ニンジャスレイヤーTRPGソロシナリオリプレイ 「ブレード・バーサス・エレファント」 後編 4ターン目 アトモスフィア上昇HARD エレファントエクスキューション側転 8d6= 3,2,2,3,3,4,2,2 失敗 エレファントエクスキューションスリケン連射4/4 8d6= 1,3,2,2,/2,3,5,3 1成功 キューティブレード回避 2d6= 6,2 成功 キューティブレード側転 7d6= 6,6,5,4,1,6,1 成功 キューティブレード連続精密攻撃3/2 5d6= 1,2,3,/4,5 1成功 エレファントエクスキューション回避 4d6= 6,2,5,1 成功 エレファントエクスキューション側転 8d6= 2,3,2,6,2,1,5,6 成功 エレファントエクスキューションドス・ダガー連続攻撃4/4 8d6= 1,3,5,5,/6,3,2,2 2成功 キューティブレード回避3/3 6d6= 4,3,4,/3,6,6 1ダメージ/1成功 カウンター! 残り体力4 エレファントエクスキューション回避 2d6=5,2 成功 キューティブレード集中連続強攻撃4/3 7d6= 6,6,5,3,/4,4,2 サツバツ!/成功 エレファントエクスキューション回避3/1 4d6= 2,5,4,/4 1成功 残り体力3 「イヤーッ!」 「イヤーッ!」 エレファントエクスキューションの投げたスリケンは一枚は明後日の方向へ、もう一枚はキューティブレードの頭部へ!それを金属バットで叩き落とし油断なく金属バットで突き攻撃を行う! 「舐めるなよ!イヤーッ!」 「ンアーッ!?」 しかしエレファントエクスキューションの恐るべき殺人ゾウめいた逞しい脚部から繰り出されるケリ・キックが金属バットを弾き返す!キューティブレードの姿勢が崩れる! 「イヤーッ!イヤーッ!」 「ンアーッ!」 そして胴体にエレファントエクスキューションの拳が突き刺さった!キューティブレードは衝撃で大きく後方へ吹き飛ばされる! 「どうだ小娘…ニンジャになったのはお前が先みたいだが…そもそもの年季が違うんだよ!」 エレファントエクスキューションは己の…ニンジャのカラテの快楽に酔いしれる。それは恐れを知らぬニュービーニンジャの言葉かもしれない。しかし実際今の彼のカラテはシックスゲイツに届き得るかもしれない! 「人間としての年季!ヤクザとしての年季!お前如き小娘には分からんだろうなぁ!イヤーッ!」 ドス・ダガーをまっすぐ突き出しながらエレファントエクスキューションが突進!マトモに食らえばメキシコライオンすら一溜まりもない巨大ゾウの如きパワー!キューティブレード危うし! 「……ごちゃごちゃと……」 しかし!キューティブレードは立ち上がる!立ち上がり金属バットを構え…… 「うるっせえんだよコラーーッ!!!」 「グワーッ!?」 全力でフルスイングした!ドス・ダガーごとエレファントエクスキューションの胴体が吹き飛んだ!ナイスバッティング!! 「テメーもニンジャなら…ヤクザなら…カラテしろやァーッ!」 キューティブレードの目に殺意が光った! 5ターン目 エレファントエクスキューション側転 8d6= 3,2,4,2,3,3,4,5 成功 エレファントエクスキューションスリケン連射4/4 8d6= 2,5,1,1,/4,4,6,5 2成功 キューティブレード回避2/1 3d6=2,3,/6 1成功 残り体力3 キューティブレード側転 7d6= 2,2,2,3,5,2,4 成功 キューティブレード連続精密攻撃3/2 5d6= 4,2,5,/4,4 2成功 エレファントエクスキューション回避3/2 5d6= 5,3,3,/1,5 2成功 エレファントエクスキューション側転 8d6=6,5,5,2,5,6,6,4 成功 エレファントエクスキューションドスダガー連続攻撃4/4 8d6= 6,5,5,6,/4,4,4,1 サツバツ!