二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1721662229189.png-(2858494 B)
2858494 B24/07/23(火)00:30:29No.1214008435そうだねx3 03:23頃消えます
わたしの名は霧羽「」さね、究極の名探偵……そして今はこの物語をサイコロで組み立てている非ー魔法少女である。
あらすじのような以下省略。
年齢は19歳
本来の外見は身長並(156cm)/胸貧/尻大/足細
一人称は私で、故郷らしきものは霧峰村
本来のステータスは暴力6/因果38/知能34/口先30/天運79/外面12/性根68。
願いは「私を七海やちよにしてほしい」
現在の固有魔法は「魔法少女の希望を受け継ぐ」
活躍度の目安はゼロ章79/一章40/二章70/三章62/四章30/五章4。
元モデルだった「」は、紆余曲折あって記憶や経験まで含めた七海やちよの生き写しとなったが、結果として自分を見失った。
物語は現在第六章、ドッペルと化した「」は、深い眠りの中で、決して叶うはずも無い夢を見ていた。
ちょっとこう……結末を受け止めるのに時間かかったというか、コレ見た後でわたしやるんか?という気持ちが無いでもないけど、ペースが大事なので続きやります。
@やらねばなるまい
A流石に来るものがあったねおねえちゃん
dice1d2=2 (2)
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/07/23(火)00:31:09No.1214008663+
・前回のあらすじ
>夢の中の「」の姿は、まるで異なっていた。
>その声は凛としたものでは無く、そのスタイルは決して完璧とは言い難く、背も並程度しかない。
>「だからさ、静香ちゃんもすなおちゃんもちゃるちゃんも、もっとファッションとか興味持った方がいいって感じ!」
>「私はこれでも持ってる方だと思うんですが……」
>「それは私も一緒!これでも結構身なりには気を使ってるのよ?」
>「うーん……「」さんが言うならそれもいいかもしれないけど、でもな〜……推理小説とか買うお金がな〜……!」
>「だったら、私が買ってあげよっか?これでも私モデルだし?友達に奢ってあげるくらいのお金はあるっていうかさ」
>「「」さん、そういうのは良くないですよ!」
>「私達は対等な仲間、そうでしょ?」
>「そうだよぅ!自分で言っといてなんだけど……あっ、そうだ!だったら「」さん、今度古着屋とかでわたしの服選んでよ!それをちゃんと自分のお金で買うから!」
> そんな何気ない日常の中で、「」はただ穏やかに笑っていた。
224/07/23(火)00:33:25No.1214009399そうだねx5
幸せな、絶対に有り得ない夢の中で微笑む「」。
現実のドッペルは
①魔女を叩き潰していた
②羽根の魔法少女達と対峙していた
③同じく眠りについたかのように沈黙していた
④記憶ミュージアムに
dice1d4=4 (4)
324/07/23(火)00:33:32No.1214009428+
悪く言えばよくある俺達の戦いはまだまだ続くぜENDだけどみんななんとか受け止めて前に進んでて安心した
早乙女のジジィ…あいみちゃん出なかったぜ…
424/07/23(火)00:33:59No.1214009571+
>C記憶ミュージアムに
ドッペルすら気配りのタツジンとかどうなってんだよ「」ちよ
524/07/23(火)00:35:55No.1214010225そうだねx1
穏やかな「」とは反比例するかのように、絶えず動き回っていたドッペルは、記憶ミュージアムにいた。
①マギウスを破壊する為に
②三日月荘とみかづき荘の障害を排除する為に
③ウワサの力に引き寄せられるように
④「このドッペルをキャプチャーするの、中々ハードだったんだヨネ」
dice1d4=3 (3)
624/07/23(火)00:38:10No.1214010865+
むふっ身体は正直だね
724/07/23(火)00:38:45No.1214011032そうだねx1
ドッペルは走る。
マギウスの操るウワサの持つ、独特の力に引き寄せられるように。

一方その頃、チームみかづき荘は
①みふゆの手引きでわざと記憶ミュージアムへ
②班を分けて捜索する中、いろは達が記憶ミュージアムへ
③みふゆの手引きで敢えて記憶ミュージアムへ
④「……七海やちよ」「あなた達は、あの時の……」
dice1d4=3 (3)
824/07/23(火)00:39:32No.1214011267+
みふゆさんも気配りのタツジン
924/07/23(火)00:41:22No.1214011788+
「これは……もしかしたらチャンスかもしれません」
依然としてマギウスの中間管理職として潜入を続けていたみふゆは、みかづき荘の他の面々に対し、マギウスが行っている勧誘活動の一環として開かれている"魔法少女の真実"の説明会に、いろは達を連れてくるようにと言われた事を伝えた。
「魔法少女の真実……みふゆ、それはもしかしなくても」
「……はい、その事です。だからこそ、その場にはマギウスが確実に姿を現します。そこで捕える事が出来れば、交渉の材料になるかもしれません」
1024/07/23(火)00:42:20No.1214012056+
にゃー?
1124/07/23(火)00:43:15No.1214012335+
相手は確かに、強大な力を持つマギウスの一人。
しかしこちらも充分な人数がいて、屋内である事も合わさってマギウス側もそう多くの人員を割く事は難しい筈だ。
そう考えたみふゆは、この提案こそが最大の好機と考え、全員に記憶ミュージアムへ向かう事を促した。
1224/07/23(火)00:45:04No.1214012806そうだねx3
そうして訪れた記憶ミュージアム。
そこに待ち受けていたのは、
①里見灯花とある程度の護衛達
②灯花とアリナ
③先んじて突入していた静香達
④絶賛マギウス達と戦っている「」のドッペル
dice1d4=1 (1)
1324/07/23(火)00:45:42No.1214012947+
いざ戦っていいよってなると灯花はアーチ級カトン使いなのだ!
やめろ!勝てるわけがないにゃー!
