サイコロが悪いっていうけど4面で振るのが問題なんじゃないのお姉ちゃん

ﾎﾎ…

「」さねさん！

ガバさねさん！

そんなこと言ってできちゃうのはわかってるんだからねおねえちゃん

>サイコロが悪いっていうけど4面で振るのが問題なんじゃないのお姉ちゃん
しかしねえ6面にしても普通に引くのだから

朝の8時だかに家を出てさっき帰ってきました。
わたしは大丈夫です。
というか少しでも進めないと終わらないんだなこれが。

｢｣の真の思惑について疑念を抱くみふゆと、それでも悪いようにはしないと嘯く｢｣。
恐らくはそんな二人の会話から、2章は幕を開けた。

>朝の8時だかに家を出てさっき帰ってきました。
>わたしは大丈夫です。
大丈夫ですか？

それでまあ、宙ぶらりんになっている問題が差し当たってひとつ。
それは勿論、
①｢｣について
②いろはが遭遇したもう一人のやちよについて
③神浜市で起こるうわさに纏わる怪現象について
④時女一族
dice1d4=1 (1)い

暗躍してる髪の短いやっちゃん…

｢そういえば環さん、あなた確か言ってたわよね。私とは話したはずだって｣
｢あっ、はい。調整屋さんに連れて行ってもらって、そこで確かに私は話したはずで……｣
①｢……やっぱりそれは私じゃないわ｣
②｢……その私、髪が短かったりしなかった？｣
③｢その時の私は、どういう風に名乗ってたか覚えてる？｣
④｢……まだ生きてるのね、アレは｣
dice1d4=2 (2)

ウワサ？ああなんかやちよさんのドッペルゲンガーが出たらしいね怖くない？

ウィッグ付けてるよな

>ウィッグ付けてるよな
まさか…3人目の私！？

>ウワサ？ああなんかやちよさんのドッペルゲンガーが出たらしいね怖くない？
下手な魔女なんかより怖すぎる

やちよは、いろはが調整屋でやちよではないやちよと出会ったという話を聞いて、もう一人の自分──推定ドッペルゲンガーであろうそれの姿を思い出す。
声も顔も身体も力も、全てが自分と同じだったそれは、しかし細かな部分での戦い方と、なによりも髪の長さが違っていた。
いろはは、
①｢うーん……ちゃんとやちよさんと同じ長さでしたけど……｣
②｢特に短かったり、目立った髪型だったりではなかったと思います｣
③｢……言われてみると何か、違和感があったような……｣
④｢……そういえば私を助けてくれた人も丁度やちよさんみたいな背丈で、髪が短かったような……｣
dice1d4=3 (3)

よく見てるねいろはちゃん

人の顔色伺う族だからな

いろはが遭遇した｢｣の見た目は、やちよと全く遜色が無いものであった。
だが何か違う点が無かったか？と聞かれてみると、よくよく思い出してみれば、何か違和感のようなものがあった気もする。
というのも、
①歩き方が怪我人のそれだった
②少しだけやちよより横髪が短い
③今のやちよ以上にやつれていた
④歩き方の無駄が違う意味で無かった
dice1d4=4 (4)

トキメスタイル

アイエエエ！ヤチヨ=ニンジャ！

｢そういえば、調整屋さんから出ていく時の歩き方がちょっと不思議だなって思いました｣
｢歩き方が不思議……？それって例えば、やちよさんのモデル歩きみたいな？｣
｢その言い方だと私の歩き方がおかしいみたいじゃない……｣
｢あっ、いえ！そういう事じゃなくて……何というかこう、無駄が無いというか……武道とかしてる人なのかなって｣

