た…ただいまさやか…（ややよれよれの成人男性だ）
今日は久々に使い魔に追われてえらい目に遭っちまったがそうか、スパルタだな…！

うむ…ちゃんと成仏させてやらんといかんしな
狂った悪霊みたいになってしまうのが一番悲しい…

そっか…ごめんね？「」っしー
ホントは休ませてあげたいけど…どうする？今日は断る？

>ホントは休ませてあげたいけど…どうする？今日は断る？
いや！行くぞ！あの天才児たちを待たせたら後が怖い！
ロボトミー手術は勘弁だ！

おーけー…そう来なくっちゃね
ってか使い魔に襲われたって…それどんな奴だった？
もしかして卵とか椅子みたいな形してるやつ？

もしかして…いや、間違いなく象徴の魔女の使い魔だったと思う
こっちの方も何とかしないといけないが…まずはミラーズの後片付けだ

>うむ…ちゃんと成仏させてやらんといかんしな
>狂った悪霊みたいになってしまうのが一番悲しい…
そう、だね…（さやかの脳裏によぎるのは…ユゥとシィの姿である）
あの二人って、意識だけ…というか体が無いオバケみたいな状態な分
余計タチが悪いかもだけどさ

>もしかして…いや、間違いなく象徴の魔女の使い魔だったと思う
やっぱり！あたしも今日神浜に来た途端に遭遇したよ
椅子みたいなのに火と水を撃たれたのよ、全部たたき落としてややったけど！（ふんす！）
>こっちの方も何とかしないといけないが…まずはミラーズの後片付けだ
だね…象徴の魔女だけど、活性化してきてる感じになってるのかもね

（セーフハウス前にいるいつもの配膳ロボ）

まずはクレッセントハウスでブリーフィングだ！
それと、一応…黒江ちゃんから協力を取り付けられそうなことも紹介しておかないと

『えらっしゃいませニャー』
『ませにゃー』
『そこですとっぷ！不審物がないかスキャンするニャー』（ﾋﾟｶｰｯ）

＜いらっしゃいませニャー
＜両手を上げてそのままひざまづくニャー

スキャンか！ヨシ！しやすいようにホールドアップして…（ばんざいする「」）
>＜両手を上げてそのままひざまづくニャー
……うｎ？（土下座めいたポーズに）

あっ！？「」っしーが土下座させられてるーー！？
ちょっと灯花ー！？これはどういうことだぁーー！？（ロボのカメラに張り付くさやフェイス）

『くふふふふっ♪ぜっけーだにゃー！』（灯花のホログラムが現れる）
『いーもの見せてくれたからとっくべつに顔パスで開けたげるね！いらっしゃいおじさま！』

まったく…まるで銃社会のような対応をしてくれたな？！

ｳﾇｰｯ！おガキ様め……！（顔を上げる成人男性）

（土下座から顔を上げたためにホログラム灯花のスカートの中を見上げる形に）
（クマさんのやつである）

いつか分からせをやらなければならない！

むっ！…むぅ
女児ぱんつ……ホログラムでそこまで再現する必要あるのか…？
ともかく上がるぞ！たのもーう！

『むふっ…そこまでだよ灯花』
『確かにこれから見るものはおじさんが土下座したくなるような凄惨な現実だろうが、それは彼が判断するものだからね』
『…さて2人とも、少し酷な話もあるが覚悟はいいかな？』

元から覚悟の上よ！
もう何が来ても逃げるわけにはいかないわよ

ああ！さやかの言うとおりだ！これでももう凄惨なものなら見飽きるくらい見てきたつもりだ！

（そして！ここはクレッセントハウス内…地下の秘密基地！）

あの二人はやはり…相当ヤバい事になっているという事なのか？

いらっしゃいおじさま！（椅子の上に立つ灯花）
それでそれで？わたくしのお願いは覚えてるー？黒江はもう捕まえてくれたのかにゃ？

黒江さんならこの問題を手伝ってくれるというか
手伝いたいって言ってくれたわよ

左様…なので黒江ちゃんの身柄なら一時的にマ連で預かることになった
だから灯花ちゃんの怪しい実験とか人体改造のモルモットにすることはできん！

>あの二人はやはり…相当ヤバい事になっているという事なのか？
瀬奈みことが暴走状態だ…ともすれば君たちの手で…

ちょっと手遅れかもしれないにゃー
観測できた画像があるけれども見てみる〜？

もう逃げないか…ならまずはこの2枚を見てほしい(写真をﾋﾟﾗｯ)
一枚は観鳥令がミラーズのある階層で撮った写真
そしてもう一枚はウワサの僕が苗木の中、浄化システムであるはずの空間にダイブして持ち帰った画像データだ

