スジャータ スジャータ 白い広がりスジャータ♪ スジャータのめいらくグループが3時をお知らせします。 夢結「白井夢結と」 梨璃「一柳梨璃の」 夢結・梨璃「オールナイト百合ヶ丘!」 梨璃「というわけで、今日も始まりましたね。毎週水曜深夜3時からお送りしている、ゆゆりりのオールナイト百合ヶ丘です」 夢結「そう略すことは決まったのね、二水さんもきっと喜ぶでしょう」 梨璃「そこは金曜日の二水ちゃんのオールナイト百合ヶ丘を聞いていただくということで。眠れない皆様から夜間哨戒任務のリリィまで、幅広い皆様にお送りするオールナイト百合ヶ丘、今夜も生放送でお送りします」 夢結「いくらリリィに労働基準法は適用されないと言ってもラジオの生放送はリリィの役割外だと思うわ」 梨璃「まぁそこは……リリィのことをもっと身近に思ってもらうためなので、お姉様にも飲み込んでもらって」 夢結「なら視聴者の少ない深夜じゃなくてゴールデンタイムの方が良くないかしら?」 梨璃「私たちも学生ですしリリィですからね、やることはあるので……」 夢結「まぁそこは良いのだけれど」 梨璃「ふふ、いいんだ」 夢結「そこら辺に関係するお便りをね、一枚読むわ」 夢結「ラジオネーム、中華鍋型チャーム開発中さんから頂きました」 梨璃「よくお便り送ってくれる人ですね!」 夢結「夜も遅くからいつもお疲れ様です。夢結ちゃんと梨璃ちゃん姉妹の仲良しな様子を聞いてるとチャームの開発の疲れが癒されます。そこで気になったのですが、お二人は疲れた時などの癒しはなにをしているのでしょうか? とのことよ」 梨璃「癒しかぁ……そういうことならやっぱりお姉様とのお茶会かなぁ。あ、あとはお姉様にぎゅーってされながら頭を撫でられるのがそうです!」 夢結「えっと…まぁその、うちの梨璃がですね…甘えんぼで。出撃のあととかなんかに『頑張ったから褒めてください』と言って甘えてくるから……」 梨璃「えへへ…だってお姉様に抱きしめられるの安心するんですもん」 夢結「こういうことをね、言うものですなら。私もそれはもう許してしまうというか……」 梨璃「お姉様すっごく良い匂いですよ♡」 夢結「り、梨璃…♡」 梨璃「お姉様♡」 夢結「えっ、あ…はい。えーっと、ここで一曲。一柳梨璃と白井夢結でHeart+Heart」 ── 樟美『いっちゃんいつもの言ったげて!』 壱『あら、聞きたいの私の武勇伝!』 樟美『その凄い武勇伝言ったげて!』 壱『私の伝説ベスト10!』 樟美『レッツゴー!』 壱『チャームを使って釣りをする!』 樟美『すごい、ファンバオ釣れちゃった!』 樟美・壱『はい、武勇伝、武勇伝、武勇伝デンデデンデン♪』 壱『レッツゴー!』 ── 梨璃「なんのCMなんですかこれ!?」 夢結「月曜日のオールナイト百合ヶ丘のCMだそうよ。樟美さんがノリノリだったせいで壱さんに樟美さんから直々に稽古指導が入ったらしいわね」 梨璃「二人で空き教室でなにかやってると思ったらそれの練習してたのかな……」 夢結「スタッフさんによると実際に踊ってたらしいしもっとネタ続けてたそうよ」 梨璃「どこ目指してるの?」 夢結「百合ヶ丘を卒業したら二人で芸人でもやっていくのかしら……」 梨璃「では私たちも負けないようにコーナーへ行きましょう! 」 夢結「芸人方面では負けていいのよ?」 梨璃「『白井夢結の暴走をおさめろ!』」 夢結「本当に今はそんなことないんですかど、私、白井夢結がレアスキルを使うと他人の言うことを聞かずに独断専行しがちだったことから、そんな状態の私でも思わず止まってしまう一言を募集するコーナーです」 梨璃「最近は本当にしなくなりましたよね〜、梅様が少し寂しがってましたよ」 夢結「喜ばれるならまだしも寂しがられるのは納得いかないわね」 梨璃「手のかかる子ほど可愛いってやつじゃないですか? それじゃあまずは一人目、ラジオネーム依存しがちな姉さんからの一言です」 ああああああ!!!! 梨璃『梨璃さんがノーパンで出撃しちゃった!?』 夢結「……動揺して落ち着くわね、これは」 梨璃「流石にないですけど、実際私がノーパンで出撃したらどうします?」 夢結「……とりあえず楓さんとは引き離すわ」 梨璃「あ〜……あぁ」 夢結「そうね…それで梨璃には神琳さんの護衛を任せるわ」 梨璃「最近は結構それもありますよね〜、息ピッタリなんですよ、私たち!」 夢結「は? 私と梨璃の方がピッタリよ?」 