で再びウワサ狩りに乗り出す。
その為に現時点で判明しているウワサに付いて並べ立て、密集しているのが里見メディカルセンター付近であると把握すると、その近辺を殲滅して回り始めた。

>なんで七海やちよ2人いるんだよ

そうして出てくるのは、
①あれ？これ本当に大丈夫？という様子の羽根部隊
②自信満々の羽根部隊
③｢一回は勝てたんだから、次も……次も大丈夫だよね……！｣
④｢それ以上は許さないでございます｣｢ウチ達がやらなきゃ……やってやる！｣
⑤｢わたくし達の邪魔ばっかりして！……いい加減目障りだよ、環いろは｣
⑥｢……遂に出てきてしまいましたか、あなたが｣
dice1d6=1 (1)

七海やちよが負けた…？
ならもう一人連れてくればええ！

もしもしマギウス
これ大丈夫？

七海やちよ達を一度は退けた。
そんな報告を受けた羽根達は、再び動き始めたチームみかづき荘に対処するべく、里見メディカルセンター付近での防衛に自信満々でやってきた……のだが。
どうにも様子がおかしい。
まず数が多い。
最初に聞いた時は6人を相手にしたと言っていたはずだが、今は
①9人
②9人
③13人
④｢……目の錯覚かな？七海さんが二人いるように見えるんだけど……｣
dice1d4=1 (1)

（きっと幻覚だなみふゆさんもいるし…）

七海やちよが2人いるわけないでしょう…常識的に考えて…

現在、チームは9人。
それでも9人の魔法少女が徒党を組んでカチコミに来ているという時点で、はっきり言って割とシャレにならない。
その上、前回負かしたはずだというのに、全くへこたれていないどころか、自信と余裕さえ感じる表情で練り歩いている。
防衛の為に回された羽根の内、一人は思った。
あれ？これまずくないか？と。
①それでも戦わなきゃいけないので戦う
②かえでが予め仕掛けておいたトラップが作動
③みかづき荘に先手を取られた
④｢残念だけど、あなた達……戦う前に負けてるのよ｣
dice1d4=4 (4)

暗殺者のエントリーだ！

そんな言葉が不意に耳に入った。
慌てて黒羽根が後ろを振り向いた時、そこには信じられない光景が待っていた。
既に意識を狩られ、その場に倒れている自分の同僚達。
そして、七海やちよ。
そんな筈は無い、七海やちよは確かにさっきまで遠くの方を仲間達と共に歩いていたはず……。
となれば、目の前にいるそれはなんなのか？
脳が思考を拒みながらも、何とか攻撃を繰り出そうとしたその時。
｢｣の放った高速の一撃が、羽根の意識を刈り取った。

ウワサ防衛部隊だ
七海やちよが目の前に2人いる

ハイクを詠め！

幻術なのか…！？

アイエエエ！ヤチヨ=サン！？ナンデ！？

やちよ達が表立って動く傍ら、｢｣達はあえてその周囲を動き回り、やちよ達を攻撃しようとする羽根達に奇襲を仕掛けるという役を担っていた。
陽動と奇襲、更にそれを抜けたとしても、やちよ達はトレーニングによって多少ながらもパワーアップし、これまでのように容易に不覚を取る事も無いだろうという羽根達にとっては最悪の二段構えで行動に当たっていたのである。

ウアアア七海やちよジャーッタスケテクレーッ

無法すぎる…

YRS（ヤチヨリアリティショック）

やちよに「」ちよをかけて100倍だ！
わかるか！この算数が！

そうして里見メディカルセンター付近を動き、数多の羽根達を無力化し、ウワサを轢殺していく中で得られたのは、
①多くの羽根達の顔写真
②東の方で動きがあるという断片的な情報
③遊園地のうわさについて
④｢……待ってください、それは本当なんですか？｣
dice1d4=2 (2)

漠然としてるか

やちよ達は多くのウワサを撃滅する事には成功したものの、少なくとも、里見メディカルセンター自体には有力な手掛かりがある様子は現状無いだろうという事も調べがついた。
しかし、倒れた羽根達……中でも部隊のリーダー的な役回りを与えられている白いローブの者達の中には、情報を持っているものもいた。
それを、
①やちよと｢｣のWやちよリアリティショックによる錯乱で
②レナが羽根の一人に化けて起こすという策で
③七海流尋問術
④時女流尋問術
dice1d4=1 (1) で吐かせる事に成功したやちよ達は、東の方で何やら動きがあるらしいという事を知った。

うむ
七海が増えるとはとんだ異常事態だぞ

幻術なのか…！

4大丈夫？本物の拷問術じゃない？

アイエエエエエ！？七海やちよ！？七海やちよダブルナンデ！？

>幻術なのか…！
いや…幻術ではない！(絶望)

フジキドが2人いるくらいの絶望

みふゆさんがこっちにいるから幻術で押し通せるのが強い
卑劣な策だ…

｢……こういうやり方はあまり好きではないけれど｣
｢あくまで情報を得る為よ……それ以上の事をするつもりは無いわ｣
やちよと｢｣、二人の七海やちよが意識を失った白羽根の前に並び立つ。
目を覚ました白羽根は、目の前の光景に……自分がまだ夢の中にいるのではないかと混乱した。
しかしその直後、奇襲を受けた事で生じた痛みが、これが紛れもない現実であると雄弁に訴えかけてくる。
｢……は、話す……知ってる事は話すから許して……！｣
あの七海やちよが二人いて、それが両方とも武器を持って自分の前に立っている。
この時点で最早自分に勝ち目が無い事を悟った羽根は、半ば錯乱し、命乞いでもするかのように情報を吐いて逃げていった。

>この時点で最早自分に勝ち目が無い事を悟った羽根は、半ば錯乱し、命乞いでもするかのように情報を吐いて逃げていった。
かわうそ...

あんまり追い詰めるとオヌシにインタビューする！とかやっちゃうのでこれくらいでちょうどよいやっちゃん

それで、
①東にはやちよ達が乗り込む事に
②東には｢｣達が乗り込む事に
③｢……東にはワタシが行きます｣
④もう全員で行こうぜとなった
dice1d4=3 (3)

アイツ七海やちよが二人いたとか言ってるぜ
みふゆさんの幻術でもキメてんじゃねえのか？

単独行動は死亡フラグだからやめとけやめとけ！

(みふゆがなんやかんやで捕まってウワサと合体させられるんだな……)

まさか…みふゆ！？