>瀬奈みことが暴走状態だ…ともすれば君たちの手で…
ぼ…暴走状態ですって…？（おののくさやか！）
>観測できた画像があるけれども見てみる〜？
う…でもさ灯花、ここまで来てそれを見ないってことはできないんでしょ…？

（もはや人としての原形をとどめていなさげなみこと）

>一枚は観鳥令がミラーズのある階層で撮った写真
2枚の画像だって？（秘密基地内の大型モニターを見上げる「」）
というか主の魔女がいなくなって消えたと思ったが…ミラーズがまたもや増殖してきてるのか…？
>そしてもう一枚はウワサの僕が苗木の中、浄化システムであるはずの空間にダイブして持ち帰った画像データだ
これは……

今こんな事になっているのか…それにしても随分とすごい事になってるというかあしゅら男爵みたいな？！

>（もはや人としての原形をとどめていなさげなみこと）
な…なにこれ！？まさかドッペル！？
…ともなんだか、どこかが…上手く言えないけど、それとは違ってるような…

おガキ様コンビがそれぞれ出してきた写真と画像データ…
青い西洋屋敷の内装と色とりどりに輝く超空間と対照的な光景が記録されている…一見無関係なこの2枚だがしかし！
それぞれ画角の奥…つまり撮影者から向こう側にお互いの光景が繋ぎ合わせたようにうっすらと見えているのだ

1枚目には…（屋敷内の内装を見つめるさやか）
これは…きっとみことだよね、なんか頭におかしな…えと、ツノみたいな影が見えるけども

幾つか食べられたんだよ…僕のウワサがね
今の彼女を構成しているのはウワサだろう

二枚目のはだいぶはっきり写ってるぞ、ウワサのねむちゃんもなかなか無茶したな！
赤と青で…なんかあしゅら男爵みたいだ！しかも背中から結晶が生えててデカいアームがついてる

元々は霊体みたいな状態だったものがそういう事をしてしまったのか…

>幾つか食べられたんだよ…僕のウワサがね
>今の彼女を構成しているのはウワサだろう
とゆーかさ、わたくしがウワサの女王に自由に変身できるようになったのにねむがそうじゃないのは不自然だにゃーってずっと思ってたんだよね？
それを都合よく埋め合わせるように…もっと言えば人間でいさせる為に別の世界のねむがわざわざ来たことも
(じっ…)ねむ、まさかだけどさ…

>幾つか食べられたんだよ…僕のウワサがね
>今の彼女を構成しているのはウワサだろう
びーっくりだよねー？ソウルジェムも無くなって意識だけの存在なのに
そんなことができるなんて…オバケや霊魂なんて非科学的だと昔のわたくしなら思ってたけど
魔法少女になって『魂』は存在してるって知らなかったら笑い飛ばしてたよー

>元々は霊体みたいな状態だったものがそういう事をしてしまったのか…
なんでそんなことしよーなんて思ったのか、それはわたくしにもわかんないけ・ど〜…(ｸﾙﾘとモニターからシャフ度で向き直る)
もっとやばいことが起きてるよ〜…動画再生にゃー(ﾎﾟﾁｯ)
ストレスで胃潰瘍にならないでね？おじさま

流石に放っておけないわよね…ここまでになっちゃったら
何とかする方法は…ない？

むふっ…さすがだよ灯花、だけど君にしてはそうだと気づくのが遅かったんじゃないかな？
でも、その理由はまたの機会にしよう灯花…今はおじさんとさやかお姉さんたちに
瀬奈みことの現状を正しく把握してもらうことの方が大切だからね