1424/07/23(火)00:46:59No.1214013270+
むふっ…なんだい…物理的に魂削ってる僕と違って君は元気いっぱいだね灯花
1524/07/23(火)00:47:15No.1214013352そうだねx3
「"初めまして"、環いろは。それと……みかづき荘の魔法少女達、だったかな?わたくしは里見灯花、マギウスのひとりだよ」
「……そんな……灯花ちゃん……?」
三人いるというマギウスの一人をここで何としてでも捕らえ、交渉材料として確保する。
その為にやってきたチームみかづき荘だったが、いろはに突きつけられたのは、懸念通り灯花がマギウスに関わっている……それどころか、マギウスのトップであったという残酷な現実だった。
1624/07/23(火)00:48:55No.1214013834そうだねx7






1724/07/23(火)00:50:12No.1214014193+
ドッペルシステムはあなたたちが思ってるような欠陥品じゃないんだよー!
それを説明してやるにゃー!
1824/07/23(火)00:51:55No.1214014695そうだねx1
現実を前に揺らぐいろはと、その狼狽に慌てる仲間達。
そんな中でも状況は動き、灯花は魔法少女の真実について講義を始めようとする。
いろはの様子は良くないが、これ以上待っている訳にはいかない。
何も知らない後輩達は、何も知らないままでいた方が良い。
みふゆは徐に、講義を始めようとしている灯花の方へ歩いていく。
そして、
①「……くふふっ、わたくし達が裏切りを見抜けていないと思ってたの?」
②「残念だけど、みふゆの思惑を読むなんて、わたくしには赤子の手をひねるより簡単なんだよ?」
③「全く……今更になって昔の仲間に絆されるなんて残念だよ、みふゆ」
④みふゆの奇襲
dice1d4=1 (1)
1924/07/23(火)00:52:41No.1214014909+
くっそ〜賢しいガキめ〜
2024/07/23(火)00:54:29No.1214015405+
あと数歩近付けば、確実に一撃を入れられる。
その混乱の隙にやちよ達が動き、一気に制圧してしまえば……。
そう思っていたみふゆの前に、
①モブの羽根達が
②天音姉妹が
③アリナが
④灯花自身の攻撃が
⑤教官と呼ばれる白羽根が
⑥「僕の手を煩わせないで欲しいな」
dice1d6=2 (2)
2124/07/23(火)00:55:06No.1214015554+
ナムサン!ミフユ=サンのアンブッシュ失敗!
2224/07/23(火)00:56:44No.1214015987+
まだなんとかなるか?
2324/07/23(火)00:56:45No.1214015992+
ラストエピソードで喋れてよかったでございますねー
2424/07/23(火)00:56:46No.1214015995+
燦様は1部に出てきていい強さじゃないぜ
2524/07/23(火)00:57:34No.1214016169+
「ウチら、信じてたのに……!」
「みふゆさん……本当に、残念でございます」
みふゆの前に立ちはだかったのは、天音姉妹。
灯花はみふゆの動向と、あまりにも精度の高いみかづき荘のウワサへの攻撃から、彼女を裏切り者だと断定し、先んじて手を打っていたのである。
天音姉妹を選んだのは、
①古参である程度の信頼性があるから
②みふゆシンパだからこそ、みふゆの裏切りに一番怒ると踏んだ
③笛花共鳴による足止め力の高さを買った
④「別に誰でもよかったよ?だってわたくし、別に護衛なんか居なくても強いから」
dice1d4=2 (2)
2624/07/23(火)00:59:31No.1214016620+
グビッ
2724/07/23(火)00:59:41No.1214016660+
天音月咲と天音月夜、二人の姉妹はみふゆに対して全面的な信頼を置く、言うなればみふゆシンパと言ってもいい魔法少女である。
しかし信頼というものは反転すれば恐ろしいもので、それまで何よりも強く、深く信じていたものを敵と看做せば、それだけ怒りも大きく膨れ上がる。
灯花は彼女達ならば、みふゆの裏切りに対して誰よりも憤り、確実な足止めをしてくれるだろうと考え、二人を自らの護衛に回したのであった。
2824/07/23(火)01:00:17No.1214016803+
悪辣な
2924/07/23(火)01:02:30No.1214017284+
「それじゃあわたくしを騙し討ちしようとした裏切り者のみふゆはそっちの相手をしてもらうとして……思惑の外れたあなた達はどうするのかにゃー?おバカさんの集まりじゃないなら、ちゃんとわたくしの話を聞いてくれるよね?」
上手く相手の策を逆利用し、引っ掛けられた事に笑う灯花は、周囲の部下達に指示を出し、包囲しながらそう問い掛ける。
問い掛けと言っても、それは最早脅迫も同然の行為であった。
3024/07/23(火)01:02:40No.1214017324そうだねx2
命ちゃんの時アリナの裏切り察知できてなかったのとは大違いなの…
3124/07/23(火)01:03:06No.1214017445+
ガバウスじゃないなんて…
3224/07/23(火)01:04:28No.1214017748+
いろは達は、
①「……こうなった以上は仕方ないわ……やるわよ、皆」
②「そんな脅しで、アタシ達が今更止まるとでも!」
③「……でも、魔法少女の真実って……」
④「……灯花ちゃんが今から話す事に、嘘は無いんだよね……?」
dice1d4=1 (1)
3324/07/23(火)01:06:12No.1214018110+
決戦だー!
