ああ面白かった

こわい

>こわい
みんなはすっかり感服しました

宮沢賢治いいよね

2コマ目と3コマ目は小説でもそのままで犯人を探しますと言った直後に自分が犯人と言い出すから怖い

これで斬首刑になるのも怖いよ宮沢賢治の世界

いよいよ巨きな曲った刀で、首を落されるとき、署長さんは笑って云いました。
「ああ、面白かった。おれはもう、毒もみのことときたら、全く夢中むちゅうなんだ。いよいよこんどは、地獄じごくで毒もみをやるかな。」
みんなはすっかり感服しました。

>みんなはすっかり感服しました
これすごいよね
突き抜けられるとそう言わざるを得ないというか
そういう気分がよくわかる

すげー

笑ったまま後悔もなく死ぬ男

いい悪い快不快通り越してこいつすごいな…ってなる事はたしかにある

毒って言われると引くけど山椒と言われると何かセーフな感じが出てくる

ラストが志々雄真実

>宮沢賢治いいよね
え？これ宮沢賢治の作品なの！？

>え？これ宮沢賢治の作品なの！？
毒もみのすきな署長さん
話の内容はスレ画のまんま

俺たちが地獄に行ったとき毒の川があるときっとコイツのことを思い出すことになる

>毒って言われると引くけど山椒と言われると何かセーフな感じが出てくる
山椒で魚死ぬの！？

毒もみはってそんなにエキサイトなのか？

>>え？これ宮沢賢治の作品なの！？
>毒もみのすきな署長さん
>話の内容はスレ画のまんま
タイトルからいきなりフルスロットルすぎる…

>え？これ宮沢賢治の作品なの！？
短くてすぐ読めるからリードナウ！
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/454_42329.html

>>え？これ宮沢賢治の作品なの！？
>毒もみのすきな署長さん
>話の内容はスレ画のまんま
青空文庫で読めるから読もうぜ
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/454_42329.html

https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/454_42329.html
青空文庫にあるよ

んもー

ぽまえら青空文庫好きすぎ！

>>毒って言われると引くけど山椒と言われると何かセーフな感じが出てくる
>山椒で魚死ぬの！？
山椒でピリピリするのは麻痺毒だからだよ

>え？これ宮沢賢治の作品なの！？
読もう！毒もみのすきな署長さん！
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/454_42329.html

気管に山椒はいったら人間でも死にそうな気がする

イーハトーブでは毒もみが死刑に相当する重罪なんだろうな

ぽまえら？！

キチガイ三連青空文庫初めて見た

宮沢賢治って大抵暗い話だしなあ

山椒の皮を粉にしたやつと木灰を混ぜたものを川に撒く
魚がいっぱい死んで浮かび上がってくる
面白い

>宮沢賢治って大抵暗い話だしなあ
これは暗い話かというと清々しい話だと思う

「」はどれだけ毒もみ読ませたいんだよ

ここに大イワナの坊主をひとつまみ

なぜ自白した

観念したとかでもなく嬉々としてああ犯人は私ですよってやってるから怖すぎる

>ここに大イワナの坊主をひとつまみ
署長に勝てなさそう

>なぜ自白した
署長だから犯人を見つけるのが仕事だ
見つけられないのは名誉に関わるからな

>https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/454_42329.html
短いしさくっと読めるんだけど読後感が？？？？？？？？？？？だ

人間が山椒を楽しむのはイルカがフグ毒を楽しむようなもの

本当に省略も盛ったところもなくこれだけの話だからな…

>2コマ目と3コマ目は小説でもそのままで犯人を探しますと言った直後に自分が犯人と言い出すから怖い
終盤の急展開がたたみかけ過ぎる……床屋や子供のくだり何だったんだ……

首切られるほどのことなの？毒もみ

>本当に省略も盛ったところもなくこれだけの話だからな…
2コマ目以降のスピード感が完全に原作再現してるもんなスレ画…

なんだこの話…

>なんだこの話…
>みんなはすっかり感服しました。

文豪が名作ばかり書くわけではないという好例

名作だろ！

有名な銀河鉄道の夜とか風の又三郎とかオツベルと象は勿論
パワハラに耐え続ける猫の事務所のかま猫とか
少年のサクセスストーリー的なポラーノの広場のファゼーロとか
恋愛もののシグナスとシグナレスとか
おつらかったり不思議だったり優しかったり色んな感情が交錯する宮沢賢治の世界の中でも
毒もみしたいのストロングスタイルで存在を貫く署長

>首切られるほどのことなの？毒もみ
第一項で禁止されてるほどのことなんだ
少なくともこのプハラでは

冒頭の
>その川はふだんは水もすきとおり、淵ふちには雲や樹きの影かげもうつるのでしたが、一ぺん洪水こうずいになると、幅はば十町もある楊やなぎの生えた広い河原かわらが、恐おそろしく咆ほえる水で、いっぱいになってしまったのです。
この辺の文章が美しくてまいってしまう