梨璃「えへへ…♡」 夢結「ふふ…♡」 梨璃「っとと、脱線するところでした! それではお姉様、判定は」 夢結「落ち着く…です」 梨璃「わーい! お姉様を落ち着かせた依存しがちな姉さんには番組特製クリアファイルに私たちのサインを書いてプレゼントします!」 夢結「おめでとうございます」 梨璃「続いてのチャレンジャーです。ラジオネーム、ヘッドフォンバーガーさんからの一言です」 ああああああ!!!! 梨璃『神琳さんがコーラ振ってる!』 夢結「んふふふふふ」 梨璃「ふふっ、神琳さんがコーラ…ふふふ」 夢結「どういう状況なのよ…」 梨璃「神琳さんはそういうイタズラしな…うーん……」 夢結「あら、意外とするの?」 梨璃「神琳さん結構お茶目なんですよ。真面目だけじゃなくて遊び心もあるっていうか……」 夢結「そういえばミリアムさんを変なあだ名で呼んだりしてたわね……」 梨璃「ではお姉様、判定を」 夢結「うーん……半落ち着き、で」 梨璃「ほうほう、その決め手は?」 夢結「いや、面白いのだけど……二度見して訳分からなくてもう一度暴れそうよね」 梨璃「確かに…んふふ。ではヘッドフォンバーガーさんには番組特製クリアファイルをプレゼントです!」 梨璃「それではここで一曲、御台場女学校で蝶よ花よじゃいられない」 夢結「そういえばもうすぐ七夕じゃない?」 梨璃「そうですね」 夢結「百合ヶ丘でも食堂に笹が飾られて短冊も用意されてるわよね」 梨璃「みんな色々書いてましたね〜」 夢結「私の実家もそういう行事は大切にする方だから、幼い頃は書いて吊るしてたのよ」 梨璃「わあ、いいですね! 私のお家は片付けが面倒だからやらなかったな〜」 夢結「まぁ私も幼かったから、短冊にはお願いごとを書いたりしてね」 梨璃「ちっちゃいお姉様のお願いか〜。どんなのお願いしたんですか?」 夢結「よくあるものよ、お嫁さんになりたい…とかだったかしら」 梨璃「わぁ、可愛らしいですね…!」 夢結「ふふ、ありがとう。それで、その短冊を家族に見られるわけなんだけど。厄介なのが咲朱お姉様でね」 梨璃「確かお姉様のことをすごい可愛がってくれてるんですよね?」 夢結「すごい…ええ、そうね。私の短冊を見ては『夢結は私がお嫁さんにする!!!!』って大騒ぎでね」 梨璃「あ〜」 夢結「私も私で咲朱お姉様が大好きだからお嫁さんになるー!だなんて言ってたのよ」 梨璃「ふふ、お姉様って素直ですよね」 夢結「も、もう…梨璃ったら」 梨璃「それでどうなったんですか?」 夢結「それからというもの…リリィになってからもなんだけど、咲朱お姉様は『夢結は私のお嫁さんだもんね〜?』って言ってきてね……」 梨璃「あぁ…それは…」 夢結「まぁ私も流石に鬱陶しくなってくるから、ある年にお姉様のお嫁さんにはならない!って言ったら引きこもっちゃって」 梨璃「えぇ…?」 夢結「いや本当にその反応になるわよね。事情を知ってる人たちみんな困惑しちゃって」 梨璃「でもお姉様にそんなこと言われたらショック受けちゃう気持ち分かるな〜」 夢結「私も流石に言いすぎたかな…と思って謝ったらなんて言ったと思う?」 梨璃「えっ、なんでしょう……大好きって言って、とかですか?」 夢結「それなら良かったんだけどね……正解は『ちゅーして』よ」 梨璃「あはは……中々シスコンですね」 夢結「もう仕方ないからキスしたんだけど…さっきまでの落ち込みようはなんだってくらいに浮かれちゃってね」 梨璃「私もお姉様にちゅーされたら浮かれちゃうけどな〜」 夢結「後でしてあげるわね」 梨璃「わーい!」 ── 夢結「オールナイト百合ヶ丘。この番組は百合ヶ丘女学院、エレンスゲ女学園、神庭女子高等学校、御台場女学校、グランギニョル日本支社、以上各社の提供でお送りしてきました」 梨璃「今日もあっという間でしたね〜」 夢結「なんだかんだで始まるとすぐに時間が過ぎちゃうわね」 梨璃「ですね〜、お腹も空きました!」 夢結「少し眠ってから朝ごはんを食べに行きましょうか」 梨璃「え〜、まだ眠たくありません」 夢結「じゃあたくさんキスしてあげるわ」 梨璃「えへへ、それなら朝ごはんまで我慢します!」 夢結「良い子ね、それでこそ私の妹よ」 梨璃「もう、妹じゃなくてお嫁さん…ですよ♡」 夢結「梨璃ったら……♡」 梨璃「…えっ、そろそろ時間ですか?」 夢結「えっと、今晩のパーソナリティは白井夢結と」 梨璃「一柳梨璃でお送りしました!」 夢結「明日、木曜日はローエングリンの紗癒さんと雪陽さんのオールナイト百合ヶ丘です」 梨璃「私たちはまた来週〜」