/成功 キューティブレード回避4/2 6d6= 1,6,3,6,/2,2 1成功/1ダメージ 残り体力2 キューティブレード精神消費で近接ダイス+2して集中連続強攻撃6/3 9d6= 5,4,3,6,3,2,/6,2,4 エレファントエクスキューション回避4/3 7d6= 3,1,6,5,/4,3,4 1成功/2ダメージ 残り体力1 6ターン目 エレファントエクスキューション側転 8d6= 1,2,4,2,5,6,6,6 成功 エレファントエクスキューションスリケン連射4/4 8d6= 3,5,1,4,3,6,2,3 2成功 キューティブレード回避1/1 2d6=1,6 1成功/1ダメージ 残り体力1 キューティブレード側転 7d6= 6,5,3,2,2,5,2 成功 キューティブレード精神消費で近接ダイス+2集中連続強攻撃5/4 9d6= 3,5,1,4,1,/2,1,5,2 2成功 エレファントエクスキューション回避AB使用4/4 8d6= 2,1,4,5,/1,2,6,4 2成功/カウンター! キューティブレード回避 2d6=2,5 成功 エレファントエクスキューション側転 8d6= 1,2,2,3,6,4,1,6 成功 エレファントエクスキューションドスダガー連続攻撃4/4 8d6= 1,5,4,1,/4,4,4,3 2成功 キューティブレード回避AB使用3/2 7d6= 1,5,1,/1,6 キューティブレード側転 7d6= 1,6,1,6,2,1,2 成功 キューティブレード連続精密攻撃3/2 5d6= 6,1,4,/6,4 2成功 エレファントエクスキューション回避2/2 4d4= 2,5,/6,4 2成功 「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」 おお…ナムアミダブツ!最早2人のニンジャは己の体も顧みずひたすらに打ち合っていた!エレファントエクスキューションのドス・ダガーが相手の体を切り刻み、キューティブレードの金属バットが相手の鎧ごと肉体を打ちのめす!正しくチョーチョー・ハッシ! 「イィィヤァァーーッ!!」 「イィィヤァァーーッ!!」 そして互いの得物がぶつかり合い、込められたカラテによって両者は弾き飛ばされた! 「グワーッ!?」 「ンアーッ!?」 ウケミも取れずに地面に転がるエレファントエクスキューションとキューティブレード。最早2人は満身創痍であり生きているのが奇跡というほかない。 しかし、イクサの果てに生き残るのは1人だけ。エレファントエクスキューションは片手をついて体を持ち上げ立ち上がる。キューティブレードも金属バットを握りしめ、支えにして立ち上がる。 2人は直感的に悟る。次がお互いに最後の一撃となるだろうことを。それを制したものが勝者となる。 「「…………ザッケンナコラァァァーッ!」」 2人の恐るべきヤクザは雄叫びを上げ飛び掛かった!!! 7ターン目 アトモスフィア上昇U-HARD エレファントエクスキューション側転 8d6= 2,5,5,6,4,6,2,2 成功 エレファントエクスキューションドスダガー連続攻撃4/4 8d6= 2,5,5,4,/6,3,1,6 成功/サツバツ! キューティブレード回避3/4 7d6= 6,4,5,/6,2,5,1 2成功 キューティブレード精神消費で近接ダイス+2精神0集中連続強攻撃5/4 9d6= 4,5,2,4,5,/2,3,6,3 2成功 エレファントエクスキューション回避5/5 10d6= 1,3,5,5,2,/1,6,2,6,2 片方失敗で体力0 戦闘不能 チサトネ・カムバヤシの主観時間が泥めいて停滞する。脳裏にはこれまでの人生の光景が流れる。死地を前にしたソーマト・リコールか。 カチグミ家庭の一人娘に産まれるも生来勉強が大嫌いだった。両親は厳しく説教など毎日のことだった。スポーツに打ち込んでいる間だけ嫌な事を忘れられた。それが功を奏したか、それとも両親がどうにかしたのか、チサトネはハイスクールに入学出来た。キアイセ・ハイスクールはヤマノテノ女学院ほどではないがそれなりの格のカチグミハイスクールだった。思っていたよりは楽しかったし友達も少ないが出来た。