モデルの才能はそこそこで止まったが戦闘の才能の伸び代が止まらない2号

それを一目見て看破するとはなかなかの強者…！

>モデルの才能はそこそこで止まったが戦闘の才能の伸び代が止まらない2号
本人のしたいことと本人の得手不得手とか才能が合致しないのはよくあることだからな…

読者の皆様にニンジャ動体視力があれば既にお分かりだろう！
彼女は…現代に生きるニンジャなのだ！

歩き方の無駄が無く、武道をやっているような……。
そこまで聞いたやちよは、もう一人の自分と出会った時の事をゆっくりと思い返す。
あの時、自分は打ち込んだ槍を身体の軸を僅かに逸らすことで避けられ、更に槍をへし折られた。
その時の動きは確かに、何かしら武術の修練を積んでいるもののそれのようではあった。
加えてあの日三日月荘に立ち入った時、ドッペルゲンガーに騙されていたのだろう少女達の中には、何故かは分からないが堂に入った構えで冷凍イカを持つ少女の姿もあった。

やちよの経験値に本人の戦闘の才能を乗せるバグみたいな挙動やめろ

>やちよの経験値に本人の戦闘の才能を乗せるバグみたいな挙動やめろ
存在そのものがバグとイレギュラーから生まれてるだろ

>やちよの経験値に本人の戦闘の才能を乗せるバグみたいな挙動やめろ
まあ「」ちよ誕生自体がバグみたいなもんだし…

｢歩き方の違いって言われてもなぁ……アタシが探そうにもそんなの見分けつかないよ！というかいろはちゃんはなんで見分けが？｣
①普段から人の動きや顔色を伺ってきたから
②うい達のちょっとした身体の動きから体調の善し悪しを量る癖が
③せめて何か自分にも出来る事を……と身体について勉強したりしていた
④｢……言われてみるとなんで分かったんだろう……？｣
dice1d4=4 (4)

どうして…

ソウルと本人の才能が合わさる
つまりカラテにカラテをかけて100倍だ！わかるかこの算数が！

歩き方だけで見抜けるいろはちゃんは何者だよ

冷凍イカは武器にもなる

前回といい「」と縁でもあったか…？

環が時女の傍流とか…？

1-3のどれかあるいは複合だけど自分ではわかってないとかなのかな

やはり…一子相伝の古流武術の家系の後継者か…！？

歩き方の差。
その僅かな、しかし確かな差を的確に見抜いてみせたいろはだったが、それはそれとしてどうして自分がその差に気付けたのかはよく分かっていないらしい。
｢そんな事より、少なくとも歩き方の違いが分かっただけでも収穫ではあるわね……髪の方は変装する知恵があるようだけど｣
｢あの、もしかしてあの時私が見たやちよさんって……｣
｢……ええ、そうよ。あれは
①ドッペルゲンガー……理屈は分からないけど、少なくとも良いものでない事は確かな筈よ
②正体不明の敵……魔女とも異なる何かよ
③もしかしたらより多くの魔法少女を苦しめるかもしれない恐ろしいものよ
④……きっと私が描いてた理想の私、それを何かが再現したものよ
dice1d4=3 (3) ｣

…そうね…

もしかしたらより多くの魔法少女を苦しめるかもしれない(自分自身を含む)

やちよはいろはとももこ相手に、自分が見たドッペルゲンガーについて語っていく。
そして、
①｢みふゆを探す事と、あのドッペルゲンガーを今度こそ倒す事……それが今の私の目的よ｣
②｢その為に、あなた達の力を貸してほしいの｣
③｢もちろんその分、環さんにも協力するわ｣
④｢だから……お願いしてもいいかしら｣
dice1d4=3 (3)

確かに時女の3人は「」に置いて行かれて苦しんでるが…

だから「返す」必要があるわね…必要…

やちよの目下最大の目的は、自分の前から消えてしまい、自分の事を偽物だと言っていたみふゆを見つけ出して、彼女と話をする事である。
だが、あのドッペルゲンガーが生きている以上、それだけで終わる訳にはいかなくなってしまった。
七年という長い期間、多くの困難の中で生き残ってきた魔法少女であるやちよでさえ、真っ向から戦って敗れる程の強さを持った正体不明の存在。
それがもしも、自分以外の魔法少女の姿を真似て、他の魔法少女達にも同じような苦しみを振りまくとしたら……否、そうなる前に止めなければならない。
幸いな事に、求める対象こそ異なるものの、人探しという点でいろはとやちよの利害は一致している。
ならばここは協力関係を結び、共に捜索に当たらないかとやちよは提案したのである。