3424/07/23(火)01:06:38No.1214018225+
しかしみかづき荘も、ここまで来てはいそうですかと引き下がる訳にも行かない。
計画は大きく変わり、勝率も格段に下がりはしたが、それでもやる事は結局変わらない。
ここでマギウスの首魁の一人を捕え、正確な情報を吐かせ、充分な知識を持って交渉に望む。
その為にやちよ達は武器を構えると、羽根達に突撃していく。
3524/07/23(火)01:07:02No.1214018317+
時女は何処に…
3624/07/23(火)01:08:36No.1214018675そうだねx6
しかし、相手が灯花であると知ってしまったいろはは、
①「……それでも……それでも、妹が悪い事をしてたら……止めるのがお姉ちゃんだよね……」
②「灯花ちゃんがマギウスなら、きっとねむちゃんも、ういも関わってるはず……私が止めなくちゃ……!」
③「……でも、私……やっぱり戦えないよ……」
④ソウルジェムに濁りが
dice1d4=1 (1)
3724/07/23(火)01:09:07No.1214018787+
>@「……それでも……それでも、妹が悪い事をしてたら……止めるのがお姉ちゃんだよね……」
🦋👍️
3824/07/23(火)01:10:32No.1214019080+
例え相手が灯花であっても。
いや、灯花だからこそ。
自分が戦ってでも、彼女を止めなければならない。
そう決意したいろはもまた、武器を構えて戦列に加わっていく。

dice3d100=77 32 25 (134)
(一つ目>二つ目でみかづき荘の優勢。マギウスに灯花補正+30。三つ目が50以上で乱入者が)
3924/07/23(火)01:10:55No.1214019168+
にゃー!?
4024/07/23(火)01:11:02No.1214019189+
にゃー!?
4124/07/23(火)01:11:20No.1214019240+
メンタル安定してるやちよは止まらない
4224/07/23(火)01:11:40No.1214019312+
みかづき荘は強い
4324/07/23(火)01:12:05No.1214019416+
30補正で負けてるくらいで叫び声上げないで欲しいワケ
4424/07/23(火)01:13:16No.1214019681+
そうして始まった戦いは、意外にもみかづき荘に有利なものとして進んでいた。
一口に魔法少女と言ってもその力はピンキリで、羽根としてマギウスに加わる者達のある程度は、一般人と比べれば確かに常軌を逸した力を持ってこそいるものの、一人では到底生き残っていけない者や、それだけの強い心を持てない者達の集まりである。
戦いにおいて数は大きな指標であるが、時としてそれは遥かに上回る質によって覆され得る。
端的に言えば、みかづき荘という強力な魔法少女達が集まって出来たチームを前には、羽根達では相手が悪かったのである。
4524/07/23(火)01:14:50No.1214020001そうだねx2
しかし、
①「「笛花共鳴!」」
②「そろそろわたくしも本気出しちゃおうかな〜?」
③羽根達が次々にドッペルを解放
④「灯花……ワタシはもう、止まるつもりはありません!」
dice1d4=4 (4)
4624/07/23(火)01:15:21No.1214020116+
だがみふゆも精神的に強かった。
4724/07/23(火)01:15:29No.1214020144+
逆転失敗
4824/07/23(火)01:16:54No.1214020443+
しかし……と言うべきかなんというべきか。
灯花は羽根達とみかづき荘が攻防を繰り広げる中で、自らの魔法を用いて特大の一撃を打ち込む準備を進めていたが……
「ワタシはもう……止まるつもりはありません!決めたんです、例え誰に失望されようと、全てを失おうと、ワタシはやっちゃんの味方であり続けると!」
そこに天音姉妹との戦いを切り抜けたみふゆの攻撃が放たれた。
dice2d100=31 56 (87)
(左>右でみふゆの勝利。灯花にマギウス補正+50)
4924/07/23(火)01:18:03No.1214020689+
だが灯花は強かった。
5024/07/23(火)01:19:27No.1214020968+
「……仕方ないから、これはみふゆにあげる!」
しかし灯花はチャクラムを放ってきたみふゆに対し、チャージ途中の魔力を放つ事で、攻撃を弾きつつ反撃を与えてみせた。
「くっ……灯花……!」
「お友達の為に全てを賭けられるなんて立派な心掛け、わたくし感動しちゃった!……なんて言えばいいのかにゃー?残念だけどみふゆ、思いだけあったって現実は変わらないよ?」
5124/07/23(火)01:20:30No.1214021196+
dice3d100=22 53 84 (159)
(一つ目>二つ目でみかづき荘の優勢。マギウスに灯花補正+20。三つ目が50以上で乱入者が)
5224/07/23(火)01:20:48No.1214021254+
ついに来たか…!
5324/07/23(火)01:22:40No.1214021614+
時女組か「」ちよさんか両方か
5424/07/23(火)01:22:44No.1214021630+
誰だ
5524/07/23(火)01:23:09No.1214021710+
PMHQかも
5624/07/23(火)01:23:37No.1214021790+
「まだで、ございます……みふゆさん……あなたは絶対に……!」
「ウチ達が足止めしてみせる……!」
「……まだ立ってくるんですか……!」
灯花によって吹き飛ばされたみふゆは、再び天音姉妹の攻撃を受け、フリーとなった灯花は一度収束を諦め、魔力の絨毯爆撃によってみかづき荘を襲う。
マギウスからの直々の援護を受けた事で指揮を上げた羽根達は、先程までの彼女達以上に無謀な攻撃を仕掛けていき、だんだんと対処に手間取るようになっていく。
5724/07/23(火)01:24:38No.1214021971そうだねx2
しかしそこへ現れたのは、
①「」のドッペル
②静香達
③上記両方
④ここでアリナ
dice1d4=2 (2)
5824/07/23(火)01:25:06No.1214022063+
乱入者のエントリーだ!
5924/07/23(火)01:25:40No.1214022177+
焦るな…まだその時ではない…
6024/07/23(火)01:26:10No.1214022277+
ちゃる…すなお…出番よ…
6124/07/23(火)01:27:09No.1214022476+
怪物となってしまった「」を介錯するべく、何日も神浜市内を奔走していた静香達。
彼女達はその中で見つけた怪しげな黒いフードの集団から勧誘を受けていた。
「まぎうす……悪いけど、私達はそれどころじゃないわ。探している人がいるの」
当初、静香はそう言って断ろうとしていたが、彼女達が言う"魔法少女の真実"なるものを伝える為の会が近々あると聞かされた事で、悩むようになっていた。
6224/07/23(火)01:28:45No.1214022778+
真実自体は知ってるんだっけ?