しかしそれも1学期の期末テストと共に終わった。テストの結果をみた両親と人生最大の大喧嘩をして家を飛び出し、治安の悪いストリートを彷徨い、ヨタモノに襲われて……無我夢中で相手が持っていたバットを掴んで……そして…… 私は、ニンジャになった。 目の前の相手を見据える。敵意と殺意に満ちた目。ニンジャとなってから飽きるほど見た光景。 思い返してみればなぜこんなことになっている?私はこのオッサンを探していただけなのになぜ殺されなければならない?気に入らない。ムカつく。 思えばなぜオニイサンは私にこんな仕事を与えたんだろう。それまでスカウトの仕事なんてあまりやったことなかったのに。そりゃオニイサン達がいない間に遊んだけどそんなに酷いことはしていない。バーグラーとかいうクソ野郎みたいに酷いピンハネとかしてないし。ちょっと喧嘩とかはしたし相手死んだかもだけど他所のヤクザだったし。金持ってそうなサラリマンからカツアゲはしたけどそれはいつものことだし。インパルス=サンとこのクラブで遊んだのは別に悪いことじゃないし。考えれば考えるだけムカつく。 怒り。そう。怒りが溢れてくる。目の前の存在に。理不尽な野郎に。 ……金属バットを握る右手が熱い。今にも弾けそうだ。なにか…言葉にできないけど、なにか起きそう。きっと凄いこと。だって私は…… ビッグな女に、なるんだから。 「ーーーーアアアアーッ!!!」 エレファントエクスキューションは…ヤマヒロは目の前の少女の持つ金属バットがメキメキと変形する様をみた。 (ワッザ……!?) 然り。明らかに物理法則を無視した現象だ。金属バットは歪み、ひしゃげ、捩れ、新しい形に成形される。 それは剣だった。片刃の剣、カタナよりも長く、大きく、無骨なツルギだった。 「ヒサツ・ワザ!!!イイイヤァァァァーーーッ!!!」 おお、見よ!これこそはキューティブレードに憑依したツルギ・ニンジャクランのソウルの為せるワザ!手にした金属をツルギに変えるジツ!彼女はこの土壇場でソウルの力を覚醒させたのだ!ゴウランガ!!! そして常人の三倍の脚力で跳躍し、両手でツルギを握りしめたキューティブレードは渾身の力でエレファントエクスキューションの脳天にツルギを叩き込む!これこそは相手を永遠に痛みから解放するツルギの奥義「ペインキラー」! 「アバーーーッ!?」 ツルギを叩き込まれた兜がひしゃげ、そこでエレファントエクスキューションの意識は途絶えた。 「…………ハッ!?」 「あ、起きた」 ヤマヒロは目を覚ました。ここはアノヨか?否、ならばなぜ自分を打ち倒した少女がここにいる。 「俺は…死んだんじゃ…」 「いやいや死んでないし。第一殺しに来たんじゃないってずっと言ってたし」 「じゃあなんで……あ」 そしてヤマヒロは気づく。少女の手に握られている片刃のツルギに。 そう。自分がくらったのはツルギの峰のほうであり、刃ではない。即ちミネウチ。 実際にはチサトネのワザマエが足りなかった故にペインキラーが不完全な形になっただけなのだが、それは置いておく。 「お、俺は……」 「なに?まだやるの?」 「アイエエエエエエ!!スイマセンでした!!」 ヤマヒロはその場でドゲザした。今まで己はなんということをしてしまっていたのか。気づけば全身に漲っていたニンジャの力も失せている。ソウルが体に馴染んでしまった故に最早体の負担を無視した力は発揮できないのだ。今思えばつい先程までの乱心はニンジャソウルの憑依の影響だったのかもしれない。 しかしそんなの目の前の少女の……そしてバックについているソウカイヤにとってはどうでもいいことだ。キルエレファント・ヤクザクランを守るために己が出来ることは…… 「あー……もうイクサしない?」 「ハイ!もうしません!」 「あー……じゃあ話聞いてくれる?」 「ハイ!聞きます!」 「ん〜……やっぱ面倒くさくなってきた」 「ハイ!……エッ!?」 「だからさあ……要はこれまで通り私らに従ってくれるならいいよ」 「は……ハイ!もちろんです!」 「そうしてくれればオニイサンも文句言わないだろうしさぁ……たぶん、うん、きっと」 「ハイ!従います!