実際姿と能力をコピーしてくるやつがいるからなこの街

なんて恐ろしいウワサを作ったんだにゃー…
ねむの才能が恐いにゃー…

いろはは当然これを快諾し、同じくももこもまた、放ってはおけないとやちよを手伝う事を決意した。
それはやちよの事が心配だからとか、そのドッペルゲンガーとやらが実在するなら危険極まりないからだとか色々あるが、一番の理由はやはり、下手に野放しにした場合に変身の固有魔法を持つレナが疑われる可能性があるからであった。
こうしてそれぞれみふゆと｢｣、いろはの消えた妹であるういを探す事を決意した三人は、再びみかづき荘で合流する事を約束すると、その日はその場で解散する運びとなった。

>なんて恐ろしいウワサを作ったんだにゃー…
>ねむの才能が恐いにゃー…
むふっ
なにそれ…知らん…こわ…

神浜で誰をコピーするべきかと聞かれたらそりゃ七海やちよ一択だろうし

ふゆぅ…レナちゃんはそんなに強くないと思うよ？

んふふ💙
混乱させられそうだからミラーズ出していい？

それから何日かして、無理を言ってスケジュールの調整をしてもらったやちよがようやく纏まった時間を取れるようになったという事で、三人はみかづき荘に集まる事になった訳である。
それで、
①捜索中にかえでとレナが絶交だなんだと
②｢そういえば……環さんはうわさについて聞き覚えがある？｣
③みかづき荘の前に何やら三人組が
④｢……"絶交"よ｣
dice1d4=1 (1)

ちゃる！すなお！チャンス逃した気がするわ！

ふゆぅ…家庭菜園とペットの減りが早いよぉ…
レナちゃん何か知らない？

レナちゃんも結構強いはずなんだよ…でもちょうどいい例えが思い付かねぇ…

待ちなさいよアンタペット減らすようなことしてんの？

やちよさんも仕事増えてるからな……

｢レナ達がみかづき荘に！？ももこ、それ本気で言ってるの！？｣
｢やちよさんと一緒に戦えるなんて、なんだか嬉しいような怖いような……｣
｢だーかーら！まだ決まった話じゃないって言ってるだろ！？あくまで他のみかづき荘の皆が揃った時！その時はアタシも復帰して、かえでもレナもどうかなって思ってるだけだって！｣
｢わざわざレナ達に先に言うって事は、もうとっくに戻る気満々って事でしょ？｣
｢私はももこちゃんが決めた事なら着いていくよ、もちろんレナちゃんも！｣
｢はぁ！？ちょっと、勝手にレナの気持ち代弁しないでよ！｣
｢代弁、って事は着いては来てくれるんだな……｣

レナちゃんはらんかちゃんくらい強いよ

少しでも人手は多い方が良いと考え、かえでとレナをみかづき荘に連れてきたももこ。
元々いろはとも少し前に面識を得ていたかえではすんなり馴染み、共に捜索に乗り出す事となるが、レナはその事であまり気分が良くない。
広範囲を限られた時間の中で探すというのは難しい事と、ドッペルゲンガーに襲われた場合の危険度が高い事もあり、それぞれ別れはするもののすぐに駆けつけられる範囲で捜索を続けるものの、いろは･かえで･レナの3人は微妙にギクシャクとした状態が続いていた。

台本修正ヨシ！

それで、
①いろはへの態度にかえでが怒ってしまい、互いに喧嘩に
②｢レナちゃんはこういう子だけど、良いところもあるから……例えば……えーっと……｣と言われてレナがキレた
③｢だいたい、アンタがいっつも鈍臭いから全然見つからないんでしょ！？｣と責任を転嫁するような事をレナが
④同じく神浜市内を探索していた魔法少女達と遭遇した
dice1d4=2 (2)