6324/07/23(火)01:29:18No.1214022885そうだねx2
「魔法少女の真実……それはあの書物にも書かれていた、巫が悪鬼になるという事ではないのかしら」
「きっとその事だとは思いますが……それだけでは無いかもしれません……!もしかしたら、「」さんを元に戻す方法があったり……!」
「……それは……そんな都合の良い方に行くとは私には思えない……」
「それでも聞きに行ってみる価値はあるよぅ!……多分「」さんの事だと思ううわさを最近聞くけど、まだ誰も死んでないみたいだし……もしかしたらまだ、希望はあるかも……!」
6424/07/23(火)01:31:54No.1214023428+
魔女を蹴散らして魔法少女にも襲いかかるけど程々でどっか行くうわさ…
6524/07/23(火)01:32:19No.1214023514+
マギウスの言う魔法少女の真実と救済。
それがもしかしたら、「」を介錯せず、救い出す為の手掛かりになるかもしれない。
そう考えた静香達は、指定された記憶ミュージアムへと向かう事にした。
「……におう……この中、少しだけにおう!」
「ちゃる、それは本当ですか!?」
「間違いなく悪意のにおいだと思うんだけど……でも、そんなに強くないような……」
「……だとしても警戒するに越したことはないわね。気を引き締めていくわよ」
記録博物館の時点でにおいを感じたちゃるの警告を受けた静香達は、しっかりと戦闘の姿勢を取った上で、内部へと突入していく。
6624/07/23(火)01:35:02No.1214024007+
記憶ミュージアムへと踏み込んだ静香達の前に拡がったのは、数多の魔法少女達がお互いの身を削り合いながら戦う、巫であった彼女達からすればある種異常にさえ思う光景であった。
そんな中で静香達は、
①「……「」!?」
②「……違う、あれは七海やちよ……!」
③「この状況、どちらに付くべきなのかしら……」
④「……やっぱりちょっとにおう!あの子からだ!」
dice1d4=2 (2)
6724/07/23(火)01:35:49No.1214024145+
“敵”だね
6824/07/23(火)01:37:06No.1214024381+
"偽物"が!!
6924/07/23(火)01:37:18No.1214024419+
「もう二度と見間違えたりしません……あれは「」さんじゃない、七海やちよ……!」
静香達がその視界に捉えたのは、息を荒くしながらもフードを纏った魔法少女達を蹴散らしていくやちよの姿だった。
①「あなたのせいで、「」は……!」
②「……本当に、七海やちよのせいなのかしら」
③「…………ここは七海やちよの助力に回るわよ!」
④ここまで必死で堪えてきた負の感情が爆発した
dice1d4=3 (3)
7024/07/23(火)01:38:38No.1214024644+
しっかりと冷静だ…
7124/07/23(火)01:40:58No.1214025130+
しかし自分達を突如として襲撃し、「」に何らかの悪影響を与えたはずの七海やちよを前にした静香達は、ここで彼女の助力に回る事を決意する。
「あなた達、もう一人の私と一緒にいた……!」
「正直言って、私達はまだあなたの事を許してないわ。「」も帰って来ないし、三日月荘だって壊れたまま……」
「だけど……「」さんが私達に幻覚を見せてきた事には、きっと何か理由があるはずなんです!」
「だからそれが分かるまでは、やちよさんに死んでもらう訳にはいかないよ!」
7224/07/23(火)01:42:23No.1214025371そうだねx2
チームみかづき荘に更にチーム三日月荘が合流し、
dice3d100=62 48 59 (169)
(一つ目>二つ目でWみかづき荘の優勢。三つ目が50以上で「」がエントリー)
7324/07/23(火)01:42:57No.1214025469+
敵が…敵が多いにゃー…!
7424/07/23(火)01:43:03No.1214025481+
>59
>三つ目が50以上で「」がエントリー
来た!「」ちよ来た!
7524/07/23(火)01:43:55No.1214025623+
>Wみかづき荘
どういう…事だにゃー…
7624/07/23(火)01:45:22No.1214025912+
ついこの間までは、如何なる理由があろうとも人を相手に武器を振るう事への躊躇いがあった。
だが、今は違う。
「」に繋がる手がかりを得るためなら、苦境の中でも戦ってみせる覚悟が、静香達にはあった。
新たに加わった三人の魔法少女達によって戦況は変わる。
完全な乱戦となり、四方に敵味方が散っている状況では、如何に灯花とてフレンドリーファイアを警戒して大技を放つ事が出来ない。
7724/07/23(火)01:47:18No.1214026261+
少しずつ羽根達が無力化され、ふたつのみかづき荘の優勢へと傾いていく中。
記憶ミュージアムの壁を破り、現れる怪物の姿があった。
現れたドッペルは、
①無差別に攻撃を始める
②灯花に狙いを絞って苛烈な攻撃を
③やちよを狙って攻撃を仕掛け始める
④静香とすなおとちゃるを見た瞬間動きが止まった
dice1d4=3 (3)
7824/07/23(火)01:48:30No.1214026460+
やはり…「」ちやちか…!?
7924/07/23(火)01:48:58No.1214026557+
あちゃあ…
8024/07/23(火)01:49:18No.1214026609+
現れたドッペルは、視界に移るその他全ての一切を無視して、やちよに攻撃を仕掛け始めた。
「もう一人の私、あなたは何故私を狙うの!?」
多少状況が落ち着いてきたとはいえ、未だに仲間達は戦っている。
それにここには「」が仲間としていたはずの、静香達の姿もある。
だというのに、それでも尚執拗に自分を狙うのは何故なのか?
