九音ちゃんは変態であった

くろはちゃんはいないのか…

ジノ:さーってと、順次はOK！行けるぜ！
ゼロ:此方もだ
カレン:いつでも！
アーニャ:平気
各々がMS、KMFに乗り込み操縦桿を握る
真心:X105E+RZA-3F9X2、ストライクE+トリスタンストライカー起動確認、ステージグリーン！発進、どうぞ！
ジノ:いよっし！ストライク、出るぜ！
スラスターを噴かし、トリスタンカラーのストライクか空へと繰り出す
真心:続けてランスロット・ドミニオールゼロ！発進、どうぞ！
ゼロ:了解！ランスロット…行きます！
それに続くようにランスロットが顕現装置〈リアライザ〉を駆動させて空へ浮かぶ
所々補修の後はあれど、漆黒のカラーへと戻ったランスロットはその威圧感をそのままにストライクへと続いていく

真心:紅蓮・聖天九極式！発進、どうぞ！
カレン:紅月カレン、行くよ！
ランスロット・ドミニオンの右腕のパーツが組み込まれた真紅の機体はエナジーウイングを展開して勢いよく飛翔する
真心:モルドレッド・ビルドアップカスタム！発進、どうぞ！
真結:アーニャお姉ちゃん！気を付けてね！
アーニャ:そのつもり……ありがとう
ランスロット・アルビオンゼロから取り外されたエナジーウイング
損傷していたそれは修復が済んだものの、ランスロットには不要となっていたそれはモルドレッド用へと改修され、高機動戦へ対応する為の一助となった

真心:…気を付けてね、みんな…

相手はブラックナイツ
彼等の強さは未だ底が見えず、不確定要素が多い
しかし今は彼等を信じる他ないのであった…

>真心:続けてランスロット・ドミニオールゼロ！発進、どうぞ！
なんか改修されてる…！

エナジーウイングを増設したのか

さあ向こうの地獄みたいな会話はどうなっているのか…

ヴィータ:シャマル！あれ！
ランスへと進路を進める♡'達
その道中でヴィータはルノーの方から爆音が聞こえてくるのに気付く
シャマル:誰かが戦ってる…？兎も角急ぎましょう！
もしかしたら知り合いが巻き込まれているかもしれない
そう考えたらじっとしていられないシャマルとヴィータは空を飛んで戦地へ赴く
♡':お、おい！私達は…！
紗和:私が
ヴィータ:……
1〜3.無理すんなよ？
4〜5.…わかった、けど紗和はコイツらを目的地まで連れて行ったらすぐに逃げろよ？
6.
dice1d6=3 (3)

一応沙和は天使も使いこなせるくらいに修羅場潜ってるから…

時間系能力はもしかしなくても打開の鍵になるのでは？

ヴィータはSTSくらいならお姉さんな年だもんな…

紗和:勿論、そのつもりです
ヴィータ:…
笑みを見せ、余裕がある様に振る舞う紗和
しかし、ヴィータには彼女が無理をしている様にしか見えなかった

ここで九音ちゃんに会うのめちゃくちゃ危ない気がする…

>ここで九音ちゃんに会うのめちゃくちゃ危ない気がする…
美九というか九音ちゃんからすれば大事な相手の一人な《狂三》だからな…なお中身は別人…

>>ここで九音ちゃんに会うのめちゃくちゃ危ない気がする…
>美九というか九音ちゃんからすれば大事な相手の一人な《狂三》だからな…なお中身は別人…
びっくりするくらい誰も幸せにならねぇの…

ヴィータ:殺された相手に、今度は救われたのか…
紗和:ちが、違うんです…狂三さんは知らなかったんです、私が、前に、いて…！
ヴィータ:大丈夫だ…ゆっくり、ゆっくりで良い
過呼吸気味になりながらヴィータに話そうとする紗和を座らせ、背中を優しく摩る
紗和:なの、に…私は…！
後悔、憎悪、怒り、悲しみ、羨望、絶望
様々な感情が綯い交ぜになって溢れ出る
それは狂三に対してなのか、それとも《狂三》か
はたまた…紗和自身か
1〜3.……御免なさい、取り乱しちゃって
4〜5.…ヴィータさんは…優しいですね
6.私は、私なんか…！
dice1d6=4 (4)

《狂三》も復讐を辞めただけであの時紗和を殺してしまった狂三の一人だからな…

ヴィータ:あたしが特別優しいわけじゃねぇ、勘違いすんな
それにもっと優しい奴はいる、と茶髪にバッテン印の髪飾りをつけた当代の夜天の書の主を思い浮かべる
紗和:…どうして私、生きてるんでしょうね
もうとっくの昔に死んで、死んだまま生きていた
時崎狂三が切り捨てた物のお陰で隣界では存在出来ていたが…それが生きていたと表現するには…
あまりにも、死んでいた
ヴィータ:
1〜3.お前に生きて欲しいって願った奴が…居たんだろ？
4〜5.そんな事、自分で考えろ
6.お前、〈ゴースト〉と一緒だな
dice1d6=2 (2)

>ヴィータ:
>1〜3.お前に生きて欲しいって願った奴が…居たんだろ？
やっぱつれぇわ

願いに生かされてるか…

最低でもハナミとおっさんの和解後のヴィータなのか…

(《黒髪の少女》:紗和さん)
紗和:っ…！
いる
自分に生きて欲しいと願った者が
狂三に会って欲しいと願った者が
その反応にヴィータは虚な瞳を地面に向け、茫然としている紗和の胸倉を掴み、此方の方に顔を向けさせる
ヴィータ:だったら、そいつの想いを無駄にすんじゃねぇ…！
1〜3.お前が死んじまったら…何の為にソイツはお前に託したんだ！
4〜5.お前とそいつの仲は知らねえけど…そいつはお前の事なんか恨んじゃいないだろうし、お前だって恨んでなんかいないんだろ？
6.
dice1d6=6 (6)

うお…

なんだ

もしかして生きてる？

ヴィータ:そいつが「生きろ」って言ったんなら！お前は生きなきゃいけないんだ！
(《黒髪の少女》:紗和さんは「生きて」下さいまし、わたくしと…もう一度会う為にも)
紗和:……！
紗和の視界にヴィータと《少女》の姿が重なってみえる
声が似てる…というのもあったかもしれない
だが…今のヴィータが放つ意志の強さはそれ程までにあの時の《少女》から感じた物と同じだった
紗和:
1〜3.ぅ、ぁ…！ぁぁぁあああああ…っ！！
4〜5.ごめ、なさ…！ごめんなさい…！ごめんなさい…っ！！
6.
dice1d6=4 (4)

《狂三》が生かしてる人が多いな…

>《狂三》が生かしてる人が多いな…
祝福とも言えるし呪いとも言えるんよ

ザフキエル'の霊結晶はどこに行ったんだろうか…

泣いてももう《彼女》は戻って来ない
呼んでももう《彼女》は返事をしてくれない
なぜならもう《彼女》は側にはいないのだから
どれだけ後悔しても戻りはしない
戻る事は出来ない
紗和はヴィータの胸の中で泣いて、泣いて、泣き続け…
泣き果てた紗和の意識は微睡の中へと沈んでいくのであった…

深層意識に残ったりしない…？おっさんの影みたいに…

今日は此処まで
夜はお休み予定よ

バレットで一体何が起きたのか気になり過ぎるんよ

お疲れ様
フィーアやヴィータに《面影》が重なるの良いよね

頼れる仲間はメンタル病んでる

こちら側では最大戦力なんだけどな白い女王さん