嫉妬するレナちゃんは可愛い

フォローするならなに言うか考えときなさいよ！

｢そんなに悩まないとレナの良いところ出てこない訳！？｣
｢そ、そんな事ないよ！ちゃんと……その……
①意地っ張りなところとか？
②感情表現が豊か……とか？
③さゆさゆのファン！とか？
④………………
dice1d4=4 (4) ｣

>フォローするならなに言うか考えときなさいよ！
ふゆぅ…胸元がパンパンなところとか…

レナちゃんの良いところ…………………………
…………………
………
…
胸元パンパンだね！

意味深な沈黙。
完全に黙り込んでしまったかえでの視線は、レナのある1点に集中していた。

あと…胸元パンパンなところ…

…胸元パンパンだね！

胸元パンパンだからな...

今晩は土曜日だったわ…

｢……胸がパンパ｣
｢デリカシー無さすぎ！！あんなキモイペット飼ってるからそんな事しか考えられなくなんのよ！｣
｢むっ……！ペロちゃんは関係無いもん！｣
｢名前とか知らないわよ！！｣
｢えっと、その……二人とも落ち着いて……｣
｢｢アンタ(いろはちゃん)は黙ってて！｣｣
｢……ごめんなさい｣
いろはは神浜市で二度目の修羅場に巻き込まれてしまい、何だかげんなりしていた。

ふゆぅ…こうして流れを胸元に染めあげることが出来るところもいい所だと思うよ…？

いろはちゃんも黒江さん連れてきたらどうよ

そんなこんなで喧嘩はエスカレートし、気がつけばお互いに絶交と言い張って走り去っていく二人。
皆で分担して捜索をする予定だったはずが、気がつけば一人取り残されてしまい、どうしたらいいのか分からなくなってしまったいろはは、ももことやちよに連絡を入れた。
①｢絶交……って言ったのよね？……まずいかもしれないわ｣
②｢いつもの喧嘩だよ、また何日かしたら仲直りする……と思う｣
③｢ごめん！今みふゆさんらしき人を見つけて……！｣
④｢……ごめんなさい、環さん。私は見つけたの……私を｣
dice1d4=4 (4)

>いろはちゃんも黒江さん連れてきたらどうよ
環さん…帰ろう…

自分の身体が魅力だと気付いたレナちゃんが性にだらしなくなっててほしいの〜

まさか…やっちゃん！？

私が私を見つけていました

馬鹿女。

いろはちゃん完全に振り回されてる

私は私が私を見ているのを見たわ…

しかしその連絡が入る直前。
ベテランである事もあり、いろは達の近くではあるものの単身捜索に当たっていたやちよは、もう一人の自分──即ち、渦中のドッペルゲンガーを見つけていた。
やちよは、
①対話を試みる
②背後から奇襲を仕掛ける
③かえでとレナは任せ、救援に来れそうな方と攻撃を仕掛ける
④｢誰かと話してる……？｣
dice1d4=3 (3)

時女はなかなか当たらないのにやちよさんは的確に踏むのなんなんだよ！

>時女はなかなか当たらないのにやちよさんは的確に踏むのなんなんだよ！
いいだろ？神浜最強のベテラン魔法少女だぜ？

とはいえ、かえでとレナのことを放っておく訳にもいかない。
やちよが調べた神浜うわさファイルの中には、絶交ルールのうわさなるものがあり、それが現実になった場合、彼女達が危険に晒される可能性がある。
最近の急速なうわさの流布と、時折出る行方不明者。
そしてミラーズとも変身能力とも異なるドッペルゲンガーなどという魔法少女からしても非現実的な存在の発生もある以上、警戒するに越した事は無い。
①いろは
②ももこ
dice1d2=2 (2) に二人を任せたやちよは、残るもう一人がやって来るのを待って、｢｣に攻撃を仕掛けようとしていた。