どうぞやってくれ！
ともかく今度こそ決着をつけねばならない！象徴の魔女の事もある！
もう次のチャンスは無いんだろう

（モニター上に移るウワサ化したみことの映像がアップに拡大される）
（灯花の指が再生ボタン代わりのエンターキーを押す！ｯﾀｰﾝ！）

『僕の方もそろそろ限界だからね？帰らなくてはいけなくなってきたから…』
『あとはこの世界の問題だよ』

『ない……いない、いない…なちゃ…ない…』
『は、ハン、ハンナ…帆奈、ちゃ…ハンナちゃん、いない』
『どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？』
『私はここ、私はココワタシハココハここ…ここここ…どこ…？』

『………01010101』(何かを呟くみことらしき影、そしてヤギアームが画面奥の青い空間に手を伸ばす)
『ｽﾞﾙｯ！ｽﾞﾙｯｽﾞﾙｯ…』(青いゼリーに包まれたなにかを掴み取り、手前の超空間に送り込む)
『ｼｭﾙﾙﾙ…』(超空間で湧き出した細い根がその塊に突き刺さり、何かを吸い出している)

（あしゅら男爵めいた姿のみことがその重機めいたアームでミラーズの結界を建設している光景…）

この子は今どこにいるのよ…ミラーズの迷宮はもう壊れちゃったのにまだあるっての？

居場所はミラーズの残骸とでもいうべきかな？
砕け散った鏡の中をつなぎ合わせて存在しているよ

>『僕の方もそろそろ限界だからね？帰らなくてはいけなくなってきたから…』
>『あとはこの世界の問題だよ』
あんた…ウワサの方のねむだよね？（じーっ…そして頭をかくさやかだ）
ねむが二人いるってのはやっぱりなんか慣れないけども〜…そっか
あんた、自分の世界へ帰っちゃうんだね…

前に言ったでしょー？あの悪霊さんが意外と近くにいるかもねって(じっ…)
そう、鏡の魔女がいる場所ならどこだって鏡の魔女結界…果てなしのミラーズになりうる
そしてあいつの魔力もまた桜子は吸い上げた、浄化システムの中にね？

意識がまともにあるのかも怪しい感じだ…！
ウワサと合体するにしても親のねむちゃんを介しないイレギュラーな方法だしな
>『………01010101』(何かを呟くみことらしき影、そしてヤギアームが画面奥の青い空間に手を伸ばす)
>『ｽﾞﾙｯ！ｽﾞﾙｯｽﾞﾙｯ…』(青いゼリーに包まれたなにかを掴み取り、手前の超空間に送り込む)
>『ｼｭﾙﾙﾙ…』(超空間で湧き出した細い根がその塊に突き刺さり、何かを吸い出している)
これは…何をしてるんだ灯花ちゃん、栄養の補給か…？

>あんた…ウワサの方のねむだよね？（じーっ…そして頭をかくさやかだ）
>ねむが二人いるってのはやっぱりなんか慣れないけども〜…そっか
>あんた、自分の世界へ帰っちゃうんだね…
『そうだね…僕のいるべき世界はもうじき、どの並行世界からも切り離されるだろう』
『だけど、心配しなくていいよ…僕たちは消えてなくなるわけじゃない、覚えててくれる人が大勢居るからね』

…もしかしてこれ…浄化システムと癒着しているのか？！

（さやかへと微笑むウワサの方のねむ）
（その笑顔はどこか『全てをやりとげた』…そんな印象を受ける）

そうかい…色々と世話になったな
っとまだ先の話か！

>…もしかしてこれ…浄化システムと癒着しているのか？！
そのまさかだにゃー…言ったでしょ？おじさまたちは残酷な選択しなくちゃいけないって

栄養のほきゅー…おじさまにしては鋭いかもねー？（にっ…♡）
>…もしかしてこれ…浄化システムと癒着しているのか？！
そう！本来なら自動浄化システムが回収するべき魔法少女の穢れを横取りして、吸い取ってる！

>これは…何をしてるんだ灯花ちゃん、栄養の補給か…？
おじさま…ヒントみっつあげるね(真剣な表情でｽﾞｲｯ)
①この後カメラさんと一緒に調査してたメイドさんの2人がしばらく反応が消えてたよー
②その時、きっかり2人分浄化システムに魔力が補填されたよー
③そして今さっき、2人とも見つかってここにきゅーかんされてきたよー