問い掛けてもドッペルは返事などせず、ただ己の持つ強大な暴力を振り翳す。
8124/07/23(火)01:49:49No.1214026702+
dice2d100=23 40 (63)
(左>右でやちよの勝利。「」にドッペル補正+30)
8224/07/23(火)01:51:20No.1214026958+
このドッペルがどういう思考で動いてるのかのドッペル解説文が気になるね…
8324/07/23(火)01:52:42No.1214027177+
ボコボコ
8424/07/23(火)01:53:10No.1214027260+
病むなく一体一の状況に持ち込んだやちよだったが、どれほど魔女としての経験と力を持っていると言っても、単独でドッペルに対処する事は困難である。
ましてやそれが記憶に経験、更に力までもが同じ者が、更にそれを強大な物へと変えるドッペルを纏っているのだから、勝ち目が無い事は分かりきっていた。
①「……それでも、話させて……あなたはどうしてそんな姿になったの……?」
②「……これは賭けだけど、やる価値はあるわ」
③「「」、あなたの相手は私達よ!」
④灯花が羽根達に指示を出した
dice1d4=3 (3)
8524/07/23(火)01:54:08No.1214027421+
チャンス逃さない時女
8624/07/23(火)01:54:16No.1214027446+
ドッペルを前に苦戦するやちよの元へ、羽根達を切り抜けて静香達が飛び込む。
そして、
dice2d100=91 29 (120)
(左>右でやちよ達の勝利)
8724/07/23(火)01:55:12No.1214027645+
強いぞ時女一族!
8824/07/23(火)01:55:39No.1214027743+
①静香達とやちよによる、合わないはずの息がピッタリとあった連携攻撃
②静香達三人の攻撃の後、放たれたやちよの完璧なコンビネーション
③三人の全力の一撃を囮に打ち込まれたアブソリュートレイン
④静香達が前に現れた時点で「」の動きが止まった
dice1d4=1 (1)
8924/07/23(火)01:56:41No.1214027921そうだねx5
>静香達とやちよによる、合わないはずの息がピッタリとあった連携攻撃
礼賛する「」
9024/07/23(火)01:57:09No.1214027998+
なんで息が合ったんだろうなあ…
9124/07/23(火)01:58:29No.1214028214+
夢の中で叶うはずのない理想を見せられドッペルは自分が想定した光景に打ち倒され
9224/07/23(火)01:58:35No.1214028231+
合わせやすいように的の方が動いたりでもしたのかなぁ…
9324/07/23(火)01:58:40No.1214028246+
先陣を切ったやちよがドッペルの攻撃を弾き、躱し、捌く。
そうして逸れた矛先を、ちはるの十手と縄が絡めて捕縛する。
がら空きになったドッペルに、静香の流麗な剣が叩き込まれ。
それによって生じた傷に、すなおが追撃を放つ。
四人の完璧な連携攻撃を受けたドッペルは、
①そのまま沈黙した
②燃料が切れたかのように動かなくなった
③無防備なままじっと見つめる
④一瞬だけ元の姿に
dice1d4=2 (2)
9424/07/23(火)02:02:06No.1214028789+
露骨なカイシャク待ちなのだ!
9524/07/23(火)02:02:17No.1214028827そうだねx2
「まだ息はあるはず……だけど……」
「今ならわたし達の声が届かないかな!?ねぇ、「」さん、聞こえてる?ねぇってば!」
「……やっぱり、何も答えてはくれないのね……」
「「」さん……」
何を思ったのか、ドッペルはその攻撃を境に、全く動かなくなってしまう。
そこへ、
①ドッペルを展開した羽根達の攻撃が
②沈黙のドッペル
③「それが暴走してるドッペル……?それ、わたくし達の研究の為に持って帰らせて欲しいんだけどダメ?」
dice1d3=3 (3)
9624/07/23(火)02:02:52No.1214028906そうだねx1
むふっ
空気読みなよ
9724/07/23(火)02:03:56No.1214029069+
純粋な知的好奇心でもあり
今この瞬間だけでも対立するつもりがなくなったという意思表示でもありそう
9824/07/23(火)02:04:34No.1214029163+
そこへ灯花がやって来て、いきなりそんな事を宣いだした。
「あなた……何を言って……」
「わたくし達は魔法少女が魔女になるという運命を回避する為に、自動浄化システムを作ってドッペルで穢れを放出できるようにしたんだけど、そういう欠陥品が生まれるなんて思ってなかったにゃー。折角だからそれ、わたくし達が貰っていってもいいかな?そのデータがあれば今後は同じような個体が発生しないように調整する事も出来るはずだからね」
9924/07/23(火)02:05:30No.1214029343+
魔女ではないことは判明したか…
10024/07/23(火)02:06:44No.1214029540+
突然の灯花の提案を、静香もすなおもちはるも、やちよも。
全員がまるで理解出来ないでいた。
「勿論、タダでとは言わないよ?それを引き渡してくれるなら、わたくし達はこれまでのあなた達による被害を水に流すし……うーん……有用性によっては、みふゆの罪も帳消しにしてあげてもいいよ?わたくし達の目的はあくまで魔法少女の救済であって、あなた達と戦う事じゃないから」
10124/07/23(火)02:07:33No.1214029677+
欠陥品!そうまで言われる謂れはない!
10224/07/23(火)02:08:37No.1214029827そうだねx3
何!?ドッペルとはもう一人の自分が自分の前に現れる現象ではないのか!?
10324/07/23(火)02:09:09No.1214029908+
そんな身勝手な提案を受けた四人は、
dice1d100=62 (62)
10424/07/23(火)02:11:01No.1214030176+
四人は当然怒りと共に灯花の提案を却下する。
だがその怒りと同じくらい、静香達の中には少しだけ安堵の感情もあった。
この状態はドッペルというものの暴走であって、悪鬼に成り果ててしまった訳では無いという事への、僅かばかりの安堵が。
10524/07/23(火)02:11:43No.1214030286+
ドッペルゲンガーではなかったのね…ドッペルゲンガーでは…
…じゃあ何者なのかしら…
10624/07/23(火)02:12:19No.1214030388+
あんまりやちよを怒らせるとやちよの部屋に連れ込まれるんだぞ!
10724/07/23(火)02:13:00No.1214030487+
>ドッペルゲンガーではなかったのね…ドッペルゲンガーでは…
>…じゃあ何者なのかしら…
みふゆさんから一応説明はされてただろ!