いろはちゃんは置いてけぼりにされたもんな…

かえレナのことはももこが一番分かってるしいろはも「」と一度会ってるから悪い選択ではないね

｢あの子達は元々ももこのチームでしょう？あなたに任せるわ｣
｢そのうわさってのがどうとかは分からないけど……やちよさんが増えるなんてとんでもない現象が起きてるみたいだし、もしかしたらって事もあるか……。分かった、そっちはいろはちゃんに任せるよ｣
かえでとレナの対処はももこに任せ、駆けつけたいろはと共に｢｣を追うやちよ。
二人は、
①遂に｢｣に追いつく
②追いついたいろはがそれでも対話を試みる
③追いついた先にはみふゆもいた
④｢ようやく見つけました……｢｣さん｣
dice1d4=4 (4)

まさか…みふゆ！？

また4だねお姉ちゃん

チンポをシゴいてくれレナちゃん

時女じゃないか？

状況は一見複雑に見えるが実際複雑だぜ

しかしいろはとやちよが追いついた頃、既に｢｣は何者かと対峙していた。
｢あの子達……！｣
｢やちよさん、知ってるんですか？｣
｢ええ……あのドッペルゲンガーに操られていた魔法少女の筈よ｣
｢｣の前に立っていたのは、あの日三日月荘で和気藹々と生活し、｢｣を守ろうとしていた三人の魔法少女達─静香･すなお･ちはるの三人であった。

うまくいけばここで何とかなるか…

>うまくいけばここで何とかなるか…
ﾎﾎ…

①｢……｢｣さん、正直私達……よく分からなくなってるの｣
②｢わたし達を助けてくれたはずの｢｣さんが、どうしてだか敵だったように思えちゃって……｣
③｢あなたは本当は、私達の事をどう思ってるんですか……？｣
④｢……あんな、あんな悪夢で私達の心が変わると思ったんですか！？｣
dice1d4=2 (2)

あなた達を救ってくれたのはあっちの髪の長い方よ…髪の長い方…

1から3まで言ってそう

みふゆによってやちよと｢｣の立場が入れ替わる幻影を見せられた静香達は、それまでの精神的な疲弊も重なり、かなり憔悴した様子であった。
それがたった一度の悪夢であったとしても、鮮明で、克明で、荒唐無稽なものではなく自分の記憶を綺麗になぞるように、それでいてたった一つの箇所だけが異なるそれを見せられた三人は、みふゆの幻影の強力さも相俟って、何が正しかったのがあやふやになりかけていた。
だからこそ、どうして｢｣が自分達の前から消えてしまったのか？
どうしてあんな幻影を見せたのか？
それを知る為に、彼女達もまた｢｣の事を探し続けていたのである。

またしても内輪の揉め事に巻き込まれるいろはちゃん

>またしても内輪の揉め事に巻き込まれるいろはちゃん
この街の魔法少女おかしいよ…

この街の魔法少女みんな揉めすぎ！

うい…お姉ちゃんこの街でやっていけるか不安だよ…

>うい…お姉ちゃんこの街でやっていけるか不安だよ…
来て。

うい…神浜の街はお姉ちゃんに厳しいけどお姉ちゃん頑張ってるからね…

｢｣は、
①｢……逆よ。全部逆……｣
②｢……あなた達に話す事なんて何一つだって無いわ｣
③｢私はただ、目的の為にあなた達を利用していただけよ｣
④ほんの少しだけ目を伏せた
dice1d4=4 (4)

黒江さん…黒江さんと2人で協力してた頃が懐かしいよ…

やっぱ怖いスね神浜は…

>この街の魔法少女おかしいよ…
いろはちゃんのレス

ああ…やちよさんは演技あんまりだからな…

>ああ…やちよさんは演技あんまりだからな…
だがそこに「」の演技力が合わされば…

そういえば今日も4出まくりで絶好調だねおねえちゃん

｢｣は静香達の問い掛けに、ほんの少しだけ目を伏せる。
｢どうして何も言ってくれないんですか……｣
そんなすなおの言葉を前にも動じるような素振りを見せず、再び顔を上げた｢｣は、ゆっくりと口を開けた。

