コロニー落ちてきそう

おっさん:アイツらはみんな優しい子で…ハナミだけじゃない、俺も支えて貰った事がある
精霊の事はぼかし、自らに残っている記憶の中からハナミの友達の事を伝える
やちよ:貴方の妹は本当に優しい子だったのね…
そんな子達に好かれるのなら、その好かれているハナミも優しい子だとやちよは言う
おっさん:ありがとう、俺の妹を優しい子だって言ってくれて
九音:
1〜3.私も聞いた事があります…ハナミの友達の事、ハナミちゃんから
4〜5.…その子達は
6.
dice1d6=3 (3)

ここにいる面子は流石に真面目な話してる時に茶化したりはしないからな…

ハナミが優しいことに異を唱える魔法少女は少なくとも翼にはいないからね…

ハナミが自分から過去を語るのは驚くだろうなおっさん

いつも優しい眼差しで、自分の側にいてくれた友達
双子の姉妹で、自分の事を慕ってくれた友達
恋焦がれる程に憧れ、自身の心に焼き付いて離れない歌を歌ってくれた友達
皆ハナミにとってかけがえの無い者達だった
九音:きっともっと…ハナミちゃんには友達がいるんですよね…？
おっさん:ああ、俺が知らない友達も…沢山いただろうな
由比:『いた』って…
察してしまったのか、鶴乃は口を震わせその問いを口にする
言い間違えであって欲しい、そんな想いも虚しく…

おっさん:そうだ、ハナミの友達は…もう、いないんだ

ついに語った

なんならハナミも死んでたからな

ハナミと仲が良くておっさんとはそこまでなのは七罪とかかな
あとDEM関係のあれこれとかも
その分おっさんはフラクシナスのオペレーター面子と仲良いし交友関係の違いを考えるのもちょっと楽しい

あとは六喰もそこそこだろうな

改変前の決戦とかいう地獄よ

十咎:…みんな、って…
おっさん:彼女が話してくれた友達も、俺が話した友達も…みんな、手の届かない場所に行っちまった
かつての光景が思い浮かぶ
凄惨な光景が広がる街、光を失った目を虚空へと向ける少女達の死体
おっさん:…っ
1〜3.だから…ハナミは死を極端に恐れる、もう十分過ぎるほどに経験したから
4〜5.なんで…こんな事になっちゃったんだろうな…
6.
dice1d6=6 (6)

まさか来るのか

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

おっさんがちょっと泣くのかそれとも《狂三》の影がくるのか

ハナミもおっさんもあの決戦で失ったものが大きすぎる

1〜3.灯花:それ、ほんとーなの…？
4〜5.七海:…誰が、そんな事を…？
6.
dice1d6=4 (4)

辛いね

なんならハナミが死に際を見ることすら出来ずに消滅した魔術師やASTメンバーも多いからな…

ここで澪の話をしておくことで後々のおっさんからやちよさんへの忠告の受取具合が変わってきそう

愛する人と友達を失った兄妹…

あの場面の映像はちょっとむご過ぎて駄目

おっさん:それは…
怒りを隠そうともしないやちよを見て言葉に詰まる
此処で答えるべきなのか、それとも誤魔化すべきか
だがきっと誤魔化して仕舞えばいずれボロがでるし
答えて、怒りの矛先が『彼女』に向けられても────
おっさん:…っ？
ふと、違和感に気づく
突然静まり返った室内
みんな黙ってしまったのかと思ったが…違う
誰1人として微動だにしていない、まるで時が止まってしまったかのように…

時が…

0.澪:兄さん
dice1d1-1=1 (0)

ﾋｴｯ

アインソフか…

下手なホラーより怖い演出ですよ

おっさん:…澪
静止した時の中をさも当たり前かのように歩く少女は優しげな笑みをこちらに向ける
澪:安心して、私と兄さんだけがこの止まった時の中を動けるようにしただけだから
1〜3.ごめんね、兄さんを困らせるつもりはなかったんだ
4〜5.ハナミは里見灯花と喧嘩してしまったみたいだね…私に出来る事はある？
6.
dice1d6=1 (1)

身内の大切な相手を皆殺しにしたとなれば怒るのは当然だよな…

あくまであの時は必要だからやっただけで本来なら無闇矢鱈な殺生をしたりする子ではないからな…

家族思いな良い子なんだけどその思いが重すぎるのがな…

>あくまであの時は必要だからやっただけで本来なら無闇矢鱈な殺生をしたりする子ではないからな…
それが魅力でもあるけどあんな事を必要ならやれてしまうのが隔絶を感じるんだよね

おっさん:ハナミは…
澪:大丈夫、少し考え込んでるだけみたい
今回は本当にただ話をしに来ただけのようだ
ただ、己が知ってる空間は白と黒のタイルが敷き詰められた無機質な空間だった筈…
澪:輪廻楽園〈アイン・ソフ〉はあらゆる条理を捻じ曲げる…元あった風景と同じ形にする事は造作もないよ
1〜3.そんな事より…兄さん、ハナミや兄さんの過去を話しちゃって大丈夫なの？
4〜5.ハナミは少し里見灯花達に入れ込み過ぎだと思うな…それに九音、彼女にも
6.
dice1d6=5 (5)

シンに入れ込み過ぎた澪が言うと違うな！

何なら澪は今だって兄のおっさんに入れ込みすぎてるからな…最後に交わした約束とはいえ…

おっさん:真士に入れ込んでたお前が言うことか？
澪:私はシンを愛しているからね、それは当然の事だよ
相変わらず真士第一なのは変わらないらしい…そこが澪の良い所であり、悪い所だが
おっさん:…ちょっかい出すなよ？ハナミの友達に
澪:そうだね…今度ハナミに謝らなくちゃ
1〜3.ふふ、兄さんと話せて良かった…それじゃあね
4〜5.……いつか一緒に、シンに「絶対」会いに行こうね…私、諦めないから
6.
dice1d6=3 (3)

九音ちゃん達は守って借りは返したからちゃんとハナミに謝らないとな

内心で4~5も思ってそうなのが怖い

澪の姿が忽然と消えると共に周りの時間も動き出す
七海:……話せる相手じゃ…無い？
流石に無理に話す事じゃない、と心配そうに此方を見上げる
おっさん:そうだな…ちょっと、話せそうにない
自分の妹が全員の命を奪いましたなんて突拍子も無い話、信じる者はいないだろう
1〜3.…こればっかりは、里見灯花に会うしかないか…
4〜5.十咎:この事、灯花達には…？
6.
dice1d6=5 (5)

流石に知らないだろうな

おっさん:伝えてる訳ないだろ…こんな話…
第一ハナミは人に己の過去を話すタイプじゃない
自分だって今回の事が無ければこう大々的に伝えなかっただろう…
と、そこへ誰かが扉を開けて入って来る
1〜3.灯花:さっきまでの話…本当なの？
4〜5.+みふゆ:ハナミさんにそんな事が…
6.
dice1d6=3 (3)

呼んでいたのかそれとも偶然か

何も知らないみふゆ

おっさん:なっ…！？
灯花:白衣を着たおねーさんがわたくしに此処で待っててって…
おっさん:あいつ…
十中八九妹の澪だろう
少し悩ましいが…過ぎた事は仕方がない
複雑な心の中
過去の話を続けるのであった…

という訳で眠いので今日は此処まで

なんやかんや世話焼きだな

お疲れ様