10824/07/23(火)02:14:22No.1214030692+
自らの提案を蹴られた灯花は、
①「ふーん……じゃあいいよーだ!まとめて吹き飛ばすから!」
②「じゃああなた達はこれからもずっと、わたくし達の敵だって事でいいんだよね?」
③「……あなた達をここで始末してもいいけど、わたくしにはやらなきゃいけない事が出来ちゃったから……後はウワサに任せるよ」
④「じゃあアリナ、やっちゃって」
dice1d4=3 (3)
10924/07/23(火)02:15:07No.1214030793+
帰るにゃー
11024/07/23(火)02:17:03No.1214031079+
「ふーん……じゃああなた達はこれまでもこれからも、わたくし達の敵って事だよね?ここで始末してあげてもいいけど……わたくしとしてはドッペルの対処を優先したいし、結局魔法少女の真実も語れなかったし……折角だから後はウワサにお願いしようかにゃー」
そこまでの様子はどこへやら、意外にもすんなりと退いた灯花は、引き換えに記憶キュレーターのウワサを出現させると、みかづき荘の面々を強制的に記憶の世界へと引きずり込んでいく。
「もしも真実を知ってわたくし達の仲間になりたいと思ったら、土下座でもすれば許してあげなくもないから、覚えておいてね」
11124/07/23(火)02:18:12No.1214031241+
うーん…わたくし達は魔法少女のためにいーっぱい頑張ってるのにどうしてこうなるのかにゃー…
11224/07/23(火)02:18:17No.1214031259+
その記憶は誰の…どの記憶なんだろうね…
11324/07/23(火)02:20:21No.1214031557そうだねx1
記憶キュレーターの出現と共に、マギウス達は次々と撤退し、残されたみかづき荘の面々はその中に収蔵された記憶──数多の魔法少女達が直面してきた真実の場面……更に、みふゆとやちよが味わった辛く苦しい過去を追体験させられていく。
そして、
①その中にノイズが
②とかはとりあえずすぐは無い
dice1d2=2 (2)
11424/07/23(火)02:20:55No.1214031625+
まだ無し
11524/07/23(火)02:22:34No.1214031819+
魔法少女の魂は、ソウルジェムへと変えられてしまった事。
そして魔法少女はやがて、魔女に変わってしまうという事。
それらを伝えられたみかづき荘は、真実を知るものを除いてそれぞれ、
dice6d100=25 91 33 51 35 43 (278)
(左からいろは、かえで、レナ、鶴乃、フェリシア、さな)
(高いほどダメージを受ける)
11624/07/23(火)02:22:59No.1214031874+
ふゆぅ…
11724/07/23(火)02:23:43No.1214031976+
かえでちゃんが死んだ!
11824/07/23(火)02:24:46No.1214032124そうだねx1
ふゆぅ…今回のダメージはF91で行きます!
11924/07/23(火)02:25:14No.1214032207そうだねx3
「……ももこちゃん、私……私も……魔女に、なっちゃうの……?」
かえでは多大なダメージを受けていたが、意外にも他の面々はある程度それを受け入れていた。
というのも、
①やちよが解散とか言ってないからまだ耐えられるくらいの胆力と余力が残っていた
②暴走するドッペルを見た事で薄々そんな気がしていた
③だったとしても、こうして集まった事を後悔していないという気持ちが強い
④魔女とかソウルジェムとかより、やちよとみふゆの過去が重くてそっちのがつらい
dice1d4=1 (1)
12024/07/23(火)02:25:45No.1214032291+
解散はしないわ…
12124/07/23(火)02:26:16No.1214032365+
ふゆぅ…原作でもわたしはかもレで一番落ち込んでたからねぇ…
12224/07/23(火)02:27:53No.1214032606+
そもそもの話、みふゆがネチネチしてないしやちよもメンタルが安定していて、仲間の事をちゃんと態度に出す形で大切にしてくれている。
そうでなくてもももこだっているし、他にも頼れる仲間達が沢山いる。
だから、例え残酷な真実を突きつけられたとしても折れない。
マギウスの救済という甘い誘惑を前にしても、決して屈しない信頼関係が築かれていたのだ。
多分。
12324/07/23(火)02:29:32No.1214032845+
それでも受け止め難い真実を、仲間達で共に受け止める事で何とか乗り越えたみかづき荘は、
dice2d100=98 19 (117)
(左>右でいろは達の勝利。チームみかづき荘に数の暴力補正+70)
12424/07/23(火)02:29:35No.1214032853+
めんどくさイベントが序盤に土石流めいてやってきた分のリターンが今
12524/07/23(火)02:29:53No.1214032891そうだねx1
>98 19
おお…ナムアミダブツ…
12624/07/23(火)02:29:57No.1214032902+
見事な爆発四散なの
12724/07/23(火)02:31:59No.1214033216+
記憶キュレーターさんかわいそう
12824/07/23(火)02:32:23No.1214033289+
「今更もう、私達はあんな物で揺らがない!」
「スッゲーつれーけどさ……オレ達には仲間がいるからな!」
「連れ出してくれた皆さんの為にも、折れる訳にはいかないんです……!」
「わたしも……わたしだって!今度こそ、やちよとみふゆの力になりたい!だからこんな所でへこたれる訳にはいかない!」
「ふゆぅ……レナちゃん……ももこちゃん……でも、私……!」
「あーもう!いつまで泣いてんのよ!……一回しか言わないわよ!アンタになにかあれば、その時はレナ達が守ってあげる!だからかえで、アンタもレナ達がピンチになったら助けなさいよ!」
12924/07/23(火)02:34:10No.1214033521+
「……アタシ達、良い後輩に恵まれたよな。やちよさん」
「……ええ、そうね。本当に……仲間を大切にする気持ちを取り戻せて良かったわ」
「それでも少し恥ずかしいですね……ワタシ達の過去を知られるのは」

なんて会話がありつつも、全員の一斉攻撃によって、元々噛み合いの関係もあるのかもしれないけど、いろはちゃん一人でも倒せるくらいの戦闘力しかない記憶キュレーターは哀れ爆発四散したのだった。
13024/07/23(火)02:35:18No.1214033657そうだねx2
>なんて会話がありつつも、全員の一斉攻撃によって、元々噛み合いの関係もあるのかもしれないけど、いろはちゃん一人でも倒せるくらいの戦闘力しかない記憶キュレーターは哀れ爆発四散したのだった。
どうして…
13124/07/23(火)02:35:57No.1214033732+
本当に私はこんな大人数の一斉攻撃を受けてしまうのか?