｢あなた達とは今日で"絶交"よ。……ごめんなさい｣

あっ…

トキメ・クランの3人と「」ちよは半年も一緒にいなかっただろうけどそれでも分かちがたい絆で結ばれているのだ…

物事を負の方向性に持っていく4だけはほぼぶち抜ける女「」ちよ

みふゆと繋がってる以上織り込み済みの展開だろうがな
階段でみふゆの暴露をやるつもりか……？

みふゆさんから全てのウワサの情報流されてるわ

｢｣の言葉と共に、突如として周囲に魔女のそれとも異なる結界が発生する。
同時に現れた正体不明の怪物を前に、静香達は否応無しに応戦を強いられた。
dice2d100=87 34 (121)
(左＞右で静香達の勝利。絶交階段に章ボス初回戦闘補正+30)

だが時女組は強かった。

だが時女クランは強かった。

ナレ死重点キャラの絶交階段=サンは今日もナレ死

階段=サンは爆発四散！

｢やっぱりそうね……｢｣！あなた、なにか私達に隠し事をしてる！！｣
条件こそ不明ながら、｢｣が召喚したと思わしき怪物を前に、静香は猛るように刃を振るう。
それは自分が時女本家という立場であり、歳こそ下ながらも時女一心流においては姉弟子であるにも関わらず、｢｣の真意を見抜けなかった自分の不甲斐無さへの怒りを力に変えているようであった。

絶交階段久しぶりに見た

自分一人で全てを抱え込んで仲間を遠ざける「」ちよをみたやちよの心境やいかに

私たちの絆を甘く見たようね「」！

｢一瞬でも疑ってしまった私達が駄目だったんです……だから絶交なんて言ってそのまま消えるような事はしないでください！｣
静香が切り開いた道を駆け抜けたすなおもまた、自らの想いをぶつけるように強烈な一撃を叩きつける。
すなおにとって神子柴の持っていた書物に書かれた神子柴に滅びを齎す"時女の救世主"であるちはるとは違う、本当に自分の心を救ってくれたヒーローのような存在だった。
｢｣の表情から何かがある事を悟ったすなおは、自分が一瞬でも彼女を疑う気持ちを持ってしまった事を恥じているのだ。

かえレナの方はももこがなんとかしてくれたかな？

色々あったにせよ実際奥ゆかしく超強いお姉さんでクランの奥義にも手が届くほどの才能まであればそりゃあこの3人じゃなくてもメロメロになる

こんなこと言われたら「」ちよさん悲しみでも怒りでもなく苦しみで泣いちゃうよ

｢本当に悪い人なら……においがしたっておかしくない！それに、それに……最後にごめんなさいって謝ったりしない！｣
静香とちはるの攻撃によって弱った絶交階段に対し、集落での鍛錬の成果もあってか、ちはるは正確に傷ついた部位を狙い撃つ。
悪意を感じ取る力を手に入れたからこそ、今のちはるには分かる。
｢｣は決して、悪意を持って行動している訳では無い。
ちはるは静香やすなおとは違って自分で望んで魔法少女になり、力を手に入れたというのに、上手く使いこなせていない自分の未熟ささえ、攻撃と共に吐き出していた。

三人の猛攻を受けた絶交階段は、意志を統一した攻撃によって急速に揺らいでいく。
そして、
①｢私達も行くわよ、環さん｣
②｢はい！行きましょう、やちよさん！｣
③三人で倒しきっちゃった
④ここで突然転移する絶交階段
dice1d4=3 (3)