>本当に省略も盛ったところもなくこれだけの話だからな…
省略はしてるだろ唯一の名ありキャラのくだりが話に関わってない

>名作だろ！
これボツにしたのに掘り出された話じゃなかったっけ

>文豪が名作ばかり書くわけではないという好例
青空文庫はそういうの嫌でも感じるよな

一本筋の通った男には感服せざるをえない

ID出たときってこういう気分だよね

いくら麻痺毒でもそのまま死ぬ事もあるし稚魚まで全滅しかねなかったりするし毒の種類によっては下流の汚染になるし…

>ぽまえら？！
藻前らだよね

>文豪が名作ばかり書くわけではないという好例
感動作ではないけどこれだけ後世にインパクト残しているのはある意味で怪作

>冒頭の
>>その川はふだんは水もすきとおり、淵ふちには雲や樹きの影かげもうつるのでしたが、一ぺん洪水こうずいになると、幅はば十町もある楊やなぎの生えた広い河原かわらが、恐おそろしく咆ほえる水で、いっぱいになってしまったのです。
>この辺の文章が美しくてまいってしまう
ここから
>いよいよ巨きな曲った刀で、首を落されるとき、署長さんは笑って云いました。
>「ああ、面白かった。おれはもう、毒もみのことときたら、全く夢中むちゅうなんだ。いよいよこんどは、地獄じごくで毒もみをやるかな。」
>みんなはすっかり感服しました。
これになるのが本当に読めない…

宮沢賢治ってよく読むとかなりイカれた価値観の持ち主なんだけど世界観だけで児童の必読書扱いになってるのがスゴい

「」のサヨリの話みたいなやつかと思ったら宮沢賢治だった…

ところでみんな…日照り続きで淵の水も減っとるで
明日はひとつ根流しでもしねえか？

じゃあ次は青空文庫でドグラマグラ読もうぜ

動物の弱肉強食とか農民の嘆きとか宗教の歪さとか描いてるのに文章と世界観の綺麗さで覆ってるのが他に類を見ない賢治作品

床屋のリチキがディスられる

法は破ってるから犯罪者ではあるんだけど悪党とか悪人って感じもしないな…

毒もみって死刑相当なの？

>毒もみって死刑相当なの？
うんプハラの国だと

この署長ならほんとに地獄で毒もみやってんだろうな…

法の守護者が不正をやってるとか行為自体が目的なので死刑すら懲罰にならないとか
そういう犯罪者が逆に感心されてしまうところまで含めて結構現代的なテーマを扱った話だと思う

