鵜戸久面セリフ集 「彼は私にとって自分のやってきた事が無駄ではないと証明してくれた男だ。彼のためなら協力は惜しまないさ。ただちょっと……あのいたずら好きなところはどうかと思うがね?私とキャラが被ってしまうじゃないか。」(名張蔵之助について) 「一華嬢は私達にとってまさしくアイドルでありマスコットだった。その彼女が自分の道を正しく見定めたんだ。娘を取られた父親の立場に耽ることなく、祝福してやろうじゃないか。」(名張一華について) 「彼のような人物を世に解き放たないのも私の使命だ。髭切にはいつも感謝している。どうすれば彼を真っ当な人間にできるのか……」(春原大吾について) 「あのようなどこにでもいるような少年が未来の魔王を未然に討伐したという訳か……。真の英雄とは優れた資質を持つものではなく、あのようなありふれた人物の、ありふれた勇気こそが生み出すものなのかも知れないね。」(穂村拝について) 「お前何だそのふざけた姿は……滅びたいのか!」(鏡見淡世について) 「貴様自分が絶対に消滅しないと思ってるようだな?その考えが甘いってことを、『俺』は何回かこの目で見てきたんだぜ?」(テイマーコレクターについて) 「いえ〜いエンモニ様見てる〜?見てんじゃねえよ滅ぶぞ。」(エンシェントモニタモンについて) 「ダイモンの連中とうとうタングラムを自分たちで作りやがったのか!ヤバイぞ……何だと?全く無関係の別物?……ったく、紛らわしいな!まぁでも、あれも『そういう』存在なんだろ?だったら……こっち見んな。」(エンシェントデスモンについて) 鵜戸 久面(うど ひさもち) ここではない、どこか別の世界で、本人の意志に関わらず『絶対に死ねない』という因果律の呪いを受けた男。 肉体的な不死ではないが、極端な因果律の変動によって必ず『死という結果』が回避される。 その結果を生み出すために彼の周囲では因果律が大きく乱され、甚大な被害が出ることもある。 たとえそれは世界を生み出した存在や神であっても例外ではなく、うっかり手出しをすれば不滅の存在ですら完全消滅してしまう危険性がある。 アストラギウス銀河における異能生存体と同様の存在ではあるが、彼自身はアストラギウス銀河に居た事はない。 現時点で彼が居た事がはっきりしている世界は『電脳歴の地球圏』・『惑星クラウディア』・『デ・リーパーによってデジモンが全て滅んだデジタルワールド』である。 電脳歴の地球圏で数種類のバーチャロイドのデータと小さいVクリスタルの実物を、惑星クラウディアでアストラギウス銀河の異能生存体の情報とその惑星独自の機動兵器のデータを手に入れている。 流れ着いた先のデジタルワールドでただ1体生き残っていた瀕死で消滅寸前のコモンドモンと邂逅。 コモンドモンを救うために、Vクリスタルにコモンドモンをデータ化して注入、リバースコンバートによって実体化させた。 データにエネルギーを注ぎ込んで実体化させるという、デジモンのリアライズとVクリスタルのリバースコンバートに共通する特性があったことが幸いした。 その際にVクリスタル内に格納されていたバーチャロイドや機動兵器のデータが混入、体色が青くなりパーツが変貌した。 実際はデスグィードの頭部とクラウドセイバーの機体色なのだが、ブルーナイトやレッドショルダーを想起させる状態になったのでコレ幸いと鵜戸は放置している。 彼自身は因果律の変動を全く制御できない。むしろ『死の回避』が彼の望まない方法で行われたり、彼の望まない結果を招くことが多々あるために、発動しないよう慎重に行動している。 この因果律変動で望まないタイミングで異世界に転移させられたことも少なくない。現状では電脳虚数空間に長時間留まることも不可能で、この世界のリアルワールドとデジタルワールドを行き来することができる程度である。 自分に因果律の呪いを掛けた可能性があるため、複数の並行宇宙や異世界を観測したり干渉できる能力を持つ上位存在を敵視している。 エンシェントデスモン・エンシェントモニタモン・■■■■・テイマーコレクターなどの存在と直に遭遇することがあれば彼はその世界で被せられた役割を脱ぎ捨て全力で攻撃するものと思われる。 ただ本人としては普通の人間として過ごせる現状をなるべく長く維持したいので、可能ならそういう存在から干渉されずに無視されたいと思っている。 今名乗っている名前も、三佐という役割を被せられたことから、自身を観測しうる存在への警告として、アストラギウス銀河の異能生存体を想起させる名前にしている。これら公文書データの書き換えは彼が元々普通の人間だった頃から持っていた工作員としての技能で行われている。 膨大な時間、無数の世界を渡ってきたことで第四の壁も認識できるようになってしまった。 自発的に動かず、人からの願いによって動く場合は因果律の変動が極度に抑えられるため、自分から事態を引き起こすことは極力避ける……割には上司の心労が多い。因果律変動の影響で彼が直接の原因でなくても彼が悪いように認識が歪められる影響もあるらしい。 ブルー中佐(コモンドモン) 『忍者のいた世界』のデジタルワールドで最後まで生き残っていたデジモン。 デ・リーパーからなんとか逃げ切ったものの消滅寸前の状態で鵜戸と遭遇、彼によって助けられる。 その際にデジコア部分とVクリスタルが融合し、自身を構成するデータの4割が異世界の兵器群になってしまった。 リバースコンバートあるいはデジメンタルアップによってそれらの兵器群の姿と能力を得ることができる。 格納されているデータは8種類あるのだが現在変身可能な機動兵器は XFT-Aデスグィード(武装をすべてCSライフル等光学系に統一) XFT-Uクラウドセイバー MBV-707-Gテムジン SBV-328-Bシュタイン・ボック HBV-502-H8Eライデン(フラットランチャー装備) XBV-819-ts/bバル・ケロス 以上の6種類である。