穢れを！？そんなことして大丈夫なの？
って…そっか、大丈夫じゃ無いからこうなってるんだよねアイツ…！

>>…もしかしてこれ…浄化システムと癒着しているのか？！
>そのまさかだにゃー…言ったでしょ？おじさまたちは残酷な選択しなくちゃいけないって
まさか…どっちか選べって…！

おそらくは穢れをウワサとしての肉体の維持に使っているんだろうね
ウワサも魔法で作られたものだから、実体を維持するにはなんらかのエネルギーソースが必要になる
おまけに瀬奈みことはウワサと無理矢理融合したんだ、消費するエネルギーも少なくは無いはずさ

ただこのままほっとくと…それ自体がみことに食べられちゃう！
もう癒着から融合に近くなっているにゃー

>おじさま…ヒントみっつあげるね(真剣な表情でｽﾞｲｯ)
う…うむ…！（居住まいを正し灯花に向き直る成人男性！）
>①この後カメラさんと一緒に調査してたメイドさんの2人がしばらく反応が消えてたよー
>②その時、きっかり2人分浄化システムに魔力が補填されたよー
>③そして今さっき、2人とも見つかってここにきゅーかんされてきたよー
………なるほど！わからん！（ｶｯ！！）

あたし達に選べ…かぁ…

>………なるほど！わからん！（ｶｯ！！）
にゃー！！！ばかなのー？！！（ｳｶﾞｶﾞｰｰｯ！）
わたくしがこれだけヒントを上げたのにーっ！(ﾎﾟｶｯﾎﾟｶｯ)

わははは！当たらない！当たらないぞ灯花ちゃん！
当たら（👊💥）ｸﾞﾜｰｯ！？

残酷な話ってそういう事だったのか…あの二人か浄化システムを選ぶかの！

んもー！(><)
こうなったらおけつに火をつけちゃうからねー？えいっ(ﾊﾞｻｯ！と手近なところにあったブルーシートをひっぺがす)

つまり、灯花の難解なヒントをかいつまむと…（咳払いするねむ）
…こんな状態になってなお、自動浄化システムの機能そのものは
今の瀬奈みことが不完全ながら肩代わりして果たしてしまっているんだよ
だからこそ先日、黒江はドッペルを出すことが出来た…だけど、このままじゃマズいんだ

まずい…というと…？

>残酷な話ってそういう事だったのか…あの二人か浄化システムを選ぶかの！
こういう事をおじさんにやらせる僕たちを許してほしい
でも僕ではもう手が出せないんだ

消費した分の養分を浄化システムから吸い上げるからだよ
このままでは桜子も消えるだろうね

>まずい…というと…？
このままじゃ浄化システムが崩壊するということだね
とりあえず、瀬奈みことの分離と正常に浄化システムを運用できる器への早急な交換が必要となる

気づかないかい、おじさん…順を追って説明するね
まず自動浄化システムがこのままだと瀬奈みことに飲み込まれ、掌握されてしまうのが危険
そして二つ目は、浄化システムを掌握し再び強大な力を手に入れた彼女は今
ミラーズそのものを新たに作り直していることが危険なんだ

……ミラーズは時間を渡るゲートでもあっただろう？

あたし達にあいつを…ううん
やらなきゃいけない理由はあるわよね…？

>……ミラーズは時間を渡るゲートでもあっただろう？
ミラーズは…時間を渡るゲート…？
>『は、ハン、ハンナ…帆奈、ちゃ…ハンナちゃん、いない』
>『どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？どこ？』
>『私はここ、私はココワタシハココハここ…ここここ…どこ…？』
まさか、あいつ…ポンペイで消えちゃった帆奈をひとりで探しに行くつもりじゃ
そのためにシステムを…！？

…でもって、エネルギー不足を解消する為にもうダイレクトに魔法少女から穢れを吸い上げなきゃならないくらいなの！
だからこの2人はこうなっちゃったんだよねー…(手術台に横たわる肌色の塊を指差す)