上納金もこれまで通り納めます!」 「うーん……ぶっちゃけそういう話よく分かんないからオニイサン達に言って欲しいんだよね」 「ハイ!分かりました!」 「あー……あとさ」 「ハイ!」 チサトネは暫しモゴモゴと言葉を探していたが、やがて破顔した。 「オッサンのカラテ、強かったよ。だから私らと仲良くしてくれたら…助かるなあって」 「…………は、ハイ!これからも……ヨロシクオネガイシマス!!」 エレファントエクスキューションはドゲザし、ソウカイヤに改めて忠誠を誓うのだった。 後日、エレファントエクスキューションことヤマヒロはあの後、新生キルエレファント・ヤクザクランを立ち上げた。
しかしニンジャの横暴さは発揮せず、ソンケイを最重視するところは全く変わっていないという。
新生キルエレファント・ヤクザクランは安泰だ。 「ま、バカのテメェにしちゃよくやったと褒めてやらんこともない」 「アザッス!」 「んで、なんだったか。お前のそのジツは中々珍しいもんだ。精々カラテ共々磨いておけよ。だがそれでヘマするなら容赦なく捨てるから覚えておけ」 「絶対にはい!」 ソニックブームが去った後、チサトネは背中に背負っていた自分の得物を手に持った。両刃の見事なツルギである。 あの後充分な報酬を貰い、余暇の間に体を休めて傷を癒したチサトネはまっすぐ武具を扱う店にいきツルギを鍛え直してもらった。これまでなら受け取った報酬の大半はブランド物のファッションや贅沢スイーツに消えていただろう。だが今は違う。身に宿ったソウルの影響もあるだろうが、純粋にこの武器を気に入ってしまったのだ。思えば今まで金属バットなどでよく我慢できていたものだ。これを手にした以上、他の武器を持つことなど考えられない。 そして当然だが、このツルギを充分に扱う為にまだまだ鍛錬しなければならない。ひとまずはこの前不完全だったヒサツ・ワザを完全にマスターするところからだ。 「あんたと一緒に、絶対ビッグになってやるんだから!」 「ブレード・バーサス・エレファント」終わり。 報酬として万札20と名声1を獲得。余暇は4日。 余暇1と2に万札-12でワザマエ成長+2。余暇3に万札-6でニューロン成長+1。余暇4に万札-5で『◉◉戦闘系ソウルの力』にアップグレード。『◉◉タツジン:ツルギ』習得。『◉滅多斬り』を記憶スロットに送った。 その後ふわふわローンで万札5を借りブラックマーケットでカタナを売却しツルギ(チェーンソー読み替え)を購入(ストーリーテリング的には借金してツルギを鍛え直してもらった扱い)。余暇終了。 ◆キューティブレード (種別:ニンジャ)  DKK:0 名声:6  所属:ソウカイヤ 性別:女
カラテ    7  体力   7
ニューロン  4  精神力  5
ワザマエ   7  脚力   5/H
ジツ     0  万札   -3 近接/射撃/機先/電脳 7/7/4/4 回避/精密/側転/発動 7/7/6/4
◇装備や特記事項 ツルギ(チェーンソー読み替え) カチグミハイスクール制服(ストリートニンジャ装束一式読み替え) お気に入りのキャンディー(トロ粉末読み替え)
『◉魅了』『◉不屈の精神』『◉常人の三倍の脚力』『◉◉戦闘系ソウルの力』『◉◉タツジン:ツルギ』 『●連続攻撃2』『●連射2』 記憶スロット/『◉滅多斬り』『◉知識:カチグミエリア』『◉知識:ヤクザの流儀』『◉交渉:誘惑』 ◆これはなんですか?◆ ソロシナリオやるの楽しすぎてリプレイ書いてみたくなった。なおそもそもリプレイというものをほぼ読んだことがないので滅茶苦茶になった。ごめん。 ◆あんまり低知能描写無かったんじゃない?◆ なんか動かしてたら低知能より武人みたいな言動になった。たぶん憑依ソウルのツルギのクランのせいじゃないかな(投げやり ◆ルールガバってない?◆ 一応確認しながらやったけどガバあるかもしれない。許して ◆最後に一言◆ 公式非公式のソロシナリオひたすら回すのもタノシイよ!誰かとやるのコワイって人でも楽しめる!ルールも覚えやすくなるよ!「njrpg2ソロシナリオ」で検索!