(あくまで個人的にこういった設定でBVについて語ってるよという資料になります。これがイモゲンチャー全体のヘッドカノンというわけではありません) 1期 あらすじ :デジモンイレイザーを筆頭に増え続けるデジモン犯罪。その対処を行うためには、警察では足が遅く、デジ対では戦闘力が足りていない。ならば、行動速度と危険対処能力を兼ね備え、かつ既存の法律に縛られない新チームが求められる!メンバーは恐れを知らない極悪犯罪者揃い!研究の果てに人の手による究極体に至り、結果一つの街を焼いた大量殺人鬼・秋山影太郎!ただ一つの発明品によって市井を混沌に貶めた天才少女・赤瀬満咲姫!かつて天候災害によって都市に大きな混乱を齎した暴走するデザイナーベイビー・ジョン=ドゥ!花粉症撲滅のため、全世界首脳会談を襲撃した元選ばれし子供の若きテロリスト・ポリノーシス!そしてそれを率いるリーダーは、運命によって見初められた数字狂いのギリ迷惑系じゃない配信者・四季めもり(犯罪歴無し)!ロイヤルナイツのドゥフトモン指令の元、ダークヒーローたちがリアルとデジタルを縦横無尽に大暴れ!映画『デジモンイモゲンチャー外伝 Bootleg Vaccines』20XX年ロードショー! メンバー :指令・ドゥフトモン 監督役・丁 リーダー・四季めもり メンバー・秋山影太郎 メンバー・赤瀬満咲姫 メンバー・ジョン=ドゥ メンバー・ポリノーシス 解説 ;上記の通り動きの遅い警察や戦闘力低めのデジ対に代わりデジタルワールド絡みの犯罪行為・不穏分子を一網打尽にするべく組織された特殊部隊、それがBootleg Vaccinesである。あくまで非正規かつ、表舞台には出せない特殊部隊なので、構成要員もまた後ろめたい過去を持つものが多い。戦闘力とデジモンへの知識を引き換えに死刑を免れた死刑囚・類稀なる技術力を見込まれた元デジモンイレイザー配下・出自からして表に出せない破壊の権化・いい医者を教えてもらい大人しくなった環境テロリスト集団のリーダー・それと一般通過数字狂い。そこに監督役として警察から丁を迎え、ロイヤルナイツきっての策略家ドゥフトモンが指令を出すという構造となっている。  1期はテレビシリーズではなく映画2本……というよりTVシリーズが2期と称されるようになった結果その前の映画2本が1期と称されるようになった。一作目はBVが組織されてから初めての大事件としてインドのとある一夜にして滅んだ少数部族問題の解決までを描く。繰り返される爆破とそれに伴うド派手なアクションシーンが世間でウケ、悪役集団BVを一躍人気集団へと跳ね上げた。シリアスなキャラで人気になっていた影太郎やミサキが原住民の少年に振りまわされギャグ落ち・コメディ落ちしたことには議論を呼んだものの、概ね「でも辛気臭い顔以外もできるようになってよかったんじゃないかな」と受け入れられた。今作のオチとしてインドのとある埋蔵金を掘り当て今後のBVの活動資金とする描写及び、行く当てのないアルナブをドゥフトモンが引き取る描写が入っている。1期最終作となる2作目『The Man of SAGA』はあの佐賀消失事件のもう一つの解決編となっており、現代の時空では岸橋メグルが佐賀の男とともに解決した佐賀消失に対して、今作はBVの面々が佐賀消失当時にタイムスリップし、そもそも佐賀の消失を回避するという方向で進んでいく。イレイザー配下のジゴクちゃんとなる前の「赤城 アカネ」という少女をヒロインとしてクローズアップしており、影太郎との交流パートについては必見である。なお、この影アカの交流筆頭に心情描写部分を担当したのがのちの二期監督となっており、次につながる作品でもあった。ちなみに、オチとしては過去の世界で佐賀の消失を食い止めた結果現在時空での佐賀消失事件は完全に解決された。過去時空での出来事は現在には引き継がれないことは明言されつつも、何か残るものはあるのかもしれないと触れて話が終わる。最後に、新メンバーを採用することになったという言葉とともに、一本角の生えた人影が現れて暗転する。