台本を念の為確認したい
13224/07/23(火)02:37:05No.1214033874+
┃アバーッ! サヨナラ!┃
13324/07/23(火)02:37:35No.1214033937+
記憶キュレーターが破壊され、記憶ミュージアムは元の記録博物館に戻り。
残った異物は、依然として沈黙したままの「」のドッペルのみ。
「……七海やちよ、あなた達に聞きたい事があるの」
目の前で、首を差し出すように項垂れて固まったままの「」を見つめながら、静香は戻ってきたやちよ達に問う。
①「……教えて、「」を救う方法を」
②「そんなものがもしも本当にあるのなら……私達はなんでもする」
③「生命だって投げ打ってもいい……!」
④「魔女になっていないのなら、まだ可能性だってあるはずでしょう!?」
dice1d4=1 (1)
13424/07/23(火)02:38:13No.1214034020そうだねx2
全部
言ってそう
13524/07/23(火)02:38:25No.1214034036そうだねx2
みたまの特訓やちよ・「」ちよ編やるか
13624/07/23(火)02:40:29No.1214034283+
時女の刀を握りしめて、懇願する静香と、同じく頭を下げるすなおとちはる。
しかしやちよ達と言えど、ドッペルという現象に対して深い理解を持つ訳では無い以上、何をどう言えばいいのかも分からない。
そこへ助け舟を出したのは、
①いろは
②やちよ
③みふゆ
④ももこ
⑤鶴乃
⑥ここで小さなキュゥべえ
dice1d6=1 (1)
13724/07/23(火)02:41:44No.1214034420+
そうだよなやちみふ以外で唯一まともに「」ちよさんと話したことあるんだもんないろはちゃん
13824/07/23(火)02:43:36No.1214034647そうだねx1
一体どうすればいいのか?
各々が悩む中、いろはは一つの可能性に行き着いた。
それは、
①コネクト
②調整
③「皆の気持ち、止まってる今ならちゃんと伝わるんじゃないかな?」
dice1d3=3 (3)
13924/07/23(火)02:45:01No.1214034805+
かた
にし
14024/07/23(火)02:46:42No.1214034988そうだねx1
如何なる理由かはともかく、ドッペルが動きを完全に停止している今なら、静香達の言葉も届くのではないか?
いろははそう提案する。
「言葉で届くのなら苦労はしないわ……でも……」
「あっ、えっとその……言葉でというか、心を届けるというか……」
「……どういう事ですか?」
「その、私……実はここに来た時は欠けてる記憶があって、小さなキュゥべえを抱きしめてそれが戻ったんです。だからもしかしたら、静香さん達が同じようにすれば、何かが伝わるかもって」
「……確かに、抱きついた事は無かったよね?わたし達」
14124/07/23(火)02:50:30No.1214035424+
戦闘中に、ドッペルとなった「」に抱きつく事など当然出来ようはずも無い。
というかそもそも、これまで見つける事も出来ていなかったのだから試すような機会さえ無い。
しかし今なら話は別だ。
完全に止まっているものに抱きつくくらいは、いくら疲弊しているとしても造作もない事だ。
「やりましょう、一刻も早く」
「折角のチャンス……今は何でも試してみないと!」
「……それで本当に上手くいくのなら……やるわよ、すなお、ちゃる」
三人は手を繋いで息を合わせると、全員でドッペルに抱き着いた。
14224/07/23(火)02:52:35No.1214035669そうだねx2
同時に、コネクトにも調整にも似た輝きが放たれ、静香達の視界が白く染まる。
再び目を開けた時、彼女達の前には
①三日月荘が
②見慣れた「」と、見慣れない女性の姿が
③仮面を被って立っている「」の姿が
④ドッペル体の「」が
dice1d4=4 (4)
14324/07/23(火)02:55:02No.1214035922+
「……どうして、あなた達はこんな所まで来たの?」
ドッペルの姿のまま、微睡みから覚めたように闇の中から浮き上がってきた「」は、目の前に現れた静香達に告げる。
「私達は……どうしてもあなたを斬れなかった。だから代わりに、あなたを連れ戻しに来たのよ」
「「」さん、戻ってきてください……私達には「」さんが必要なんです」
「少年探偵団にはホームズが……っていうのとはちょっと違うけど、とにかく「」さんがいてこそのわたし達なんだよぅ!」
14424/07/23(火)02:56:36No.1214036081そうだねx2
静香達の言葉を受けて、「」の心は揺らぐ。
だが、
①「……"私"にあなた達は必要ない、そう言ったはずよ」
②「そしてあなた達にも、"私"なんか必要ない……」
③「ここから出ていって……消えて!」
④「…………なんでよ」
dice1d4=4 (4)
14524/07/23(火)02:57:14No.1214036143+
「」が出た気がする
14624/07/23(火)02:58:03No.1214036228+
言えたじゃねえか…
14724/07/23(火)02:58:15No.1214036248そうだねx4
「なんでそうまでして、"私"に構うの?どうしてそこまで、"私"に関わろうとするの!?」
①「"私"はただの模造品なのに」
②「"私"は、ここにいてはいけない化け物なのに」
③「"私"なんて本当はどこにもいないのに!」
④「"私"の事なんて、何一つだって知らない癖に!!」
dice1d4=3 (3)
14824/07/23(火)02:58:57No.1214036313+
いやー僕の願いの叶え方が完璧すぎて若干申し訳ないねキュップイ
14924/07/23(火)02:59:47No.1214036384+
馬もそう言ってます
15024/07/23(火)03:00:47No.1214036493+
どれほど突き放しても、どれほど見捨てるような事をしても。
静香達はどこまでも、自分を追ってやってきた。
遂にはこんな醜い場所にまで、踏み込んできてくれた。
だからこそ、苦しくなる。
だからこそ、辛くなる。