署長は一人でいる所で石投げられて咄嗟に何人かで張り込みしてるって嘘ついたのか

単品だと意味不明すぎるけど何を伝えたくてこの作品を書いたんだろう

憧れは止められねぇんだってこと

毒揉みすっぺ

作者はこれで何を伝えたかったのでしょうか（配点20）

共用の水場に毒流して生態系乱してるんだから死刑も当然

犯罪行為が手段ではなく目的と化している者は殺すしか止める方法がない

カフカの短編集のあとがきで賢治に似ているって書かれてたけど
こういうの読むと確かに〜ってなる

>犯罪行為が手段ではなく目的と化している者は殺すしか止める方法がない

>「ああ、面白かった。おれはもう、毒もみのことときたら、全く夢中むちゅうなんだ。いよいよこんどは、地獄じごくで毒もみをやるかな。」

本人も地獄行きの罪だと認識していながら笑って地獄でもやると言いながら逝くのがいいよね

>作者はこれで何を伝えたかったのでしょうか（配点20）
毒もみはとても楽しいということ

続編ないの？

標的が人間になる前に殺せてよかったよ…

突き抜けたやつに社会通念は通用しないから殺すしかないと伝えたかった

それを伝えたかったとしても自分で自分を告発する署長という不可思議さがわからん

でも毒もみが原因で新しい警察が呼ばれたんだから根本は解決してないよね？
元から毒もみしてた奴はいるってわけだし

賢治が考えうる最大限のサイコ犯罪者

面倒くさくなって雑に終わらせたけど死後勝手に発表されたとかではなく？

>それを伝えたかったとしても自分で自分を告発する署長という不可思議さがわからん
職務には忠実なんだ
個人として楽しい毒もみはそれを上回るけど

>ID出たときってこういう気分だよね
早く地獄に行け

どうしてこうなった過ぎて自分が読解力ないのかと不安になったやつ

そういや斬首刑のある時代設定なんだな

時代っていうかファンタジーだね

なんせ殺される寸前まで突き抜けてるから感服もするわと

>ぽまえら青空文庫好きすぎ！
ぽまえらて…

>面倒くさくなって雑に終わらせたけど死後勝手に発表されたとかではなく？
それは銀河鉄道の方

>ID出たときってこういう気分だよね
みんなはまったく感服しませんでした

>>面倒くさくなって雑に終わらせたけど死後勝手に発表されたとかではなく？
>それは銀河鉄道の方
何度も推敲してたからそれはちょっと違うだろ

生前に刊行した本の方が少ないからほとんどの作品が本当に完成品なのかわからん

閻魔相手に地獄の毒もみだ

善悪の彼岸に毒もみがある男…

やめなされやめなされ…

>でも毒もみが原因で新しい警察が呼ばれたんだから根本は解決してないよね？
>元から毒もみしてた奴はいるってわけだし
地獄で毒もみはそういった毒もみの不滅性を詩的に表現してるのかもしれないな

ファンタジー世界、川の国という設定、そこの法で一番最初にかつ厳しく禁じられているのが毒もみ漁
ここから考えられるのは毒もみとは社会から最も外れた行い、殺人のメタファーであること
そして言われてるように殺人を手段ではなく、目的として行うものは特に社会から排除するしかないということを描きたかったのかな…？
犯罪がバレた時の所長の描写はまさに狂気を孕んでいる
ただ、同時に、民衆が「感服した」という表現も使っており、これは究極のアウトローである署長への一種の憧れも描写されてると言える

イーハトーヴですら許されない根っからの悪

>閻魔相手に地獄の毒もみだ
血の池で毒もみしてろ

プハラだの何だのと言う割にお金の単位が両と銭だったりして混乱する

宮沢賢治作品って
読んでみると割と胸糞だったりしょうもなかったりが多いよね

アウトローという割には事件を隠蔽しようともしない

うろ覚えだけど俺たちは地獄行きのマラソンをしていたんだみたいな感じで終わる話が印象に残ってる

>プハラだの何だのと言う割にお金の単位が両と銭だったりして混乱する
宮沢賢治作品の地名ってエスペラント語（風）に行ってるだけで普通に日本のだし

床屋のリキチみたいな中途半端なやつは軽べつされるが
署長くらい揺るがぬ心を持ってると畏怖の念も湧くという教訓

イーハトーヴォ
　　岩手

水源の汚染はどの地域どの時代でも重罪なので…

乳揉みの好きな署長さん

>何度も推敲してたからそれはちょっと違うだろ
でもノンブル振ってなくてページの順も解らないって…

>そうすると、魚はみんな毒をのんで、口をあぶあぶやりながら、白い腹を上にして浮びあがるのです。そんなふうにして、水の中で死ぬことは、この国の語ことばではエップカップと云いました。これはずいぶんいい語です。
エッチカップかと思った

いや純粋な悪をあっけらかんと描いているだけだと思うよ

>乳揉みの好きな署長さん
この国の語ではエッチカップと云いました。これはずいぶんいい胸です。

>宮沢賢治作品って
>読んでみると割と胸糞だったりしょうもなかったりが多いよね
読後感が独特というかどう受け止めればいいのこの話？みたいなのもある
黄色のトマトとか子供がかあいそうだねってだけで終わって困惑した

>この国の語ではエッチカップと云いました。これはずいぶんいい胸です。
デカけりや良いってもんじゃないことを肝に銘じておいてください

>デカけりや良いってもんじゃないことを肝に銘じておいてください
宮崎吐夢じゃねえか！

署長に感服する村民の気持ちはわかりやすいからまだわかる方の話だと思う

毒揉みってそんな面白いの？
農薬で街路樹についた毛虫殺すのですら生き物殺すの楽しい思ったことすらなく作業で怠いのに

突然収支計算し始めるやつもどうかしてる

ちょっと長いけど
土神ときつね
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/46607_33649.html

>>>この国の語ではエッチカップと云いました。これはずいぶんいい胸です。
>>デカけりや良いってもんじゃないことを肝に銘じておいてください
>宮崎吐夢じゃねえか！
これ1分ちょいで出されると上手すぎて自演を疑う

まったく俺ときたら玉揉みとなると夢中なんだ

玉もみにしとけば

>https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/454_42329.html
犯人探しから急転直下すぎない！？

>犯人探しから急転直下すぎない！？
証拠は揃ってるからな…

ああ面白かった
今度は地獄で閻魔の玉を揉もうかな

>毒揉みってそんな面白いの？
>農薬で街路樹についた毛虫殺すのですら生き物殺すの楽しい思ったことすらなく作業で怠いのに
地獄でもやりたいくらいの面白さ

毒流し漁が明確に禁止されたのって賢治の死後なんよね

ガチンコ漁くらいにしとけば死刑にもならなかったのに…

>作者はこれで何を伝えたかったのでしょうか（配点20）
本当は人間相手に毒もみがしたい