>④ここで突然転移する絶交階段
これだったらかもレの方に行ってのか…

爆サ
発ヨ
四ナ
散ラ

哀れ絶交階段=サンは爆発四散！

出番ないわね…ない…
は、はい！大人しく見てろってことですね！

時女一族の三人が力を合わせて放った攻撃によって、遂に絶交階段は崩れ落ちる。
辺りを覆っていた結界も無くなり、全てが元通りになった。
しかしやはりと言うべきか、そこに｢｣の姿は無かった。

いろはちゃんは妹を追いかける
トキメクランの3人は姉を追いかける
挟み撃ち成立ドスエ

にゃーもしかして今後みふゆが情報把握してるウワサがどんどん勝手に使い潰されるってことにゃー？

>にゃーもしかして今後みふゆが情報把握してるウワサがどんどん勝手に使い潰されるってことにゃー？
これもやっちゃんのため…卑怯とは言いませんね？

ふゆぅ…やっぱり家庭菜園の減りが早いよぉ…レナちゃん何か知らない？

>にゃーもしかして今後みふゆが情報把握してるウワサがどんどん勝手に使い潰されるってことにゃー？
ムフゥーン…やんなるね灯花

絶交階段を討つ事には成功したものの、｢｣を捕らえ、その真意を聞き出す事は出来なかった静香達。
そうして、
①｢……そこで私達を見てるのは誰！？｣
②｢絶対に見つけてみせます……｢｣さん……！｣
③｢……でも、良かったよ……｢｣さん、まだ生きてるよぅ！｣
④｢……あなた達、ちょっといいかしら｣
dice1d4=3 (3)

「」ちちゃるだよぅ

ふぅー…よかったー、レナちゃんのプリン今回は食べなくていいんだ

「」さん総受けに決まってるでしょうちゃる

｢……ええ、そうよねちゃる。｢｣は今も生きてる……それが分かっただけでも収穫よ｣
｢あとは｢｣さんを見つけ出して、一緒に帰るだけですね｣
｢そのだけが大変なんだけど……絶対に成し遂げなくちゃ！｣
静香達は｢｣を捕らえる事も、その真意を聞き出す事も出来なかった。
それでも、あんな別れ方をしてしまった彼女が今もまだ生きている事が分かった。
それだけで意味があったのだと、三人は話し合っていた。

完全に蚊帳の外ね…蚊帳の外……

やちよはそんな三人の様子を見て、
①｢……どういう事……？あの子達はもしかして操られていた訳じゃない……？｣
②｢認識の改変……では説明がつかないわね……｣
③｢……あの子達も、私と同じ気持ちなのかしら｣
④｢やちよさん……私、話しかけてみてもいいですか？｣
dice1d4=3 (3)

>完全に蚊帳の外ね…蚊帳の外……
うん…でもね…私の方が蚊帳の外だからね…

少し前のやちよさんみたいでやんした…

完全に被害者なのに敵視されで精神と体力と空き時間がやばい真やちよに悲しき今

>少し前のやちよさんみたいでやんした…
そりゃ「」ちよだからな…やちよと行動が似てくるのも仕方ないんだ

>>少し前のやちよさんみたいでやんした…
>そりゃ「」ちよだからな…やちよと行動が似てくるのも仕方ないんだ
楽しみですね「」の暴露回

生きている事がわかっただけでも嬉しい。
それは正しくやちよが、みふゆを見つけた事で抱いた感情と同じものであった。
例え罵られようと、心が通わなかろうと、言葉が伝わらなかろうと。
ただ大切な誰かが生きてくれている。
それだけで、希望を感じられる。
自分のドッペルゲンガーが、彼女達にとってそれほどまでに大切な存在であると聞いたやちよは、何処か心が揺らいでいた。
｢あのドッペルゲンガーは……もう一人の私は、本当は何者なの……？｣

気になるわね...気になる...

いずれ分かるわ…いずれね…

というところで今日はここまで。
ちょっとはお話らしくなってきた気がする。
眠い！！！頭が痛い！！！
また次回！！！！！

お疲れ様
よく寝てください…

とりあえず…対話しよう…！