「あなた達を救ったのも、救えたのも……あなた達が慕っているのも本当は"私"じゃない……!私(ななみやちよ)なのよ……"私"なんて本当はどこにもいない……"私"じゃなきゃいけない理由なんて、何一つだって無いのに!」
15124/07/23(火)03:01:05No.1214036518+
>いやー僕の願いの叶え方が完璧すぎて若干申し訳ないねキュップイ
おかしいけどすげぇよ魔法少女システム
なんでこんな無茶な注文が文面そのままで完遂されるんだよ
15224/07/23(火)03:03:03No.1214036698+
①「それは違うわ……「」」
②「私達には「」さんの本当の事なんて分からないかもしれません……だけど一つだけ確かなことがあります」
③「「」さんがあの日あの時、あそこにいなかったら……わたし達はきっと、もっと苦しかった!」
④「……良いのよ、もう……"私"は全部を私に返して、それで消えたいの……何も残ってない……だから!」
dice1d4=1 (1)
15324/07/23(火)03:05:39No.1214036929そうだねx3
軽率に願いを叶え、祖父母を失い、自分を失い、過去の記憶さえも不確かとなった自分は、この世に存在する価値のない化け物である。
だから、自分がおかしくしてしまったなにもかもを、本当は七海やちよが受けるべきだった尊敬を、全てを返して、自分はただの怪物として討たれて消える。
それこそが、「」の理想だった。
15424/07/23(火)03:09:17No.1214037247+
だがそれを静香達は否定する。
例えその姿形が、力が借り物であったとしても。
その記憶が、思考が偽りであったとしても。
自分達の為に戦おうとしてくれた心だけは、絶対に嘘なんかじゃない。
「それに……見てください、「」さん」
「……その刀の装飾、青い髪……」
「「」さんが静香ちゃんとすなおちゃんを助けてくれた時に切った髪、なんだよね?それが無かったら、きっとわたしも危なかった……」
「この髪が、あなたが七海やちよとは違う事のなによりの証明よ。だって「」、あなたがあの日あの時あの場所にいて、ああして助けてくれたから、今の私達があるんだから」
15524/07/23(火)03:09:28No.1214037259+
dice2d100=51 76 (127)
15624/07/23(火)03:09:48No.1214037289+
まだ足りないか…!
15724/07/23(火)03:12:00No.1214037463+
「……それでも……だとしても……」
静香達の説得を受けて、それでも尚、「」の心は揺らぎはすれど傾かない。
「……もう、いいわ……。何を言っても、どうせ無駄なんでしょう?だったら、力尽くで……!」
dice2d100=29 74 (103)
(左>右で静香達の勝利。「」にメンタルボロボロ補正-30。)
15824/07/23(火)03:12:06No.1214037471そうだねx3
ちょっと頑固すぎない?
やちよさんもそう思いますよね?
15924/07/23(火)03:12:18No.1214037490そうだねx5
なーんでここまで来てもまだ強いんだよお前は
16024/07/23(火)03:12:44No.1214037527+
『七海やちよ』だからじゃない?
16124/07/23(火)03:12:55No.1214037542+
ある意味因果というか…
16224/07/23(火)03:13:02No.1214037552+
「」自身かなり頑固だと思うの
16324/07/23(火)03:14:07No.1214037634そうだねx2
ドッペルの力、それを理性を持ち、思考と共に振り回す「」を前に、静香達は苦戦を強いられる。
だが、
①「三人の力を合わせて……今度こそ!」
②「……ご先祖さま、私に力を貸して……今だけでいい、未熟な私にあの技を!」
dice1d2=2 (2)
16424/07/23(火)03:15:49No.1214037777+
時女ブレードに出番が!
16524/07/23(火)03:16:57No.1214037875そうだねx1
苦戦を強いられる中、時目の刀を強く握りしめた静香は、自分が未だ習得しきれずにいるある奥義を使う事を閃く。
しかし、未完成のそれがあの「」に通じるだろうか?
通じたとして、それで本当に伝えられるだろうか?
だとしても、今はこの技に全てを懸けるしかない。
「ちゃる、すなお……なんとかして「」の顔を私に向けさせてくれるかしら」
「……やるんだね、静香ちゃん」
「……分かりました、どうにか隙を作ってみせます!」
16624/07/23(火)03:18:52No.1214038052+
そういやみかづき荘のリーダーやちよさんのまま?
16724/07/23(火)03:19:22No.1214038091+
ゆっくりと、静香は呼吸を整える。
自分の想い、その全てを否応無く、心の底にまで伝えるたった一つの方法。
再び「」の前に躍り出たすなおとちはるは、「」の怒涛の攻撃をなんとか防ぎ、躱し、時に多少の反撃を織り交ぜながら、悟られないように誘導していく。
そして──
「私達の想い……これで必ず届けてみせる!──"伝心・瞳合わせ"!!」
16824/07/23(火)03:20:13No.1214038161+
時女の謎技術…
16924/07/23(火)03:20:20No.1214038170そうだねx3
出た…魔法関係ない必殺技!
17024/07/23(火)03:21:21No.1214038245そうだねx2
という所で今回はここまで。
なんか想像通りに想像以上のダメージ受けたのに無理にやったせいでグッダグダだけどまあ……進んだからよしという事にさせてほしい。
せめて31日までには終わりたい気持ちもあるので何とか終わりまで向かっていきたいと思います。
また次回!!!
17124/07/23(火)03:21:26No.1214038258+
その内「」ちよも覚えられそうな技
17224/07/23(火)03:21:32No.1214038265+
お疲れ様だぜー!
17324/07/23(火)03:22:10No.1214038313+
お疲れ様ぜー!


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