あの二人の安寧か…それとも浄化システムか
以前の俺なら前者なんて考慮にも入らんかっただろうなー

そうか…！相方のあの子を探しに行くにしても
今のみことちゃんはウワサとしての実体がある、なら歴史にだって干渉できる
そしてシステムそのものになったあの子が現代から居なくなったら…システムは当然、機能しなくなる

どちらもは無いんだにゃー
ただでさえこの世界は可能性がギリギリ！お姉様も言ったら二度と戻ってこれないくらいによわよわ！

>だからこの2人はこうなっちゃったんだよねー…(手術台に横たわる肌色の塊を指差す)
えっ！？これって…観鳥さん！と…郁美さん！？（がーん）
ちょっと、二人は大丈夫なわけ！？ジェムは……一応、ピカピカみたいだけど…

このままだとあの樹は魔法少女から魔力を吸い上げる魔樹になってしまうね…

>そうか…！相方のあの子を探しに行くにしても
>今のみことちゃんはウワサとしての実体がある、なら歴史にだって干渉できる
>そしてシステムそのものになったあの子が現代から居なくなったら…システムは当然、機能しなくなる
やっと気づいたね、おじさん……むふっ
その時に訪れる事態こそは自動浄化システム、そして僕たちの世界の歴史の終焉だ

心拍数の増加、全身血流の増加、脳内物質の過剰分泌…そして全身の筋肉の不規則な収縮と弛緩
ざっと症状はこれくらい、肉体的にも精神的にも健康そのものだよ？ほらすごいことになってるー(足をｸﾞｲｯ)

>えっ！？これって…観鳥さん！と…郁美さん！？（がーん）
>ちょっと、二人は大丈夫なわけ！？ジェムは……一応、ピカピカみたいだけど…
ソウルジェムはちゃんと浄化されてるからねー
だから、魔法少女の生命にはいちおー害は無いんだけど、無理矢理な回収方法だからにゃー
その度に、こーんなヘトヘトな状態にされちゃったら戦えるときに戦えないでしょー？

これは自動浄化システムに求めすぎた結果でもあるがね…

>だから、魔法少女の生命にはいちおー害は無いんだけど、無理矢理な回収方法だからにゃー
>その度に、こーんなヘトヘトな状態にされちゃったら戦えるときに戦えないでしょー？
みことちゃんが穢れの回収をする度に魔法少女の皆はヘロヘロにされるわけか
ある意味完璧な自衛行為と言える…確かにマズい！実質、誰もこの子を止められなくなるって事だ

だから…あの瀬奈みことを…同化する前に消し去って欲しいんだ

>これは自動浄化システムに求めすぎた結果でもあるがね…
いや、言っただろうおじさん…酷なことを受け止めてもらうと(じっ)
マギア連合が何かすると言うのなら、受け入れてもらわなきゃならないことがある…浄化システムを下手に先延ばしにして歪みが出たんだ

浄化システム自体が元々歪んだ代物だ
俺はずっとそう認識しているよ

だからこそ…彼女たちと関わりが深い君たちにお願いしたい
僕と灯花のことを人非人だと、残酷だと非難してくれても構わない
これは他の誰にも頼めない、頼むつもりも僕たちには無い
……君たちにはその責任がある

あたし達に丸投げって事ね？
じゃあ…どうなろうとあたし達がやるって事でいいわよね？
あんた達！

現場判断に任せるという事で！そう理解したぞーーーー！！！

そうだ、あれは歪んだ代物だ…練り物の奴の肩を持つつもりは無いがあれは、確かに何かしらの歪みだと思う
だけど今はその歪んでるものの中に救いがあるんだろう？
…どうにかして制御してモノにしないといけないんだよな？

>あたし達に丸投げって事ね？
>じゃあ…どうなろうとあたし達がやるって事でいいわよね？
>あんた達！
ああ、あなたたちに任せるよ…一切をね
>だけど今はその歪んでるものの中に救いがあるんだろう？
>…どうにかして制御してモノにしないといけないんだよな？
…よろしくお願いするよ、僕の不倶戴天のおじさん

そうしないとさやかお姉さまもおじさまを置いて死ぬよ？それだけははっきり言うにゃー
それが“歪んでない”正しい世界のありかたって事実だから

（深く頭を下げるねむ…）